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TDSEの平均年収

2024年02月22日 09:18

TDSEとは

TDSEとは、ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 TDSE
本社所在地 新宿区西新宿三丁目20番2号
売上高 24.2億円
社員数 130人
平均年収 700万円
推定初任給 33万円
年収偏差値 61.9
平均年齢 35.5歳
平均勤続年数 3.9年

有価証券報告書によるとTDSEの事業内容は次の通りです。

私たちの身の回りのあらゆる情報がデジタルデータとして蓄積されたビッグデータは、デジタルマーケティング領域における消費者行動分析、ユーザー指向に合わせたレコメンド、製造業における故障予知や消耗品の消費予測、金融におけるFintechによる技術革新など、業務の生産性向上だけでなく、新市場の創出にも活用され、企業経営全般におけるデジタルを用いた企業変革につながっております。これら企業変革に大きな影響を及ぼすビッグデータから価値を創出するためには、「ビッグデータ活用技術」及び「AI技術」が必要であり、双方ともに専門技術を保有する人材が不可欠となります。

当社は、「データを活用した可能性溢れた社会」を創ることをビジョンとして掲げ、その実現に向けて「データに基づいて、意思決定を高度化」することをミッションとして取り組んでおります。データおよびAI活用のノウハウをコアバリュー(注)とするデータサイエンティストやエンジニアが、様々な業界・業種の企業における課題解決するに向けたコンサルティングを提供するだけでなく、AIを組み込んだプロダクトサービスを提供することにより、デジタルトランスフォーメーションを推進し、データ経営を目指す企業の業務改革や新事業創造を支援することで、当社ビジョン・ミッションの実現を通じた産業界および社会の発展に貢献することを志向しております。

 

(注) コアバリューとは、企業がビジネスを推進するにあたり、中核として重要視するもの、または価値観をいいます。

 

(1) 事業サービス

当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、提供する主たるサービスは安定成長事業の「AIノウハウを軸としたコンサルティングサービス(フロー型)」と高成長事業の「AI製品等によるプロダクトサービス(ストック型)」の2つに分類されます。

 

図:事業全体像


 

図:サービス体系図


 

 

《 AIノウハウを軸としたコンサルティングサービス 》

当社はデータ経営を目指す企業向けにAIを中心とした統合型ソリューションサービスを提供しております。企業のデジタルトランスフォーメーションを共に推進していくため、顧客企業が進める事業戦略に沿う形でデータ活用のテーマ抽出~データ分析~AIシステム実装~教育まで一気通貫したコンサルティングサービスを提供しております。

 


 

① DX/AIアセスメント

DX推進に向けて、顧客が目指す姿と現状の課題を整理し、それら課題の中からデータ分析で解消できる課題の特定と分析テーマの設定を支援します。さらに洗い出された複数の分析テーマについて、当社の知見を活かしながら期待できる効果と実行難易度によって優先度付けを行います。

 

② DX/AIコンサルティング

DX/AIアセスメントや分析支援と連動しながら、ビジネス価値創出に向けてロードマップを描き、実行フェーズへ移行する支援を行います。当社のデータサイエンスとエンジニアリングの知見を元に、データ分析およびデータ活用に関連するシステム基盤や運用体制なども考慮した全体像を描くご支援を提供します。

 

③ 分析設計/分析

分析テーマに対して、具体的な分析やAIの設計をデータサイエンティストが策定し、実際に分析やAIの構築を実施します。また顧客のデータ活用人材の育成の一環として、具体的な分析テーマをもとに顧客に対するOJTを実施するケースもあります。

 

④ システム構築/実装

データサイエンティストが構築したAIや分析プロセスについて、エンジニアがシステムへ実装、基幹システムと連携などを支援します。またロードマップに基づく分析基盤の構築や基盤上のデータ整備なども実施します。

 

⑤ 保守/チューニング

実装したAIやシステムの保守・チューニングを実施します。

 

⑥ 教育

DXの全社推進やデータ活用人材の内製化の要望に対応するため、当社のノウハウを活かした実践的な研修コンテンツ、育成コンテンツをご提供しております。

 

 

 

《AI製品等によるプロダクトサービス 》

当社独自AI製品「TDSE」シリーズや他社AI製品などの製品販売、または業務特有のAIモジュール(注)を顧客企業向けに提供し、使用料及び運用保守料を受領するプロダクトサービスを推進しています。当該サービスは収益基盤を築き上げるサービスとして注力しています。

 

(注) AIモジュールとは、AIシステムを構成する機能となるツールであり、それ単体で活用するよりも業務システムやアプリケーション等と組み合わせて動かすものをいいます。

 

① 自社AI製品「TDSEシリーズ」

当社はブランド戦略の一環として、創業時より展開してきたscoroboシリーズを収束させ、プロダクトサービス含め社会的に認知度を向上させる目的から、「TDSEシリーズ」として自社製品ブランド展開を始めております。

直近の取組としては、AI画像解析製品「TDSE Eye」として、第一弾となる画像異常検知サービスを2022年11月より提供開始し、またNLPとトポロジー技術を応用した国内初となる独自生成AIサービス「TDSE QAジェネレーター」を提供しております。今後ともプロジェクトを通じて蓄積されたAI技術ノウハウを活用し、多くの顧客企業で共通しているビジネス課題に応じた製品およびサービスの充実を図ってまいります。

 

② 他社AI製品等を活用したサービス

当社は自社製品展開だけでなく、他社AI製品を活用したサービスも展開しています。具体的には、SNSソーシャルリスニングツール「Netbase」、またChatBotや音声アシスタント等の対話サービスに対して、自動応答機能を提供する対話型AIプラットフォーム製品「Cognigy」が挙げられます。直近取組として、Cognigyの最新バージョンとして、OpenAI社から3月に発表されたGPTの生成AI機能を標準搭載した最新バージョンの提供を2023年4月より開始しております。

