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スノーピークの平均年収

2024年02月22日 09:18

スノーピークとは

スノーピークとは、旅行・レジャー業, スポーツ業を営む新潟県の上場企業です。
企業名 スノーピーク
本社所在地 三条市中野原456番地
売上高 265億円
社員数 501人
平均年収 562万円
推定初任給 27万円
年収偏差値 54.6
平均年齢 34.4歳
平均勤続年数 4.3年

有価証券報告書によるとスノーピークの事業内容は次の通りです。

当社グループは、当社、連結子会社10社(株式会社スノーピークウェル、Snow Peak Korea, Inc.、株式会社スノーピークビジネスソリューションズ、株式会社スノーピーク地方創生コンサルティング、株式会社スノーピーク白馬、Snow Peak London, Limited.、Snow Peak USA, Inc.、Snow Peak HOSPITALITY, LLC、株式会社スノーピークローカルフーズ、雪諾必克自然(北京)文化発展有限公司)及び関連会社3社(株式会社デスティネーション十勝、株式会社新潟デザイン&キャピタル、株式会社キャンパーズアンドアングラーズ)で構成されており、アウトドア製品、アパレル製品等の開発・製造・販売を主な事業内容としております。海外での事業につきましては、連結子会社のSnow Peak Korea, Inc.が韓国を、Snow Peak London, Limited.が英国を、Snow Peak USA, Inc.が米国を、雪諾必克自然(北京)文化発展有限公司が2023年より中国を、台湾支店が台湾での運営を行っております。米国におけるレストラン事業はSnow Peak HOSPITALITY,LLCが運営を行っております。株式会社スノーピークウェルは、新潟県内で民間企業が初めて設立する障がい者の就労継続支援A型事業所として、製品の検品業務や新潟本社HEADQUARTERSに併設されているキャンプフィールドの清掃等の軽作業を行っております。株式会社スノーピークビジネスソリューションズは、システムソリューション及びシステム開発、クラウドの導入活用支援及び働き方改革コンサルティング、システムサポート及びシステム運用教育、ネットワーク構築、保守サポートに加えて、自然とのかかわりを通して企業の働き方改革やコミュニケーション活性化、イノベーション創出等の課題を総合的に解決するキャンピングオフィス事業を展開しております。株式会社スノーピーク地方創生コンサルティングは、キャンプ場再生を主とした自治体等へのコンサルティング、地域活性化事業を展開しております。株式会社スノーピーク白馬は、白馬地域が持つ魅力を国内のみならず、グローバルに発信していくことを目的に、グランピング施設や新業態の店舗開発や物販・体験事業等の事業展開を進めております。株式会社スノーピークローカルフーズは、新潟をはじめとする地域の食文化を深耕し発信するための食のプラットフォーム事業を推進していくことを目的に、食品の企画開発・製造・販売に関わる事業展開を進めております。

株式会社デスティネーション十勝は、雄大な自然をはじめとする十勝の価値を創造・発信していくことで十勝地域のブランド化を実現し、地域の観光産業をはじめ、食や農林漁業等の関連産業の振興に寄与することを目的として事業を展開しております。株式会社新潟デザイン&キャピタルは、新型コロナウイルス禍で減少している観光誘客の回復を図ることで地域振興につなげることを目的に、企業へファンド資金の供給と新潟県内の宿泊施設運営事業を展開しております。株式会社キャンパーズアンドアングラーズは、キャンプと釣りの融合による新しい時間の過ごし方やアウトドアにおける新しい価値を、北海道から世界へ発信していくことを目的として、キャンプフィールド運営、フィッシングエリアの企画・開発・運営・販売等の事業を展開しております。

 

現代社会はテクノロジーが進化するにつれ、特に都市部で生活する人は利便性と引き換えに大きなストレスにさらされ人間性が失われています。こうしたなか、当社グループは、「人間性の回復と自然指向のライフバリューの提供」を社会的使命とし、野遊びを通じた人生価値の提供を衣・食・住・働・遊といった全ての場面において実現するため、幅広い事業活動を展開しております。社員一人ひとりが「キャンパー」であり、「デザイナー」であるという意識を持ち、「自らもユーザーであるという立場で考え、お互いが感動できる体験価値を創造する」こと、さらに、「常に進化し、革新を起こし、時代の流れを変えていく」ことを、念頭に活動する市場創造型企業であることを強みとしております。

