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ブロードマインドの平均年収

2024年02月22日 09:18

ブロードマインドとは

ブロードマインドとは、保険・保証業を営む東京都の上場企業です。
企業名 ブロードマインド
本社所在地 渋谷区恵比寿南一丁目5番5号
売上高 35.3億円
社員数 236人
平均年収 616万円
推定初任給 29万円
年収偏差値 57.5
平均年齢 36.7歳
平均勤続年数 6.4年

有価証券報告書によるとブロードマインドの事業内容は次の通りです。

当社グループは、当社及び連結子会社2社(MIRAI株式会社及び株式会社イノセント)の計3社で構成され、各社連携を取りながらフィナンシャルパートナー事業を展開しております。

具体的には、個人のお客様に対しライフプランニングを土台とした資産形成及び資金計画策定支援を行うほか、法人のお客様に対し、財務や事業リスク対策を中心とした企業経営上の課題解決支援を行っております。また個人や法人のお客様共に、具体的なソリューションとして金融商品(生命保険・損害保険・証券・住宅ローン)及び不動産の販売及び仲介を行っております。

なお、当社グループはフィナンシャルパートナー事業の単一セグメントであり、以下はサービスの内容を記載しております。

 

①事業コンセプト

当社グループでは、2022年4月に経営理念を刷新し、パーパス(存在意義)として「金融の力を解き放つ」を、ミッションとして「金融に倫理を、人生に自由を」をそれぞれ掲げ、新たな理念のもと、顧客のライフステージに応じた最適な金融サービスの提供を目指しております。

金融商品の流通の担い手として金融機関や保険代理店等の仲介業者がおりますが、仲介業者においては、商品毎に個別に販売資格に係る登録又は認可を取得し、業態ごとの縦割り構造の中で専門性を持ちながら提供するのが一般的であります。

当社グループでは、金融サービスの本来あるべき姿として、顧客自身のライフプランを描いた上でライフステージに応じたファイナンシャルニーズに最適なソリューションを業横断的に提供することが重要であると考えており、保険代理店業を出自としながら、創業以来金融商品仲介業、貸金業、銀行代理業の各業の登録又は認可を取得してまいりました。

 

図1.各仲介業者数(2023年3月末時点) 注1

注1.金融庁/銀行代理業者許認可一覧、金融庁/金融商品仲介業者登録一覧、一般社団法人日本損害保険協会/2021年度代理店統計、一般社団法人生命保険協会/2022年版生命保険の動向より当社集計

 

図2.当社グループのソリューション構成(当社グループでは、各金融機関や仲介業者が個別に提供するサービスをワンストップで提供しております)

 

なお、パーソナルファイナンスに関する包括的な相談に対応できるのは、一定以上の所得水準の顧客を相手とした一部の金融機関に限定されるのが現状であると考えております。例として、メガバンク(ウェルスマネジメント領域)、プライベートバンクでは、資産運用・事業承継・相続対策等のテーマに対し、銀行・信託・証券・保険の各サービスを包括的に利用することができます。

他方で当社グループは、一般の所得層の顧客をメインターゲットとしております。当該顧客層においては、保険・証券・住宅ローンの各専業仲介業者がメインプレイヤーとなっているものの、家計相談・保障・住宅購入・資産形成等の一般の方ならではの相談に対し、包括的に応えることができる専門家が不足していると考えております。

当社グループは、一般の方に寄り添う「フィナンシャルパートナー」として、ライフプランニングを土台に潜在的な顧客ニーズを掘り起こし、顧客の思い描く将来を実現するためのソリューションをワンストップで提供することを目指してまいります。

 

図3.当社グループのメインターゲット及び競合の整理

 

