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ピクスタの平均年収

2024年02月22日 09:18

ピクスタとは

ピクスタとは、出版・印刷業を営む東京都の上場企業です。
企業名 ピクスタ
本社所在地 渋谷区渋谷三丁目3番5号 NBF渋谷イースト7F
売上高 26.7億円
社員数 82人
平均年収 603万円
推定初任給 29万円
年収偏差値 56.8
平均年齢 36.43歳
平均勤続年数 6.07年

有価証券報告書によるとピクスタの事業内容は次の通りです。

 当社グループは、当社(ピクスタ株式会社)及び連結子会社2社(スナップマート株式会社及びPIXTA VIETNAM CO.,LTD.)によって構成されております。当社グループは、「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」ことを企業理念として掲げ、インターネットを最大限活用し、価値を生む人とそれを活かす人を最大多数結びつけ、多様性に富む活気ある社会の実現に貢献していくことを目指しております。その理念のもと、インターネット上で写真・イラスト・動画等のデジタル素材の仕入から販売までを行うオンラインマーケットプレイスの運営を主たる事業としながら、さまざまな分野で才能をつなぎ、無数の感動を生み出し、その集積によって、多数のクリエイティブ・プラットフォームからなる「クリエイティブ・プラットフォーム経済圏」を実現し、10年後に200億円以上の取扱高(※)を目指して事業展開をしております。

(※クリエイティブ・プラットフォーム経済圏において行われる取引の総額)

 

1.クリエイティブ・プラットフォームについて

(1)デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」(PIXTA事業)について

① デジタル素材とは

 「PIXTA」は、インターネット上でデジタル素材の販売を行うマーケットプレイス型のサービスです。

 デジタル素材とは、広告やコンテンツを制作するうえで、ビジュアル効果を高めるための素材として利用される写真・イラスト・動画等の素材を指します。「PIXTA」では、このデジタル素材を国内外のクリエイターからクラウドソーシング形式で収集し、素材を必要とする法人・個人向けに販売しております。

 従前、新聞・書籍・チラシ・カタログ等の紙媒体を中心とする広告等に用いられる素材は、広告代理店、デザイン制作会社といった広告制作を専門とする企業によって使用されるのが一般的でした。しかし、インターネット環境の発展や技術革新によるデジタルコンテンツの制作コストの低下を主な背景として、動画広告を含むインターネット広告やデジタルサイネージ(注1)などのデジタル販売促進ツール、電子書籍やスマートフォン(以下、スマホ)アプリなど、デジタル素材の利用範囲の裾野も広がってきております。

 このような背景のもと、「PIXTA」が取り扱うデジタル素材は広告制作会社やデザイン制作会社のみならず、出版・印刷会社、その他企業・団体など幅広い業種の法人からフリーランス等の個人まで多様な属性の購入者に利用されています。また、利用される素材の種類も写真・イラストから動画等へと多様化してきております。

 また、このような素材は、これまでは専門業者によって制作されていましたが、デジタル一眼レフカメラをはじめとした撮影・編集機材の普及により、アマチュアでもクオリティの高い素材を制作することが可能となりました。「PIXTA」では、プロ・アマチュアを問わずオンラインで素材を投稿することができるため、会社員、主婦、学生、シニア等のアマチュアクリエイターからプロのフォトグラファー、イラストレーター、ビデオグラファーまで、国内外の幅広い層のクリエイターが、時間や距離、経歴や経験など既存の枠組みにとらわれることなく素材の提供を行っております。

 

② 「PIXTA」の特徴

 「PIXTA」の素材は、すべてロイヤリティフリー・ライセンス(注2)で提供されております。購入者は、利用対価を支払うことにより、利用規約で定められた範囲において何度でも自由に利用できるデジタル素材をダウンロードすることが可能です。また「PIXTA」では、都度1点から素材を購入できる「単品販売」と、契約期間中であれば一定数に達するまで定額料金で素材をダウンロードできる「定額制販売」という2種類の販売制度を展開しており、必要なときに無駄なく素材を購入したいニーズと大量・頻繁に素材を使用したいニーズの双方に応えられる体制を構築しております。