 

当社グループの主力事業は、キャンプ用品を主としたアウトドア製品、アパレル製品等の開発・製造・販売事業です。

当社が開発、製造及び販売している製品は、テント、タープ(日除け)、スリーピングギア(寝袋)、焚火台等から、ファニチャー(テーブル・チェア等)、キッチンシステム、クックウェア(鍋・キッチンツール等)、テーブルウェア(食器等)、ヒーティングギア(コンロ等)、ライティングギア(ランタン等)、アパレル(衣類)、シューズ(靴)等にまで及んでおります。野外における衣食住の製品を幅広く展開している背景は、当社はキャンプをただの春夏シーズンの一過性のレジャーではなく、四季を通した年間のライフスタイル、又は生涯を通じたライフスタイルであり、さらには高い人生価値を提供できる野遊びと捉えているためです。

このようにキャンプで過ごす時間が、人生の価値を高めるものであると捉えると、キャンプ用品には日用品以上の快適性、機能性、耐久性が求められると、当社は考えております。その中でも、急変する自然環境に対応できる機能性に加えて、安全性が最重要であると考え、高い品質基準を設けて製品を開発しております。

さらに、当社製品は、製品カテゴリーを超えて、有機的にシステムデザインされております。このため、ユーザーの皆様が、新たに当社製品を買い足した際にも、自ずと今までのアイテムと融和し、より快適なキャンプ空間を創り出すことが出来るようになっております。

このような考え方のもとにつくられた製品に加え、店頭での接客販売、キャンプイベントの実施、SNSを介したコミュニケーションを通じて、ユーザーとのつながりを密なものにしております。なかでも、1998年に開始した「スノーピークウェイ」は、「スノーピークとキャンプをしよう」をキャッチフレーズに、20年以上にわたり毎年実施しております。「スノーピークウェイ」は、ユーザーの声を直接聞くことで、克服すべき課題を五感で感じることができる貴重な場でもあり、ユーザーの皆様にとっては、当社グループの役職員に直接意見を伝えることによりスノーピークの事業に参画できる場となっております。

一方で、日本のオートキャンプ人口は約7%に留まっているのが現状です。そこで当社では、「人間性の回復」の実現が必要とされている90%以上の「非キャンパー層」に向けた事業として、アウトドアテイストの食事がショッピングセンター等の中の店舗で楽しめる「Snow Peak Eat」、住宅や職場にアウトドアの要素を取り入れる「アーバンアウトドア事業」「アウトドアオフィス事業」、アウトドアのノウハウを生かして地域に眠る自然資源を磨き上げ発信し、地域活性化を目指す「地方創生コンサルティング事業」等の幅広い事業を近年拡充しております。これらの事業を通じて、「野遊び」を軸に、「衣・食・住・働・遊」の各シチュエーションにおいて、ライフバリューブランドを展開・強化しております。

また、これらの事業を通して、五感を研ぎ澄ませ、自然のなかで生きる力、家族や友人とのリアルなコミュニケーション等、現代社会のなかで失われつつある「自然と人のつながり」や「人と人とのつながり」といった人間性の回復の実現を目指しています。

 

当社グループは、アウトドアライフスタイル事業という単一の事業を行っているため、セグメントに代えて当社グループの拠点毎に事業内容を記載させて頂きます。

 

[日本]

