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日本スキー場開発の平均年収

2024年02月22日 09:18

日本スキー場開発とは

日本スキー場開発とは、旅行・レジャー業を営む長野県の上場企業です。
企業名 日本スキー場開発
本社所在地 北安曇郡白馬村大字北城6329番地1
売上高 7.07億円
社員数 80人
平均年収 521万円
推定初任給 25万円
年収偏差値 52.4
平均年齢 36.4歳
平均勤続年数 4.3年

有価証券報告書によると日本スキー場開発の事業内容は次の通りです。

 当社グループは、当社及び連結子会社9社で構成され、スキー場運営を主たる事業としております。

 当社グループは「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」を経営理念として掲げ、「スキー場の運営に関するあらゆる問題を解決し、非日常的な時間と空間を演出することにより、一人でも多くの方に自然の素晴らしさ、ウィンタースポーツの楽しさを味わって頂くこと」をミッションとし、スキーをはじめとした雪上スポーツの醍醐味、自然の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたいという思いのもと、お客様の満足度を高めるべく、新たなソリューションを提供しております。

 当社グループの「事業の内容」、「各会社の役割」、「運営するスキー場」及び「事業系統図」は以下のとおりであります。なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

「事業の内容」

1.スキー場再生の取組み

 当社グループは、当社及び白馬観光開発株式会社をはじめとする連結子会社9社から構成され、スキー場事業を行っております。

 当社グループは、大都市圏から近距離にあるスキー場や、大規模なゲレンデを有し過去にオリンピック会場となったスキー場など、特徴あるスキー場を取得し、地方公共団体を含む地元関係者や従業員と一体となって、スキー場の活性化に取組んでおります。

 スキー場の運営においては、地域の文化や伝統を重んじ、関係者と十分な協議を行い、スキー場や地域の有する強みを引き出すことにより、優位性を実現していく手法を重視して進めることとしております。

 また、当社グループがスキー場を取得した場合は、当社グループの役職員が必ず地元に常駐しております。当社グループの役職員が地元の従業員と一体となってスキー場を運営し、地域社会との意思疎通を深め、意見交換を行い、現場での感覚を共有すること等により、迅速かつ適切な経営判断を行うことができ、改善のスピードを向上させることが可能となります。今後もこのハンズオンの手法を継続する方針であります。また、こうしたハンズオンを実施しつつ、公平で適正な人事考課により地元出身者を経営陣や幹部に積極的に登用し、スキー場をより一層改善してまいります。

 従来少数のスキー場を運営していた際には、他のスキー場での成功事例を共有することについて、一定の限界がありましたが、複数のスキー場を経営することにより、グループ内で情報共有を推進し、経営の合理化を進めることが可能となりました。特に、事業の特質として、自然と向き合うため、安全面での取組みの重要性は高く、独自の基準ではなく、メーカーと意見交換を入念に行い、メーカーの自主規制基準を尊重したメンテナンスを進め、潜在的なリスクの洗出しと対策等を事前に充実して行うことが可能となっております。

 

2.シーズンの取組み

 当社グループのスキー場は、ウィンターシーズンにおいて、スキーヤーやスノーボーダーにスキー場で楽しんで頂く機会を提供し、グリーンシーズンにおいて、お客様に高山植物や山頂から望む美しい風景や景色を楽しんで頂く機会を提供しております。なお、当社グループにおいて、ウィンターシーズンとは、スキー場の営業開始日から営業終了日の期間を指しており、グリーンシーズンとは、ウィンターシーズン以外の期間を指しております。

① ウィンターシーズン

 ウィンターシーズンのスキー場事業では、主にリフト券の販売、料飲の提供、スキー及びスノーボード等の用品のレンタル、土産物等の物販などから構成され、集客を増加させる施策や魅力的なスキー場作りを推進しております。

 集客を増加させる施策として、スキー・スノーボードに関係する大規模な展示会での販売促進、旅行会社との商品企画の折衝、スキー場の認知度向上を企図した広告宣伝活動の実施などがあります。HAKUBA VALLEYエリアでは、近年多くの外国人旅行者が訪れ、1週間以上長期間滞在される方が増加する傾向にあります。現在は新型コロナウイルス感染症の影響により海外渡航が制限されておりますが、海外の旅行代理店や現地のスキークラブ等へのアプローチは継続し、新型コロナウイルス感染症の収束後も海外からの集客を獲得できるよう努めております。

 魅力的で快適なスキー場作りも継続しております。HAKUBA VALLEYエリアではエリア共通リフト券を展開し、エリア内の10スキー場全てのリフトを乗車頂くことができます。また、ICリフト券を用いた自動ゲートシステムの導入や、リフト券の事前ウェブ販売による受け渡しの効率化等の取組みを行っております。施設面では定期的な改装や新施設の導入、また、地域独自のテナントや都市圏で人気のあるテナント等を誘致することにより、リニューアルを継続しております。

