BASEの平均年収
BASEとは
企業名 | BASE |
---|---|
本社所在地 | 港区六本木三丁目2番1号 |
売上高 | 76.3億円 |
社員数 | 250人 |
平均年収 | 600万円 |
推定初任給 | 29万円 |
年収偏差値 | 56.6 |
平均年齢 | 33.3歳 |
平均勤続年数 | 2.7年 |
有価証券報告書によるとBASEの事業内容は次の通りです。
当社グループは「Payment to the People, Power to the People.」をミッションとして掲げ、ネットショップ作成サービス「BASE」を提供するBASE事業、オンライン決済サービス「PAY.JP」を提供するPAY事業、「BASE」を利用するショップオーナーに対して事業資金を提供する、資金調達サービス「YELL BANK」を中心としたその他事業を展開しており、これらのサービスを通じて、個人及びスモールチームをエンパワーメントすること、スタートアップ企業を支援することに注力しております。なお、当社グループは、当社及び連結子会社であるPAY株式会社で構成されており、当社がBASE事業及びその他事業を、PAY株式会社がPAY事業を展開しております。
(1) BASE事業
「BASE」は、ストアフロント型のネットショップ作成サービスを提供し、ものづくりを行う個人にとどまらず、ビジネスを展開する法人、地方自治体をはじめとする行政機関にもご利用頂いているサービスです。「BASE」は、専門的なWebサイト構築やWebデザインの技術がない方でも、当社が提供するデザインテンプレートや、ノーコードでショップのカスタマイズが可能なショップデザイン機能を使うことで、誰でも簡単にデザイン性の高いネットショップを作成することができます。また、ネットショップ運営の課題となっていた決済機能の導入に係る時間を短縮する仕組みとして、当社独自の決済システム「BASEかんたん決済」を提供し、ネットショップの開設から決済機能の導入までをワンストップで提供することで、これまでネットショップの作成時間、運営費用、Web技術など様々な理由で、ネットショップを始めることが困難だった方でも、手軽にネットショップの開設・運営を始めることができる仕組みを構築しております。
なお、「BASE」の主な特徴は、以下のとおりであると考えております。
A) 全てのショップに最適な料金体系
ネットショップの初期導入費用及び月額運営費用が無料の月額無料プランでは、ネットショップの作成から運営まで無料でできるため、誰でもかんたんにネットショップの開設・運営を始めることができます。さらに、成長意欲が高く、売上規模が大きなショップは、サービス利用料を固定金額で支払う月額有料プランを利用することでランニングコストを抑制することが可能です。
なお、月額無料プランは「スタンダードプラン」、月額有料プランは「グロースプラン」として提供しております。
| 月額無料プラン | 月額有料プラン |
サービス利用料 | 決済金額に対して3.0% | 月額 5,980円 |
決済手数料 | 決済金額に対して3.6%~ + 1回あたり40円 | 決済金額に対して2.9%~ |
(注)ショップの売上代金を引き出す際に、別途引出申請手数料を受領しています。
B) 「BASEかんたん決済」
当社独自の決済システム「BASEかんたん決済」は、クレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy決済、銀行振込決済、後払い決済、キャリア決済、PayPal決済、Amazon Pay決済の7つの決済方法を、最短翌営業日からという短い時間で、「BASE」により開設したネットショップに導入することができます。一般的に、ネットショップを始める際には、ネットショップの開設の他に決済機能の導入も併せて行う必要があり、ショップオーナーは、決済会社との間で、別途個別契約の締結や銀行口座の用意が必要など、ネットショップの運営開始までの間に煩雑な手続きを行わなければなりません。「BASE」を用いてネットショップ開設をしたショップオーナーは、これらの煩雑な手続きを行うことなく、「BASEかんたん決済」の利用申請を行うだけで、決済機能を導入することができます。なお、「BASEかんたん決済」は、エスクロー決済(注)であり、「BASE」を利用しているショップとそのショップで買い物をされる購入者とが安心して取引できるよう、当社が仲介することで取引の安全性を確保しております。
(注) エスクロー決済とは、取引の安全性を確保するための仲介サービスです。
C) 誰でもかんたんに使える機能
「BASE」では、はじめての方でもかんたんに使えるシンプルな標準機能に加え、多様なニーズに合わせてショップをかんたんに拡充できる拡張機能「BASE Apps」等を提供しております。ネットショップ運営に必要な基本機能は、標準機能としてすべてのショップに対して提供しており、はじめてネットショップを作成される方でもかんたんに操作することができます。また、「BASE Apps」は「BASE」をより便利にご利用頂くための拡張機能であり、目的や必要に応じてネットショップの機能をかんたんに拡充できるシステムです。「BASE Apps」をご利用頂くことによって、ショップの成長に伴うニーズの多様化に対応することが可能になります。「BASE Apps」では、2022年12月末現在、86種類の拡張機能を用意しており、主な拡張機能は以下のとおりであります。
