年収マスター 転職に役立つ年収データの分析サイト

ビジョナルの平均年収

2024年02月22日 09:18

ビジョナルとは

ビジョナルとは、ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 ビジョナル
本社所在地 渋谷区渋谷二丁目15−1
売上高 70.0億円
社員数 130人
平均年収 882万円
推定初任給 42万円
年収偏差値 71.5
平均年齢 37.0歳
平均勤続年数 3.5年

有価証券報告書によるとビジョナルの事業内容は次の通りです。

当社は、持株会社として当社グループの経営方針策定及び経営管理を行っています。当社グループは、当社、国内子会社7社(株式会社ビズリーチ、IEYASU株式会社、イージーソフト株式会社、株式会社M&Aサクシード、トラボックス株式会社、ビジョナル・インキュベーション株式会社(現、株式会社アシュアード)、Cloud Solutions株式会社)、国内関連会社1社(株式会社スタンバイ)で構成されております。

 

当社グループは、「新しい可能性を、次々と。」をミッションとし、社会における様々な「課題」を、テクノロジーを活用したサービス創造を通じて解決する事業を複数擁するデジタル・トランスフォーメーション・カンパニーです。

当社グループは、事業の種類別に「HR Tech」、「Incubation」の2つを報告セグメントとしています。「HR Tech」、「Incubation」のサービス内容等は、以下のとおりです。

なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。

 

■HR Tech

HR Techセグメントはビズリーチ事業、HRMOS事業及びその他のHR Tech事業で構成されております。

(1)ビズリーチ事業

 ① サービス概要

『ビズリーチ』はビジネスプロフェッショナル、国内外の優良・成長企業、各業界に精通したヘッドハンター(人材紹介会社に所属する転職エージェント)の三者を、効率的にマッチングするプロフェッショナル人材(管理職・専門職等)に特化した会員制転職プラットフォームです。

 

 ② 採用支援市場に変革を起こした『ビズリーチ』

従来、終身雇用制度や新卒一括採用等の雇用慣習の影響もあり、日本の労働市場の流動性は低い状態が続いており、それゆえに多くの企業は、プロフェッショナル人材の採用を人材紹介会社やヘッドハンターに任せる他なく、主体的な採用活動を行いにくい状況にあったと考えております。また、転職活動中のプロフェッショナル人材としても、自らのキャリアの選択肢が可視化されにくく、本来あるべき可能性も見出すことができない状況にあったと考えております。

一方海外では、企業が人材採用プラットフォームやビジネス・ソーシャル・ネットワーキング・サービス(ビジネスSNS)などを利用して、条件に合った人材に対して企業から直接アプローチして採用する「ダイレクトソーシング」が主流であり、企業は自社の採用ニーズに基づいて主体的に採用活動を行い、求職者も自身の経歴やスキルに関する情報を人材採用プラットフォームやビジネスSNSに登録することで、魅力的な採用ポジションに関する情報を得る可能性を高めてきたと考えております。

 

そこで当社グループは、日本の転職市場に「ダイレクトソーシング」の概念を持ち込み、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」(注)という言葉を創り出し、プロフェッショナル人材に特化した人材採用プラットフォームである『ビズリーチ』を開発しました。従来、企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、『ビズリーチ』は、採用活動に取り組んでいる企業とヘッドハンターに人材データベースを開放することによって、日本のプロフェッショナル人材の転職市場を可視化したと考えております。電子商取引(Eコマースプラットフォーム)の出現によって引き起こされた小売市場の構造的変化(Eコマース革命)と同様に、インターネットによる人材採用市場の可視化を目指し、転職市場の透明性と生産性を高めてまいります。

企業は求職者へ直接アプローチすることで、優秀な人材をより速く、より安い採用コストで採用できるようになり、求職者も今まで知り得なかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を広げられるようになったと考えております。

(注)商標登録番号:第6002236号

 

