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フルテックの平均年収

2024年02月22日 09:18

フルテックとは

フルテックとは、電気・電子業を営む北海道の上場企業です。
企業名 フルテック
本社所在地 札幌市中央区北13条西17丁目1番31号
売上高 119億円
社員数 631人
平均年収 522万円
推定初任給 24万円
年収偏差値 52.5
平均年齢 37.7歳
平均勤続年数 12.4年

有価証券報告書によるとフルテックの事業内容は次の通りです。

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社1社で構成され、自動ドア開閉装置(注)の販売・設計・施工・保守サービス、ステンレス建具の製造・建築金物の製作・販売等を主な事業内容としております。

以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

 

(注)自動ドア開閉装置とは、ドアを開閉させるためのモーターやコントローラー(制御装置)などから構成される駆動装置であります。通行者を感知するセンサー以外は、通常サッシ(建具)に内蔵されております。なお、自動ドア開閉装置と建具関連製品の関係は次のとおりであります。

 

 (1)自動ドア関連事業

自動ドア関連事業は、自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守サービスを行うほか、自動ドア開閉装置の取替及びステンレスサッシ等を含む改修(以下、「取替及び改修」を「リニューアル」という。)を行っております。当社はそれらの業務を社内一貫体制で受注できる体制を整えております。

 

図-自動ドア開閉装置と建具の関係図

 


(注)センサーは自動ドア開閉装置に含まれます。

 

図-当事業におけるバリューチェーン

 


 

① 営業

当社グループは、北海道、東北、関東地区を中心とした営業活動を行っております。営業先は施主・設計会社・ゼネコン等、多層に亘っており、顧客へのタイムリーできめ細かい営業と打ち合わせが必要なため、営業地域に支店・営業所(以下、「拠点」という。)網を配置しており、現在38ヶ所の拠点網を配置しております。

 

② 設計

当社グループは、主要拠点全てに設計要員を置き、自動ドア開閉装置の適切な仕様決定や開口部への納まりの設計及び各現場における様々な打ち合わせのサポートを行っております。近年、自動ドアの用途は、単なるハンズフリーの自動開閉のみならず、バリアフリーや防犯、防火、防音、衛生管理など多岐に亘っているため、当社グループは設計部門を充実させ、顧客のニーズにマッチしたエントランス環境の提供を目指しております。

 

③ 施工

当社グループは、自動ドアの施工を外注委託せず、主に内製により行っております。自動ドアのスムーズな作動を確保し、通行者の安全を確保するために、開閉スピードやセンサーの検知エリアの確認など施工基準を定め、施工品質の確保に努めております。

 

④ 保守サービス

当社グループは、施主(又は建物管理者)と自動ドアの定期点検保守契約を結んでおります。自動ドアは、日常の開閉動作等による機械的・電機的な消耗等のため、設置当初の性能・機能が発揮されず、故障につながることがあります。保守サービスでは、自動ドアを正常かつ円滑に動作させ、良好な開閉状態を維持するために装置各部の点検・調整あるいは修復を行っております。
 また、自動ドアは、ビルや店舗の入口に設置されていることが多く、故障の際に迅速な修理対応が求められます。当社グループでは、原則として、最長でも車で2時間以内にすべての顧客に到達できる拠点網の整備に努めており、24時間365日のアフターサービス体制を整えております。

 

⑤ 技術管理・商品開発・仕入れ

<技術管理>

当社グループは、技術サービス部員を対象とした教育、研修を計画的に行い施工品質並びに保守サービス品質の向上に努めております。国家検定である自動ドア施工技能士(1級・2級)の資格取得養成にも力を入れ、2023年2月末現在269名の有資格者を有しています。

<商品開発>

当社グループは、当社による研究開発又は提携先との共同で自動ドア開閉装置の新商品や関連商品の開発を積極的に行っております。その主な販売実績は下記のとおりであります。

2014年8月 「e-セービングドア」(次世代型自動ドア)

2018年5月 「スリムドアZero」(限りなくガラスだけのデザインを実現した新型ドア)

      「フィックスサイドガードZero」(戸袋用防護柵)

2019年8月 「Fiプラットフォーム」とそれに対応する新しい保守点検サービス「Fi-A」(「歩行者用自

      動ドアセット―安全性(JIS A 4722)」に対応した安全性の高い自動ドア)

2019年12月 「フィックスサイドガードSNG」(自動ドア防護柵にデジタルサイネージを組み込んだ新防護

      柵)

2021年5月 「ソーシャルアイ」(インフォメーション機能を搭載した非接触多機能トイレドアスイッ

      チ)

2022年1月 「eメディアドア」(環境負荷の軽減・別次元の安全性・自動ドアの場所を活かした情報の受

      発信を実現する、画像解析AI+自動ドア)

2022年7月 「FTF-CAS」(業界初の遮煙性能を有する特定防火設備自動ドア)

2023年2月 「スリムドアFB」(見付幅5mmのフレームを採用したシャープなデザインが特徴の強化ガラス

      ドア) 

<仕入れ>

当社グループは、自動ドア開閉装置を主要仕入先である寺岡オートドア株式会社や扶桑電機工業株式会社等のメーカーから仕入れております。また、自動ドアセンサーにつきましては、オプテックス株式会社から仕入れております。これらの仕入先とは密接に連携し、自動ドアの既存商品に係る改良改善に積極的に取り組んでおります。

