ビーブレイクシステムズの平均年収
ビーブレイクシステムズとは
企業名 | ビーブレイクシステムズ |
---|---|
本社所在地 | 品川区西五反田2−19−3 |
売上高 | 12.6億円 |
社員数 | 131人 |
平均年収 | 502万円 |
推定初任給 | 24万円 |
年収偏差値 | 51.5 |
平均年齢 | 32.2歳 |
平均勤続年数 | 6.9年 |
有価証券報告書によるとビーブレイクシステムズの事業内容は次の通りです。
当社は、「世界が認めるシステム構築の仕組を世に広め、社会の発展に貢献する」という理念のもと、ドイツのERPベンダーであるSAP社の日本法人のシステムコンサルタントであった2名を中心に起業し、現在は、主にクラウドERP(注1)の開発および販売を行うパッケージ事業と、主に顧客が構築するシステムの受託開発やIT人材の派遣を行うシステムインテグレーション事業を行っております。当社の技術者は、どちらの事業のプロジェクトにも対応可能であり、両事業の繁忙に応じて適宜配置を変更する体制を取っております。
なお、当社は単体で事業を行っており、企業集団は形成しておりません。また、当社の報告セグメントは、パッケージ事業とシステムインテグレーション事業です。
(注1)クラウドERP
ERP(Enterprise Resource Planning)は、経営資源の有効活用の観点から企業全体を統合的に管理し、経営の効率化をはかるための手法・概念のことです。また、これを実現するための統合型基幹業務パッケージを指します。
クラウドERPは、クラウド技術を用いて提供されるERP、またはその提供サービスのことです。
(1)パッケージ事業
パッケージ事業は、企業の基幹業務システムを当社で開発し、エンドユーザーに直接(一部システムインテグレーター(注2)を介して)販売する事業であり、これを主にクラウドコンピューティング技術を用いて事業展開しております。また、当事業の売上高は、基幹業務システムの導入時に受領する対価(フロー型売上)と、導入企業が当社サービスを継続利用することで生じる対価(ストック型売上)で構成されております。現在、企業の情報システムの戦略策定や方針検討を行う現場で「クラウドファースト」という言葉が使われていますが、これは、ITを活用する際にはクラウドの使用を第一候補とする考え方が定着しつつあると考えており、このことは、ITを活用するにあたり、“所有”から“使用”にシフトすることを意味する大きなパラダイム・シフトになっていると考えております。当社はこのITを取り巻く環境の変化に対応し、2010年5月より自社ERPのクラウド提供を開始し、それまでのクライアント・サーバー型の提供からクラウド提供にシフトしてまいりました。
パッケージ事業の主要サービス・製品およびその概要
サービス・製品の名称 | サービス・製品の内容・用途 | 契約形態 |
MA-EYES(Vシリーズ) | システム開発・派遣・インターネット・ コンサル業向けERP | SaaS版or一括導入版 |
MA-EYES(Aシリーズ) | 広告業向けERP | SaaS版or一括導入版 |
GLOBAL EYES | 海外拠点統合管理システム(業種問わず) | SaaS版 |
J-Fusionソリューション | 基幹システムの開発・提供(業種問わず) | スクラッチ開発 |
各契約形態における特徴は以下のとおりであります。
SaaS(サース、Software as a Service)版:
・顧客が必要とするグループウェア(注3)や在庫管理などの機能のみを提供する形態
・提供方法:ネット経由
・稼働時期:受注から稼働までは3営業日から3ヶ月程度
一括導入版:
・顧客要望に基づき、標準パッケージをベースに機能拡張・カスタマイズを行った上で提供する形態
・提供方法:プライベートクラウド(注4)(ホスティング型)、プライベートクラウド(オンプレミス型)
・稼働時期:受注から稼働までは3ヶ月から18ヶ月程度
スクラッチ開発:
・顧客要望に基づき、一からシステムを開発・構築する形態
・提供方法:プライベートクラウド(ホスティング型)、プライベートクラウド(オンプレミス型)
・稼働時期:受注から稼働までは6ヶ月から18ヶ月程度
(注2)システムインテグレーター
システムインテグレーション(System Integration)を行う事業者のことです。
システムインテグレーションとは、企業の情報システムの企画、設計、開発、構築、導入、保守、運用などを一貫して請け負うサービスのことです。これらの工程のうちのいくつかを請負う場合もあります。
(注3)グループウェア
複数の人が効率よく作業するためのネットワーク環境を利用したソフトウェアのことです。
電子メール、電子掲示板、スケジュール管理、文書を共有するファイル管理、プロジェクト管理などの機能を持つものが一般的です。
(注4)プライベートクラウド
クラウドの技術を用いて一つの企業や企業グループのためだけにコンピューティング環境を提供するサービスのことです。IT資産をクラウドベンダーが所有し、それを特定のユーザー企業が利用する「ホスティング型」や、ユーザー企業がIT資産を所有する「オンプレミス型」等に分類されます。
当事業における個別の製品およびサービスの詳細は以下のとおりです。