 ③ ビジネスモデルによる強固な収益基盤

『ビズリーチ』は直接採用企業、ヘッドハンター、求職者の三者にサービス提供をしているため、一般的な人材紹介業のビジネスモデルと同様の直接採用企業からの課金売上だけでなく、ヘッドハンター(人材紹介会社)及び求職者からの課金売上も存在するユニークな収益構造を有しております。具体的な収益源を整理すると、以下のとおりとなります。

サービス提供対象

売上高の種類

概要

直接採用企業

 (人事・採用担当)

リカーリング売上高

(プラットフォーム

利用料)

直接採用企業による『ビズリーチ』の利用に伴い発生する売上高。

契約期間・付与されるプラチナスカウト(面談/面接確約の特別なスカウトメール)の通数等に応じて、複数の料金プランが存在。スタンダードプランでは、6ヵ月850,000円。

なお、契約金額を一括前払いで回収しており、売上計上時期まで契約負債に計上。

リカーリング売上高

(追加プラチナスカウト料金)

直接採用企業が、より多くの求職者に対してアプローチすべく、プラチナスカウトを追加で購入する際に発生する売上高。

パフォーマンス売上高

(採用成功報酬)

直接採用企業が『ビズリーチ』経由で採用に成功した際に発生する売上高。採用できた人材の理論年収に一定のパーセンテージ(スタンダードプランでは15%)を掛けた金額を受領。

 

 

サービス提供対象

売上高の種類

概要

ヘッドハンター

(人材紹介会社)

リカーリング売上高

(プラットフォーム

利用料)

ヘッドハンターによる『ビズリーチ』の利用に伴い発生する売上高。

契約期間等に応じて、複数の料金プランが存在。スタンダードプランでは、6ヵ月600,000円。

なお、契約金額を一括前払いで回収しており、売上計上時期まで契約負債に計上。

リカーリング売上高

(追加プラチナスカウト料金)

ヘッドハンターが、より多くの求職者に対してアプローチすべく、プラチナスカウトを追加で購入する際に発生する売上高。

パフォーマンス売上高

(採用支援成功報酬)

ヘッドハンターが『ビズリーチ』で接点を持った人材を企業に紹介し、採用支援に成功した際に発生する売上高。企業からヘッドハンターに支払われた採用成功報酬に一定のパーセンテージを掛けた金額を受領。

 

 

サービス提供対象

売上高の種類

概要

求職者

(会員ユーザー)

リカーリング売上高

(プレミアム課金)

『ビズリーチ』におけるプレミアム会員に対する月額課金モデル。なお、一定の機能制限はあるが、無料のスタンダード会員としてサービスを利用することも可能。

 

上記表内のリカーリング売上高及びパフォーマンス売上高の合計を100%とした際の各売上高の比率は、2022年7月期において、リカーリング売上高32%に対しパフォーマンス売上高は68%となっております。

また、上記表内の直接採用企業からの売上高とヘッドハンター(人材紹介会社)からの2022年7月期の売上高の構成比率は、直接採用企業からの売上高66%に対し、ヘッドハンターからの売上高は34%となっております。

 ビズリーチ事業の外部顧客に対する売上高の2018年7月期から2022年7月期の年平均成長率(CAGR)は、32.7%で成長しております。

 

ビズリーチ事業の外部顧客に対する売上高の推移

 

2018年7月期

2019年7月期

2020年7月期

2021年7月期

2022年7月期

ビズリーチ事業の外部顧客に対する

売上高(百万円)

12,130

16,850

20,945

23,561

37,607

 

 

ビズリーチ事業に関する事業系統図は、次のとおりであります。

 


 

 ④ ビズリーチ事業の競争戦略・競争優位性

『ビズリーチ』が直接採用企業、ヘッドハンター、求職者の三者から選ばれる理由であるサービスの強みは、以下のとおりです。

サービス提供対象

強み

概要

直接採用企業

国内最大級のプロフェッショナル人材採用

プラットフォーム

2022年7月末時点で170万人以上(下記ビズリーチ事業の社内指標を参照)のプロフェッショナル人材へ、企業から直接、スカウトメールを送ることが可能。すべての登録希望求職者に対して審査を実施。

