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ユーザーローカルの平均年収

2024年02月22日 09:18

ユーザーローカルとは

ユーザーローカルとは、ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 ユーザーローカル
本社所在地 港区芝5丁目20番6号
売上高 26.8億円
社員数 85人
平均年収 569万円
推定初任給 27万円
年収偏差値 55.0
平均年齢 28.6歳
平均勤続年数 3.8年

有価証券報告書によるとユーザーローカルの事業内容は次の通りです。

(1)事業の概要

当社は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」という経営理念のもと、大量のデジタルデータ(以下、「ビッグデータ(注1)」といいます。)や人工知能(以下、「AI(注2)」といいます。)を活用したプラットフォームサービスを提供しております。具体的には、Webアクセス解析ツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析ツール「Social Insight」、問い合わせ対応業務等の支援ツール「Support Chatbot」等のサービス提供を通して、顧客企業の意思決定や業務効率化、働き方改革を支援しております。

なお、当社はデータクラウド事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)当社をとりまく事業環境

スマートフォンをはじめとしたあらゆるデバイスがインターネットに接続されることにより、大量のデジタルデータが日々生成されております。特に近年では、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」といいます。)の発展により、個人の感情や反応を含んだ定性的な情報についてもビッグデータとして認識されつつあります。企業経営やマーケティング活動等においては、こうしたビッグデータを有効に活用することがますます重要になってきていると考えられます。また、国内生産人口の将来的な減少による経済規模の縮小懸念があることから、データとAIを利用した生産性の向上や自動化が求められつつあると認識しております。こうした事業環境のもと、当社としてもAI技術の開発を積極的に進めており、とくに機械学習(注3)の中でもディープラーニング(注4)を使うことにより、過去のデータをもとにしたオペレーションの自動化を目指しております。

 

(3)提供サービスの主な特徴

①大規模データの高速処理

収集したビッグデータを分類・解析・可視化することができます。顧客企業の「データによる的確な意思決定」を支援するためには、直感的にわかりやすい解析結果を提供することが重要であると考えております。

 

②AIによる分析・精度の向上

当社サービスは蓄積したビッグデータとAIによる機械学習により、提供サービス品質を向上させております。具体的には、利用者数が増加することでより多くのデータが蓄積され、このデータとAIによる機械学習を活用することにより、AIの精度や解析能力の向上につながります。

 

③導入のしやすさ

当社では、SaaS(注5)形態でのサービス提供を行っております。それにより、顧客企業にとって導入がしやすくかつ低価格でサービスを提供することができ、幅広い顧客へのサービス提供が可能になると考えております。

 

 

(4)提供サービスの概要

当社が提供している具体的なサービスは以下のとおりです。

 

 

① User Insight(ユーザーインサイト)

User Insightは、ヒートマップ(注6)によるユーザー行動の可視化・分析に対応したアクセス解析ツールです。Webサイトを訪れたユーザーが、どこをクリックしているか、どのコンテンツがよく見られたか、といったユーザーのページ内行動を解析し、それらをヒートマップという手法を用いて可視化することができます。また、当社に蓄積されたビッグデータとAIを活用することで、より詳細なユーザー分析を提供しております。

主な機能は以下のとおりです。

ヒートマップ解析

Webサイト訪問者の閲覧頻度が高い「熟読エリア」、どのリンクが実際に注意を引きクリックされているのかを表す「クリックエリア」、ページのどこまでを表示しているのか示す「終了エリア」等をヒートマップにより可視化します。

ユーザー属性分析

Webサイト訪問者の年齢、性別、接続元地域、訪問頻度、インターネットの利用頻度等を推測し、大まかな比率を明らかにすることにより、どのコンテンツがどのユーザー層に訴求しているかを分析します。

組織分析

Webサイトがどのような組織から閲覧されているのか、どのような業界からのアクセスが多いのか、組織別・業種別にアクセスを解析します。

広告効果測定

広告経由のクリック数や、広告経由での会員登録、商品購入といったコンバージョン及びCVR(注7)を分析します。
直接のコンバージョンだけでなく、間接効果のあった広告の履歴を全件確認することも可能です。