機能名称 | 内容 | 区分 |
Instagram販売 | BASEの商品とInstagramを連携することで、Instagramの投稿に商品をタグづけして、BASEの商品販売ページへ直接リンクさせることができます。 | 無料 |
Instagram広告 | BASEの商品をInstagram広告として配信し、BASEの商品販売ページへ直接リンクさせることができます。 | 無料 |
Google商品連携・広告 | Googleの商品管理サービスであるGoogle Merchant Centerのアカウントを作成し、BASEのショップや商品の情報を連携できます。また、Google広告をかんたんに配信することができます。 | 無料 |
TikTok商品連携・広告 | ネットショップとTikTokクリエイティブツールを連携することで、ショップの商品画像を基にした動画広告を自動で作成し、TikTok上で掲載することができます。 | 無料 |
かんたん発送 | 伝票作成不要で簡単に商品を発送することができます。 | 無料 |
スタッフ権限管理 | ショップの運営情報へのアクセス範囲を指定した上で、複数のアカウントを発行できるため、スタッフを増員しても安全にショップを運営することができます。 | 無料 |
再入荷自動通知 | 商品の再入荷に関するショップオーナーの問い合わせ対応の負担を軽減できます。 | 無料 |
BASEロゴ非表示 | BASEのロゴを非表示にすることができます。 | 有料 |
独自ドメイン | ショップのURLをオリジナルのURLに変更することができます。 | 無料 |
予約販売 | 入荷前の商品を先行販売し、予約注文を受けることができます。 | 無料 |
コミュニティ | ネットショップを通じて会員制のコミュニティを作り、会員を募ることが可能になります。コミュニティでは、会員だけが購入できる限定商品の販売や、会員だけが閲覧できるクローズドページを提供することができます。 | 無料 |
抽選販売 | 抽選で、当選者にのみ商品を販売することができます。落選者を選択することができるので、人気商品の買い占め防止に役立てることが可能です。 | 無料 |
D) ショッピングサービス「Pay ID」
「Pay ID」は「BASE」で開設されたすべてのショップで使える、購入者向けのショッピングサービスです。オンラインでの購入をかんたんに行えるID決済機能と、ショップと購入者の持続的なリレーション構築をサポートするモバイルアプリによって、決済からアフターショッピングまで包括的にショッピング体験を向上します。BNPL(Buy Now, Pay Later)等の新たな決済体験の提供や購入者との関係性のサポートにより、ショップの新規顧客及びリピーター増加に寄与する機能開発に注力しております。
E) リアル店舗出店スペース
「BASE」のショップに対し、リアル店舗を出店し商品販売をする機会を提供しております。リアル店舗出店スペースでは、ショップに対して、百貨店等と連携して販売や接客ノウハウをサポートし、ブランドの認知度の向上や、新規顧客の獲得など、ネットショップに限らずブランドの商機を拡大する支援を実施しております。リアル店舗で商品やショップオーナーの魅力を伝えることで、インターネット上では出会えなかった新たなお客様との出会いの機会を創出し、ショップの魅力を広めることが可能となります。2022年12月末現在、東京都渋谷区の渋谷モディにおける「SHIBUYA BASE」及びラフォーレ原宿における「BASE Lab.」の提供により、「BASE」の出店ショップがリアル店舗を開設し、商品を販売しております。
「BASE」を利用しているショップオーナーの特徴は以下のとおりであります。なお、本特徴は、当社が2022年11月に実施したアンケート調査に基づいております(有効回答数2,815ショップ)。
A) 少人数でのショップ運営
ネットショップの運営人数は、「1名」が74.2%、「2名~4名」は24.8%であり、全体の9割以上が4名以下の少人数でネットショップを運営しております
B) 個人でのショップ運営
個人と法人の利用割合では、個人でネットショップを運営しているショップオーナーが73.3%、法人が26.7%であります。この結果について、当社では、法人はもちろんのこと、初期費用や月額費用が無料であり、商品が売れない時期からコストが先行するリスクなくネットショップ運営に挑戦できる環境が、個人やスモールチームの利用しやすさに繋がっていると考えております。
C) オリジナル商品の販売が多い
「BASE」で販売されている商品のうち、オリジナル商品を展開しているショップは77.1%であり、大半のショップがショップ独自の商品を販売しております。
D) ブランド意識が高い
自身のネットショップを「ブランド」として運営されているという認識を持っているショップオーナーが75.4%であり、ブランドを立ち上げる時代の流れが起きていると考えております。
E) ネットショップのPRや販促のためにSNSやプラットフォームの活用
自身のネットショップのPRや販促のために、ショップオーナーの84.4%がSNSやプラットフォームを活用しています。中でも最も利用されているSNSは4年連続で「Instagram」であり、当社が提供している「BASE Apps」におけるSNS等の外部プラットフォーム連携は、個人やスモールチームが運営するネットショップへの集客に役立てられる重要な機能と考えております。