 購入者獲得に際しては、SEO・SEM(注3)などいわゆるオンラインマーケティングにより多くの見込み客を誘導する仕組みを構築しております。また、サイトを訪れた購入者が欲しい素材をすぐ探せるようにするための検索機能の改良や、会員登録から購入までの手続を簡素化するようなサイトの利便性を高める改善を常時行っております。

 素材を提供するクリエイターへは、当該素材が実際に売れた場合に、販売価格と当社で定める「コミッション率」に応じた「獲得クレジット」を付与します。クリエイターは、保有する「獲得クレジット」が当社の定める最低支払基準額を超えた時点で、希望する金額を、希望するタイミングで換金申請することができます。

 素材のクオリティを確保するため、素材の販売にあたっては独自の審査を行っております。また、一定のクオリティを有する素材を当社にのみ提供できるクリエイターに対しては「専属クリエイター」に登録できる制度を設け、報酬の支払いや審査において優遇を行っております。さらに、一定のニーズを有する人物素材を当社にのみ継続的に提供できるクリエイターを「人物専属クリエイター」と位置づけ、人物モデルを紹介するなどの撮影サポートを行っております。このような取り組みを通じて購入者のニーズに応える素材を提供できるクリエイターの活性化を図っております。

(注1)デジタルサイネージとは

屋外や店頭などに設置された、広告や案内情報を掲載するための映像表示装置のこと。

(注2)ロイヤリティフリー・ライセンスとは

事前に取り決められた使用許諾範囲内であれば、追加の使用料(ロイヤリティ)の発生が免除されている著作物の使用権のこと。一度データを購入すれば、その後は利用規約の定める範囲で何度でも使用可能。

(注3)SEO・SEMとは

SEOとは、検索エンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。SEMとは検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法のひとつ。

 

(2)スマホ写真のマーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」(Snapmart事業)について

 当社は、2016年8月に当社100%出資子会社であるスナップマート株式会社を設立し、株式会社オプトインキュベートよりスマホで撮影し投稿した写真を素材として売買できるマーケットプレイスであるSnapmart事業を譲り受けました。

 同じ写真素材のマーケットプレイス事業である「PIXTA」を運営してきたノウハウを元に、Snapmartが得意とするスマホ写真・SNS 向けビジュアルイメージを取り込むことで、両事業でのシナジー創出を想定しておりました。

 しかし、想定していたシナジー創出には至らず、Snapmart事業を軌道に載せていくためにはSNSマーケティングに関する幅広い知見を有し、より強いシナジーが見込まれる当社グループ外のパートナーと共に事業成長を推進していくことが、スナップマート株式会社の更なる発展につながるとの結論に至りました。

 上記を受けて、当社が所有するSnapmart事業を運営するスナップマート株式会社の全株式について、2023年2月14日付で株式譲渡しております。その結果、スナップマート株式会社は、有価証券報告書提出日現在、連結除外しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 (重要な後発事象)」をご参照ください。

 

 

(3)出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」(fotowa事業)について

 「fotowa」は、当社が2016年2月に開始した、撮影してほしい人とフォトグラファーをつなぐ出張撮影プラットフォームです。ニューボーン(新生児)撮影やハーフバースデー、お宮参りや七五三等の子どもの記念日・行事等において、インターネット上で好みのフォトグラファーと時間・場所を指定して予約し、ナチュラルでおしゃれな家族の記念写真を撮影することができます。

 ライフイベントの撮影需要増加やSNSの普及による写真共有の需要の高まりを受け、個人向けの撮影サービス市場は拡大傾向にあります。

 当社が「PIXTA」で培ったクリエイターネットワークとプラットフォーム運営ノウハウを活かして「fotowa」を運営していくことにより、この市場の需要に応え、また、フォトグラファーに新たな活躍の場を提供していきたいと考えております。