専任コンサルタントに
よる支援

「ダイレクトリクルーティング」を熟知した専任コンサルタントによる支援を通じて、企業が「採用力」を身につけることが可能。

ユーザーフレンドリーなシステム仕様

外注ではなく、株式会社ビズリーチのプロダクトチームがシステムを開発しているため、ユーザーの使いやすさを第一に考えた機能やデザインが徹底されている。

 

 

サービス提供対象

強み

概要

ヘッドハンター

(人材紹介会社)

国内最大級のプロフェッショナル人材採用

プラットフォーム

2022年7月末時点で170万人以上(下記ビズリーチ事業の社内指標を参照)のプロフェッショナル人材へ、ヘッドハンターから直接、スカウトメールを送ることが可能。すべての登録希望求職者に対して審査を実施。

ヘッドハンターとしての

ブランディングが可能

『ビズリーチ』では、ヘッドハンターの活動量や内定率など独自で算出した指標をもとにヘッドハンターの客観的評価がわかる「ヘッドハンタースコア」という仕組みを導入。

また、各年度で最も活躍したヘッドハンターを表彰する「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」等のイベントも開催しており、優秀なヘッドハンターのブランド向上に貢献。

ユーザーフレンドリーなシステム仕様

外注ではなく、株式会社ビズリーチのプロダクトチームがシステムを開発しているため、ユーザーの使いやすさを第一に考えた機能やデザインが徹底されている。

 

 

 

サービス提供対象

強み

概要

求職者

(会員ユーザー)

プロフェッショナル人材向けに特化した転職案件の充実

プロフェッショナル人材向け転職案件に特化しており、魅力的なキャリアの選択肢を効率的に見つけ出すことが可能。

企業及び

一流ヘッドハンターからスカウトが届く

国内外の優良企業と、厳正な審査をクリアした優秀なヘッドハンターが、職務経歴書を見て直接スカウト。受け取ったスカウトは、転職活動に繋がるのみならず、自身の市場価値を把握することにも役立つ。

アプリを通じた

サービス提供

Web版のみならずアプリ版も提供されているため、個人会員はいつでも気軽に、自身のキャリアの可能性を広げる求人情報に触れることが可能。

 

 

直接採用企業については、インハウスの法人営業チームによるアカウント拡大を行っており、直接採用企業数の増加に関して、累計導入企業数(注1)及び年次利用中企業数(注2)という社内指標で管理しております。ヘッドハンター(人材紹介会社)については、オペレーションチームによってヘッドハンターの質を重視しながらも、量を担保しております。ヘッドハンター数の増加については利用ヘッドハンター数(注3)という社内指標で管理しております。求職者(会員ユーザー)については、オンライン広告等による獲得を行っており、求職者の増加に関して、スカウト可能会員数(注4)という社内指標で管理しており、これらの社内指標の推移は以下のとおりです。

 

   ビズリーチ事業の社内指標

 

2018年7月期

2019年7月期

2020年7月期

2021年7月期

2022年7月期

累計導入企業数(社)

(注1)

8,800以上

11,200以上

13,800以上

17,100以上

21,100以上

年次利用中企業数(社)

(注2)

4,700以上

5,800以上

6,600以上

8,000以上

10,400以上

利用ヘッドハンター数(人)

(注3)

2,500以上

3,500以上

4,600以上

5,100以上

5,500以上

スカウト可能会員数(万人)

(注4)

62以上

87以上

111以上

138以上

170以上

 

(注)1.ビズリーチを導入した累計企業数、ヘッドハンターを除く

   2.会計期間中に1日以上の利用がある直接採用企業数

   3.期末時点における株式会社ビズリーチによる審査を経たヘッドハンター数

   4.ビズリーチの会員のうち、「採用企業への職務経歴書公開設定」を公開にしている、または、「ヘッドハンターへの職務経歴書公開設定」を公開にしている会員数

 

当社グループは今後も、『ビズリーチ』を通じて、直接採用企業やヘッドハンターとビジネスプロフェッショナルとの最適なオンラインマッチングを支えることで、日本の転職市場における透明性と生産性を高めてまいります。