ゲレンデづくりにおいても顧客層ごとに対応した取組みを実施しております。スキーやスノーボードの上級者に対しては、上級者が楽しめる非圧雪ゲレンデやモーグルコース等を設営し、ファミリー層には、子供が安全に雪遊び等を楽しめるキッズパークを増設し、スキーやスノーボードを初めて経験される方には、圧雪の行き届いた緩斜面やソリ遊びを中心としたゲレンデを作るなどの取組みを行っております。また、多くのお客様が来場される週末や祝日には、ファミリー層が参加しやすいイベントなど、来場者層に合わせたゲレンデ企画を行っております。

 また、暖冬小雪の際においてもスキー場の営業期間を確保し、顧客満足度とグループスキー場の優位性を向上させるため人工降雪機の投資は継続的に行っております。

 

② グリーンシーズン

 グリーンシーズンのスキー場事業では、主にリフト券の販売、料飲の提供、マウンテンバイク・登山用具のレンタル、土産物の物販、キャンプ場やアクティビティ施設などから構成され、集客を増加させる施策や魅力的な施設作りを推進しております。

 集客を増加させる施策として、旅行会社との商品企画の折衝、施設の認知度向上を企図した広告宣伝活動の実施などがあります。魅力的な施設作りとして、来場者のニーズの傾向を踏まえて、自然を活かした施設への投資を積極的に行っております。HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根、HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾート、HAKUBA VALLEY栂池高原及び竜王マウンテンパークでは、それぞれのゴンドラやロープウェイの降り場において、山頂から広がる雄大な景色や自然の植物を楽しんで頂けるテラスや成人からこどもまで一緒に楽しめる大型遊具施設を設置し、来場者に好評頂いております。 HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートでは、新しい働き方を実現する新プラン「白馬リゾートテレワーク」として、北アルプスを一望できる絶景テラスや木漏れ日の射す森林の中にワーキングスポットを用意し、新しい働き方のサポートを開始しております。

また、HAKUBA VALLEY鹿島槍スポーツヴィレッジでは、宿泊施設を活用して、自然体験学校の合宿、スポーツ関係者の合宿に利用頂いております。キャンプ場やアウトドア施設を運営しているめいほう高原開発株式会社では、ジップラインやバギーパークを新設した「ASOBOT」で集客を強化しております。川場スキー場では、施設内にスケートボードパークを設営し、群馬県利根郡川場村にある道の駅「田園プラザ川場」では、川場村産こしひかり「雪ほたか」を使用したおにぎり販売も行っております。

 当社グループは、スキー場を投資や投機対象の不動産としてではなく、地域活性化の中心的な役割を担う存在として、中長期的な視点で再生に取組んでいくことが重要と考えております。スキー場の持続的な成長を実現するため、ソフト面及びハード面の改善を徹底し、安全な運営、良質なサービスの提供及び適正な収益の獲得を心掛け、「自然、お客様、そして地域社会の全てがハッピーに」なるようなスキー場再生を行ってまいります。

 

 

[各会社の役割]

会社名

役割

当社

グループ企業の経営管理・スキー場の運営他

㈱北志賀竜王、㈱鹿島槍、川場リゾート㈱、白馬観光開発㈱、㈱岩岳リゾート、栂池ゴンドラリフト㈱、めいほう高原開発㈱、㈱ハーレスキーリゾート

スキー場の運営他

㈱スパイシー

スキー・スノーボードの用品等のレンタル他

 

[運営するスキー場]

スキー場

会社名

所在地

HAKUBA VALLEY白馬八方尾根スキー場

白馬観光開発㈱

長野県北安曇郡白馬村

HAKUBA VALLEY白馬岩岳スノーフィールド

白馬観光開発㈱

㈱岩岳リゾート

長野県北安曇郡白馬村

HAKUBA VALLEY栂池高原スキー場

白馬観光開発㈱

栂池ゴンドラリフト㈱

長野県北安曇郡小谷村

HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場

当社

㈱鹿島槍

長野県大町市

めいほうスキー場

めいほう高原開発㈱

岐阜県郡上市

川場スキー場

川場リゾート㈱

群馬県利根郡川場村

竜王スキーパーク

㈱北志賀竜王

長野県下高井郡山ノ内町

菅平高原スノーリゾート

㈱ハーレスキーリゾート

長野県上田市

※画像は省略されています

日本スキー場開発の平均年収は521万円

日本スキー場開発の平均年収は521万円です。 去年の全国平均年収430万円より21.1%高いです。 過去のデータを見ると521万円(最低)から662万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、日本スキー場開発の生涯収入はおよそ1.93億円と推定されます。
平均年収
2014 558万円
2015 612万円
2016 610万円
2017 662万円
2018 658万円
2019 657万円
2020 572万円
2021 521万円