スマートフォン解析/携帯解析

PCユーザーだけでなく、スマートフォンやタブレット等からのアクセスを解析します。

検索キーワード分析

検索キーワードを1語又は複合語(検索フレーズ)で解析します。
どのキーワードがどのようなユーザーに訴求しているのか、というユーザー属性分析にも対応しております。

 

② Social Insight(ソーシャルインサイト)

Social Insightは、ソーシャルメディアの運用を支援する管理・解析ツールです。ソーシャルメディア上のビッグデータをもとにしたクチコミ分析やSNSアカウント分析、複数のSNSアカウントの一括管理などの機能を通じて、顧客企業のソーシャルマーケティング支援を行っております。

主な機能は以下のとおりです。

クチコミ傾聴(注8)分析

特定のキーワードや記事URL、ドメイン等を指定することで、そのキーワードを含む投稿を大量のクチコミデータから取得し、テキストマイニング(注9)・視覚化します。社名やブランド名といった特定キーワードの評判等を測定することで、炎上対策が可能です。

SNSアカウント分析(注10)

SNS内の自社アカウントや競合アカウントのファンの増減、推移、属性等を分析することが可能です。SNS上での発言内容や発言したユーザーの推測属性や地域分布を集計するとともに、いつ投稿すると多くの反応を得ることができるかといった時間帯分析にも対応しております。

投稿管理(注11)機能

複数SNSの自社アカウントへの投稿予約、リプライ、上長による承認が可能です。また特定キーワードについて発言したユーザーへのアクティブサポートやCRM(注12)の強化を実現しております。

 

 

③ Support Chatbot(サポートチャットボット)

Support Chatbotは、社内外からの問い合わせ対応に特化した業務支援ツールです。これまで電話やメールですべて人が対応していた業務の一部を、チャットボットにより自動化することができます。それにより、社内の問い合わせ対応やコールセンター等のサポート対応にかかるコストや業務工数を削減することが可能となります。また、チャットボットの会話が繰り返されることで会話ログデータが蓄積され、AIによる機械学習機能によって回答精度を向上させることができる点が特徴です。

主な機能は以下のとおりです。

チャットボット

Webサイトやメッセージアプリ、SNSアプリ等のユーザーからの問い合わせに対し、独自開発したAIによる高精度の自動回答を行います。外部システムとAPIで連携し、商品情報やステータス等をチャットボットを通して回答することも可能です。

 

 

(用語注記)

注1

ビッグデータ

従来のデータベース管理ツールやデータ処理アプリケーションでは記録や保管、解析が困難な大規模かつ複雑なデータの集合です。

注2

人工知能(AI)

言語の理解や推論、問題解決等人間の知的能力をコンピュータ上で実現する様々な技術やソフトウエア、コンピュータシステムです。

注3

機械学習

コンピュータやロボット等の機械にデータから反復的に「学習」させ、そこに潜むパターンを見つけ出させる技術・手法です。学習した結果を新たなデータにあてはめることで、パターンにしたがって将来を予測・分析することができます。

注4

ディープラーニング

システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う「機械学習」の手法です。データの特徴をより深いレベルで学習し、非常に高い精度で特徴を認識できるため、人の声の認識や、カメラで撮影した画像の認識等で応用が期待されています。

注5

SaaS

Software as a Serviceの略であり、利用者がインターネットを介して必要な情報システムに係るサービスを受けるクラウドコンピューティングの一形態です。これにより、利用者は保有するデバイスへ直接ソフトウエアをダウンロードすることなくサービスを活用することができるため、インターネットへの接続環境さえあれば保有デバイスのストレージ容量やCPUの性能に左右されず円滑にデータ処理結果等の提供を受けることが可能です。

注6

ヒートマップ

データを可視化するために、行列型の数字データの強弱を色で視覚化する手法です。Webサイトにおけるヒートマップは、ユーザーのマウスの動きを追跡し、そのマウスの動きのデータを色の濃淡で表現することにより可視化しています。

 

注7

CVR

Conversion Rateの略であり、Webサイトの訪問者数に対し、そのサイトでの商品購入や会員登録等を行った人数の割合で、Webサイトの投資対効果を計る指標です。

