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Sharing Innovationsの平均年収

2024年02月22日 09:18

Sharing Innovationsとは

Sharing Innovationsとは、SI・SES業を営む東京都の上場企業です。
企業名 Sharing Innovations
本社所在地 渋谷区恵比寿四丁目20番3号
売上高 51.6億円
社員数 308人
平均年収 427万円
推定初任給 20万円
年収偏差値 47.5
平均年齢 30.6歳
平均勤続年数 3.1年

有価証券報告書によるとSharing Innovationsの事業内容は次の通りです。

 当社グループは、当社及び連結子会社3社により構成されており、システムソリューション、クラウドインテグレーション、アプリの企画・開発・運営を主たる事業としております。

 当社グループの事業内容は次のとおりであります。

 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(1)デジタルトランスフォーメーション事業

 デジタルトランスフォーメーション事業においては、システム開発・アプリ開発を行うシステムソリューション、クラウド(注1)サービスの導入支援を行うクラウドインテグレーション等を行っております。

 デジタルトランスフォーメーション事業の事業領域においては、技術革新が絶え間なく行われており、近年AI(人工知能)の活用等により、テクノロジーの進化が進んでおります。それら新技術に適時に対応していくために、新サービスの開発やサービスラインナップの充実を図ることで、世の中の技術革新に対応したサービスを提供しております。

 特に当社では、システムソリューションとSalesforceを中心としたクラウドインテグレーションの両方を手掛けていることから、クライアントのニーズに合わせて、通常のシステム開発にSalesforce製品の導入を組み合わせた柔軟な開発を行えることが強みとなります。

 デジタルトランスフォーメーション事業の主要なサービスの内容は以下のとおりであります。

 

①システムソリューション

 当社が創業当初から行っているシステムソリューションでは、金融、流通、ウェブサービス、人材などの幅広い業種・業態の企業をクライアントとして、主にjavaやRubyなどオープン系の技術を用いた社内情報管理システムやリスク管理システム、様々な用途のネイティブアプリ等の設計・開発・導入・維持管理業務を実施しております。

システム開発は一般的に要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テストという流れで行われ、要件定義から詳細設計までの上流工程と、実装及びテストの下流工程に分けられます。

 上流工程のうち、要件定義では解決すべき問題や開発すべき機能を一覧にして、明確化していきます。次のフェーズである基本設計では、ユーザーから見た画面の仕様を決定し、詳細設計の段階でシステム内部の動作の仕様を決めていきます。上流工程では、このようにシステムの仕様を確定させていき、更にその仕様に基づいてサーバサイド、フロントエンド、データベース、インフラなど各技術要素に何を用いるかを確定させることで、下流工程での開発にかかる期間と必要な人員を明確化させていきます。

 下流工程の実装フェーズでは、上流工程で確定させた仕様に基づいて、必要な技術者を集め、チームを編成します。チームで作業スケジュールの詳細を決定し、上流工程で定めた仕様に基づいて実装作業を行っていきます。テストフェーズでは、完成したシステムに対して事前に決定した仕様通りの動作を行うかのテストを実施し、問題がないかを検証します。

 当社が関わる開発プロジェクトでは、全ての工程を当社の従業員等で進める場合と、他社が主導するプロジェクトの一部をサポートする場合があります。

 前者の場合、契約形態は主に請負契約となり、開発するアプリ・システムの要件定義から実装、完成物のテストに至るまでの全ての工程、又は一部の工程について当社の開発チーム主導で業務を実施していきます。当社からの請求は、アプリ・システムの全体又は一部を納品し、クライアントの検収が完了した時点で行っております。

 他社が主導するプロジェクトの一部をサポートする場合には、契約形態は主に準委任契約となります。プロジェクトを主導する会社又はクライアントより、プロジェクト内容や業務内容を確認し、当社の従業員または外部協力企業から必要なスキルを備えた適切な人員を選定しております。選定された人員はクライアント先に常駐し、開発プロジェクトに参画します。当社からの請求は、クライアントに提供した開発工数に応じて行われます。

 当社では、これまでのプロジェクトの実施・参画経験をもとに、開発業務に必要なスキルや需要のある技術を分析し、分析結果をもとにプログラミング言語や開発フレームワークなどの教育カリキュラムを作成し、当社従業員の育成を行っております。

 

②クラウドインテグレーション

 当社の注力分野であるクラウドインテグレーションでは、salesforce.com社(注2)が提供しているクラウドベースのCRM(顧客管理)・SFA(営業支援)ツール「Sales Cloud」、マーケティングオートメーションツール「Pardot」、マルチチャネルでのOne to Oneマーケティングを実現する「Marketing Cloud」、人工知能(AI)ツール「Salesforce Einstein」、また、salesforce.com社の子会社であるTABLEAU SOFTWARE, LLCが提供するビジネス・インテリジェンス(BI)ツール「Tableau」等を中心としたクラウドサービス導入支援を行っております。