 当社のアウトドア製品の品目数は、現在、約600品目あります。

  当社が、基本的に、全ての製品の開発・販売を行っており、一部製品は、自ら製造しております。

当社の自社工場において製造している製品は、焚火台シリーズのみであり、実質的にはファブレスメーカーであると言えます。当社の新潟本社HEADQUATERSが所在している、金属加工の産業集積地、燕三条がそれらの多岐にわたる製品を生産可能にしております。燕三条は燕市と三条市にまたがる新潟県の中央に位置する地域ですが、三条市は、鍛造技術を用いた大工道具・刃物、燕市は洋食器・ステンレス製品をはじめとするモノづくりの街として知られています。自社製品約600品目のうち、その半分を占める金物類やテーブルウェア類の多くは、新潟本社HEADQUATERSからほど近いところにある金属加工会社によって製造されております。具体的な例としてテントを地面に固定する杭の役割を果たす「ペグ(当社製品名:ソリッドステーク)」は、プラスチック製かアルミ製のものが一般的ですが、当社の「ペグ(ソリッドステーク)」は主に鋼鉄製であり、固い地面にでも確実に地中に刺さり、テントの安全性を保つことを念頭に、鍛造という製法で製造されております。このように当社は、この地域の製造業と協力関係を築き、その高い金属加工技術を活かすことで、高品質・高機能の製品を生産しております。

当社の製品開発は、「自らもユーザーであるという立場で考える」という企業理念に基づき、自らが心の底から欲しいと思える製品のみを市場に送り出しております。また、フィールドで徹底的に「仮説-検証」を繰り返すことで製品の品質を高めており、上記のように新潟本社HEADQUATERS所在地である燕三条地域だからこそ可能な高品質なモノづくりをしております。このような製品開発の結果、革新的、高機能、ロングライフといった「本物」の製品を生み出し続けているものと考えております。

また、当社の製品開発は大きく分けて、アウトドア製品等の道具類とアパレルに分かれます。アウトドア製品は年に1回を目安として新製品を発売しており、アパレル製品は春夏物と秋冬物、年2回の新製品を発売しております。

 

日本での販売区分は、直販、卸売に大別されます。

直販は、直営店及び自社ECサイトの2つに分けられます。直営店は、合計35店舗となっており、当社製品の世界観をトータルで表現する場となっております。自社ECサイトは、当社が直接運営するオンラインストアのことを指します。

卸売とは、インストア、ショップインショップ、エントリーストア、ディーラー卸、ECディーラー卸に大別されます。
 インストアとは、取引先であるスポーツ量販店等において、30坪程度のコーナーを設置し、当社従業員が直接接客する小売形態のことをいいます。インストアにおいては、専門の知識と販売ノウハウをもつアウトドア経験豊かな当社従業員が直接接客することで、ユーザーニーズに合わせた提案をすることができ、法人顧客(以下、「ディーラー」と言います)の店舗の坪効率向上に寄与しております。インストアは、全国各地に74店舗展開しております。なお、直営店とインストアのことをスノーピークストアと呼んでおり、当社アウトドア製品の全品目を取り扱っております。

ショップインショップとは、当社製品を独立して展示した15~20坪のコーナーにおいて、当社製品の使い方等の教育・研修を受け、スノーピークマイスターとして認定されたディーラー販売員が接客にあたっている店舗のことを指します。

エントリーストアとは、当社製品を独立して展示した約3坪のコーナーにおいて、当社製品の使い方等の教育・研修を受けたディーラー販売員が接客にあたっている店舗のことを指します。ショップインショップはスノーピークストアがない地域を含む全国226店舗、エントリーストアは全国247店舗に出店しており、販売網を構築しております。

卸売の中には、AmazonやZOZOなどのECディーラーを経由しての販売もあります。世の中の流れが、リアル店舗からバーチャル店舗に移っていく中、当社としても、自社ECを強めるのと並行して、ECサイト経由での売上拡大にも、努めて参ります。

販売形態別の特徴をまとめると、次の表のようになります。

 

販売区分

販売形態

当社の販売先

主な特徴

店舗面積

直販

直営店

(スノーピーク

ストア)

エンドユーザー

 当社が直接運営する店舗において、当社スタッフが直接顧客に説明しながら販売します。

30~120坪

自社ECサイト

エンドユーザー

 当社がホームページにて運営するオンラインストアによる通信販売です。

卸売

インストア

(スノーピーク

ストア)

ディーラー

 スポーツ量販店やアウトドア専門店等(以下「母体店」といいます。)に設けられた当社製品のコーナーに当社スタッフが常駐し、当社製品の特徴について顧客に説明しながら販売します。

 当社製品だけでなくアウトドア全体に関する知識の豊富な当社スタッフが顧客とつながりをもつことにより、母体店にとっても集客力の向上、売上高の増加につながり、Win-Winの関係を構築することができます。