<BASE事業のビジネスの流れ>
① ネットショップを作成しようとする個人・事業者は、「BASE」を使用してネットショップを作成します。
② 購入者(「BASE」を使用するショップで商品を購入する者)は、顧客(ショップ)が出品する商品の購入決済を行います。決済が行われると、業務提携先の決済代行会社を経由して決済情報が「BASE」に送信されます。ショップは「BASE」を通じて「購入情報」を受領します。
③ 決済代行会社は、購入者から代金を回収し、決済手数料控除後、回収した代金を当社へ支払います。
④ 当社は、決済手数料及びサービス利用料控除後の代金をショップへ支払います。(注)
(注)月額有料プランの場合は決済手数料のみを控除し、サービス利用料月額5,980円は別途顧客(ショップ)に請求いたします。
<事業系統図(BASE事業)>
<ビジネスモデル上の特徴-ストック性の高いビジネスモデル>
BASE事業の主な収益は、「BASE」のショップの売上に対して発生する、決済手数料及びサービス利用料であります。そのため、ネットショップを開設後、継続的に「BASE」を利用することで、「BASE」の流通総額が増大し、当社売上の継続的な成長に寄与いたします。「BASE」におけるショップ開設年別の四半期流通総額(注)は、2022年12月期においては、リオープニングに伴うオンライン消費の反動減等により、COVID-19で一時的に押し上げられていた既存ショップの流通総額が縮小も、月額有料プランの提供等により、売上規模の大きなショップの継続率が向上し、流通総額は長期的には着実に積上げられております。これらストック性の高い顧客基盤が「BASE」の特徴です。
(単位:百万円)
(注) 四半期流通総額は、「BASE」での四半期ごとの流通総額(注文ベース)を記載しております。
なお、「BASE」の各種指標の推移は、以下のとおりであります。
年月 | 四半期流通総額 (注)1 (百万円) | 月間平均流通総額 (注)2 (百万円) | 月間平均売店数 (注)3 (ショップ) | 1ショップあたりの 月間平均流通総額 (注)4 (円) | 四半期流通総額 (決済ベース) (注)5 (百万円) |
2018年3月 | 5,163 | 1,721 | 17,532 | 98,167 | 4,534 |
6月 | 5,947 | 1,982 | 19,326 | 102,589 | 5,225 |
9月 | 7,219 | 2,406 | 21,216 | 113,426 | 6,228 |
12月 | 8,760 | 2,920 | 23,183 | 125,968 | 7,856 |
2019年3月 | 9,007 | 3,002 | 24,770 | 121,218 | 7,792 |
6月 | 10,480 | 3,493 | 26,071 | 134,001 | 9,217 |
9月 | 11,263 | 3,754 | 27,811 | 135,000 | 10,049 |
12月 | 12,211 | 4,070 | 28,537 | 142,638 | 11,000 |
2020年3月 | 12,532 | 4,177 | 30,658 | 136,261 | 10,983 |
6月 | 31,071 | 10,357 | 49,715 | 208,328 | 27,582 |
9月 | 25,390 | 8,463 | 50,553 | 167,417 | 24,661 |
12月 | 26,302 | 8,767 | 51,558 | 170,051 | 24,488 |
2021年3月 | 25,739 | 8,579 | 54,742 | 156,734 | 23,956 |
6月 | 28,132 | 9,377 | 58,833 | 159,392 | 26,308 |
9月 | 28,175 | 9,391 | 60,856 | 154,329 | 26,476 |
12月 | 31,725 | 10,575 | 62,049 | 170,431 | 29,865 |
2022年3月 | 28,199 | 9,399 | 60,672 | 154,927 | 26,563 |
6月 | 27,898 | 9,299 | 61,455 | 151,322 | 26,496 |
9月 | 28,491 | 9,497 | 61,883 | 153,468 | 27,199 |
12月 | 34,343 | 11,447 | 65,516 | 174,736 | 32,187 |
(注) 1.四半期流通総額は、「BASE」での四半期ごとの流通総額(注文ベース)を記載しております。
2.月間平均流通総額は、当該四半期における「BASE」での月間流通総額(注文ベース)の平均値を記載しております。
3.月間平均売店数は、当該四半期における月間売店数の平均値を記載しております。月間売店数とは、1ヶ月間に売上が計上されたショップの数をいいます。
4.1ショップあたりの月間平均流通総額は、月間平均流通総額を月間平均売店数で除した数値を記載しております。
5.四半期流通総額(決済ベース)は、「BASE」での四半期ごとの流通総額(決済ベース)を記載しております。決済ベースの流通総額は、注文ベースの流通総額のうち、決済まで至った取引金額の総額であり、決済日が属する月に計上しております。注文から決済までタイムラグがあり、注文日と決済日がずれることによる月ずれの発生及びキャンセルの発生により決済まで至らない取引があることから、注文ベースの流通総額と決済ベースの流通総額の金額は差異が生じます。
