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サークレイスの平均年収

2024年02月22日 09:18

サークレイスとは

サークレイスとは、SI・SES業を営む東京都の上場企業です。
企業名 サークレイス
本社所在地 千代田区大手町2−6−2
売上高 25.3億円
社員数 261人
平均年収 542万円
推定初任給 25万円
年収偏差値 53.6
平均年齢 39.5歳
平均勤続年数 3.7年

有価証券報告書によるとサークレイスの事業内容は次の通りです。

当社は、「Create Happiness」を企業理念に掲げ、テクノロジーを正しく活用し、地球に優しい、人に優しい、誰もが幸福な世界の実現へ貢献することを目指し、Mission(「お客様の成功」「従業員の成功」「社会問題の解決」)、Vision(WorkHack, LifeHack)、Value(Enjoy!)を軸に事業を展開しております。

これらの理念のもと、当社は、デジタルプラットフォーム事業の単一セグメントとして、「Salesforce」(※1)を中心としたクラウド先端技術を用いた導入支援や自社サービスの展開を行っております。当社の事業領域であるクラウドビジネス分野は近年、テレワークの導入、デジタルビジネスの強化等の課題解決のために導入している企業が増加しております。2023年以降においても、人材・スキルの不足を補うツールの発展や産業ノウハウを活用したソリューションの進展により、当社が取り扱うSalesforceを含めた本領域の成長は加速すると予測されております。(出所:Tableau 「IDC Salesforce Economy 2021(The Salesforce Economy COUNTRY INSIGHTS)」、2021/9/10)

当社が展開するデジタルプラットフォーム事業は、大きく分けてコンサルティングサービス、プラットフォームサービスという2つのサービスを提供しております。コンサルティングサービスとして、「Salesforce」の導入・運用コンサルティングを手掛ける「Salesforce Consulting」、「Anaplan」(※2)の導入・運用コンサルティングを手掛ける「Anaplan Consulting」を展開しており、プラットフォームサービスとして、リカーリングビジネス(※3)を中心に、「Salesforce」の運用支援・サポートを手掛ける「カスタマーサクセス」、「Circlace®」、「AGAVE」等の自社製品をSaaS(※4)として販売をする「DX」、Salesforce, Inc.認定のSales Cloud(※5)/Service Cloud(※6)管理者・開発者、そしてそのサービスを利用するユーザーに向けた豊富なトレーニングメニュー等を提供する「エデュケーション」を主なサービスとして展開しております。2023年3月期における各サービスの売上構成比は、コンサルティングサービスのうち、Salesforce Consulting54%、Anaplan Consulting7%、プラットフォームサービスのうち、カスタマーサクセス31%、DX4%、エデュケーション4%となっております。

各サービスの特徴は以下のとおりであります。

 

(1) 各サービスの特徴

 (コンサルティングサービス)

 コンサルティングサービスは、デジタルコンサルティングサービスとして、デジタル技術を活用したビジネス設計、クラウドによるシステム開発を行っております。クラウド活用による攻めのIT投資領域に特化したコンサルティング、システム開発サービスを提供しています。

 具体的には、主にSalesforce ConsultingとAnaplan Consultingという2つのサービスを展開しております。

 ① Salesforce Consulting

 当社は、クラウドソリューションの中で、「Salesforce」を中心に、顧客企業に対して導入支援、コンサルティング及び開発・連携を行っております。

 まず、導入支援につきましては、「Salesforce」のクラウド特性を活かし、顧客企業ごとに最適な導入プロジェクトを実施しております。Sales Cloud、Service Cloud等の標準機能をノンカスタマイズで利用できるサービスから、独自のアプリケーション開発、システム連携を伴う大規模開発まで、顧客企業のニーズに合わせたサービスを提供しております。また、顧客企業が独力で導入する場合の支援メニューも用意しております。

