年収マスター 転職に役立つ年収データの分析サイト

メディカル・データ・ビジョンの平均年収

2024年02月22日 09:18

メディカル・データ・ビジョンとは

メディカル・データ・ビジョンとは、医療・製薬業, ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 メディカル・データ・ビジョン
本社所在地 千代田区神田美土代町7番地
売上高 50.9億円
社員数 179人
平均年収 628万円
推定初任給 28万円
年収偏差値 58.1
平均年齢 41.4歳
平均勤続年数 6.7年

有価証券報告書によるとメディカル・データ・ビジョンの事業内容は次の通りです。

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(メディカル・データ・ビジョン株式会社)及び子会社8社により構成されております。当社グループは、高いセキュリティ環境の下、膨大な医療・健康に係るデータを蓄積し、それを有効活用することが、医療の質向上、ひいては医療消費者や生活者へのメリット創出につながると考えています。

 当社グループの事業は、「医療データネットワーク事業」の単一セグメントであるためセグメント毎の記載をしておりませんが、サービスは、(1)データネットワークサービスと、(2)データ利活用サービスで構成されております。

 

(1)データネットワークサービス

 データネットワークサービスは、情報の発生元の一つである医療機関に経営支援システムを提供すると同時に、医療機関及び患者から二次利用の許諾・同意を得たうえで医療・健康情報を収集・蓄積するものであります。主要サービスとして、①「MDV Act」、②「EVE」、③「Medical Code」、④その他医療機関向けサービスを展開しております。

 これらの経営支援システムの提供に加え、お客様サポートサイトの提供、セミナーや勉強会の開催などをはじめとする様々なサポートを実施することにより、導入病院との強固な信頼関係に基づいたネットワークを構築しております。このネットワークを背景に、導入病院の中からデータ提出病院を日本全国くまなく分散して抽出し、DPCデータの提供を受け、大規模診療データベースを構築しております。

 

① 「MDV Act」

 「MDV Act」は、医療機関をサービス対象としており、現在無料で提供しているメインストーリー機能は、「EVE」、「Medical Code」を用いた分析の入り口となる、病院経営分析に必要な指標を一覧表示できるクラウド型病院経営改善アプリケーションです。分析に不慣れな方でも簡単に、病院全体の経営課題・改善点を抽出することができ、手間なく資料にすることが可能となります。

② 「EVE」

 「EVE」は、医療機関をサービス対象としており、出来高請求とDPC請求の差額分析、患者数・在院日数・医療資源などの各種指標を疾患別・症例別に分析するDPC分析ベンチマークシステムです。「EVE」の導入数は、2022年12月末現在、741病院となっており、大規模なDPC対象病院ベンチマークデータを保有していることが当製品の大きな強みとなっています。病院は「EVE」を導入することにより、他院との比較ができるベンチマーク機能で、自院の強みと弱みを把握した上での診療および経営方針の立案が可能となります。

③ 「Medical Code」

 「Medical Code」は、医療機関をサービス対象としており、DPCデータや電子レセプトデータなどの標準フォーマットデータを活用し、院内に埋もれているさまざまな経営課題の解決を支援するシステムです。原価計算はもちろん、そのコストデータを利用した経営改善の手法まで提示します。病院は「Medical Code」を導入することにより、院内での情報共有、意識改革・行動誘発を促し、効果的な経営改善が可能となります。

④ その他医療機関向けサービス

 その他医療機関向けサービスとして、「MDVデータプラットフォームサービス/MDV DPS(健全な病院経営支援のための情報活用基盤)」、「Director(「公立病院経営強化プラン」作成支援サービス)」、「カンゴッチ+(看護必要度分析アプリケーション)」などを提供しております。

 また、子会社各社において、CADA株式会社では「CADA決済(医療費後払いサービス)」、メディカルドメイン株式会社では医療系システム開発・販売事業、株式会社システム ビィー・アルファでは健診システム「アルファビーナス(総合健康管理システム)」及び「アルファサルース(クラウド型総合健康管理システム)」などのソフトウエア開発・販売事業、株式会社Doctorbookでは「Doctorbook(医療分野に特化した会員型医療動画配信サービス)」、「Doctorbook academy(歯科オンラインプラットフォームメディア)」、及び「Clinical Cloud(医療従事者向けクラウドプラットフォーム)」などの事業やサービスを提供しております。

 

(2)データ利活用サービス

 データ利活用サービスは、当社グループがデータネットワークサービスを通じて収集・蓄積した大規模診療データベースを中心とする医療・健康情報を活用したサービスであり、主に、製薬会社、研究機関、患者、生活者などに各種分析データ提供などを行っております。主要サービスとしては、①「MDV analyzer」、②アドホック調査サービス、③「カルテコ」、④その他データ利活用サービスを提供しております。

 

① 「MDV analyzer」

 「MDV analyzer」は、主に製薬企業及び研究機関をサービス対象としており、急性期医療機関の薬剤処方実態を日単位で分析できるWEB分析ツールです。製薬企業及び研究機関は「MDV analyzer」を導入することにより、特定の薬剤に対する患者数分析、併用薬分析、併発疾患分析、処方量・日数分析、薬剤・疾患パターン分析など、具体的な薬剤の処方実態分析が可能となります。また、「MDV analyzer for Academia(疫学調査支援ツール)」、及び「MDV analyzer for Oncology(癌領域に特化したデータ分析ツール)」など、利用者が求めるサービスラインナップの拡充に努めております。