(2) PAY事業
「PAY.JP」は、Webサービスやネットショップ(「BASE」により作成されたネットショップを除く)にクレジットカード決済を簡単に導入できるオンライン決済サービスです。
「支払いのすべてをシンプルに」というコンセプトのもと、個人・法人を問わずあらゆる開発者が導入しやすいシステム設計としており、「申請に時間がかかる」、「高い」、「使いにくい」という従来の複雑なオンライン決済サービスの問題を解決し、導入を圧倒的に簡単にすることで、オンライン決済の可能性を拡げ、人々のインターネットを通じた経済活動がこれまで以上に活発になるよう支援しております。
なお、「PAY.JP」の主な特徴は、以下のとおりであります。
A) シンプルな料金体系
料金体系は、以下の5つであります。
プラン | ベーシックプラン(注)1 | プロプラン (注)2 | PAY.JP (注)3 | PAY.JP (注)4 | PAY.JP (注)5 |
月額費用 | 0円 | 10,000円 | 0円 | 0円 | 0円 |
決済手数料 (注)6 | 3.0%又は3.6% | 2.59%又は3.3% | 2.59%又は3.3% | 1.5%又は3.3% | 1.5%又は3.3% |
支払いサイクル | 15日及び月末締め半月後払い |
(注) 1.「ベーシックプラン」とは、月額費用なしのオーソドックスなプランです。
2.「プロプラン」とは、月間流通総額が数百万円以上の事業者向けのプランです。「ベーシックプラン」に比べて決済手数料率が安く、入金サイクルが早くなる月額課金のプランとなっております。
3.「PAY.JP Seed」とは、PAY.JP指定のベンチャーキャピタルや事業会社から投資を受けた方、または紹介を受けた方のみがご利用いただける、スタートアップ支援プログラムです。
4.「PAY.JP NPO」は、特定非営利活動法人(NPO法人)による寄付のクレジットカード決済のための特別プランです。
5.「PAY.JP Travel」は、旅行業・旅行代理店業を運営される企業様専用特別プランです。
6.決済手数料はクレジットカード会社により異なります。
B) 簡単な組込み
シンプルなAPI(注1)と豊富なライブラリ(注2)で、スムーズに決済機能を組み込むことができます。「PAY.JP」を使えば、最短で翌営業日からWebサービスやネットショップで決済機能を利用することができるようになります。その結果、ECサイト運営者にとって決済機能を導入する上で大きな負担となっていた、煩雑な手続きや審査時間を大幅に緩和することが可能です。
(注) 1.Application Programming Interfaceの略語で、あるシステムで管理するデータや機能等を、外部のシステムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約のことです。
2.今あるWebサイトなどに簡単に組み込める状態で提供される便利なツールのことです。
C) 強固なセキュリティ
JCB・American Express・Discover・MasterCard・VISAの国際クレジットカードブランド5社が共同で策定した、クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準であるPCI-DSS Version3.2.1に完全準拠した運用を行っており、公正で高いセキュリティレベルが認められております。また、実在性の疑わしい取引やチャージバック(注1)のリスクを軽減するためにリアルタイムですべての決済を監視しております。さらに、「PAY.JP」のクライアントライブラリを使えばカード情報はトークン化(注2)され、「PAY.JP」へ直接送信されるため事業者のサーバーでは、カード情報に触れることなく安全な決済をすることができます。
(注) 1.チャージバックとは、購入者(クレジットカード保有者)が利用代金の支払いを不服とし、クレジットカード会社に注文取消(返金)を要求することを指します。
2.事業者がクレジットカード情報を扱わなくてもいいように、入力されたカード情報をトークンに置き換えて管理ができる仕組みです。
<「PAY.JP」サービスのビジネスの流れ>
① 顧客(加盟店)がオンライン決済システムとして「PAY.JP」を導入します。
② 「PAY.JP」が導入されているECサイトで商品を購入する者が、クレジットカードを使用して決済を行います。決済が行われると、業務提携先の決済代行会社を経由して決済情報が「PAY.JP」に送信されます。加盟店は「PAY.JP」を通じて「購入情報」を受領します。
③ 決済代行会社は、購入者から代金を回収し、決済手数料控除後、回収した代金をPAY株式会社へ支払います。
④ PAY株式会社は、決済手数料控除後の代金を加盟店へ支払います。
<事業系統図(「PAY.JP」)>
なお、「PAY.JP」の各種指標の推移は、以下のとおりであります。
年月 | 四半期流通総額(注) (百万円) |
2018年3月 | 2,703 |
6月 | 3,175 |
9月 | 3,704 |
12月 | 4,092 |
2019年3月 | 4,430 |
6月 | 6,244 |
9月 | 6,324 |