 次にコンサルティングですが、顧客企業に「Salesforce」を有効に活用していただくために、現状課題解決やビジネス環境にマッチした様々な要望を考慮した上で、要件定義からプラットフォーム選定までの最適なソリューションを提供しております。

 最後に開発・連携です。顧客企業の中には、Sales CloudやService CloudのようなSalesforceアプリケーションをメインで使うものの、既成のアプリケーションだけではニーズを満たせない場合も想定されます。その場合に、当社は、顧客企業のビジネスにあった独自のアプリケーションを開発するメニューを提案することができます。Salesforceのアプリケーション開発プラットフォーム(※7)には、Lightning Platform(※8) とHeroku(※9)という2つのPaaS(※10)があり、それを利用することにより、一から独自の言語を覚え、アプリケーションを開発する場合と比べ、比較的容易に独自のアプリケーションを開発することができます。

 

 

 ② Anaplan Consulting

 当社は、企業が財務上の優先度に基づいて業務を実行するための、ビジネス全体を見渡す可視性を提供するクラウドソリューション「Anaplan」を導入するサービスを提供しています。これは、当社がこれまで培ってきた構築ノウハウを提供することに加え、今までの導入経験を基に整備し、業務に必要な機能をあらかじめ整備したテンプレートをベースに顧客企業に合わせたカスタマイズを行い提供するパターンオーダーの導入サービスです。全ての企業に共通して存在する階層構造や管理項目、また、どのような業種にも必要な基幹業務、これらの共通項に対応したテンプレートを枠組みにシステムを構築することで、作業自体のスピードアップを実現すると同時に、仕様設計段階での抜けや漏れが原因の手戻りを減らし、導入プロジェクトを通じて効率化し、テンプレートを使用しない場合に比べて時間、コスト、手間を削減することができます。

 

 コンサルティングサービスは、近年のデジタル化ニーズの高まりに伴い、顧客数の増加・案件規模の拡大に伴う顧客当たり単価の上昇等、堅調に推移しております。

 また、安定した収益基盤確立のため、大企業とのリレーション及び継続率を重要視しており、コンサルティングサービス売上における大企業である顧客の売上割合は約69%(2023年3月実績)、大企業の契約継続率は約62%を保持しております。

 

※大企業は、年商1,000億円以上の企業を表しております。

※大企業の契約継続率は、2022年3月末時点のコンサルティングサービスの大企業顧客のうち、2023年3月末時点において取引が継続した件数の割合を示しております。

 

(プラットフォームサービス)

 プラットフォームサービスは、カスタマーサクセス、DX、エデュケーションの3つのサービスからなります。当社人材によるデジタル化ツールの運用実務支援を行い(カスタマーサクセス)、顧客のデジタル人材を育成し(エデュケーション)、デジタルツールの提供を行うこと(DX)で、高付加価値で顧客満足度の高いサービスを提供しております。

 

 ① カスタマーサクセス

 Salesforceプラットフォームや「Anaplan」等、当社取扱いのクラウド製品に関する導入・運用・保守・定着化を支援するサービスとなります。9年以上の実績を持ち、多数の顧客企業にサービスを提供しております。保守だけでなく、業務課題解決に注力したサービスで高い顧客満足度を得ています。提供範囲としては、リモートサービスにより、日本全国をカバーしております。

 サービスメニューとして、ノーコード(※11)開発・運用代行・ヘルプデスク・定着化支援・内製化支援・カスタマイズがあります。

 「Salesforce」を有効活用するためには、Sales CloudやService Cloud等のクラウドアプリケーションの知識はもちろんのこと、業務にも精通しておく必要があります。

 サービスとして、Salesforce管理者の資格を持ち、最適な運用パターンや最新機能のノウハウを理解している当社の社員が、顧客企業においてサービスメニューにある業務を行っております。顧客企業のニーズは、会社に常駐して手厚いサービス提供を希望する場合や、疑問点等に答えるだけの必要最小限のサービス提供を希望する場合等様々です。当社はそのあらゆるニーズに対応できるよう以下の3種類の形態でサービスを提供しています。