② アドホック調査サービス

 アドホック調査サービスは、主に製薬企業及び研究機関をサービス対象としており、「MDV analyzer」の定型の分析メニューでは対応できない製薬会社のニーズに対し、個別の分析データ及び調査レポートを提供するサービスです。

③ 「カルテコ」

 「カルテコ」は、患者及び生活者をサービス対象としており、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHRサービスです。患者自身が診療情報の一部(受診した医療機関情報、傷病名、検査結果、処方薬、処置・手術など)を保管・閲覧できるWEBサービスです。

④ その他データ利活用サービス

 子会社のMDVトライアル株式会社において、治験事業を行っております。

※画像は省略されています

メディカル・データ・ビジョンの平均年収は628万円

メディカル・データ・ビジョンの平均年収は628万円です。 去年の全国平均年収430万円より46.1%高いです。 過去のデータを見ると496万円(最低)から630万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、メディカル・データ・ビジョンの生涯収入はおよそ2.33億円と推定されます。
平均年収
2014 496万円
2015 504万円
2016 512万円
2017 514万円
2018 536万円
2019 549万円
2020 630万円
2021 619万円
2022 628万円

メディカル・データ・ビジョンの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではメディカル・データ・ビジョンは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではメディカル・データ・ビジョンは1976位(全4687社)で、年収偏差値は58.1でした。
メディカル・データ・ビジョンの年収ヒストグラム

メディカル・データ・ビジョンの年齢別年収

メディカル・データ・ビジョンの20代の想定平均年収は449万円、30代の想定平均年収は635万円でした。 メディカル・データ・ビジョンの初任給はおよそ28万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 366万円 28万円
25-29歳 532万円 41万円
30-34歳 612万円 47万円
35-39歳 657万円 51万円
40-44歳 703万円 54万円
45-49歳 744万円 57万円
50-54歳 788万円 61万円
55-59歳 773万円 59万円
60-64歳 606万円 47万円
メディカル・データ・ビジョンの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


メディカル・データ・ビジョンの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、メディカル・データ・ビジョンの 平均年間賞与額は84万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2014 66万円
2015 67万円
2016 68万円
2017 69万円
2018 71万円
2019 59万円
2020 44万円
2021 14万円
2022 84万円


メディカル・データ・ビジョンの業種・地域

メディカル・データ・ビジョンの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1372位(全2845社)でした。
メディカル・データ・ビジョンの年収ヒストグラム(関東地方内)
メディカル・データ・ビジョンは、業種カテゴリとしては 医療・製薬業, ソフトウェア業に属します。 医療・製薬業内での年収ランキングは 102位(全175社) 、 ソフトウェア業内での年収ランキングは 113位(全265社) でした。

医療・製薬業内での年収ランキング
メディカル・データ・ビジョンの年収ヒストグラム(医療・製薬業内)
ソフトウェア業内での年収ランキング
メディカル・データ・ビジョンの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

メディカル・データ・ビジョンの従業員数は179人

メディカル・データ・ビジョンの従業員数は179人でした。
従業員数
2014 141人
2015 162人
2016 169人
2017 173人
2018 167人
2019 170人
2020 166人
2021 168人
2022 179人
メディカル・データ・ビジョンの従業員数

メディカル・データ・ビジョンの売上、純利益

メディカル・データ・ビジョンの最新の売上高は50.9億円(売上ランキング3280位)でした。 従業員一人当たりの売上高は2846万円(一人当たり売上ランキング3445位)です。
メディカル・データ・ビジョンの売上高
メディカル・データ・ビジョンの最新の純利益は8.32億円(純利益ランキング2205位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約465万円(一人当たり純利益ランキング1663位)です。
メディカル・データ・ビジョンの純利益

【広告】メディカル・データ・ビジョンに転職するには?

メディカル・データ・ビジョンに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

メディカル・データ・ビジョンの歴史

メディカル・データ・ビジョンの歴史について年表形式でご紹介します。
2003年8月 医療情報システムの開発及び販売を目的として東京都中野区弥生町にメディカル・データ・ビジョン株式会社を設立
2008年4月 EBM Providerサービス開始
2011年11月 福岡県福岡市博多区に九州支店を開設
2014年12月 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2015年4月 CADA株式会社を設立
2016年11月 東京証券取引所市場第一部に市場変更
2017年2月 MDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社を設立
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

メディカル・データ・ビジョンの子会社

メディカル・データ・ビジョンの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
(連結子会社) CADA株式会社 医療費決済サービス
株式会社Doctorbook 医療分野に特化した会員型医療動画配信サービス
MDVトライアル株式会社 治験施設支援サービス
メディカルドメイン株式会社 医療系システムの開発・販売
株式会社システム ビィー・アルファ 健診システムなどのソフトウエア開発・販売
株式会社AIR BIOS 新規治療、医療サービスの開発

メディカル・データ・ビジョンの類似企業

メディカル・データ・ビジョンを見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
ソフトウェア・サービス 495万円 1570人
メドレー 524万円 699人
総合メディカルHD 625万円 27人
ウイン・パートナーズ 648万円 54人
エムスリー 948万円 588人
ソフトマックス 532万円 200人
レオクラン 694万円 134人
JMDC 727万円 348人
Welby 729万円 40人
ファインデックス 532万円 280人

メディカル・データ・ビジョンと平均年収が近い企業

メディカル・データ・ビジョンと売上高が近い企業