 クラウドベースの顧客管理システムである「Sales Cloud」の導入支援では、クライアントからのヒアリング内容を基に要件定義を行い、その要件定義に従って設計・テストを実施、クライアントが自ら運用できるようにトレーニングを実施しております。なお、「Sales Cloud」に標準機能以外の機能を追加するためにはsalesforce.com社が独自に開発したプログラミング言語(Apex)を用いて追加開発する必要があります。そのため、当社では、追加開発を行うことのできる技術者を育成し、クライアントニーズに適した設計開発を行える体制を構築することに注力しております。結果として、2023年2月1日現在、高度なプログラミング機能のスキルを証明するsalesforce.com社の認定資格である「Salesforce 認定上級 Platform デベロッパー」の当社在籍者数(注3)は、当社グループで6名となっております(出所:株式会社セールスフォース・ジャパン認定資格保持者数 企業別一覧)。

 また、マーケティングオートメーションツールである「Pardot」の導入支援では、クライアントが「Pardot」を用いて営業活動における費用対効果の最大化が実現できるよう、当社にて、クライアントの顧客が認知から購入に至るまでのカスタマージャーニー(注4)を設計し、ビジネスの可視化・理解を行った上で、クライアントのビジネスに適した開発を実施しております。「Pardot」の導入支援では、競争優位性を獲得するために、優先的に「Pardot」に関する技術の取得を推進しております。結果として、2023年2月1日現在、「Pardot」を使用して、マーケティング施策におけるワークフローを設計、構築、実装するための知識があることを認定するsalesforce.com社の認定資格である「Salesforce 認定 Pardot スペシャリスト」の当社在籍者数(注3)は、当社グループで39名となっております(出所:株式会社セールスフォース・ジャパン認定資格保持者数 企業別一覧)。

人工知能(AI)ツール「Salesforce Einstein」やビジネス・インテリジェンス(BI)ツール「Tableau」については、社内教育等により当ツールを扱える従業員を増やすことで導入支援体制の強化を図っております。「Salesforce Einstein」に関しては、2022年2月1日現在、「Einstein Analytics」と「Einstein Discovery」でのアプリケーション、データセット、ダッシュボード、ストーリーの設計、作成、サポートの基本的な知識とスキルがあることを認定するsalesforce.com社の認定資格である「Salesforce 認定 CRM Analytics and Einstein Discovery コンサルタント」の当社在籍者数が、当社グループで45名(国内1位)となっております(出所:株式会社セールスフォース・ジャパン認定資格保持者数 企業別一覧)。また、「Tableau」については、2020年7月にTABLEAU SOFTWARE, LLCとパートナー契約を締結し、2022年6月にはPremierパートナーに認定されております。

 

 

(2)プラットフォーム事業

 占いを主要カテゴリーとしたネイティブアプリの企画・開発・運営を中心に行っており、Apple Inc.の運営する「App Store」及びGoogle Inc.の運営する「Google play」等の配信プラットフォーム及びアプリ以外のブラウザを通じて、スマートフォンユーザーに提供しております。

 主要サービスである「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」は、占い師とユーザー間のリアルタイムコミュニケーションによる占い鑑定を可能にしたオンラインチャット占いアプリであります。文字数に応じて鑑定料が課金されるため、鑑定時間を気にせずユーザーのペースで相談できることも特徴であります。継続的なユーザビリティの向上と当社における運用ノウハウの蓄積により、長期間の安定的な収益獲得が可能なサービスと位置づけております。また、ウラーラでは、占いコンテンツ販売、電話占い鑑定も実施しており、ユーザーのニーズに応じてサービスラインナップを拡充しております。ウラーラの2023年2月末における在籍占い師数は1,140名、2022年12月期の平均月間利用者数は7,100名を超えており、鑑定数は2019年12月期が21万件、2020年12月期が22万件、2021年12月期が20.5万件、2022年12月期が20.3万件となり、2014年7月のサービス開始時からの鑑定実績は2023年2月に157万件を超えました。

 また、当社グループでは、アプリの企画・開発・運営の全てを内製化した自社開発を行っており、ユーザーのニーズに応じた機能を適時に取り入れたサービスを提供することが可能であります。

 

(注1)クラウド:クラウド・コンピューティングの略で、ネットワークをベースとしたコンピュータ資源の利用形態。企業はハードウエアやソフトウエアの資産を自前で持たず、インターネット上に存在するものを必要に応じて利用するものです。

 

(注2)salesforce.com社:米国サンフランシスコを本社とするCRM(顧客管理)ソフトウエアで世界最大企業。クラウドベースのSalesforce製品は、日本郵政グループやトヨタ自動車などの国内大手の企業のみならず、中堅・中小企業まであらゆる業種・規模のSFA(営業支援)、CRM(顧客管理)、カスタマーサポートに利用されております。

 

(注3)2023年2月1日現在、salesforce.com社の認定資格を保有する在籍者数は115名、資格獲得数は549個となります。この他、株式会社セールスフォース・ジャパンが同社のパートナープログラムに参加している国内400社以上の企業の中から表彰を行う「Partner Award 2019」においては、「TrailHead of the Year (Personal)」部門において、当社の社員が受賞を果たしております。
[図]Salesforce 認定資格保持者数一覧