 

・Remote Service

 当社の開発したプラットフォーム「Circlace®」により、顧客企業の内製化をオンラインで支援するサービスとなります。収益形態はチケット制となっており、1チケットにつき1時間以内で、タスクの問い合わせ、「Salesforce」の設定の作業代行等、顧客の要望に応じて様々なサービスの提供を行います。チケットが不足した場合には、追加でご購入頂くことが可能です。

 

・Onsite Service

 派遣契約により、専任のSalesforce管理者が顧客企業に常駐して運用を代行するサービスとなります。顧客社内で支援を行うため、顧客企業の業務に寄り添った、きめ細かく手厚いサポートを行うことができる点が特徴です。

・Hybrid Service

 プラットフォーム「Circlace®」を活用して、専任のチーム制により顧客企業の支援を行います。顧客企業からの指揮命令を受ける派遣契約ではなく、準委任契約で提供しているため、顧客に対して戦略的なコンサルティングサービスが提供できる点が特徴です。また、提供は月50時間以内としており、「Onsite Service」までの手厚いサポートは不要だが、積極的なDX(※12)化を図りたいという企業にニーズがあると考えております。

 近年では新型コロナウイルス感染症を契機に、「Remote Service」「Hybrid Service」のニーズが高まっており、カスタマーサクセス全体で売上高が堅調に推移しております。

 また、「Remote Service」「Hybrid Service」での対応は、社内ノウハウとして当社の「Circlace®」内に情報が蓄積され、サービスの質の向上につなげております。

 

 ② DX

当社が展開するSaaSは、自社開発した海外駐在員管理特化型クラウドサービス「AGAVE」、統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム「Circlace®」及び個人情報取得申請管理ツール「Prigister One」というSaaSを展開しています。

 

・AGAVE

当社は、海外駐在員向けの管理に特化した「AGAVE」というクラウドサービスを提供しています。海外駐在員へのサポート業務を行う人事部門のために、海外駐在員の赴任前、赴任中、帰任時の煩雑な業務を一元管理できるプラットフォームです。煩雑な業務とは例えば、人事部門側で実施するタスク管理に加え、赴任中の社員の経費申請・各種ワークフロー等であり、そのような海外駐在員サポートに関わる様々な業務を一元管理し、業務の見える化、効率化を実現できます。

機能としましては、マイプロファイル、経費申請/承認、各種申請/承認、お知らせ配信、ドキュメント、プロジェクト管理、給与データ管理があります。

2023年3月末現在、80企業グループ7,284ユーザーの方に利用いただいております。

 

・Circlace®

 当社は、サポート業務に必要な機能がオールインワンで利用できる統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム「Circlace®」というクラウドサービスを提供しています。「Circlace®」は、使いやすさと高い機能性を追求し、シンプルなデザインに凝縮されたサービスです。問い合わせ、プロジェクト管理、ナレッジ管理、コミュニケーション、ユーザー管理とロール、アクティビティトラッキングという6つの機能を有しており、2020年4月にリリースしております。

 機能としましては、各種ステイタス・ダッシュボード、プロジェクト管理、タスク管理、問い合わせチケット管理、ドキュメント管理、FAQ、強固なセキュリティがあります。

 また、当製品は、コンサルティングサービス及びプラットフォームサービスのカスタマーサクセスにおいて、サービスの一環としてほぼすべての顧客に利用いただいており、当社と顧客企業のコミュニケーションを「Circlace®」上で一元化しております。当社のビジネスを展開する上で、当社・顧客双方においての必要不可欠なプラットフォームとして既に機能しております。

 