30坪程度

ショップイン

ショップ

ディーラー

 母体店に当社製品のコーナーを設けていることについてはインストアと同じですが、当社スタッフが常駐するのではなく、母体店のスタッフが当社製品を販売します。
 当社製品の使い方等に関する教育・研修を受けスノーピークマイスターとして認定された母体店スタッフが当社製品を販売することにより、当社スタッフと同じレベルで顧客に当社製品の特徴を伝えることが可能となっております。

10~20坪

エントリーストア

ディーラー

 母体店に当社製品のコーナーを設けていることについてはインストアと同じですが、当社スタッフが常駐するのではなく、母体店のスタッフが当社製品を販売します。

 当社製品の使い方等に関する教育・研修を受けた母体店スタッフが当社製品を販売することにより、当社スタッフと同じレベルで顧客に当社製品の特徴を伝えることが可能となっております。

3坪程度

ディーラー卸

ディーラー

 スポーツ量販店やアウトドア専門店等を多店舗展開するディーラーへの販売です。販売先のディーラーが運営する各店舗において、当社製品がエンドユーザーに販売されることになります(各店舗においては当社製品の専用コーナーは設けられておりません)。

ECディーラー卸

ECディーラー

 AmazonやZOZOなどのECサイトを通じての販売です。

 

 

この他、新潟本社HEADQUARTERS、大阪府箕面市、大分県日田市、北海道帯広市、高知県越知町、高知県土佐清水市、長野県北安曇郡白馬村の7か所でキャンプフィールドを運営しております。キャンプフィールドでは、キャンプサイトの提供の他、キャンプ用品を所有していない方でもキャンプを楽しめるようなサービスや、各地元での体験プログラムなどを提案しております。また、新潟本社HEADQUARTERSにつきましては約15万坪の広大なフィールドの横に開発部門が業務を行うオフィス、直営店、2022年4月に開業した温浴・食事・宿泊を楽しめるSPA等で構成される本社建屋があります。モノづくりの現場から販売の現場、そしてユーザーがキャンプを楽しむ現場に至るまで、当社の企業活動が一貫して行われる場であり、当社のビジネスモデルが凝縮された場となっております。

 

当社はポイントカード会員制度により顧客管理をしており、2022年1月1日より新しい会員制度に変更しております。ポイントカード会員は当社製品の購入や各種体験サービスの利用により、「ライフバリューポイント(LVpt)」と「スノーピークポイント(SPpt)」が貯まります。ライフバリューポイントは、製品の購入については利用金額分、各種体験サービスでは利用金額分の2倍のポイントが貯まり、累積のライフバリューポイントに応じて会員ランクが判定されます。ライフバリューポイントが各ランクに必要な規定のポイントに達するとランクアップし、各ランクに応じて受けられる特典やスノーピークポイントの付与率が変わります。スノーピークポイントは、製品の購入や各種体験サービスの利用時に各ランクの付与率に応じたポイントが貯まり、貯まったポイントはポイントギフト(オリジナルの非売品等)と交換又は、直営店での製品購入や各種体験サービスに利用することができます。本ポイントカード会員制度は直営店、インストア、ショップインショップ、エントリーストアの他、それ以外のディーラーも含む幅広い店舗で実施しているのが特徴です。これにより当社は、製品流通の川上に位置するメーカーでありながら、幅広いエンドユーザーを対象に顧客管理をすることができ、顧客が購買した製品情報をもとに、さらに快適なキャンプスタイルの提案を行う等、計画的に顧客を深耕するマーケティング手法を取っております。

各会員ランクに必要なライフバリューポイントは次の通りであります。(Lvptはすべて累積)

ランク

レギュラー

会員

シルバー

会員

ゴールド

会員

プラチナ

会員

ブラック

会員

サファイア

会員

ダイヤモンド会員

LVpt

100,000

LVpt

200,000

LVpt

300,000

LVpt

 1,000,000 LVpt 

 3,000,000
LVpt 

5,000,000

Lvpt

 

 