注8

クチコミ傾聴

ソーシャルメディア上の投稿等を言語解析して、市場分析・競合分析・施策や広告効果のモニタリングを行うことを指します。ソーシャルリスニングともいわれます。

注9

テキストマイニング

大量の文章データを定量・定性的に分析することで、有益な情報を得る手法です。

注10

SNSアカウント分析

SNSで保有しているアカウントのフォロワー数やフォロワーの推定属性、投稿に対するリアクションの数やシェア数等を分析することを示します。

注11

投稿管理

SNSで保有している企業アカウントを複数人で管理している場合、登録したページに対しての返信(他ユーザーからのコメントや返信、メンション等)を一元管理し、複数の担当者で対応できます。

注12

CRM

Customer Relationship Managementの略であり、顧客満足度の向上等、顧客との関係性を管理する経営戦略及び経営手法を意味します。なお、当社の所属する業界においては当該経営戦略実現のために顧客の属性や過去のコメントを記録・管理し、それぞれの顧客に応じた対応を行うことを可能とする情報システムやデータベース全般を指します。

※画像は省略されています

ユーザーローカルの平均年収は569万円

ユーザーローカルの平均年収は569万円です。 去年の全国平均年収430万円より32.3%高いです。 過去のデータを見ると530万円(最低)から588万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ユーザーローカルの生涯収入はおよそ2.10億円と推定されます。
平均年収
2015 557万円
2016 588万円
2017 538万円
2018 530万円
2019 537万円
2020 556万円
2021 569万円

ユーザーローカルの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではユーザーローカルは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではユーザーローカルは2817位(全4687社)で、年収偏差値は55.0でした。
ユーザーローカルの年収ヒストグラム

ユーザーローカルの年齢別年収

ユーザーローカルの20代の想定平均年収は421万円、30代の想定平均年収は574万円でした。 ユーザーローカルの初任給はおよそ27万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 353万円 27万円
25-29歳 489万円 38万円
30-34歳 556万円 43万円
35-39歳 593万円 46万円
40-44歳 630万円 48万円
45-49歳 664万円 51万円
50-54歳 700万円 54万円
55-59歳 688万円 53万円
60-64歳 550万円 42万円
ユーザーローカルの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ユーザーローカルの賞与・ボーナス

ユーザーローカルの年間賞与額は76万円程度と推定されます。 なお、ユーザーローカル社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2015 74万円
2016 78万円
2017 72万円
2018 71万円
2019 72万円
2020 74万円
2021 76万円


ユーザーローカルの業種・地域

ユーザーローカルの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1894位(全2845社)でした。
ユーザーローカルの年収ヒストグラム(関東地方内)
ユーザーローカルは、業種カテゴリとしては ソフトウェア業に属します。 ソフトウェア業内での年収ランキングは 178位(全265社) でした。

ソフトウェア業内での年収ランキング
ユーザーローカルの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ユーザーローカルの従業員数は85人

ユーザーローカルの従業員数は85人でした。
従業員数
2015 28人
2016 36人
2017 49人
2018 56人
2019 69人
2020 76人
2021 85人
ユーザーローカルの従業員数

ユーザーローカルの売上、純利益

ユーザーローカルの最新の売上高は26.8億円(売上ランキング3769位)でした。 従業員一人当たりの売上高は3157万円(一人当たり売上ランキング3246位)です。
ユーザーローカルの売上高
ユーザーローカルの最新の純利益は7.22億円(純利益ランキング2331位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約849万円(一人当たり純利益ランキング1077位)です。
ユーザーローカルの純利益

【広告】ユーザーローカルに転職するには?

ユーザーローカルに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

ユーザーローカルの歴史

ユーザーローカルの歴史について年表形式でご紹介します。
2005年9月 有限会社ユーザーローカルを東京都千代田区に設立
2013年10月 ヤフー株式会社「Yahoo!アクセス解析」にアクセス解析ツールのシステム提供を開始
2013年12月 ニフティ株式会社「ココログ」にアクセス解析ツールのシステム提供を開始
2017年3月 東京証券取引所マザーズに株式を上場

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