・Prigister One

 当社は、プライバシーマークのPMS(個人情報保護マネジメントシステム)運用業務を大幅に効率化することができる、個人情報取得申請管理ツール「Prigister One」というサービスを提供しています。「Prigister One」は、PMS運用者が行うべき個人情報の管理と運用、リスク分析と対策を大幅に効率化することができ、運用状態を可視化することで個人情報管理水準の向上を可能にします。煩雑な作業が効率化されることで、PMSに対する苦手意識を減少することにつながります。

 機能としましては、マイプロファイル、経費申請/承認、各種申請/承認があります。なお、このサービスは、2021年7月にリリースしております。

 

 

 ③ エデュケーション

当社は、Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloud(※13)等、株式会社セールスフォース・ジャパン認定の管理者/開発者に向けた豊富なトレーニングメニューを提供しています。「Salesforce」を活用して導入効果を高めるために、「Salesforceに関する確かな知識とスキルを短時間で身につけたい」「スキルを持つ人材を育てたい」と考えている顧客企業のために、Salesforce認定トレーナーが現場に役立つ情報を凝縮してお伝えします。サービスの提供をする上で講師が必要になりますが、当社の講師陣は、株式会社セールスフォース・ジャパンから賞を受賞する等優秀な講師であり、顧客企業だけでなく、当社の社員教育もあわせて実施しており、当社社員のスキル向上にも貢献しております。

2017年より始めたこのサービスは、2023年3月末現在で累計7,004名の方に受講いただいており、提供しているベンダー認定のトレーニングコースは、Salesforce18コース、Tableau(※14)5コースとなっております。また、Tableau社認定のトレーニングメニューの提供を2021年3月期より開始いたしました。

 

提供中のトレーニングコース

 

トレーニングコース名

Salesforce

Salesforce管理I[前編] (ADX201-1)

Salesforce管理I[後編] (ADX201-2)

Salesforce管理II (ADX211)

Sales Cloud管理アドバンス (ADX251)

Service Cloud管理 (ADX261)

Field Serviceの実装 (FSL201)

Salesforce Platformアプリケーションビルダー 基礎 [前編](DEX403-1)

Salesforce Platformアプリケーションビルダー 基礎 [後編](DEX403-2)

Salesforce Platform開発者: ApexとVisualforce[前編] (DEX450-1)

Salesforce Platform開発者: ApexとVisualforce[後編] (DEX450-2)

Pardot基礎 (PDX101)

Pardotコンサルタント (PDX102)

Marketing Cloudによるカスタマージャーニーの作成と分析 (MKT101)

Marketing Cloud Connect基礎 (MCC201)

認定テクニカルアーキテクト レビューボード試験対策 Virtual ワークショップ (CTA601V)

アプリケーションアーキテクト・エキスパタイズ (ARC901)

システムアーキテクト・エキスパタイズ (ARC902)

はじめよう レポート・ダッシュボードでの分析 (RPX101)

Tableau

Desktop I: Fundamentals (初級~中級)

Desktop II: Intermediate (中級)

Desktop III: Advanced (上級)

ビジュアル分析

Desktop I & II: Accelerated (速習)

 

 

(2)当社のビジネスモデル

 当社は、「コンサルティングサービス」と「プラットフォームサービス」の2つのサービスラインを有しており、これら2つのサービスラインによる包括的な顧客支援により、クライアントの企業価値向上を目指しております。当社ビジネスモデルの特徴として、自社製品「Circlace®」をコンサルティングサービス・プラットフォームサービス(カスタマーサクセス)の双方に基盤として取り入れることにより、顧客とのコミュニケーションが「Circlace®」上で一元化され、顧客とのやり取りや、顧客の課題、ノウハウ等、様々な情報がこの「Circlace®」内にデータ化されます。これにより、当社はデータとして蓄積された情報をナレッジとして活用ができ、業務品質の向上や業務効率の改善につなげ、顧客へのサービス価値の向上を図ることが可能です。また、「Circlace®」を利用いただいている顧客企業からの要望やニーズにより、適宜「Circlace®」の機能改善を図ることで、プラットフォームとしての価値を向上させております。これらの「サービス価値の向上」、「プラットフォーム価値の向上」により、顧客企業における当社との取引価値を高め、顧客企業の拡大・取引の拡大につながる、好循環なビジネスモデルとなっております。

