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ゼネテックの平均年収

2024年02月22日 09:18

ゼネテックとは

ゼネテックとは、機械業, ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 ゼネテック
本社所在地 新宿区新宿二丁目19番1号
売上高 55.7億円
社員数 292人
平均年収 600万円
推定初任給 27万円
年収偏差値 56.6
平均年齢 40.6歳
平均勤続年数 8.0年

有価証券報告書によるとゼネテックの事業内容は次の通りです。

当社グループ(当社及び連結子会社)は、当社(株式会社ゼネテック)、子会社4社により構成されており、デジタルソリューション事業、エンジニアリングソリューション事業およびココダヨ事業を主たる事業としております。

当社グループの事業内容および当社の関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

なお、次の3区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(1)デジタルソリューション事業

当社グループは、当社の1985年7月の設立以来、移動体通信機分野(ポケットベル、携帯電話、PHSなど)の各種情報端末、自動車関連(カーナビ、カーオーディオ、インフォテインメント(注)1など)の組込みシステム(注)2の設計開発をコア事業として発展してまいりました。

カーエレクトロニクス全般、デジタル情報家電、半導体製造装置分野などの組込みシステムに係るソフトウェア開発およびハードウェア開発において、長年培ってきた受託開発ノウハウを駆使し、仕様分析・検討、基本設計から製造までシステムの一括受託開発を行っております。

今後、特に、モビリティ分野の自動運転システム、安全運転アシストシステム、インフォテインメントシステムなどの成長が期待されており、また、各種制御系機器のインテリジェント化やデータ収集ニーズに伴う各種センサーの情報を取りまとめるエッジコンピュータ(注)3やゲートウェイの需要なども成長が期待され、製造業分野でIoT(注)4関連の需要が大きく高まっていくと予測されております。ソフトウェア専業開発と異なり、組込みシステム開発にはハードウェア制御の知識が必須であり、また、製品の性格上、ソフトウェア開発と比べて非常に厳しい品質確保が要求されるものになるため、この領域は、当社グループの強みであるソフトウェアとハードウェアの一体型システム開発力および通信・ネットワーク分野の開発技術力を活かせる分野になります。

また、組込み開発に加え、企業の持つ資源である、「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」を一つのシステムで一元管理するERP(注)5 の導入支援・運用コンサルティング業務を行っております。

 

(2)エンジニアリングソリューション事業

「3次元CAD(注)6/CAM(注)7ソフトウェア」「ロボットティーチングソフトウェア」「3次元シミュレーションソフトウェア」「製品ライフサイクル管理ソフトウェア」について、ライセンス販売、導入・技術支援、サポート、教育・研修などのソリューションサービス事業を行っております。また、今後、飛躍的な成長が見込まれる製造業向けIoT分野において、創立来システム開発で培ってきた通信・制御・センサーデバイス、ネットワーク、クラウド技術をベースにしたモニタリングプラットフォーム「Surve-i」を自社開発し、製造機械・設備の稼働モニタリングシステム「GCモニター」や防犯・災害対策用遠隔カメラ監視ソリューションとして販売しております。

 

[3次元CAD/CAMソフトウェア]

主力製品である「Mastercam」はCADで設計された製品や部品に対し、工具や切削方法といったNC工作機械(注)7で加工するための様々な情報を付加し、工作機械を制御する数値データに変換するCAMソフトウェアです。ソフトウェアの使用ライセンスに加えて、CAMの導入時に必要なポストプロセッサ(注)9の開発、操作や設定についての教育・研修、保守メンテナンス・サポート契約など様々なサービスを提供しております。

 

[ロボットティーチングソフトウェア]

通常、ロボットは付属しているコントローラを使用してロボットを実際に動かし、その動きを記録・再生させて作業を行います。このことを一般的にティーチングと呼びますが、「Robotmaster」は、パソコン上でロボットの動作データを作成し、ロボットに転送することで作業をさせることができます。これをオフラインティーチングと呼び、「Robotmaster」では従来型のティーチングに比べ約70%の作業時間削減を実現しています。

 

[3次元シミュレーションソフトウェア]

日本国内では、ますます少子高齢化が進む中で、工場の見直し、ライン・設備等の見直し、省力化対応の機械、ロボットやIoTシステムの導入が一層進むと予想されますが、「FlexSim」は、製造・物流現場において投資対効果の高い最適な検証結果を企画段階で容易に導きだすことができ、工場・物流の生産性向上と利益の向上に貢献するシミュレーションソフトウェアであります。

 

[製品ライフサイクルマネジメントソフトウェア]

製造業のエンジニアリングチェーン(企画や受注から始まり、設計、製造準備、製造、保守保全等まで設計を中心とした一連の業務プロセス)を管理するシステムです。導入することで製品ライフサイクル全体のリードタイムを大幅に削減し、収益や品質向上につなげるための業務改革を可能にし、企業の開発力や競争力の向上を実現するものであります。

 

(3)ココダヨ事業

緊急地震速報の受信と同時に、事前に合意登録されている家族の最新の居場所が自動配信され、お互いの安否が把握できるスマートフォン用防災アプリである、災害時位置情報自動通知システム「ココダヨ」を提供しております。

2018年9月より株式会社NTTドコモが提供するスマートフォンアプリ定額使い放題サービス「スゴ得」に採用されております。

今後、高齢者や子供の見守り用としてのサービス拡大や、地震・自然災害の多い国や地域へのサービス拡大を目指しております。

 