②事業モデル

当社グループでは、業務提携を軸とした集客により、20代から40代のファミリー層に需要のある生命保険契約を中心に顧客を獲得し、ライフステージに応じて他商品の販売を展開しております。事業モデルの詳細は次のとおりであります。

a.見込み客の獲得

当社グループでは、主に訪問(コンサルタントがお客様の指定する場所に訪問)及びオンラインでのサービス提供を軸に事業を展開しております。

伝統的な訪問型モデルでは、見込み客の獲得は営業社員の力量に委ねざるを得ないほか、企業の認知向上を目的とした多量の広告投資を必要とするため、金融サービス業全体に共通する課題として、見込み客獲得の安定性及び継続性が挙げられます。特に生命保険商品については、予定利率の改定や税務の取扱いの変更等、商品性に大きく影響を及ぼす事項が不定期に発生するほか、景気変動等を背景とした顧客ニーズの変化を受けやすく、獲得が安定しない一因となっております。

当社グループでは、他事業会社等との業務提携により見込み客を獲得する体制を構築しております。業務提携の形態として、テレマーケティング(保険募集代理店資格を持つ提携先との共同募集(注)、及び見込み客リストを購入し当社架電によりアポイント化する手法に大別されます)のほか、マネーセミナーによる集客も行っております。

また、当社サービスサイト及び当社運営メディアからの直接申込みによる獲得や、既存顧客からの紹介を受ける等、当社グループ単独で見込み客を獲得する場合もあります。なお、2023年3月に連結子会社となった株式会社イノセントとは、『結婚』というライフプランを考える契機となるタイミングでの接点強化を通じて、顧客のライフタイム・バリュー(LTV)の向上が期待される見込み客の創出強化を図ってまいります。

いずれの手法についても、特定の商品に偏らず、広く『マネー相談』として当社グループのサービスを訴求することで見込み客を獲得しております。

(注)複数の保険募集代理店が保険募集を共同して行う形態を指します。

 

b.コンサルティング

当社グループでは、ライフプランニングを土台に顧客への商品提案を行っております。当社グループの主要顧客(20代から40代のファミリー層)の特性上、保険加入を初めて検討する顧客も多く(2023年3月期における生命保険契約に係る代理店手数料は、グループ売上高の68.5%を占めております)、多くは生命保険契約を契機に当社グループとの間で顧客関係が開始されます(顧客のライフステージに応じ、住宅ローンや金融商品仲介に係る商品、及びMIRAI株式会社が手掛ける不動産関連ソリューションの契約もあります)。

 

c.アフターフォロー

継続的な顧客関係の中で、資産形成及び運用ニーズ、住宅ローンの新規申し込み及び借り換えニーズ、不動産売買等のニーズを取り込み、顧客のライフステージに応じてクロスセル及びアップセルを実施しております。

当社グループの収益モデルとして、金融機関との間で代理店業務委託契約を締結し、商品の販売に応じて提携金融機関から手数料が支払われます(このほか、不動産仲介事業においては顧客から得る仲介手数料が、販売用不動産については顧客への売却金額が収益として計上されます)。当社グループの売上構成上最も多くを占める生命保険契約に係る代理店手数料収入は、フロー収益に相当する「初年度手数料」とストック収益に相当する「継続手数料」に大別されますが、営業組織の拡大とアポイントあたりの生産性(成約率×顧客単価(1世帯あたりの初年度手数料単価))の向上による初年度手数料の増収と、コンサルティングの品質の向上によって実現する継続手数料の積み上げにより、成長投資を加速させるための収益基盤を構築することができます。

 

③事業の特徴

a.業務提携による継続・安定的な見込み客の獲得

当社グループでは、国内大手クレジットカード会社や国内大手信販会社、大手フィンテック企業等に代表される事業会社との業務提携を強化し、見込み客を安定的かつ継続的に確保する仕組みを作り上げてまいりました。同時に、自社コールセンターを完備することにより、提携先が求める業務提携モデルに柔軟に対応しながら提携先を拡大してまいりました。見込み客提供実績のある提携先は2023年3月期で30社以上にのぼりますが、これにより当社グループ全体の売上高及び営業利益の安定的な成長にも繋がり、事業拡大に向けた中長期的な投資活動も推進することができます。

 

b.ファイナンシャルプランナーとしてのプロフェッショナルを育成する教育カリキュラム

当社グループでは、ファイナンシャルプランナーとしての提供価値向上を目的に、商品知識の他にライフプランニング、社会保険制度や税制度等に至る広範な知識を体系的に習得する教育プログラムを独自に開発しております。