(関係会社)株式会社ビズリーチ

 

 

(2)HRMOS事業

 ① サービス概要

人財活用プラットフォーム『HRMOS(ハーモス)』(以下、本項目で「『HRMOS』シリーズ」という。)は、採用から入社後の活躍までの情報を一元化・可視化することで、エビデンスに基づいた人材活用を可能にするサービスです。客観的な判断に基づく「採用・評価・育成・配置」が可能になることによる企業や組織の継続的な成長を実現します。

雇用の流動化が進むことにより、企業の人材活用・人材戦略を支えるHCM(Human Capital Management、従業員を重要な経営資源の1つとし、企業内の人材情報を統合的に管理し、生産性向上を目指す経営手法のこと)のニーズは益々高まっていくと考えております。

現在、『HRMOS』シリーズとして、採用管理クラウド『HRMOS採用』、人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』及びクラウド勤怠管理システム『HRMOS勤怠』(注1)を展開しております。また、2022年3月に取得したイージーソフト株式会社の経費精算システム『eKeihi』については、『HRMOS』シリーズへのリブランディングを予定しております。『HRMOS』シリーズとしては、この他、給与計算や労務管理といった人事業務領域におけるクラウドソリューションの提供を予定しております。採用、タレントマネジメント、給与計算・労務管理等の人事の主要業務を共通の従業員データベースを起点としたサービス提供を行うことにより、業務効率化を実現するとともに、データに基づいた人材活用を可能にすることを目指しております。

 

(注)1.2021年11月に取得した勤怠管理クラウド「IEYASU」をリブランドし2022年2月より『HRMOS勤怠』として提供開始。2022年7月期までのHRMOS事業の売上高やARR等の指標には含まれておらず、2023年7月期よりHRMOS事業の売上高やARR等の指標に含み報告を予定

 

 ② サービスラインナップ

採用管理クラウド『HRMOS採用』は、候補者の母集団形成、選考プロセス管理、採用活動の分析、採用戦略立案までを一気通貫で支援するサービスです。採用活動の一元管理を通じて、オペレーションを効率化するとともに、各プロセスに関するデータ分析によって戦略的な採用活動を中長期に亘って可能にします。採用管理クラウド『HRMOS採用』の利用により、面接の日程調整や人材紹介会社とのやりとりなど、採用に関する業務を同一システム内でシンプルに完結させることができます。また、求人媒体、人材紹介会社ごとの応募数、選考通過率、採用実績、採用単価等を「見える化」し、投資効果の高い採用チャネルを明らかにすることもできます。

人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』は、従業員に関するあらゆる情報を一元管理することで人事業務や組織の状態を可視化し、企業の人材活用をサポートするサービスです。従業員データベースを中心に、目標・評価管理、組織診断サーベイ、個人コンディションサーベイ、1on1支援、などの機能を提供しており、戦略的な人材活用につなげることができます。

企業においては、従業員に関するデータが社内に点在し、さまざまな部署やツールのもとに保持されているケースが多くありました。人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』を利用することで、これらのデータを一元管理し、レポートツールを用いて、従業員数の推移や平均勤続年数・退職率などを迅速に取得できるようになります。また、キーワード等で絞り込みを行い、育成対象者やハイパフォーマーのリスト等を簡単に作成して、人材活用に繋げることもできます。

人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』の追加機能である『評価管理』は、MBO(Management by Objectives、目標管理制度)・コンピテンシー(行動特性)評価など、幅広い制度に対応しており、目標設定に加え、フィードバック内容を日常的に記録できます。また、従業員データベースとの連携により、目標・評価シートの割り当てや評価者の設定をスムーズに行うことができます。同じく追加機能である『組織診断サーベイ』は、従業員エンゲージメントと組織パフォーマンスに関わる10カテゴリー、74問の質問を通じて、組織課題が把握できるように設計されております。また、従業員の「やりがい」と「能力発揮(職務遂行)」に関する内容を毎月1~2回のペースで質問するパルスサーベイ(注1)で従業員のコンディション変化を把握する『個人コンディションサーベイ』機能も提供しており、組織の課題と従業員のコンディションを分析することでより深い課題を特定したり、採用した人材の入社後のコンディションを知ることで採用手法やオンボーディングの効果測定を行ったりすることも可能です。さらに、『1on1支援』は、従業員データベースとの連携により、1on1の実施記録の蓄積を通じた1on1の支援に加え、組織単位での1on1の実施状況を可視化することができます。