出所:Salesforce 認定資格保持者数 企業別一覧
(http://tandc.salesforce.com/certificate-holder)

名称

在籍者数

Salesforce 認定アプリケーションアーキテクト

1

Salesforce 認定 Data アーキテクト

1

Salesforce 認定 Sharing and Visibility アーキテクト

1

Salesforce 認定 Heroku アーキテクト

9

Salesforce 認定 JavaScript デベロッパー

3

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパー

6

Salesforce 認定 Platform デベロッパー

11

Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー

34

Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント

46

Salesforce 認定 Service Cloud コンサルタント

60

Salesforce 認定 Field Service コンサルタント

11

Salesforce 認定 Experience Cloud コンサルタント

24

Salesforce 認定上級アドミニストレーター

46

Salesforce 認定アドミニストレーター

169

Salesforce 認定 CRM Analytics and Einstein Discovery コンサルタント

45

Salesforce 認定 Pardot コンサルタント

14

Salesforce 認定 Pardot スペシャリスト

39

Salesforce 認定 Marketing Cloud デベロッパー

1

Salesforce 認定 Marketing Cloud メールスペシャリスト

3

Salesforce 認定 Marketing Cloud アドミニストレーター

25

 

 

(注4)カスタマージャーニー:商品・サービスを購入または利用する人物像を設定し、その人物が商品やサービスを知り、最終的に購買するまでの「行動」、「思考」、「感情」などの動きを可視化したものです。

※画像は省略されています

Sharing Innovationsの平均年収は427万円

Sharing Innovationsの平均年収は427万円です。 去年の全国平均年収430万円より-0.7%低いです。 過去のデータを見ると411万円(最低)から427万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、Sharing Innovationsの生涯収入はおよそ1.58億円と推定されます。
平均年収
2020 426万円
2021 411万円
2022 427万円

Sharing Innovationsの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではSharing Innovationsは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではSharing Innovationsは4233位(全4687社)で、年収偏差値は47.5でした。
Sharing Innovationsの年収ヒストグラム

Sharing Innovationsの年齢別年収

Sharing Innovationsの20代の想定平均年収は316万円、30代の想定平均年収は431万円でした。 Sharing Innovationsの初任給はおよそ20万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 265万円 20万円
25-29歳 368万円 28万円
30-34歳 417万円 32万円
35-39歳 445万円 34万円
40-44歳 473万円 36万円
45-49歳 499万円 38万円
50-54歳 526万円 40万円
55-59歳 517万円 40万円
60-64歳 413万円 32万円
Sharing Innovationsの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


Sharing Innovationsの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、Sharing Innovationsの 平均年間賞与額は2944円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2020 57万円
2021 7万円
2022 2944円


Sharing Innovationsの業種・地域

Sharing Innovationsの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは2644位(全2845社)でした。
Sharing Innovationsの年収ヒストグラム(関東地方内)
Sharing Innovationsは、業種カテゴリとしては SI・SES業に属します。 SI・SES業内での年収ランキングは 105位(全106社) でした。

SI・SES業内での年収ランキング
Sharing Innovationsの年収ヒストグラム(SI・SES業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

Sharing Innovationsの従業員数は308人

Sharing Innovationsの従業員数は308人でした。
従業員数
2020 196人
2021 255人
2022 308人
Sharing Innovationsの従業員数

Sharing Innovationsの売上、純利益

Sharing Innovationsの最新の売上高は51.6億円(売上ランキング3271位)でした。 従業員一人当たりの売上高は1676万円(一人当たり売上ランキング4198位)です。
Sharing Innovationsの売上高
Sharing Innovationsの最新の純利益は7254万円(純利益ランキング3620位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約24万円(一人当たり純利益ランキング3788位)です。
Sharing Innovationsの純利益

【広告】Sharing Innovationsに転職するには?

Sharing Innovationsに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

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ランスタッド

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そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

Sharing Innovationsの歴史

Sharing Innovationsの歴史について年表形式でご紹介します。
2008年6月 東京都江東区森下三丁目にソフトウエアの開発等を目的として株式会社あゆたを設立
2019年1月 株式会社ファンステージ及び株式会社クラフトリッジの全株式を取得し子会社化 クラウドインテグレーションサービスの提供開始
2021年3月 東京証券取引所マザーズに上場
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場へ移行

Sharing Innovationsの子会社

Sharing Innovationsの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
株式会社Orchestra Holdings グループ戦略の立案、実行及び子会社経営管理
株式会社G clef プラット フォーム事業
SHARING INNOVATIONS VIETNAM CO.,LTD. デジタルトランスフォーメーション事業
株式会社アップオンデマンド デジタルトランスフォーメーション事業
株式会社インタームーブ デジタルトランスフォーメーション事業

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企業名 平均年収 従業員数
富士電機 776万円 10558人
日本電気 843万円 22036人
アイティフォー 684万円 457人
都築電気 866万円 1295人
NECネッツエスアイ 764万円 5176人
富士通 879万円 35092人
ダイワボウHD 836万円 26人
日立製作所 916万円 28672人
BIPROGY 816万円 4442人
エフティグループ 555万円 88人

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