 


 

 当社は、顧客企業のDX化を取り巻く課題に対し、以下の3つの価値を提供することで顧客の成功を実現します。

 

①   プロジェクトを成功に導く実現力

 顧客企業のDX化においては、プロジェクトの内容、コスト、納期といった観点から、一般的に必ずしも想定どおりのプロジェクトが実現しない可能性があります。当社は、顧客のDX化の実現においては、開発領域だけではなく、構想段階における「顧客のビジネス課題に対する解決力」を提供することが重要だと考えており、これまで培った実績や当社人材により、目の前の課題解決のみでなく、数年後のビジネスを見据えた戦略的なコンサルティングサービスを提供しております。また、アジャイル開発手法(※15)を用いることで、スピード感をもって顧客企業のDX化を実現しております。加えて、請負開発ゼロという指針の元に、プライム&準委任契約を軸とした技術力を活かした高付加価値なサービス提供に特化しています。

 

②   End to Endのサービス展開

 企業のDX化に向けた、「構想」「要件定義」「構築」「保守・運用」「定着化」の一連の領域においては、サービスを提供できる企業が多く存在し、サービスが分断される可能性がある中、当社はコンサルティングサービス、カスタマーサクセスサービスによる一気通貫した途切れのない高品質なサービスを提供することにより、他社との差別化を図っています。

 

③   ブラックボックス化・属人化を回避

一般的にDX化プロジェクトにおいては、システムの開発を行う企業に知見が残り、顧客からは情報が見えづらいため、顧客から見た際にプロジェクトの根幹がブラックボックス化してしまう可能性があります。また、担当者が変わる度に、過去の仕様や開発の経緯がわからなくなるといった課題が存在します。当社は、「Circlace®」を利用して顧客企業とのやり取りをデータとして可視化し、情報の蓄積を図っております。これにより、顧客企業が「Circlace®」内の情報を確認することで、誰でもナレッジの活用や過去の経緯等の把握が可能となり、担当者に寄らない体制を構築することが可能です。

 

 

 当社の強みを活かして高付加価値なサービスを提供することで、下表のとおり売上高や売上総利益等は堅調に推移しております。

 

全社売上総利益・営業利益等の四半期推移

 

2022年3月期

2023年3月期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

売上高

(千円)

492,095

551,298

609,398

613,488

613,978

661,237

634,761

617,160

売上総利益

(千円)

254,843

295,705

342,237

328,051

313,551

338,335

303,076

300,414

営業利益

(千円)

11,702

25,041

54,663

59,090

8,392

29,472

22,118

27,472

DX控除後

営業利益

(千円)

57,141

64,156

80,644

81,826

43,231

61,981

38,523

36,856

売上総利益率(%)

51.8

53.6

56.2

53.5

51.1

51.2

47.7

48.7

営業利益率(%)

2.4

4.5

9.0

9.6

1.4

4.5

3.5

4.5

DX控除後

営業利益率(%)

11.6

11.6

13.2

13.3

7.0

9.4

6.1

6.0

 

(注)DX控除後営業利益、DX調整後営業利益率は、全社の営業利益からプラットフォームサービスのDX事業の営業利益を控除したもの。

 

(※1)Salesforce

米国に本社を構えるSalesforce, Inc.が提供する、企業と顧客をつなぐCRM(顧客管理)ソリューション。マーケティング、営業、コマース、サービス等すべての部署で、顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRM(顧客管理)プラットフォームです。

また、当社における2023年5月1日現在のSalesforce認定資格者数(累計)は以下のとおり延べ755名となっております。

 