12月 | 6,926 |
2020年3月 | 7,018 |
6月 | 7,820 |
9月 | 9,422 |
12月 | 11,808 |
2021年3月 | 10,837 |
6月 | 13,446 |
9月 | 14,693 |
12月 | 16,293 |
2022年3月 | 16,849 |
6月 | 18,444 |
9月 | 21,624 |
12月 | 23,844 |
(注) 四半期流通総額は、「PAY.JP」での四半期ごとの流通総額(決済ベース)を記載しております。
それぞれの事業における流通総額、売上高、売上総利益の推移は以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 2018年12月期 | 2019年12月期 | 2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 |
BASE事業 |
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流通総額(注)1 | 23,844 | 38,059 | 87,717 | 106,607 | 112,446 |
売上高 | 1,982 | 3,198 | 7,321 | 8,420 | 7,494 |
売上総利益 | 1,362 | 2,156 | 4,872 | 5,417 | 4,405 |
PAY事業 |
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|
流通総額(注)2 | 13,675 | 23,925 | 36,069 | 55,271 | 80,762 |
売上高 | 369 | 644 | 939 | 1,448 | 2,103 |
売上総利益 | 33 | 67 | 92 | 144 | 219 |
(注) 1.流通総額は「BASEかんたん決済」の決済ベースの流通総額を記載しております。
2.流通総額は「PAY.JP」の決済ベースの流通総額を記載しております。
(3) その他事業
「YELL BANK」サービス
「BASE」を利用するショップオーナーから将来発生する債権を買い取ることにより事業資金を提供する、資金調達サービス「YELL BANK」等のサービスを展開しております。
「YELL BANK」は、「BASE」のショップデータを活用することで、「BASE」のショップの将来の売上を予測し、当該予測に基づき将来債権を買い取ることによりショップオーナーに事業資金を提供する資金調達サービスであり、「BASE」のショップのさらなる成長をサポートいたします。
なお、「YELL BANK」の主な特徴は以下の通りであります。
A) 必要な金額がすぐに調達できる
「YELL BANK」が「BASE」のショップの将来債権を割り引いて購入することで、ショップオーナーは必要な事業資金をすぐに調達することができます。調達金額は1万円から1,000万円、割引率(サービス利用料)は1%から20%となります。
B) 支払いは商品が売れた時だけ
「YELL BANK」への支払いは、資金調達後、商品が売れた時だけ、支払率(将来債権のうち当社に譲渡した債権の割合)に応じて行われます。「YELL BANK」が買い取った将来債権が万一発生しない場合や、債権が発生したにもかかわらず回収できない場合、そのリスクを「YELL BANK」が負担するため、ショップオーナーは当該リスク無く「YELL BANK」を利用できます。
C) ショップ運営データによる将来債権の予測
「YELL BANK」は、「BASE」のショップデータを活用して将来債権額を予測し、利用可能な条件を満たしたショップオーナーに対し本サービスを提供いたします。このため、既存の金融機関を利用できずにチャレンジに足踏みをしていたショップオーナーも、資金調達のチャンスを得ることが可能になります。
BASEの平均年収は600万円
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、BASEの生涯収入はおよそ2.22億円と推定されます。
年 | 平均年収 |
---|---|
2018 | 624万円 |
2019 | 610万円 |
2020 | 644万円 |
2021 | 600万円 |
2022 | 600万円 |
平均年収と社数のヒストグラム上ではBASEは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではBASEは2375位(全4687社)で、年収偏差値は56.6でした。
BASEの年齢別年収
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
---|---|---|
20-24歳 | 373万円 | 29万円 |
25-29歳 | 516万円 | 40万円 |
30-34歳 | 586万円 | 45万円 |
35-39歳 | 625万円 | 48万円 |
40-44歳 | 664万円 | 51万円 |
45-49歳 | 700万円 | 54万円 |
50-54歳 | 738万円 | 57万円 |
55-59歳 | 726万円 | 56万円 |
60-64歳 | 580万円 | 45万円 |
BASEの賞与・ボーナス
年 | 平均賞与額 |
---|---|
2018 | 83万円 |
2019 | 81万円 |