日本スキー場開発の平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上では日本スキー場開発は赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングでは日本スキー場開発は3377位(全4687社)で、年収偏差値は52.4でした。
日本スキー場開発の年収ヒストグラム

日本スキー場開発の年齢別年収

日本スキー場開発の20代の想定平均年収は384万円、30代の想定平均年収は526万円でした。 日本スキー場開発の初任給はおよそ25万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 322万円 25万円
25-29歳 447万円 34万円
30-34歳 508万円 39万円
35-39歳 543万円 42万円
40-44歳 577万円 44万円
45-49歳 609万円 47万円
50-54歳 642万円 49万円
55-59歳 631万円 49万円
60-64歳 504万円 39万円
日本スキー場開発の年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


日本スキー場開発の賞与・ボーナス

日本スキー場開発の年間賞与額は69万円程度と推定されます。 なお、日本スキー場開発社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2014 74万円
2015 82万円
2016 81万円
2017 88万円
2018 88万円
2019 88万円
2020 76万円
2021 69万円


日本スキー場開発の業種・地域

日本スキー場開発の本社所在地は長野県です。長野県を含む中部地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 中部地方内での年収ランキングは361位(全574社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
日本スキー場開発の年収ヒストグラム(中部地方内)
日本スキー場開発は、業種カテゴリとしては 旅行・レジャー業に属します。 旅行・レジャー業内での年収ランキングは 91位(全148社) でした。

旅行・レジャー業内での年収ランキング
日本スキー場開発の年収ヒストグラム(旅行・レジャー業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

日本スキー場開発の従業員数は80人

日本スキー場開発の従業員数は80人でした。
従業員数
2014 18人
2015 22人
2016 23人
2017 31人
2018 31人
2019 39人
2020 61人
2021 80人
日本スキー場開発の従業員数

日本スキー場開発の売上、純利益

日本スキー場開発の最新の売上高は7.07億円(売上ランキング4348位)でした。 従業員一人当たりの売上高は884万円(一人当たり売上ランキング4560位)です。
日本スキー場開発の売上高
日本スキー場開発の最新の純利益は-8777万円(純利益ランキング4029位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約-110万円(一人当たり純利益ランキング4092位)です。
日本スキー場開発の純利益

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日本スキー場開発に転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

日本スキー場開発の歴史

日本スキー場開発の歴史について年表形式でご紹介します。
2005年12月 スキー場の運営を事業目的として日本駐車場開発㈱が東京都千代田区丸の内に当社を資本金10,000千円で設立する。
2006年9月 サンアルピナ鹿島槍スキー場の事業を取得し、スキー場運営を開始する。
2010年8月 ㈱鹿島槍を資本金3,000千円で設立し、連結子会社とする。

日本スキー場開発の子会社

日本スキー場開発の子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
日本駐車場開発㈱ 駐車場の運営
㈱鹿島槍 スキー場の運営・管理
㈱北志賀竜王 スキー場の運営・管理
川場リゾート㈱ スキー場の運営・管理
白馬観光開発㈱ スキー場の運営・管理
栂池ゴンドラリフト㈱ スキー場の運営・管理
㈱岩岳リゾート スキー場の運営・管理
㈱スパイシー 貸しスキー業
めいほう高原開発㈱ スキー場の運営・管理
㈱ハーレスキーリゾート スキー場の運営・管理

日本スキー場開発の類似企業

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企業名 平均年収 従業員数
日本駐車場開発 360万円 362人
富士急行 617万円 121人
西武HD 811万円 378人
アルペン 542万円 2671人
伊豆シャボテンリゾート 624万円 7人
アジアゲートHD 844万円 11人
ダイナックHD 569万円 60人
アバント 818万円 47人
グリーンランドリゾート 511万円 73人
北海道中央バス 446万円 1450人

日本スキー場開発と平均年収が近い企業

企業名 平均年収
ラウンドワン 594万円
遠州鉄道 497万円
オープンドア 492万円
ツカダ・グローバルホールディング 476万円
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ウェッジHD 436万円
東京都競馬 583万円
平和 612万円
ドーン 576万円
インフォネット 438万円

日本スキー場開発と売上高が近い企業

企業名 売上高
ディー・エル・イー 6.98億円
JNSHD 6.95億円
川金HD 7.82億円
Orchestra Holdings 7.97億円
くふう中間持株会社 6.80億円
ベルトラ 6.92億円
サノヤスHD 7.19億円
テンポスHD 7.48億円
サイエンスアーツ 6.60億円
オリエンタルコンサルタンツHD 7.59億円