① MA-EYES(エムエーアイズ)
MA-EYESはパッケージ事業の主力製品・サービスであり、サービス業、特に労働集約型・プロジェクト型の業種に特化したクラウドERPで、管理会計モジュールを中核として、グループウェア、販売管理、購買管理、経費管理、勤怠管理、財務会計、在庫管理、入金管理、支払管理等の機能を有した基幹業務システムとして、対象業種に応じてVシリーズ、Aシリーズの2系統を提供しております。
顧客毎に行う機能拡張・カスタマイズにつきましても、「セミオーダー」の手法で行っております。セミオーダーは、システムの基盤部分や骨組みを用意しておき、顧客毎に機能の異なる部分について、スクラッチ開発同様に顧客要望に沿った形で開発するといったやり方です。顧客固有の機能については要望どおりに開発するため、画面上の項目追加や帳票形式の変更など顧客要望を基本的に全て実現することが可能となります。さらに、開発工数を短くでき、開発費用を抑えられることもメリットとなっていると考えております。
このセミオーダーの手法を用いることで、これまでのERP導入における課題の一つであった「ERPに合わせて業務プロセスの変更を余儀なくされること」を解決できるようになったと考えております。また、ERPの需要はあるものの、予算の制約によって導入が難しかった従業員数100人以上、1,000人未満の規模の企業や、業務プロセスがビジネスモデルの根幹であるために業務プロセスの変更が難しいサービス業において、ERPの導入のハードルが下がりました。
② GLOBAL EYES
海外拠点を管理する機能を提供するパッケージであります。従来の海外拠点管理では各業務領域毎に存在している「会計データ連携、連結会計支援」、「購買管理」、「在庫管理」、「グローバル情報共有」のそれぞれのシステムを一つのシステムとして一括で提供しております。
③ J-Fusionソリューション
自社開発した基幹業務システムの開発・稼動環境ソフトウェアである「J-Fusion」を用いて、企業向けにシステムの受託開発を行うソリューションです。具体的には、ECサイトの決済サービス提供企業向けに、カード会社や加盟店等との間の取引の管理を行うシステムの構築等を行っております。
業種や機能範囲は問わず、各企業のニーズにあった形で要件を定義し、システム開発を行っております。特にECサイトの決済サービス提供企業に複数の導入実績があります。
(2)システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業は、ITサービス提供企業の外部向けWebサービス提供システム(個人向けスポーツ関連情報提供サイト等)の構築や、システムインテグレーターが受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、基本的に顧客企業先に常駐して顧客システムの開発を行う事業です。参画する案件については、開発言語がJavaの開発案件に特化することで、CやPHPなど複数存在するプログラミング言語の中からJavaに絞ること、および、開発・保守・テスト・運用といった複数ある工程の中から開発に絞ることで技術的な差別化を図っております。
これまでの顧客との継続的な取引関係により、受注の波は小さく安定した事業であり、会社の安定運営の基盤となっております。
また、当社では自社開発のオープンソース(注5)「ExCella」を一般に公開し、そのサポートサービスについても提供しております。「ExCella」は、業務システムとエクセルをつなげるためのライブラリ・API群(注6)です。「ExCella」を使用することで、基幹業務システムのデータベースのデータをエクセル形式で直接出力することや、エクセルデータの基幹業務システムへの直接取込が実現できます。
他のシステム開発会社との関係におきましては、最終ユーザーとは直接契約せず、システムインテグレーター経由で受託開発を請け負うことや、システムインテグレーターに社員の人材派遣を行うことがございます。また、請け負った開発をビジネスパートナーに委託することがあります。
(注5)オープンソース
プログラミング言語で書かれたコンピュータプログラムであるソースコードを一般に広く公開し、誰でも自由に扱ってよいとする考え方です。また、そのような考え方に基づいて公開されたソフトウェアのことです。
(注6)ライブラリ・API群
ライブラリは、汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形にして一まとまりにしたもののことです。APIは、プログラミングの際に使用できる規約や命令、関数等の集合の事を指します。
ビーブレイクシステムズの平均年収は502万円
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ビーブレイクシステムズの生涯収入はおよそ1.86億円と推定されます。
年 | 平均年収 |
---|---|
2015 | 452万円 |
2016 | 450万円 |
2017 | 460万円 |
2018 | 471万円 |
2019 | 479万円 |
2020 | 488万円 |
2021 | 502万円 |
