カオナビの平均年収
カオナビとは
企業名 | カオナビ |
---|---|
本社所在地 | 港区虎ノ門一丁目3番1号 |
売上高 | 59.9億円 |
社員数 | 283人 |
平均年収 | 627万円 |
推定初任給 | 30万円 |
年収偏差値 | 58.0 |
平均年齢 | 33.5歳 |
平均勤続年数 | 2.3年 |
有価証券報告書によるとカオナビの事業内容は次の通りです。
(1)パーパス
少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、労働生産性の低迷、多様な働き方への対応、テクノロジーの飛躍的進化など、日本の社会は大きく変容しています。当社は、こうした変化を適切に捉えながら、人や社会に必要とされる存在であり続けることを目指しており、職歴・学歴や年収など目に見える事項だけでひとを判断するのではなく、さまざまな情報を集めて人物像に奥行きをもたせることで、ひとの可能性を正しく理解できる世界をつくりたいと考えております。このような考えに基づき、当社が長期的に目指す姿や持続的に社会へ提供していく価値を明らかにするため、社会的な存在意義を明文化したパーパスを策定しております。
パーパス:“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える
このパーパスのもと、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指してまいります。
(2)当社のサービス
当社は、企業の人材情報をクラウド(注1)上で一元管理し、データ活用のプラットフォームとなるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供しております。『カオナビ』は、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を一元管理して可視化することができ、最適な人材配置や育成といった企業の人材戦略をサポートするシステムです。タレントマネジメントに役立つさまざまな機能を提供することで、次のような戦略的人事の実現に貢献します。
① 人材情報の一元化・見える化
② 人事業務の効率化
③ 経営の意思決定支援
④ 評価運用の効率化
⑤ 採用のミスマッチ・ハイパフォーマー(注2)分析
⑥ 人材配置・要員シミュレーション
⑦ スキル管理・人材育成
⑧ モチベーション分析・離職分析
⑨ 従業員満足度調査・エンゲージメント(注3)向上
なお、当社の事業はタレントマネジメントシステム『カオナビ』の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(3)当社の強み
正解のないタレントマネジメントへの取り組みに対して、「システム」と「サポート」の両輪を顧客に提供できることが当社の強みです。
① 柔軟性とユーザビリティを徹底的に追求したシステム設計
『カオナビ』のシンプルなユーザー・インターフェースは、社員の誰もがマニュアル不要で直感的に操作することが可能であり、また、人材データベースを自由にカスタマイズすることができます。人材情報のなかで必要とされる項目は企業や業界によって大きく異なります。そのため、データベースに入力・保存できる項目が固定化されている場合、一部の情報がシステム化されず、紙やエクセルなどで別に管理する必要が生じてしまいます。『カオナビ』の技術的特徴として、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でデータベースの設定やレイアウトをカスタマイズできるため、工数と費用をかけずに顧客自身で自由自在にデータベースを構築し、人材情報の一元管理を実現します。
また、機微性の高い人材情報を一元管理すると同時に、全社員での活用ができるよう、セキュアなアクセス管理が可能となっております。
② タレントマネジメントの成功確率を高めるサポート体制
3,000社以上の顧客を支援する当社に蓄積されたタレントマネジメントの活用ノウハウを、顧客に対して存分に提供しております。経験豊富な専任スタッフによるサポートは勿論のこと、カスタマーサクセスの取り組みとして、他社と交流し活きた事例を学び合えるコミュニティ「カオナビキャンパス」を設立し、自社の課題に合わせた学習プログラムや豊富な活用事例を検索できるライブラリなどを体系的に提供しております。さらに2023年3月に、顧客と人事分野の専門家をつなぐオンラインプラットフォーム「カオナビキャンパスLab」をスタートしました。人事コンサルタントや社会保険労務士などの専門知識や知見を活用する機会を提供することで、タレントマネジメントの支援体制をさらに強化してまいります。
(4)当社のビジネスモデル
『カオナビ』は、企業を主な顧客としてクラウドサービス型でのサービス提供を行っております。クラウドサービスとは、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由してソフトウエアをサービスとして提供する形態のことで、SaaS(Software as a Service)と呼ばれております。
当社は、自社のマーケティング活動と紹介パートナーからの紹介による新規顧客の獲得に加えて、セールスパートナー経由での販売も行っております。
当社の主要サービスである『カオナビ』の収益構造は、クラウド上で提供するサービスの利用料金を使用期間に応じて受領するサブスクリプション(月額課金)モデルとなっており、これをストック収益として計上しております。『カオナビ』の利用料金は従業員の登録人数に応じた料金体系となっており、さらに利用プランに応じて料金が異なります。各プランの概要は以下のとおりです。
*1:オプションサービスとしては、「パルスサーベイ」や「申請ワークフロー」などがあります。
2012年4月に事業を開始して以来、『カオナビ』は継続的に成長し、2023年3月期におけるストック収益は5,156,219千円、売上高ストック比率(注4)は86.1%となっております。また、マーケティングから受注に至る一連のプロセスにおいてモニタリング体制の強化と営業アプローチの改善を重ねることで、『カオナビ』を利用する企業や団体等のユーザー数も成長を続けており、2023年3月末の利用企業数は3,059社となっております。なお、直近5事業年度における各指標の推移は以下のとおりです。
| 2019年 3月期 | 2020年 3月期 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2023年 3月期 |
ストック収益 (千円) | 1,283,602 | 2,102,134 | 2,991,485 | 3,930,959 | 5,156,219 |
売上高ストック比率(%) | 75.9 | 80.1 | 87.9 | 87.4 | 86.1 |