※画像は省略されています

ピクスタの平均年収は603万円

ピクスタの平均年収は603万円です。 去年の全国平均年収430万円より40.3%高いです。 過去のデータを見ると427万円(最低)から603万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ピクスタの生涯収入はおよそ2.23億円と推定されます。
平均年収
2014 427万円
2015 428万円
2016 443万円
2017 454万円
2018 477万円
2019 541万円
2020 552万円
2021 585万円
2022 603万円

ピクスタの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではピクスタは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではピクスタは2324位(全4687社)で、年収偏差値は56.8でした。
ピクスタの年収ヒストグラム

ピクスタの年齢別年収

ピクスタの20代の想定平均年収は445万円、30代の想定平均年収は609万円でした。 ピクスタの初任給はおよそ29万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 373万円 29万円
25-29歳 518万円 40万円
30-34歳 589万円 45万円
35-39歳 629万円 48万円
40-44歳 668万円 51万円
45-49歳 705万円 54万円
50-54歳 743万円 57万円
55-59歳 730万円 56万円
60-64歳 583万円 45万円
ピクスタの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ピクスタの賞与・ボーナス

ピクスタの年間賞与額は80万円程度と推定されます。 なお、ピクスタ社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2014 57万円
2015 57万円
2016 59万円
2017 61万円
2018 64万円
2019 72万円
2020 74万円
2021 78万円
2022 80万円


ピクスタの業種・地域

ピクスタの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1602位(全2845社)でした。
ピクスタの年収ヒストグラム(関東地方内)
ピクスタは、業種カテゴリとしては 出版・印刷業に属します。 出版・印刷業内での年収ランキングは 23位(全67社) でした。

出版・印刷業内での年収ランキング
ピクスタの年収ヒストグラム(出版・印刷業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ピクスタの従業員数は82人

ピクスタの従業員数は82人でした。
従業員数
2014 47人
2015 57人
2016 75人
2017 78人
2018 80人
2019 91人
2020 90人
2021 87人
2022 82人
ピクスタの従業員数

ピクスタの売上、純利益

ピクスタの最新の売上高は26.7億円(売上ランキング3775位)でした。 従業員一人当たりの売上高は3255万円(一人当たり売上ランキング3193位)です。
ピクスタの売上高
ピクスタの最新の純利益は1.21億円(純利益ランキング3467位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約147万円(一人当たり純利益ランキング2949位)です。
ピクスタの純利益

【広告】ピクスタに転職するには?

ピクスタに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

ピクスタの歴史

ピクスタの歴史について年表形式でご紹介します。
2005年8月 東京都渋谷区渋谷において株式会社オンボード設立
2006年5月 デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」をリリースし、写真素材の販売を開始
2007年6月 「PIXTA」上でイラスト素材の販売を開始
2010年2月 「PIXTA」上で動画素材の販売を開始
2013年11月 シンガポール共和国シンガポール市に現地法人PIXTA ASIA PTE.LTD.を設立
2015年7月 台北市に台湾支店を設立(2021年6月に清算)
2015年9月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016年2月 出張撮影プラットフォーム「fotowa」を開始
2016年5月 ベトナム社会主義共和国ハノイ市に現地法人PIXTA VIETNAM CO., LTD.を設立
2016年8月 子会社としてスナップマート株式会社を設立、当該子会社において株式会社オプトインキュベートよりSnapmart事業を譲受け
2016年12月 タイ王国バンコク市に現地法人PIXTA (THAILAND) CO., LTD.を設立(提出日現在、清算手続き中)
2017年10月 「PIXTA」上で音楽素材の販売を開始
2019年8月 「PIXTA」上で4K動画素材、MP4ファイル形式素材の販売を開始
2020年11月 「PIXTA」上で動画素材の定額制プランの販売を開始
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズから東京証券取引所グロース市場に移行
2022年11月 IPコンテンツプラットフォーム「PIXTA IPコンテンツ」を開始

ピクスタの子会社

ピクスタの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
(連結子会社) スナップマート 株式会社 Snapmart(スナップマート)事業
(連結子会社) PIXTA VIETNAM CO.,LTD. 当社グループ内のシステム開発事業

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