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守谷輸送機工業の平均年収

2024年02月22日 09:18

守谷輸送機工業とは

守谷輸送機工業とは、機械業を営む神奈川県の上場企業です。
企業名 守谷輸送機工業
本社所在地 横浜市金沢区福浦一丁目14番地9
売上高 154億円
社員数 314人
平均年収 702万円
推定初任給 32万円
年収偏差値 62.0
平均年齢 40.3歳
平均勤続年数 8.2年

有価証券報告書によると守谷輸送機工業の事業内容は次の通りです。

当社グループは、当社と非連結子会社1社(上海守谷電梯有限公司)の計2社により構成されており、国内及び海外において、エレベーター等の製造、販売、据付及び保守・修理事業を行っております。

なお、当社グループはエレベーター事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(1) 事業の特徴

当社は、1950年3月に設立され、専業メーカーとしてエレベーター等の製造から据付、保守・修理までの一貫した事業を展開してまいりました。

国内では、主に荷物用及び船舶用エレベーターに係る事業活動を営んでおりますが、当社が2つの工場とテクニカルセンター、サービスセンター、9つの支店・事務所及び保守・修理業務の委託先として51のサービス拠点を有して国内の全地域をカバーしているほか、本社内に「守谷サービス情報センター」を設置し、保守契約先からのエレベーター等の異常/故障の発生連絡に対して24時間365日の受付対応を行うなど、経営資源をエレベーター事業に集中して投下することで顧客の様々なニーズに応えております。

海外では、上海守谷電梯有限公司が中国における資材調達窓口として当社の購買代理業務を担っており、当社グループの仕入コストの低減に重要な役割を果たしているほか、中国における船舶用エレベーターの据付、保守業務等を展開しております。

 

(2) 主な製品・サービス

① エレベーター
a.荷物用エレベーター

エレベーターは、人や荷物を載せて垂直又は斜めに移動させる昇降装置であり、かご(※1)の水平投影面積(※2)が1㎡超、又は天井の高さが1.2m超の大きさのものをいいますが、用途に応じて乗用、寝台用、荷物用、自動車用などに分類されます。

分 類

用 途 等

乗用

専ら人の輸送を目的としたもので、人荷共用(人・荷物共用)を含む

寝台用

病院、養護施設等において、寝台やストレッチャー(移動式寝台)に乗せた患者を輸送することを主目的とするもの

荷物用

専ら荷物を輸送することを目的とするもの

自動車用

専ら駐車場に設置され、自動車を輸送することを目的とするもの

 

当社は主として荷物用エレベーターを取り扱っておりますが、荷物用エレベーターは、かご床がフォークリフト等で長期間使用しても剥がれ・たわみが少ない等の堅牢性、冷凍・冷蔵倉庫向けでの結露対策といった使用環境に応じた性能・機能の確保、誰でも安全で使い易い操作性等が求められます。

当社では、積載荷重(※3)が2t以上の中大型エレベーターや荷物を連続して搬送できる垂直自動搬送機「マックリフター」、冷凍・冷蔵倉庫向けエレベーター、自動車用エレベーターなど、顧客の様々なニーズに対応した製品を展開しております。

 

荷物用大型エレベーターの設置例

 

マックリフターの設置例


 


 

 

 

 

当事業年度におけるエレベーター機種別等の設置台数は下表のとおりです。

(単位:台) 

区   分

新規設置台数

入替台数

合 計

荷 物 用

大型(積載荷重3t以上)

400(  45 )

16

(   2)

416(  47)

中小型( 〃 3t未満)

19(△17 )

4

(   2)

23(△15)

小   計

419(  28 )

20

(   4)

439(  32)

人荷共用その他

18(  13 )

1

(   1)

19(  14)

マックリフター

17(  17 )

2

( △1)

19(  16)

合   計

454(  58 )

23

(   4)

477(  62)

 

(注)1.( )内の台数は、前事業年度と比較した増減台数であります。

2.「入替台数」は、既存のエレベーターを撤去し新たなエレベーターを設置した台数であります。

3.建物用途別の新規設置台数は次のとおりです。

建 物 用 途

新規設置台数(台)

工 場・倉 庫

448( 53)

そ  の  他

6(  5)

合     計

454( 58)

 

 

b.船舶用エレベーター

船舶用エレベーターは造船各社を受注先とし、大型の外航船(※4)やフェリーなどに設置される乗用エレベーターですが、建物用と異なり、船の振動(揺れ)や衝撃にも耐えうる構造や防錆・防沫性能(※5)が求められます。

当社では、シンドラーエレベータ株式会社から船舶用エレベーターの技術等を譲り受けて2003年8月に販売を開始し、現在では国内及びアジア市場において事業展開しております。

 

② 保守・修理

当社では、顧客との間でエレベーターに関する保守契約・点検契約を締結し、委託されたメンテナンス、修理及び建築基準法や労働安全衛生法で義務付けられた定期検査・定期点検業務を行っておりますが、契約形態としては、フルメンテナンス契約(保守契約)とPOG契約(点検契約)に分かれます。

契約の種類

契約内容の特徴等

フルメンテナンス契約
(保守契約)