平均年収と社数のヒストグラム上ではビーブレイクシステムズは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではビーブレイクシステムズは3591位(全4687社)で、年収偏差値は51.5でした。
ビーブレイクシステムズの年齢別年収
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
---|---|---|
20-24歳 | 312万円 | 24万円 |
25-29歳 | 432万円 | 33万円 |
30-34歳 | 491万円 | 38万円 |
35-39歳 | 523万円 | 40万円 |
40-44歳 | 556万円 | 43万円 |
45-49歳 | 587万円 | 45万円 |
50-54歳 | 618万円 | 48万円 |
55-59歳 | 608万円 | 47万円 |
60-64歳 | 486万円 | 37万円 |
ビーブレイクシステムズの賞与・ボーナス
年 | 平均賞与額 |
---|---|
2015 | 37万円 |
2016 | 60万円 |
2017 | 61万円 |
2018 | 63万円 |
2019 | 64万円 |
2020 | 65万円 |
2021 | 67万円 |
ビーブレイクシステムズの業種・地域
ビーブレイクシステムズの従業員数は131人
年 | 従業員数 |
---|---|
2015 | 126人 |
2016 | 129人 |
2017 | 122人 |
2018 | 118人 |
2019 | 124人 |
2020 | 124人 |
2021 | 131人 |
ビーブレイクシステムズの売上、純利益
【広告】ビーブレイクシステムズに転職するには?
転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。
他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。
ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。
ランスタッド
「ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。
ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。
そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。
参考書籍
ビーブレイクシステムズの歴史
2002年7月 | 東京都品川区に資本金10百万円にて株式会社ビーブレイクシステムズを設立 |
2014年2月 | 大阪市中央区に関西支社を開設 |
2015年3月 | 名古屋市西区に名古屋営業所を開設 |
2017年6月 | 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場、資本金210百万円に増資 |
2018年8月 | フリーランス向け案件紹介サイト「Humalance」を開始 |
2021年5月 | 職業紹介サービス「Humalanceコネクト」を提供開始 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、マザーズ市場からグロース市場に移行 |
ビーブレイクシステムズの類似企業
企業名 | 平均年収 | 従業員数 |
---|---|---|
テラスカイ | 622万円 | 488人 |
ベース | 607万円 | 843人 |
ノムラシステムコーポレーション | 624万円 | 115人 |
ランドコンピュータ | 545万円 | 506人 |
システムサポート | 538万円 | 1028人 |
キーウェアソリューションズ | 615万円 | 741人 |
電算 | 702万円 | 603人 |
テクノスジャパン | 556万円 | 373人 |
ディ・アイ・システム | 451万円 | 567人 |
アイ・ピー・エス | 689万円 | 133人 |
ビーブレイクシステムズと平均年収が近い企業
企業名 | 平均年収 |
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イオンファンタジー | 429万円 |
ティーケーピー | 421万円 |
平和 | 612万円 |
スノーピーク | 562万円 |
山陽開発 | 376万円 |
共和コーポレーション | 460万円 |
日本スキー場開発 | 521万円 |
農協観光 | 404万円 |
HANATOUR JAPAN | 319万円 |
有馬冨士開発 | 349万円 |
ビーブレイクシステムズと売上高が近い企業
企業名 | 売上高 |
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ナレッジスイート | 12.7億円 |
クワザワHD | 12.9億円 |
くふうカンパニー | 11.2億円 |
ドーン | 12.2億円 |
カラダノート | 13.1億円 |
トスネット | 12.9億円 |
シルバーエッグ・テクノロジー | 12.4億円 |
ニューリアルプロパティ | 12.9億円 |
パイプドHD | 11.1億円 |
トーシンHD | 13.1億円 |