当社は、米国シリコンバレーや欧州・アジアを始めとして、国内外にあるベンチャー企業のリサーチを進めており、当該企業が持つテクノロジー及びプロダクトが、当社の新たなソリューションサービスとして適用できるかどうかの妥当性を調査し、導入が相応しいと判断した場合は、ビジネス化を図ることとしております。なお、海外ベンチャー企業調査についても、調査協力体制を構築しております。

 

図:当社プロダクトサービスの展開イメージ

 


 

 

 

(2)事業の特徴

① 3つのコアコンピタンス

当社は、創業より企業の経営課題解決を支えるAI/データ活用の専門集団として、コンサルティングからプロダクト提供までを行い、200社強の企業を支援しています。今後も更なる発展に向けて、当社の事業推進の優位性である以下のコアコンピタンスを更に強化してまいります。

 

図:コアコンピタンス


 

(国内最高峰のデータサイエンティスト集団)

当社の社員は、8割以上がデータサイエンティストとエンジニアで構成されています。データサイエンティスト職の9割が理系修士以上、その内5割が後期課程進学者・博士学位取得者で構成され、先進国の研究所で解析技術・知識を得た多彩な人材が多数おり、国内最高峰のデータサイエンティスト集団と自負しております。


 

これら有能な人財を確保することに加え、切磋琢磨しながら技術向上が進む態勢や文化、そして教育方法も改善を続けており、他社にない優位性を持ち備えています。


 

 

(ビジネス課題ファーストな技術力と実績)

創業以来、様々な業界・業種におけるコンサルティングにより経験してきたプロジェクト実績、AI技術、ノウハウを蓄積しております。これらを当社の知的財産として活用することで、コンサルティングの高度化・効率化を図るとともに、経験の浅い技術社員への早期育成にも活用しております。

プロジェクト運営上必要となる先端技術の調査・取込みは率先して進め、企業の課題解決に役立つ技術力と実用的なノウハウを積上げております。

 


 

(コンサルティングからプロダクト開発まで一気通貫の実現体制)

当社は、企業への実用化実績の知見を通じて、共通課題を抽出し、自社製品開発に取り込む体制を構築しております。変化が著しく、常に新たなAI技術が誕生するAI市場に属する当社は何よりも変化に柔軟であり、競争に打ち勝つ製品開発を進めることで、多くの企業活動を支援しております。

※画像は省略されています

TDSEの平均年収は700万円

TDSEの平均年収は700万円です。 去年の全国平均年収430万円より62.9%高いです。 過去のデータを見ると543万円(最低)から700万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、TDSEの生涯収入はおよそ2.59億円と推定されます。
平均年収
2017 543万円
2018 559万円
2019 567万円
2020 563万円
2021 595万円
2022 700万円

TDSEの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではTDSEは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではTDSEは1257位(全4687社)で、年収偏差値は61.9でした。
TDSEの年収ヒストグラム

TDSEの年齢別年収

TDSEの20代の想定平均年収は519万円、30代の想定平均年収は707万円でした。 TDSEの初任給はおよそ33万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 435万円 33万円
25-29歳 603万円 46万円
30-34歳 684万円 53万円
35-39歳 730万円 56万円
40-44歳 775万円 60万円
45-49歳 818万円 63万円
50-54歳 862万円 66万円
55-59歳 847万円 65万円
60-64歳 678万円 52万円
TDSEの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


TDSEの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、TDSEの 平均年間賞与額は86万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2017 72万円
2018 74万円
2019 76万円
2020 75万円
2021 53万円
2022 86万円


TDSEの業種・地域

TDSEの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは897位(全2845社)でした。
TDSEの年収ヒストグラム(関東地方内)
TDSEは、業種カテゴリとしては ソフトウェア業に属します。 ソフトウェア業内での年収ランキングは 64位(全265社) でした。

ソフトウェア業内での年収ランキング
TDSEの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

TDSEの従業員数は130人

TDSEの従業員数は130人でした。
従業員数
2017 97人
2018 93人
2019 103人
2020 111人
2021 114人
2022 130人
TDSEの従業員数

TDSEの売上、純利益

TDSEの最新の売上高は24.2億円(売上ランキング3822位)でした。 従業員一人当たりの売上高は1858万円(一人当たり売上ランキング4086位)です。
TDSEの売上高
TDSEの最新の純利益は1.69億円(純利益ランキング3309位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約130万円(一人当たり純利益ランキング3049位)です。
TDSEの純利益

【広告】TDSEに転職するには?

TDSEに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

TDSEの歴史

TDSEの歴史について年表形式でご紹介します。
2013年10月ビッグデータ事業を開始するため、当社設立。
2013年12月早稲田大学とのビッグデータ活用研究に関する産学連携開始。
2014年9月NetBase Solutions,Inc.とマスターリセラー契約提携、グローバル規模のソーシャルデータ分析サービスを開始するため、同社のAI製品「NetBase」(注)1取扱い開始。
2015年1月統計アルゴリズム(注)2を活用したAI(注)3製品「scorobo」販売開始。
2017年11月東京電力パワーグリッド㈱とディープラーニング技術を活用した架空送電線診断システムの共同開発開始。
2018年12月東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。
2019年4月北海道札幌市に札幌オフィスを開設。
2021年12月生成AIとオントロジー技術を活用したQA自動生成サービス『TDSE QAジェネレーター』(注)6の提供開始。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行。
2022年11月画像解析プラットフォーム「TDSE Eye」(注)7の第一弾として画像異常検知サービスを提供開始。

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