エレベーターの運転機能を常に安全・良好に維持するよう点検・調整等を行い、故障が起きても人為的・外的要因等による場合を除き、部品交換・修理費用が定額の契約料金の中からまかなわれる。

POG契約
(点検契約)

「P:パーツ」「O:オイル」「G:グリス」の頭文字を取ったもので、顧客は基本的な点検だけを委託し、点検の結果、修理等が必要となった場合は、顧客に別途費用が発生する。

 

エレベーター業界各社のビジネスモデルは、エレベーター販売時の利幅を薄くする一方で、その後の定期的な保守点検作業を受注して長期的に利益を確保するものであります。当社においても、新規保守契約・点検契約率の維持向上、解約率の引き下げに取組み、収益性の向上を図っております。

 

(注) ※1.エレベーターの人や荷物を乗せる箱

 ※2.真上から見たときの面積

 ※3.積載する荷物の最大重量

 ※4.自国と外国の間を結ぶ外国航路に就航する船舶

 ※5.錆や水の飛まつによる有害な影響を防ぐ性能

※画像は省略されています

守谷輸送機工業の平均年収は702万円

守谷輸送機工業の平均年収は702万円です。 去年の全国平均年収430万円より63.3%高いです。 過去のデータを見ると658万円(最低)から702万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、守谷輸送機工業の生涯収入はおよそ2.60億円と推定されます。
平均年収
2021 658万円
2022 702万円

守谷輸送機工業の平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上では守谷輸送機工業は赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングでは守谷輸送機工業は1238位(全4687社)で、年収偏差値は62.0でした。
守谷輸送機工業の年収ヒストグラム

守谷輸送機工業の年齢別年収

守谷輸送機工業の20代の想定平均年収は507万円、30代の想定平均年収は709万円でした。 守谷輸送機工業の初任給はおよそ32万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 417万円 32万円
25-29歳 597万円 46万円
30-34歳 685万円 53万円
35-39歳 734万円 56万円
40-44歳 783万円 60万円
45-49歳 828万円 64万円
50-54歳 876万円 67万円
55-59歳 860万円 66万円
60-64歳 678万円 52万円
守谷輸送機工業の年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


守谷輸送機工業の賞与・ボーナス

守谷輸送機工業の年間賞与額は94万円程度と推定されます。 なお、守谷輸送機工業社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2021 88万円
2022 94万円


守谷輸送機工業の業種・地域

守谷輸送機工業の本社所在地は神奈川県です。神奈川県を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは884位(全2845社)でした。
守谷輸送機工業の年収ヒストグラム(関東地方内)
守谷輸送機工業は、業種カテゴリとしては 機械業に属します。 機械業内での年収ランキングは 83位(全307社) でした。

機械業内での年収ランキング
守谷輸送機工業の年収ヒストグラム(機械業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

守谷輸送機工業の従業員数は314人

守谷輸送機工業の従業員数は314人でした。
従業員数
2021 299人
2022 314人
守谷輸送機工業の従業員数

守谷輸送機工業の売上、純利益

守谷輸送機工業の最新の売上高は154億円(売上ランキング2252位)でした。 従業員一人当たりの売上高は4910万円(一人当たり売上ランキング2356位)です。
守谷輸送機工業の売上高
守谷輸送機工業の最新の純利益は6.42億円(純利益ランキング2441位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約204万円(一人当たり純利益ランキング2628位)です。
守谷輸送機工業の純利益

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守谷輸送機工業に転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

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ランスタッド

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参考書籍

守谷輸送機工業の歴史

守谷輸送機工業の歴史について年表形式でご紹介します。
1950年3月神奈川県横浜市西区久保町にてエレベーター等の製造、販売及び据付を目的として守谷輸送機工業株式会社を資本金5,000千円で設立
1970年11月栃木県宇都宮市(平出工業団地)に宇都宮工場を開設
1984年2月東京都中央区日本橋茅場町に東京支店を開設
1988年6月冷蔵倉庫向け垂直搬送機『マックリフター』販売開始
1996年4月愛知県名古屋市熱田区に名古屋出張所を開設
2001年7月福岡県福岡市博多区博多駅前に福岡営業所を開設
2002年10月大阪府大阪市北区西天満に大阪支店を開設
2003年7月大型積載のロープ式機械室レスエレベーター 販売開始
2003年8月船舶用エレベーター 販売開始
2008年6月中国での資材調達及び船舶用エレベーターの保守等を目的に中華人民共和国上海市東方路に上海事務所を開設
2011年8月上海事務所を組織変更し、中華人民共和国上海市張楊路に上海守谷電梯有限公司を100%子会社として資本金250千USドルで設立
2015年5月技術・開発部門の集約を目的に神奈川県横浜市金沢区にテクニカルセンターを開設
2022年3月東京証券取引所市場第二部に上場
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場に移行

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企業名 平均年収 従業員数
中外炉工業 832万円 405人
古河機械金属 797万円 208人
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東芝プラントシステム 859万円 3075人
高田工業所 544万円 1383人
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明星工業 585万円 335人
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トーヨーアサノ 163億円
サンオータス 150億円
OATアグリオ 154億円
丸三証券 149億円
エイジス 158億円