日本エマージェンシーアシスタンスの平均年収
日本エマージェンシーアシスタンスとは
企業名 | 日本エマージェンシーアシスタンス |
---|---|
本社所在地 | 文京区小石川一丁目21番14号 |
売上高 | 62.1億円 |
社員数 | 169人 |
平均年収 | 529万円 |
推定初任給 | 23万円 |
年収偏差値 | 52.9 |
平均年齢 | 42.6歳 |
平均勤続年数 | 8.2年 |
有価証券報告書によると日本エマージェンシーアシスタンスの事業内容は次の通りです。
当社グループは、当社及び当社支店、連結子会社により構成されております。当社グループの主たる事業は、医療アシスタンス事業及びライフアシスタンス事業であり、連結子会社は、主に医療アシスタンス事業を行っております。医療アシスタンス事業とライフアシスタンス事業はセグメント情報の区分と同一です。
当社グループが行っているアシスタンスサービスは主に国境をまたいだ環境におられるユーザーに対するサービスで、医療問題を解決するサービス(医療アシスタンスサービス)と生活をより楽しむためにサポートするサービス(コンシェルジュサービス、当社グループのセグメントではライフアシスタンス事業)の両サイドをご提供しています。
[事業系統図]
当社の主な事業内容を系統図によって示すと、以下のとおりです。
※ 当社及び海外センターがユーザーに対し直接アシスタンスサービスを提供することが基本となります。海外サービス提供者(海外プロバイダー)を使用する案件に限り、海外サービス提供者に対する当社グループからの業務の指示・コントロール、及び実費・委託料の支払いが発生します。
※ 医療アシスタンスサービスの提供主体(当社又は海外センター)は、電話発信があった地域・時間などにより変わります。
※ 海外センターのうち、イギリスセンターは2014年から当社の事業所となっております。
※ 後述する(2)自社展開のアシスタンスサービスの提供のうち、④ 救急救命アシスタンスサービス及び⑥官公庁事業に関する医療支援サービスはこの図には含まれておりません。
当社グループの事業内容は次のとおりです。
[医療アシスタンス事業]
医療アシスタンス事業は(1)海外旅行保険の付帯としてのサービス提供(損害保険会社からの受託による医療アシスタンスサービス)と(2)自社展開のアシスタンスサービスの提供(企業・大学・官公庁等との直接契約に基づく医療アシスタンスサービス)に分かれます。
(主な関係会社)
当社及びEmergency Assistance Japan (U.S.A.), Inc.
Emergency Assistance Japan (Singapore) Pte. Ltd.
北京威馬捷国際旅行援助有限責任公司
Emergency Assistance Thailand Co., Ltd.
EAJ Assistance Services Canada, Inc.
(1)海外旅行保険の付帯としてのサービス提供
損害保険会社のサービス規約に従い、海外旅行保険加入者(被保険者)が自国外において被った怪我や病気に対して、電話での対応から受診支援、搬送に至るまでの医療に関する様々なアシスタンスサービスを損害保険会社から受託しております。当事業においては、損害保険会社より、年間契約料収入と対応件数に応じた収入を得ております。
当社グループでは、電話発信の時間・地域ごとに当社ないし6つの海外センターにて電話受付及びサービス提供を行っており、東京本社(当社)においては、受電対応に加え、重症者への対応や入院・搬送(帰国を含む)といった高度なコーディネート業務を専門部署が損害保険会社と連携を密にとりながら24時間体制で行っております。
海外旅行保険の付帯としてのサービス提供における、標準的なサービス提供の流れを図示すると、以下のとおりとなります。
(2)自社展開のアシスタンスサービスの提供
自社展開のアシスタンスサービスとして、以下のものがあります。
①法人向け医療アシスタンスサービス
海外展開している法人や官公庁との直接契約で、海外駐在者、海外渡航者に対して医療支援を含めた危機管理と危機対応に関するサービスを提供しています。具体的には現地の医療状況の調査や予防接種、健康診断の手配、病気の際の受診手配等の様々な医療サービスのコーディネートや旅行保険が効かない際の支援、危機管理情報の提供などを行います。企業が海外にいる自社の社員及び家族に提供すべきサービスを企業担当者と連携をとりながら実施することで、海外での企業の安全配慮義務や従業員満足度向上政策を支援します。
当サービスは契約企業より年間契約料収入及び対応件数に応じた収入を得ています。
なお、当サービスは、海外旅行保険の付帯としてのサービスとは異なり、保険適用に関係なくアシスタンスサービスを提供するサービスであります。
②留学生危機管理サービス
海外留学する学生の危機管理として、医療支援をはじめ、学生と連絡が取れない場合や行方不明時の捜索、海外生活における身近な問題の解決支援など、広く留学生活を支援するサービスです。契約大学より年間契約料収入と、留学生数、対応件数に応じた収入を得ています。
③セキュリティ・アシスタンスサービス
経済のグローバル化に伴い、日本企業の海外進出が増加する中、海外在勤者及び渡航者が現地で遭遇するセキュリティ・リスクが多様化・複合化・巨大化しており、専門家による危機管理体制の構築が求められております。