勤怠管理クラウド『HRMOS勤怠』は、打刻・集計・申請/承認などの勤怠管理をデジタル化できるクラウド勤怠管理システムです。打刻、勤務時間や残業時間などの自動集計や、休暇の自動付与、自動集計、残数調整、残業、休暇申請/承認ワークフロー、36協定、新労働基準法に基づいた管理レポート機能など、勤怠管理に必要な機能が揃っており、手作業を減らすことを可能とします。

 

(注)1.パルスサーベイ(パルス調査、Pulse Survey)とは、簡易的な調査を短期間に繰り返し実施する調査手法のことで、主に従業員のコンディションを把握するために用いられます。

 

採用管理クラウド『HRMOS採用』、人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』及び『HRMOS勤怠』はいずれも、SaaS(Software as a Service)形式で提供され、サブスクリプション(定期購入による継続課金)型の課金体系を導入しております。具体的な収入源を整理すると、以下のとおりとなります。

 

サービス

収入

概要

採用管理クラウド

『HRMOS採用』

年額利用料金

企業による採用管理クラウド『HRMOS採用』の利用に伴い発生する収入。登録可能な求人応募者数等に応じて、複数の料金プランが存在。

 

 

サービス

収入

概要

人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』

導入サポート料金

全役職員のデータ登録、組織図作成、ワークフロー・権限設定などの初期設定サポートへの対価として発生する収入。

年額利用料金

企業による人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』の利用に伴い発生する収入。登録する役職員数及び利用する機能(『評価管理』、『組織診断サーベイ』等)に応じて、複数の料金プランが存在。

 

 

サービス

収入

概要

勤怠管理クラウド

『HRMOS勤怠』

月額利用料金

企業による勤怠クラウド『HRMOS勤怠』の有料プラン利用に伴い発生する収入。基本的な勤怠管理を行う無料プランに加え、業務をさらに効率化する機能等を用意した有料プランが存在。

 

 

HRMOS事業は2016年6月に人材採用クラウド『HRMOS採用』をローンチして以降、順調に成長を続けております。HCMエコシステムを強化するため、2019年1月に人材管理クラウド『HRMOSタレントマネジメント』、2022年2月にクラウド勤怠管理システム『HRMOS勤怠』を市場に投入し、その追加機能を随時ローンチしております。HRMOS事業では、ARR(注1)、Churn rate(注2)、利用中企業数(注3)、ARPU(注4)を社内指標として管理しております。

各種指標の推移は以下のとおりです。

 

(注)1.Annual Recurring Revenueの略称。各四半期末の月末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略)を12倍して算出。MRRは、対象月末時点における継続課金企業に係る月額料金の合計額(一時収益は含まない)

2.当月の解約により減少したMRR÷前月末のMRRを単月Churn rateとし、その直近12ヵ月平均

3.『HRMOS』シリーズのサービスを利用する有料課金ユーザー企業数

4.Average Revenue Per Userの略称。月末時点のMRR÷利用中企業数

 

HRMOS事業の指標(ARR)

 

2019年7月期

2020年7月期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

ARR

(百万円)

552

632

711

772

860

962

1,032

1,032

 

 

 

2021年7月期

2022年7月期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

ARR

(百万円)

1,093

1,132

1,203

1,269

1,347

1,427

1,537

1,627

 

 

HRMOS事業の指標(Churn rate)

 

2020年7月期

2021年7月期

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

Churn rate(%)

1.00

1.05

1.01

1.15

1.40

1.43

1.40

1.23

 

 

 

2022年7月期

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

Churn rate(%)

0.96

0.79

0.66

0.60

 

 

HRMOS事業の指標(利用中企業数)