資格

資格者数

開発者・アーキテクト

テクニカルアーキテクト

2

アプリケーションアーキテクト

5

システムアーキテクト

4

Development Lifecycle and Deployment アーキテクト

6

Identity and Access Management アーキテクト

5

Integration アーキテクト

5

Data アーキテクト

6

Sharing and Visibility アーキテクト

5

Heroku アーキテクト

2

JavaScript デベロッパー

7

上級 Platform デベロッパー

10

Platform デベロッパー

38

Platform アプリケーションビルダー

152

 

 

 

資格

資格者数

Salesforce CRM 管理者・コンサルタント

Sales Cloud コンサルタント

64

Service Cloud コンサルタント

35

Field Service コンサルタント

3

Experience Cloud コンサルタント

16

上級アドミニストレーター

90

アドミニストレーター

222

CRM Analytics

CRM Analytics and Einstein Discovery コンサルタント

6

Marketing Cloud

Marketing Cloud アドミニストレーター

5

Marketing Cloud メールスペシャリスト

8

Marketing Cloud コンサルタント

2

Pardot

Pardot コンサルタント

10

Pardot スペシャリスト

46

CPQ

CPQ スペシャリスト

1

合計

755

 

(※2)Anaplan

米国に本社を構えるAnaplan社がサブスクリプションで提供する、クラウドベースの事業計画ソフトウェアです。財務、サプライチェーン、販売実績から人事に至るまでの分野で意思決定の目的で利用できます。

(※3)リカーリングビジネス

 継続収益(リカーリングレベニュー)を得ることを目的としたビジネスモデルのことを指します。

(※4)SaaS

Software as a Serviceの略で、クラウドで提供させるソフトウェアのことです。

(※5)Sales Cloud

Salesforce内にある、営業部門を支援するための機能を備えたクラウド型のSFA(営業支援)/CRM(顧客支援)です。顧客管理、商談情報、契約管理等の様々な機能が利用できます。

(※6)Service Cloud

Salesforce内にある、コールセンターや顧客サポートをするカスタマーサービスを支援するための機能を備えたクラウド型のCRM(顧客支援)です。問い合わせ管理、Web・電子メールからの問い合わせ受付等の様々な機能が利用できます。

(※7)「Salesforce」のアプリケーション開発プラットフォーム

「Salesforce」のアプリケーションを開発するために作業する環境のことを指します。

(※8)Lightning Platform

Salesforce, Inc.が提供するビジネスアプリケーションを開発するためのクラウドプラットフォームのことです。

(※9)Heroku

RubyやPython等広く普及しているプログラミング言語を使って自由度の高いアプリケーションを開発・実行できるクラウドプラットフォームのことです。

(※10)PaaS

Platform as a Serviceの略で、クラウド上で利用できるアプリケーション開発・実行環境のことです。

(※11)ノーコード

コーティングをしない、つまりコードを書かずにアプリケーション開発をすることです。

 

(※12)DX

「Digital Transformation」の略で、経済産業省によると「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」(出典:経済産業省/デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン)と定義しています。

(※13)Marketing Cloud

Salesforce内にある、リアルタイムの顧客データを活用し、メール、SNS、Web、Line等、マルチチャネル・デバイスで最適なコミュニケーションを実現するマーケティングプラットフォームです。

(※14)Tableau

 Tableau Softwareが提供するクラウドベースの分析プラットフォームです。

(※15)アジャイル開発手法

現在主流になっているシステムやソフトウェアの開発の手法のひとつであり、要件定義、設計、開発、テストといった開発工程を機能単位の小さなサイクルで繰り返す手法のことです。

※画像は省略されています

サークレイスの平均年収は542万円

サークレイスの平均年収は542万円です。 去年の全国平均年収430万円より26.0%高いです。 過去のデータを見ると542万円(最低)から599万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、サークレイスの生涯収入はおよそ2.01億円と推定されます。
平均年収
2020 578万円
2021 599万円
2022 542万円