2020 | 86万円 |
2021 | 80万円 |
2022 | 80万円 |
BASEの業種・地域
BASEの従業員数は250人
年 | 従業員数 |
---|---|
2018 | 105人 |
2019 | 115人 |
2020 | 140人 |
2021 | 186人 |
2022 | 250人 |
BASEの売上、純利益
【広告】BASEに転職するには?
転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。
他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。
ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。
ランスタッド
「ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。
ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。
そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。
参考書籍
BASEの歴史
2012年12月 | 東京都港区六本木において、BASE株式会社を設立ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」の提供開始 |
2014年3月 | ネットショップ作成サービス「BASE」にて、独自の決済システム「BASEかんたん決済」の提供開始及び「BASEかんたん決済」にて「クレジットカード決済」の提供開始本社を東京都渋谷区道玄坂二丁目10番12号に移転 |
2014年6月 | ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASEかんたん決済」にて、「コンビニ決済・Pay-easy(ペイジー)決済」の提供開始 |
2015年3月 | ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASEかんたん決済」にて、「銀行振込決済」の提供開始 |
2015年9月 | オンライン決済サービス「PAY.JP」の提供開始 |
2015年12月 | ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASEかんたん決済」にて、「後払い決済」の提供開始 |
2016年6月 | ID決済サービス「PAY ID」の提供開始 |
2017年9月 | ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASEかんたん決済」にて、「キャリア決済」の提供開始 |
2018年1月 | オンライン決済サービス「PAY.JP」、ID決済サービス「PAY ID」の事業部門を分社化し、PAY株式会社(現、連結子会社)を設立新規事業として金融サービスを行うことを目的に、BASE BANK株式会社を設立 |
2018年12月 | 資金調達サービス「YELL BANK」の提供開始 |
2019年10月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2019年11月 | ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASEかんたん決済」にて、「PayPal決済」の提供開始 |
2021年3月 | ネットショップ作成サービス「BASE」の「BASEかんたん決済」にて、「Amazon Pay決済」の提供開始 |
2021年11月 | 購入者向けショッピングサービス「Pay ID」の提供開始 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行ネットショップ作成サービス「BASE」において、月額有料の「グロースプラン」を提供開始 |
BASEの子会社
名称 | 事業内容 |
---|---|
PAY株式会社 | PAY事業 |
BASEの類似企業
企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
---|---|---|
インテリジェント ウェイブ | 747万円 | 449人 |
マクアケ | 625万円 | 192人 |
ベルパーク | 477万円 | 1736人 |
ポーラ・オルビスHD | 743万円 | 221人 |
SBI FinTech Solutions | 600万円 | 113人 |
ウェルネット | 465万円 | 125人 |
ビリングシステム | 566万円 | 73人 |
GMOペイメントゲートウェイ | 903万円 | 578人 |
テモナ | 615万円 | 121人 |
SKIYAKI | 571万円 | 99人 |
BASEと平均年収が近い企業
企業名 | 平均年収 |
---|---|
THECOO | 566万円 |
メディアドゥ | 606万円 |
ベース | 607万円 |
エキサイト | 584万円 |
USEN−NEXT HOLDINGS | 601万円 |
AI CROSS | 684万円 |
シンクロ・フード | 543万円 |
アイスタイル | 571万円 |
ビーマップ | 556万円 |
クロス・マーケティンググループ | 664万円 |