(用語解説)

(注)1.インフォテインメント:主に車載システムについて用いられる用語で、情報と娯楽の提供を実現するシステムの総称

(注)2.組込みシステム:特定用途向けに特化、限定した機能を果たすために各種機械や機器に組み込まれるコンピュータシステム

(注)3.エッジコンピュータ:製造現場においては、工場内に多数設置されたセンサー等から得られる大容量データに対し、端末近くで高速な処理をするコンピュータのこと

(注)4.IoT:Internet of Things(モノのインターネット)。モノがインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み

(注)5.ERP:Enterprise Resources Planningの略であり、企業経営の基本となる資源要素(ヒト・モノ・カネ・情報)を適切に分配し有効活用する考え方を意味します。現在では、「基幹系情報システム」を指すことが多く、企業の情報戦略に欠かせない重要な位置を占めています。

(注)6.CAD:Computer Aided Design(コンピュータ支援設計)。パソコンの画面上で図面を作成するためのソフトウェア。2次元は平面上での製図、3次元は立体空間の製図

(注)7.CAM:Computer Aided Manufacturing(コンピュータ支援製造)。NC(Numerically Controlled :数値制御)工作機械の加工プログラムを作成するソフトウェア

(注)8.NC工作機械:Numerically Controlled Machine Tools(数値制御される工作機械)。数値制御とは「工作物に対する工具経路、その他加工に必要な作業の工程などを、それに対応する数値情報で指令する制御」のこと

(注)9.ポストプロセッサ:CAMの言語を工作機械の言語に変える翻訳機

※画像は省略されています

ゼネテックの平均年収は600万円

ゼネテックの平均年収は600万円です。 去年の全国平均年収430万円より39.6%高いです。 過去のデータを見ると527万円(最低)から600万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ゼネテックの生涯収入はおよそ2.22億円と推定されます。
平均年収
2018 528万円
2019 527万円
2020 558万円
2021 576万円
2022 600万円

ゼネテックの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではゼネテックは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではゼネテックは2361位(全4687社)で、年収偏差値は56.6でした。
ゼネテックの年収ヒストグラム

ゼネテックの年齢別年収

ゼネテックの20代の想定平均年収は430万円、30代の想定平均年収は607万円でした。 ゼネテックの初任給はおよそ27万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 352万円 27万円
25-29歳 509万円 39万円
30-34歳 585万円 45万円
35-39歳 628万円 48万円
40-44歳 671万円 52万円
45-49歳 710万円 55万円
50-54歳 751万円 58万円
55-59歳 738万円 57万円
60-64歳 579万円 45万円
ゼネテックの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ゼネテックの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、ゼネテックの 平均年間賞与額は86万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2018 70万円
2019 68万円
2020 78万円
2021 83万円
2022 86万円


ゼネテックの業種・地域

ゼネテックの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1631位(全2845社)でした。
ゼネテックの年収ヒストグラム(関東地方内)
ゼネテックは、業種カテゴリとしては 機械業, ソフトウェア業に属します。 機械業内での年収ランキングは 185位(全307社) 、 ソフトウェア業内での年収ランキングは 140位(全265社) でした。

機械業内での年収ランキング
ゼネテックの年収ヒストグラム(機械業内)
ソフトウェア業内での年収ランキング
ゼネテックの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ゼネテックの従業員数は292人

ゼネテックの従業員数は292人でした。
従業員数
2018 244人
2019 245人
2020 247人
2021 265人
2022 292人
ゼネテックの従業員数

ゼネテックの売上、純利益

ゼネテックの最新の売上高は55.7億円(売上ランキング3222位)でした。 従業員一人当たりの売上高は1907万円(一人当たり売上ランキング4060位)です。
ゼネテックの売上高
ゼネテックの最新の純利益は8874万円(純利益ランキング3566位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約30万円(一人当たり純利益ランキング3736位)です。
ゼネテックの純利益

【広告】ゼネテックに転職するには?

ゼネテックに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

ゼネテックの歴史

ゼネテックの歴史について年表形式でご紹介します。
1985年7月 東京都新宿区に当社設立 組込みシステム受託開発事業を開始
1990年12月 米国・CNC Software, Inc.と正規輸入代理店契約を締結、 3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」の販売を開始
1998年4月 大阪営業所を開設
2003年7月 横浜開発センターを開設
2005年7月 中四国営業所を開設
2005年11月 中部営業所を開設
2007年4月 北九州事業所・九州開発センターを開設
2015年9月 災害時位置情報自動通知システム「ココダヨ」サービス開始
2018年8月 米国・FlexSim Software Products, Inc.と日本総代理店契約締結 3次元シミュレーションソフトウェア「FlexSim」の販売を開始
2020年3月 東京証券取引所JASDAQに株式を上場
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場に移行
2022年11月 PTCジャパン株式会社とPTCパートナーネットワーク契約を締結 製品ライフサイクルマネジメントソフトウェア「Windchill(R)」等の取扱いを開始

ゼネテックの子会社

ゼネテックの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
アプリハウス株式会社 エンジニアリングソリューション事業
株式会社バート デジタルソリューション事業
株式会社TOPWELL エンジニアリングソリューション事業
ログイン株式会社 デジタルソリューション事業

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YE DIGITAL 710万円 503人
電算 702万円 603人
アンドール 396万円 323人
ニーズウェル 502万円 570人
エクスモーション 754万円 69人
萩原電気HD 666万円 94人

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