当社の製品は、フィールドで確実に機能し、長期間にわたって使い込んでいただけるようデザインされております。そしてメーカーが自社の製品の品質に責任を持つのは当然であると考えているため、製品には一切の保証書を添付しておりません。ユーザーが購入した製品の機能が損なわれた場合、製造上の欠陥が原因の場合は無料で修理し、その他の場合には適正な価格で修理しております。(素材の経年による劣化や使用による激しい損傷等、製品寿命である場合、修理不可能な場合もあります。)

 

当社のアウトドア製品は、アフターサービスにおいてもその迅速さを追求しております。

ある週末のキャンプで使用して製品が損傷し、それを当社に修理に出して、また翌週末にキャンプで使用したいというユーザーの要望があった場合、迅速なアフターサービスが求められます。これに応えるため、当社では物流拠点Operation Core HQ2とスノーピーク太宰府店に縫製品を含む製品の修理を行えるスタッフを配置し、迅速なアフターサービスを可能にしております。また、比較的容易に修理ができ、かつ修理依頼件数が多いものを中心に全国のスノーピークストア店長及び店舗スタッフに修理技能を教育し、店頭での即日修理を可能にしております。

 

[海外]

(韓国)

当社の連結子会社である、Snow Peak Korea, Inc.が韓国を中心に一部中国での当社製品の販売事業を行っております。

韓国市場については、2001年から本格的に進出を始め、2008年にSnow Peak Korea, Inc.を設立致しました。

販売事業は、直営店(4店舗)及びECサイトの小売並びにショップインショップ(10店舗)とエントリーストア(3店舗)を含む卸売に大別されます。日本と同様、直営店併設の本社をソウル市に構え、迅速なアフターサービス体制を整えております。韓国における主要ユーザーはキャンパーであり、主な販売製品は、テント、タープ類、テーブルウェア、クックウェア、ファニチャー、アパレル等です。

また、今後の中国でのビジネス強化を行うために、韓国から中国向けの越境ECでの販売と北京・上海の百貨店内にショップインショップ(11店舗)の形態で販売を行っておりました。後述するように、2022年10月に現地企業との合弁会社である、雪諾必克自然(北京)文化発展有限公司を設立して、2023年からは、当該現地法人に中国向けのビジネスを全て移管することになっております。

 

(台湾)

当社の台湾支店が台湾での当社製品の販売を行っております。

台湾市場については、当初、当社から直接台湾のディーラーへの卸売を通して事業展開をしておりましたが、2013年に台湾支店を設立し、本格的な進出を果たしております。2015年に台北市にアフターサービス併設の直営店を出店し、より充実したサービスを提供できるよう足掛りを築きました。卸売に加え、小売での展開を開始し、直営店3店舗、ショップインショップ6店舗となっております。台湾における主要ユーザーはキャンパーであり、主な販売製品は、テント、タープ、テーブルウェア、クックウェア、ファニチャー、アパレル等です。2023年1月に、台湾支店の法人化により、連結子会社台湾雪諾必克企業股份有限公司を設立し、長期視点でのブランドの可視化及び事業展開の加速により、更なる売上げ拡大を図っていきたいと考えております。

 

(英国)

当社の連結子会社である、Snow Peak London, Limited.が英国を中心にEU圏内での当社製品の販売事業を行っております。

従来、欧州市場については、当社から直接欧州のディーラーへの卸売を通して事業展開をしておりましたが、市場規模及びインバウンド旅行客の規模等、欧州商圏エリアでの影響力に鑑み、2018年11月にSnow Peak London, Limited.を設立致しました。2019年9月にECサイトを開設し、2019年10月には欧州初の直営店であるSnow Peak London St James’sをオープンしております。英国における主要ユーザーはキャンパーであり、主な販売製品は、テント、テーブルウェア、焚火台、アパレル等です。

 

(米国)

当社の連結子会社である、Snow Peak USA, Inc.が米国を中心に北米での当社製品の販売事業を行っております。

2020年9月にポートランドにオープンした北米本社Snow Peak USA Headquarters(Global HQ4)を起点に卸売形態での販売に加え、直営店(2店舗)、ショップインショップ1店舗及びECサイトでの小売事業と、現地スポーツ卸への卸売事業を展開しております。2021年8月に戦略的物流拠点となるUS OPERATIONS COREの稼働が開始し、より充実したサービスを提供するための基盤を築きました。米国における主要ユーザーはバックパッカー等の旅行者及びキャンパーであり、主な販売製品は、テント、タープ、ヒーティングギア、テーブルウェア、クックウェア、焚火台、アパレル等です。2021年5月にはGlobal HQ4の旗艦店舗内にレストランtakibiを開業しました。また、2022年10月には、東海岸の直営店を、従来のSohoエリアから、ブルックリン地区に拡張・移転して、開業しております。引き続き、ブランド認知拡大による新規顧客を創造していくことで事業領域を拡大して参ります。