 

2019年7月期

2020年7月期

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

利用中企業数(社)

473

535

592

638

702

767

807

797

 

 

 

2021年7月期

2022年7月期

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

利用中企業数(社)

833

849

897

941

989

1,050

1,127

1,193

 

 

HRMOS事業の指標(ARPU)

 

2019年7月期

2020年7月期

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

ARPU(円)

97,307

98,493

100,139

100,876

102,207

104,529

106,598

107,984

 

 

 

2021年7月期

2022年7月期

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

第1四半期末

第2四半期末

第3四半期末

第4四半期末

ARPU(円)

109,382

111,154

111,808

112,429

113,503

113,290

113,651

113,688

 

 

『HRMOS』では、今後『ビズリーチ』とのデータ連携を通じて、従業員の生産性が最適化され、定量的な経営判断や合理化された人材活用を可能とする環境を実現する一気通貫のHCMエコシステムの構築を目指しております。

(関係会社)株式会社ビズリーチ、IEYASU株式会社

 

  (3)その他のHR Tech事業

『ビズリーチ』及び『HRMOS』シリーズの他、ターゲットとする年齢や職種等毎に人材採用支援サービスを提供しております。具体的には、挑戦する20代の転職サイト『キャリトレ』、OB/OG訪問ネットワークサービス『ビズリーチ・キャンパス』、ハイスキルITエンジニア転職プラットフォーム『BINAR』、求人検索エンジン『スタンバイ』を提供しております。これら事業への投資を続け、人材データベースの更なる拡充を図ります。

(関係会社)株式会社ビズリーチ、株式会社スタンバイ

 

■Incubation

Incubationセグメントでは、業界構造や先行市場での動向を分析し、デジタル・トランスフォーメーションを進めることができる大きな市場ポテンシャルを有する領域において、新規の事業を行ってまいります。具体的には、法人・審査制M&Aマッチングサイト『M&A サクシード』、物流DXプラットフォーム『トラボックス』、B2Bリードジェネレーション・プラットフォーム『BizHint(ビズヒント)』、脆弱性管理クラウド『yamory(ヤモリー)』、クラウドリスク評価『Assured(アシュアード)』を提供しております。

グループミッション「新しい可能性を、次々と。」にあるように、今後も新規事業の成長実現のために継続的に投資していき、事業創出を通じた、中長期的なグループ(企業)価値最大化を図ってまいります。

(関係会社)株式会社M&Aサクシード、トラボックス株式会社、ビジョナル・インキュベーション株式会社(現、株式会社アシュアード)

※画像は省略されています

ビジョナルの平均年収は882万円

ビジョナルの平均年収は882万円です。 去年の全国平均年収430万円より105.1%高いです。 過去のデータを見ると882万円(最低)から1120万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ビジョナルの生涯収入はおよそ3.26億円と推定されます。
平均年収
2020 1120万円
2021 882万円

ビジョナルの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではビジョナルは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではビジョナルは329位(全4687社)で、年収偏差値は71.5でした。
ビジョナルの年収ヒストグラム

ビジョナルの年齢別年収

ビジョナルの20代の想定平均年収は650万円、30代の想定平均年収は890万円でした。 ビジョナルの初任給はおよそ42万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 543万円 42万円
25-29歳 757万円 58万円
30-34歳 861万円 66万円
35-39歳 919万円 71万円
40-44歳 977万円 75万円
45-49歳 1031万円 79万円
50-54歳 1088万円 84万円
55-59歳 1069万円 82万円
60-64歳 853万円 66万円
ビジョナルの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ビジョナルの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、ビジョナルの 平均年間賞与額は23万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2020 123万円
2021 23万円


ビジョナルの業種・地域

ビジョナルの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは253位(全2845社)でした。
ビジョナルの年収ヒストグラム(関東地方内)
ビジョナルは、業種カテゴリとしては ソフトウェア業に属します。 ソフトウェア業内での年収ランキングは 14位(全265社) でした。

ソフトウェア業内での年収ランキング
ビジョナルの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ビジョナルの従業員数は130人

ビジョナルの従業員数は130人でした。
従業員数
2020 30人
2021 130人
ビジョナルの従業員数

ビジョナルの売上、純利益

ビジョナルの最新の売上高は70.0億円(売上ランキング3027位)でした。 従業員一人当たりの売上高は5385万円(一人当たり売上ランキング2197位)です。
ビジョナルの売上高
ビジョナルの最新の純利益は29.6億円(純利益ランキング1220位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約2279万円(一人当たり純利益ランキング538位)です。
ビジョナルの純利益

【広告】ビジョナルに転職するには?