当社グループは2013年9月からセキュリティ・アシスタンス商品を開発・販売を始め、現在では世界展開しているリスクマネジメント専門の会社と提携し、世界中でセキュリティ・アシスタンスサービスを提供しております。
海外医療アシスタンスを通じて培われた当社の危機対応能力と提携各社のセキュリティ・リスク・マネージメント能力を融合し、医療アシスタンスとセキュリティ・アシスタンスを合わせて企業のトータルリスク管理を実施します。
具体的には、契約企業は当社本社アラーム・センター内に設置する24時間365日稼働のセキュリティ回線にアクセスし、サービス提供対象国におけるセキュリティ関連事案に関して、より詳しい情報やアドバイスを現地事情に精通するセキュリティ・プロフェッショナルから受けることができます。
また、契約企業の担当者にサービス提供対象国で発生するセキュリティ関連事件(内線、革命、クーデター、政変、暴動、テロ、重大犯罪、重大事故等)の内容及び対応のためのアドバイスを簡潔かつ迅速に日本語でEメール配信します。
また、オプションで現地の治安状況が悪化した際の最寄りの安全適地への緊急国外避難を支援するサービスも提供いたします。
当該サービスは契約先からの年間契約料収入を得ています。
④救急救命アシスタンスサービス
国内外の要医療サービス地に健康危機管理、救助・救急のサービスを提供するとともに、エマージェンシ―教育などのサービスを提供します。
また、救急救命士や看護師が現地プラント、僻地サイトに常駐して現地医療体制を構築し、緊急時の救急対応に加え、日常の健康見守りを実施して傷病の発生を未然に防止するプロジェクト型の救急救命アシスタンスサービスをこれまで官公庁事業で提供してきましたが、これを「EAJプロジェクトアシスト」としてパッケージ化し、民間企業に向けて提供しております。当該サービスは契約先企業からの契約料収入を得ています。
⑤国際医療事業(医療ツーリズム)
政府が日本の医療の国際展開を強く推進する中、当社グループはインバウンド事業(外国人患者の受入サポート等)に取り組み、日本の医療の国際展開をサポートしております。
インバウンド事業については、当社グループは外国人患者と日本の医療機関とのマッチング、医療ビザの手配、医療通訳派遣等、国内医療機関で治療等を受ける外国人に対する一連のコーディネートサービスを自社で展開しております。当社は医療滞在ビザの身元保証機関の登録第1号企業であり、日本がインバウンド事業に力を入れ始めた初期からサービス提供を実施しており、また、これまでの外国人患者の受入体制・実績が評価されて、2015年9月4日に一般社団法人Medical Excellence JAPANより、国内初の「医療渡航支援企業(※1)」として認証されました。
当該事業は患者からのサービス料収入を得ています。
※1「医療渡航支援企業認証制度」は、日本政府の成長戦略の一環として、来日して治療を受けようとする外国人が安心して医療サー
ビスに関する相談や受診の支援が受けられるよう、一定の基準を満たした質の高い支援サービスを提供できる企業に日本政府が
”お墨付き”を与える制度です。
⑥官公庁事業に関する医療支援サービス
日本国内で外国人に病気や怪我など不測の事態が起こった場合のスムーズな医療提供が大きな課題となりつつあるなか、厚生労働省より外国人診療に関する「ワンストップ相談窓口事業者」に選定され、全国の医療機関からの相談対応業務を前期より継続して受注しています。
また、厚生労働省から受託している「入国者等健康フォローアップセンター業務」及び東京検疫所から受託している「検疫手続確認センター業務」につきましては、当社の基幹システムを核に諸業務のパッケージ化を進める形で展開してきました。事業範囲の拡大に合わせパッケージのメニューも増加しました。
[ライフアシスタンス事業]
ライフアシスタンス事業では、現在クレジットカード会社からカード会員に対するコンシェルジュサービス(レストランの予約やイベントチケット等の取得等)を受託しております。
当該事業で提供しているコンシェルジュサービスとは、医療アシスタンスサービスが病気、怪我をはじめとした緊急事態に対応するサービスであることに対して、「より気持ちよく、より楽しい」海外での生活を楽しんでいただくためのお手伝いをするサービスです。
当該事業は、クレジットカード会社からの年間契約料収入を主たる収入としています。
日本エマージェンシーアシスタンスの平均年収は529万円
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、日本エマージェンシーアシスタンスの生涯収入はおよそ1.96億円と推定されます。
年 | 平均年収 |
---|---|
2013 | 446万円 |
2014 | 423万円 |
2015 | 434万円 |
2016 | 444万円 |
2017 | 449万円 |
2018 | 441万円 |
2019 | 466万円 |
2020 | 412万円 |
2021 | 513万円 |
2022 | 529万円 |
平均年収と社数のヒストグラム上では日本エマージェンシーアシスタンスは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングでは日本エマージェンシーアシスタンスは3276位(全4687社)で、年収偏差値は52.9でした。
日本エマージェンシーアシスタンスの年齢別年収
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
---|---|---|
20-24歳 | 299万円 | 23万円 |