 

(2)建具関連事業

建具関連事業は、ステンレスサッシとドア(框ドア、強化ガラスなど)を主力製品としており、主に自動ドア開閉装置とセットで販売しております。

自動ドア開閉装置の設計は機種選定と納まりが基本ですが、ステンレスサッシの設計は建物への納まりに対して0.1ミリの精度が求められるなど、その強度や雨仕舞い(水漏れ防止)、耐風圧、耐候性等をクリアーできる構造にも配慮しております。
 当社グループではステンレスサッシ製造の経験と実績によって蓄積されたノウハウをデータベース化し、最新のCADシステム(注)もフルに活用することにより、顧客へのベストな仕様提供を目指した設計体制を構築しております。

(注)Computer Aided Designの略でコンピュータを利用して製品の設計を行うシステムであります。

 

ステンレスサッシ等の主要な建具の製造は、当社の連結子会社であるアートテックス株式会社が担っております。当該連結子会社の札幌工場は1991年9月に操業を開始し、また盛岡工場は1996年8月に操業を開始しております。さらに、札幌工場及び盛岡工場は2006年12月にISO9001の認証を取得するなど、ステンレスサッシの製造に係る品質向上に努めております。

 

 

(3)その他

その他の事業として、駐輪システムの販売・管理・運営及び駐輪ラックを販売する駐輪システム事業を行っております。自動ドア関連事業における保守サービス同様、駐輪システムにおける24時間365日のアフターサービスの体制を整え、狭小地への駐輪ラック設置から大規模駐輪場運営まで幅広く対応できる商品を取りそろえております。

その他、株式会社トルネックスの販売代理店として、喫煙所システム「トルネックス」の販売・設置・保守を行う環境機器事業や入退室管理・セキュリティゲート・防犯対策品を販売するセキュリティ事業を行っております。

※画像は省略されています

フルテックの平均年収は522万円

フルテックの平均年収は522万円です。 去年の全国平均年収430万円より21.3%高いです。 過去のデータを見ると476万円(最低)から522万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、フルテックの生涯収入はおよそ1.93億円と推定されます。
平均年収
2015 510万円
2016 508万円
2017 476万円
2018 494万円
2019 504万円
2020 498万円
2021 498万円
2022 522万円

フルテックの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではフルテックは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではフルテックは3367位(全4687社)で、年収偏差値は52.5でした。
フルテックの年収ヒストグラム

フルテックの年齢別年収

フルテックの20代の想定平均年収は381万円、30代の想定平均年収は527万円でした。 フルテックの初任給はおよそ24万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 316万円 24万円
25-29歳 446万円 34万円
30-34歳 509万円 39万円
35-39歳 544万円 42万円
40-44歳 580万円 45万円
45-49歳 612万円 47万円
50-54歳 646万円 50万円
55-59歳 635万円 49万円
60-64歳 504万円 39万円
フルテックの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


フルテックの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、フルテックの 平均年間賞与額は70万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2015 68万円
2016 19万円
2017 19万円
2018 66万円
2019 67万円
2020 66万円
2021 66万円
2022 70万円


フルテックの業種・地域

フルテックの本社所在地は北海道です。北海道を含む北海道地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 北海道地方内での年収ランキングは30位(全66社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
フルテックの年収ヒストグラム(北海道地方内)
フルテックは、業種カテゴリとしては 電気・電子業に属します。 電気・電子業内での年収ランキングは 248位(全275社) でした。

電気・電子業内での年収ランキング
フルテックの年収ヒストグラム(電気・電子業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

フルテックの従業員数は631人

フルテックの従業員数は631人でした。
従業員数
2015 572人
2016 569人
2017 601人
2018 616人
2019 623人
2020 634人
2021 646人
2022 631人
フルテックの従業員数

フルテックの売上、純利益

フルテックの最新の売上高は119億円(売上ランキング2494位)でした。 従業員一人当たりの売上高は1888万円(一人当たり売上ランキング4072位)です。
フルテックの売上高
フルテックの最新の純利益は6564万円(純利益ランキング3640位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約10万円(一人当たり純利益ランキング3865位)です。
フルテックの純利益

【広告】フルテックに転職するには?

フルテックに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

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JACリクルートメント

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ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

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参考書籍

フルテックの歴史

フルテックの歴史について年表形式でご紹介します。
1963年11月自動ドアメーカーである寺岡オートドア株式会社の北海道地区販売代理店として、北海道寺岡オートドア株式会社を設立
1976年6月株式会社寺岡オートドア岩手を設立、岩手県に進出
1982年12月株式会社東日本メタルを設立し、東北地区においてステンレス建具の製造を開始
1991年1月ステンレスサッシ等の建具製造を行う工場部門として、アートテックス株式会社を設立
1992年4月北海道本部、東北本部、関東本部を新設し3本部制を開始
1994年1月株式会社トルネックスの販売代理店として、分煙システム「トルネックス」の販売開始
1996年8月アートテックス東北株式会社を設立し、新工場にてステンレス建具の製造を開始
1997年5月省エネドア「スリムタイトドア」の販売開始
2017年3月東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2018年3月東京証券取引所市場第一部に指定変更
2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
2022年7月札幌証券取引所本則市場に株式を上場

フルテックの子会社

フルテックの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
アートテックス株式会社 自動ドア関連事業
建具関連事業

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