利用企業数(社) | 1,293 | 1,791 | 2,061 | 2,497 | 3,059 |
※当社は2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しております。
サービスの継続利用が前提となるビジネスモデルのため、当社では顧客のサービス活用推進を図るためのカスタマーサクセスやプロダクト開発・機能強化に注力しております。この取り組みにより、当社の解約率(注5)の直近12ヶ月平均は、2023年3月において0.51%と低い水準を維持しております。今後も顧客体験価値を高めることで、低い解約率を維持できるよう努めてまいります。
(注)1.クラウド
クラウドコンピューティングの略語で、インターネット経由で必要な時に必要なだけITシステムを利用する仕組みの総称をいいます。サーバーやソフトウエアなどのITシステムの設備を自社で保有することに比べ、ITシステムに関する開発や保守・運用の負担が軽減され、コスト削減に寄与します。
2.ハイパフォーマー
スキルや経験、ノウハウを生かして高い成果を生み出せる優れたパフォーマンスを持つ人材のことをいいます。ハイパフォーマーの特徴や行動パターンを分析することで、人材育成のためのデータや、採用時に用いる採用基準への活用も期待できます。
3.エンゲージメント
企業と従業員が相互に影響し合い、共に必要な存在として絆を深めながら成長できるような関係を築いていくことをいいます。
4.売上高ストック比率
売上高全体に占めるストック収益の比率をいいます。
5.解約率
MRRの解約率を示しています。MRRとはMonthly Recurring Revenueの略語で、月額利用料金の合計額をいいます。MRRの解約率は、当月の解約により減少したMRRを、前月末のMRRで除して算出しております。
[事業系統図]
当社は、『カオナビ』のサービス提供に加えて、導入顧客に対する設定支援等の有償のユーザー支援サービスを提供しております。さらに、『カオナビ』から外部のサービスを利用する外部連携サービスも提供しており、当社は外部連携サービスの提供事業者(コラボレーションパートナー)から『カオナビ』のプラットフォーム提供の対価として、プラットフォーム利用料を受領しております。
カオナビの平均年収は627万円
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、カオナビの生涯収入はおよそ2.32億円と推定されます。
年 | 平均年収 |
---|---|
2017 | 608万円 |
2018 | 612万円 |
2019 | 586万円 |
2020 | 589万円 |
2021 | 610万円 |
2022 | 627万円 |
平均年収と社数のヒストグラム上ではカオナビは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではカオナビは1997位(全4687社)で、年収偏差値は58.0でした。
カオナビの年齢別年収
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
---|---|---|
20-24歳 | 389万円 | 30万円 |
25-29歳 | 539万円 | 41万円 |
30-34歳 | 612万円 | 47万円 |
35-39歳 | 653万円 | 50万円 |
40-44歳 | 694万円 | 53万円 |
45-49歳 | 732万円 | 56万円 |
50-54歳 | 771万円 | 59万円 |
55-59歳 | 758万円 | 58万円 |
60-64歳 | 606万円 | 47万円 |
カオナビの賞与・ボーナス
年 | 平均賞与額 |
---|---|
2017 | 81万円 |
2018 | 82万円 |
2019 | 78万円 |
2020 | 79万円 |
2021 | 81万円 |
2022 | 84万円 |
カオナビの業種・地域
カオナビの従業員数は283人
年 | 従業員数 |
---|---|
2017 | 107人 |
2018 | 111人 |
2019 | 154人 |
2020 | 184人 |
2021 | 229人 |
2022 | 283人 |
カオナビの売上、純利益
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転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。
他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。
ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。
ランスタッド
「ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。
ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。
そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。
参考書籍
カオナビの歴史
2008年5月 | 東京都港区において、株式会社ジャパンオペレーションラボ設立 |
2012年4月 | タレントマネジメントシステム『カオナビ』事業開始 |
2016年7月 | ユーザー支援サービスを開始 |
2017年8月 | 『カオナビ』のAPI提供を開始 |
2017年12月 | HRテクノロジーに関する調査・研究・情報発信を行う「カオナビHRテクノロジー総研」を当社内に設立 |
2018年5月 | ユーザーコミュニティの活動を開始 |
2019年3月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2019年6月 | スタートアップ企業への支援「カオナビ NEXT FUND」を開始 |
2019年6月 | さまざまな企業やサービスとの連携・協業を深化させる「コネクテッドパートナープログラム」を開始 |
2021年3月 | 教育機関に特化した「カオナビ Academy Cloud」を提供開始 |
2021年5月 | 政府・行政系機関に特化した「カオナビ Government Cloud」を提供開始 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
カオナビの子会社
名称 | 事業内容 |
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株式会社リクルートホールディングス | リクルートグループの経営方針策定及び経営管理 |
株式会社リクルート | リクルートグループにおけるメディア&ソリューション事業管理及び事業推進 |
合同会社RSIファンド1号 | 投資運用業 |