ビジョナルに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

ビジョナルの歴史

ビジョナルの歴史について年表形式でご紹介します。
2007年8月株式会社ビズリーチ[資本金7百万円]を東京都港区に設立
2009年4月“プロフェッショナル人材と企業をつなぐ転職サイト”「BizReach」を開始
2010年8月セレクト・アウトレット型ECサイト「LUXA」を開始
2010年11月株式会社ルクサを東京都渋谷区に設立し、「LUXA」事業を譲渡
2014年4月“挑戦する20代の転職サイト”「キャリアトレック」を開始
2015年5月求人検索エンジン「スタンバイ」を開始
2016年6月“採用管理クラウド”「HRMOS採用」を開始
2016年8月“B2Bリードジェネレーション・プラットフォーム”「BizHint」を開始
2016年10月“OB/OG訪問ネットワークサービス”「ビズリーチ・キャンパス」を開始
2017年11月“法人・審査制M&Aマッチングサイト”「BizReach SUCCEED」を開始
2017年12月ビズリーチ・トレーディング株式会社を東京都渋谷区に設立
2018年10月“即戦力人材の転職支援サービス”「BINARY)」を開始
2019年1月“人材管理クラウド”「HRMOS」を開始
2019年8月BINAR株式会社を東京都渋谷区に設立
2019年8月“脆弱性管理クラウド”「yamory」を開始
2020年2月ビジョナル株式会社を東京都渋谷区に設立しグループ経営体制へ移行ビジョナル・インキュベーション株式会社を東京都渋谷区に新設分割で設立し、「BizReach SUCCEED」、「BizHint」及び「yamory(ヤモリー)」事業を承継
2021年4月東京証券取引所マザーズに株式を上場
2021年11月株式会社M&Aサクシードを分割会社とする新設分割により、東京都渋谷区にビジョナル・インキュベーション株式会社を設立し、「BizHint」、「yamory(ヤモリー)」「Assured」事業を承継
2022年1月“クラウドリスク評価”「Assured」を開始
2022年2月“クラウド勤怠管理システム”「HRMOS勤怠」を開始
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
2022年8月ビジョナル・インキュベーション株式会社を分割会社とする新設分割により株式会社ビズヒントを東京都渋谷区に設立し、「BizHint」事業を承継

ビジョナルの子会社

ビジョナルの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
株式会社ビズリーチ HR Tech
IEYASU株式会社 HR Tech
イージーソフト株式会社 HR Tech
株式会社M&Aサクシード Incubation
トラボックス株式会社 Incubation
ビジョナル・インキュベーション株式会社 Incubation
株式会社スタンバイ HR Tech

ビジョナルの類似企業

ビジョナルを見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
昭和HD 958万円 2人
アイレックス 393万円 378人
シーシーエス 594万円 240人
ATグループ 828万円 56人
アクモス 502万円 269人
ニューテック 709万円 53人
池上通信機 596万円 683人
ミロク 500万円 16人
前澤工業 617万円 723人
ディー・ディー・エス 670万円 59人

ビジョナルと平均年収が近い企業

ビジョナルと売上高が近い企業

企業名 売上高
ソーバル 66.0億円
ショクブン 70.1億円
ムラキ 68.8億円
十六フィナンシャルグループ 73.8億円
昭和化学工業 72.4億円
Fast Fitness Japan 70.8億円
フライングガーデン 72.4億円
IBJ 70.3億円
TVE 71.0億円
エイケン工業 69.5億円