 
 (中国)

上述の通り、従来、韓国現地法人から中国向けのビジネス展開を行っておりましたが、2022年10月に、仁恩(北京)国際商業管理有限公司及び中信聚信(北京)資本管理有限公司との合弁会社雪諾必克自然(北京)文化発展有限公司を設立しております。2023年からは、本格的なビジネス展開を始める予定であり、物品販売(小売・卸売)及び体験価値(キャンプフィールド)を通じて、当社のブランド認知を上げていきたいと考えております。

 

 

拠点ごとの店舗数は次の通りであります。

(2022年12月31日現在)

地域

販売形態

店舗数

日本

北海道・東北エリア

(37店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

29

北関東甲信越エリア

(34店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

21

首都圏エリア

(68店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

14

24

30

東海中京エリア

(65店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

11

51

近畿エリア

(63店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

10

48

中国四国エリア

(34店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

23

九州エリア

(34店舗)

直営店

インストア

ショップインショップ

24

国内合計

直営店

インストア

ショップインショップ

35

74

226

韓国

直営店

インストア

ショップインショップ

     21(うち中国11)

台湾

直営店

インストア

ショップインショップ

米国

直営店

インストア

ショップインショップ

英国

直営店

インストア

ショップインショップ

その他海外

直営店

インストア

ショップインショップ

国内・海外合計

直営店

インストア

ショップインショップ

45

74

257

 

※画像は省略されています

スノーピークの平均年収は562万円

スノーピークの平均年収は562万円です。 去年の全国平均年収430万円より30.6%高いです。 過去のデータを見ると397万円(最低)から562万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、スノーピークの生涯収入はおよそ2.08億円と推定されます。
平均年収
2014 442万円
2015 459万円
2016 450万円
2017 397万円
2018 408万円
2019 479万円
2020 442万円
2021 537万円
2022 562万円

スノーピークの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではスノーピークは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではスノーピークは2898位(全4687社)で、年収偏差値は54.6でした。
スノーピークの年収ヒストグラム

スノーピークの年齢別年収

スノーピークの20代の想定平均年収は416万円、30代の想定平均年収は567万円でした。 スノーピークの初任給はおよそ27万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 349万円 27万円
25-29歳 483万円 37万円
30-34歳 549万円 42万円
35-39歳 585万円 45万円
40-44歳 622万円 48万円
45-49歳 656万円 50万円
50-54歳 691万円 53万円
55-59歳 679万円 52万円
60-64歳 543万円 42万円
スノーピークの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


スノーピークの賞与・ボーナス

スノーピークの年間賞与額は75万円程度と推定されます。 なお、スノーピーク社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2014 59万円
2015 61万円
2016 60万円
2017 53万円
2018 54万円
2019 64万円
2020 59万円
2021 72万円
2022 75万円


スノーピークの業種・地域

スノーピークの本社所在地は新潟県です。新潟県を含む中部地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 中部地方内での年収ランキングは282位(全574社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
スノーピークの年収ヒストグラム(中部地方内)
スノーピークは、業種カテゴリとしては 旅行・レジャー業, スポーツ業に属します。 旅行・レジャー業内での年収ランキングは 78位(全148社) 、 スポーツ業内での年収ランキングは 20位(全31社) でした。

旅行・レジャー業内での年収ランキング
スノーピークの年収ヒストグラム(旅行・レジャー業内)
スポーツ業内での年収ランキング
スノーピークの年収ヒストグラム(スポーツ業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

スノーピークの従業員数は501人

スノーピークの従業員数は501人でした。
従業員数
2014 155人
2015 172人
2016 218人
2017 274人
2018 291人
2019 332人
2020 386人
2021 437人
2022 501人
スノーピークの従業員数