25-29歳 | 444万円 | 34万円 |
30-34歳 | 515万円 | 40万円 |
35-39歳 | 554万円 | 43万円 |
40-44歳 | 594万円 | 46万円 |
45-49歳 | 631万円 | 49万円 |
50-54歳 | 669万円 | 51万円 |
55-59歳 | 656万円 | 50万円 |
60-64歳 | 509万円 | 39万円 |
日本エマージェンシーアシスタンスの賞与・ボーナス
年 | 平均賞与額 |
---|---|
2013 | 59万円 |
2014 | 56万円 |
2015 | 58万円 |
2016 | 59万円 |
2017 | 60万円 |
2018 | 59万円 |
2019 | 62万円 |
2020 | 55万円 |
2021 | 68万円 |
2022 | 71万円 |
日本エマージェンシーアシスタンスの業種・地域
日本エマージェンシーアシスタンスの従業員数は169人
年 | 従業員数 |
---|---|
2013 | 153人 |
2014 | 170人 |
2015 | 163人 |
2016 | 176人 |
2017 | 178人 |
2018 | 188人 |
2019 | 205人 |
2020 | 197人 |
2021 | 179人 |
2022 | 169人 |
日本エマージェンシーアシスタンスの売上、純利益
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転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。
他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。
ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。
ランスタッド
「ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。
ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。
そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。
参考書籍
日本エマージェンシーアシスタンスの歴史
2003年1月 | 東京都文京区に日本エマージェンシーアシスタンス株式会社を設立(資本金24百万円)。 |
2003年4月 | 24時間体制による医療アシスタンスサービス開始。 |
2004年7月 | 米国にて北中南米大陸での医療アシスタンスサービスを開始。 |
2004年11月 | シンガポールにてアジア・オセアニアでの医療アシスタンスサービスを開始。 |
2005年1月 | 国内損害保険会社に対し海外旅行保険付帯サービスとしての医療アシスタンスサービスの提供を開始。 タイ国にてタイ国及び周辺地域での医療アシスタンスサービスを開始。 |
2005年2月 | イギリスにヨーロッパ・アフリカでの医療アシスタンスサービス提供を事業目的としてイギリスセンターを提携の海外プロバイダー内に設置。 |
2005年12月 | 中国に中国での医療アシスタンスサービス提供を事業目的として北京威馬捷国際旅行援助有限責任公司を設立。 |
2007年5月 | 国外クレジットカード会社との提携によるコンシェルジュサービスを開始。 |
2008年4月 | 留学生危機管理サービス「OSSMA」のサービス提供を開始。 |
2012年3月 | バングラデシュに合弁会社を設立し、バングラデシュ及び周辺地域での医療アシスタンスサービスを開始。 |
2012年6月 | 大阪証券取引所JASDAQに株式を上場。 |
日本エマージェンシーアシスタンスの子会社
名称 | 事業内容 |
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(連結子会社) Emergency Assistance Japan (U.S.A.), Inc. | 医療アシスタンス事業 |
(連結子会社) Emergency Assistance Japan (Singapore) Pte. Ltd. | 医療アシスタンス事業 |
(連結子会社) 北京威馬捷国際旅行 援助有限責任公司 | 医療アシスタンス事業 |
(連結子会社) Emergency Assistance Thailand Co., Ltd. | 医療アシスタンス事業 |
(連結子会社) EAJ Assistance Services Canada, Inc. | 医療アシスタンス事業 |
日本エマージェンシーアシスタンスの類似企業
企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
---|---|---|
メディカル・データ・ビジョン | 628万円 | 179人 |
メドレー | 524万円 | 699人 |
プレステージ・インターナショナル | 529万円 | 327人 |
シップヘルスケアHD | 723万円 | 21人 |
総合メディカルHD | 625万円 | 27人 |
エス・エム・エス | 503万円 | 2343人 |
レオクラン | 694万円 | 134人 |
ソフトウェア・サービス | 495万円 | 1570人 |
ウイン・パートナーズ | 648万円 | 54人 |
Nuts | 536万円 | 8人 |