サークレイスの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではサークレイスは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではサークレイスは3138位(全4687社)で、年収偏差値は53.6でした。
サークレイスの年収ヒストグラム

サークレイスの年齢別年収

サークレイスの20代の想定平均年収は391万円、30代の想定平均年収は547万円でした。 サークレイスの初任給はおよそ25万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 321万円 25万円
25-29歳 461万円 35万円
30-34歳 528万円 41万円
35-39歳 566万円 44万円
40-44歳 604万円 46万円
45-49歳 640万円 49万円
50-54歳 676万円 52万円
55-59歳 664万円 51万円
60-64歳 523万円 40万円
サークレイスの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


サークレイスの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、サークレイスの 平均年間賞与額は72万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2020 21万円
2021 38万円
2022 72万円


サークレイスの業種・地域

サークレイスの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは2070位(全2845社)でした。
サークレイスの年収ヒストグラム(関東地方内)
サークレイスは、業種カテゴリとしては SI・SES業に属します。 SI・SES業内での年収ランキングは 82位(全106社) でした。

SI・SES業内での年収ランキング
サークレイスの年収ヒストグラム(SI・SES業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

サークレイスの従業員数は261人

サークレイスの従業員数は261人でした。
従業員数
2020 234人
2021 233人
2022 261人
サークレイスの従業員数

サークレイスの売上、純利益

サークレイスの最新の売上高は25.3億円(売上ランキング3802位)でした。 従業員一人当たりの売上高は968万円(一人当たり売上ランキング4536位)です。
サークレイスの売上高
サークレイスの最新の純利益は1103万円(純利益ランキング3863位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約4万円(一人当たり純利益ランキング3905位)です。
サークレイスの純利益

【広告】サークレイスに転職するには?

サークレイスに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

サークレイスの歴史

サークレイスの歴史について年表形式でご紹介します。
2012年11月東京都千代田区大手町において株式会社パソナテキーラを株式会社パソナグループ及びTquila International PTE Ltd.の合弁会社として設立
2013年4月カスタマーサクセス事業を開始
2013年4月Salesforce Consultingを開始。株式会社パソナの基幹システム開発に参画
2013年8月エデュケーション事業を提供開始
2016年9月Anaplan Japanと協業を発表。Anaplan Consultingを開始
2016年12月オンラインによるアドミニストレーターサービスの提供を実現するプラットフォーム「AGORA」を開始
2018年11月海外駐在員を管理するクラウドサービス"AGAVE"(SaaS)の販売を開始
2019年7月福岡営業所を開設
2022年4月東京証券取引所グロース市場に株式を上場

サークレイスの子会社

サークレイスの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
株式会社パソナグループ HRソリューションキャリアソリューション
TQUILA LIMITED 子会社の経営管理業務

サークレイスの類似企業

サークレイスを見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
富士通 879万円 35092人
日立製作所 916万円 28672人
富士電機 776万円 10558人
日本電気 843万円 22036人
BIPROGY 816万円 4442人
エフティグループ 555万円 88人
NECネッツエスアイ 764万円 5176人
都築電気 866万円 1295人
アイティフォー 684万円 457人
ダイワボウHD 836万円 26人

サークレイスと平均年収が近い企業

企業名 平均年収
さくらケーシーエス 632万円
NTTデータNJK 571万円
両毛システムズ 582万円
ラキール 573万円
NCS&A 691万円
GNU 619万円
日本ビジネスシステムズ 605万円
HOUSEI 644万円
CINC 546万円
サイオス 625万円

サークレイスと売上高が近い企業

企業名 売上高
ポバール興業 26.9億円
イルグルム 25.8億円
ユーザーローカル 26.8億円
ポールトゥウィンHD 23.1億円
寿スピリッツ 23.9億円
リスクモンスター 23.5億円
フジオフードグループ本社 23.7億円
ライクキッズ 25.8億円
SRAHD 23.3億円
日ノ丸自動車 25.4億円