スノーピークの売上、純利益

スノーピークの最新の売上高は265億円(売上ランキング1733位)でした。 従業員一人当たりの売上高は5296万円(一人当たり売上ランキング2221位)です。
スノーピークの売上高
スノーピークの最新の純利益は12.3億円(純利益ランキング1896位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約246万円(一人当たり純利益ランキング2438位)です。
スノーピークの純利益

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参考書籍

スノーピークの歴史

スノーピークの歴史について年表形式でご紹介します。
1964年1月有限会社山井商店を設立、法人組織化。釣具用品事業に参入。
1976年6月自社工場を新潟県三条市に設立。
1996年12月山井太が代表取締役社長に就任。株式会社スノーピークに社名変更。米国法人である子会社、Snow Peak U.S.A., Inc.をオレゴン州に設立。
2008年11月韓国法人である子会社、Snow Peak Korea, Inc. をソウル市に設立。
2012年5月新潟・株式会社スノーピークウェルを設立し、障がい者就労支援事業を開始。
2014年12月東京証券取引所マザーズ市場に上場。
2016年7月キャンピングオフィス事業の開発・推進強化のため、株式会社スノーピークビジネスソリューションズを設立。十勝の豊かな自然資源を強みとした観光振興に共に取り組むパートナーとして、北海道帯広市と包括連携協定を締結。
2017年1月施設の開発、運営、コンサルティング、飲食業、商品開発・販売の為に株式会社スノーピークグランピングを設立。
2017年2月地方創生に関するコンサルティング業務を行う株式会社スノーピーク地方創生コンサルティングを設立。
2018年9月長野県北安曇郡白馬村を中心とした事業展開を行う株式会社スノーピーク白馬を設立。名古屋市港区に直営店、Snow Peak ららぽーと名古屋みなとアクルスを開業。高機能エコハウスのまちづくり「山形エコタウン前明石」プロジェクトに参画。
2018年11月エントリーキャンパー向けの新たな販売形態「スノーピーク エントリーストア」を全国223店舗開業。福岡・シーサイドももち地区に直営店、Snow Peak マークイズ福岡ももちを開業。欧州における事業を推進するSnow Peak London, Limited.を設立。
2019年7月米国における事業を推進するSnow Peak USA, Inc.を設立。長野県北安曇郡白馬村にグランピングの中でも最高峰の体験を提供する「Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN」をグランドオープン。

スノーピークの子会社

スノーピークの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
株式会社スノーピークウェル 障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス事業
Snow Peak Korea, Inc. アウトドア製品の輸入販売
株式会社スノーピークビジネスソリューションズ キャンピングオフィス事業
株式会社スノーピーク地方創生コンサルティング コンサルティング事業
株式会社スノーピーク白馬 長野県北安曇郡白馬村における商業施設運営事業
Snow Peak London, Limited. アウトドア製品の輸入販売
株式会社スノーピークローカルフーズ 食品の企画製造販売
Snow Peak USA, Inc. アウトドア製品の輸入販売
Snow Peak HOSPITALITY, LLC. 米国におけるレストラン事業の運営
雪諾必克自然(北京)文化発展有限公司 アウトドア製品の輸入販売
株式会社デスティネーション十勝 アウトドア
事業
株式会社新潟デザイン&キャピタル ベンチャー企業、中小企業への投資
株式会社キャンパーズアンドアングラーズ キャンプフィッシング事業

スノーピークの類似企業

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企業名 平均年収 従業員数
鳥貴族HD 580万円 49人
プレナス 599万円 1178人
アルペン 542万円 2671人
トランザクション 554万円 27人
ハウス オブ ローゼ 429万円 857人
スーパーバリュー 485万円 377人
カンセキ 518万円 332人
セキド 408万円 65人
ティムコ 528万円 66人
フジオフードグループ本社 636万円 32人

スノーピークと平均年収が近い企業

企業名 平均年収
きんえい 492万円
名古屋スポーツセンター 563万円
オープンドア 492万円
明治座 437万円
スペースマーケット 503万円
創通 533万円
コーユーレンティア 556万円
新橋演舞場 629万円
平和 612万円
ベネフィット・ワン 661万円

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