当社グループでは、主に新卒学生を対象に採用活動を進めており、2023年3月末現在で当社営業部門に所属するコンサルタントの約6割が新卒採用者となります。新卒学生は当社グループの事業や提供価値に共感して入社する者も多く、新卒採用は知識やスキルの習得だけでなく、理念教育の面においても高い育成効果が期待できるメリットがあります。

当該プログラムの実践及び実務経験の中で醸成するコンプライアンスマインドや顧客に寄り添う姿勢を通して、ファイナンシャルプランナーとしての成果創出の早期化を実現し、業績拡大と健全な組織拡大を両立させる体制を構築しております。

なお、教育内容についてはデジタルコンテンツ化を進めており、社内での活用を通じて教育の効率化を図るほか、金融機関や他金融サービス事業者への提供にも注力しております。

※画像は省略されています

ブロードマインドの平均年収は616万円

ブロードマインドの平均年収は616万円です。 去年の全国平均年収430万円より43.2%高いです。 過去のデータを見ると547万円(最低)から616万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ブロードマインドの生涯収入はおよそ2.28億円と推定されます。
平均年収
2020 547万円
2021 549万円
2022 616万円

ブロードマインドの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではブロードマインドは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではブロードマインドは2148位(全4687社)で、年収偏差値は57.5でした。
ブロードマインドの年収ヒストグラム

ブロードマインドの年齢別年収

ブロードマインドの20代の想定平均年収は454万円、30代の想定平均年収は622万円でした。 ブロードマインドの初任給はおよそ29万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 379万円 29万円
25-29歳 529万円 41万円
30-34歳 601万円 46万円
35-39歳 642万円 49万円
40-44歳 683万円 53万円
45-49歳 720万円 55万円
50-54歳 760万円 58万円
55-59歳 747万円 57万円
60-64歳 596万円 46万円
ブロードマインドの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ブロードマインドの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、ブロードマインドの 平均年間賞与額は73万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2020 79万円
2021 88万円
2022 73万円


ブロードマインドの業種・地域

ブロードマインドの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1479位(全2845社)でした。
ブロードマインドの年収ヒストグラム(関東地方内)
ブロードマインドは、業種カテゴリとしては 保険・保証業に属します。 保険・保証業内での年収ランキングは 51位(全82社) でした。

保険・保証業内での年収ランキング
ブロードマインドの年収ヒストグラム(保険・保証業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ブロードマインドの従業員数は236人

ブロードマインドの従業員数は236人でした。
従業員数
2020 226人
2021 234人
2022 236人
ブロードマインドの従業員数

ブロードマインドの売上、純利益

ブロードマインドの最新の売上高は35.3億円(売上ランキング3554位)でした。 従業員一人当たりの売上高は1496万円(一人当たり売上ランキング4318位)です。
ブロードマインドの売上高
ブロードマインドの最新の純利益は6.30億円(純利益ランキング2454位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約267万円(一人当たり純利益ランキング2341位)です。
ブロードマインドの純利益

【広告】ブロードマインドに転職するには?

ブロードマインドに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

ブロードマインドの歴史

ブロードマインドの歴史について年表形式でご紹介します。
2002年1月 ブロードマインド株式会社設立 生命保険会社及び損害保険会社11社の乗合代理店として事業を開始
2003年1月 共済事業のコンサルティング事業を本格開始
2006年3月 共済事業のコンサルティング事業を行うブロードマインド・リスクマネジメント株式会社 設立
2006年11月 他企業との業務提携によるマーケティング活動を開始
2007年3月 ブロードマインド少額短期インシュアランス株式会社設立
2009年5月 関東財務局長より金融商品仲介業者の登録を取得第424号) 株式・債券・投資信託などの金融商品の取扱いを開始
2013年8月 関東財務局に対し貸金業者登録第00085号) 住宅ローンの取扱いを開始
2015年4月 東京都知事より宅地建物取引業の免許を取得第97669号) 不動産の取扱いを開始
2016年9月 米国にBroad-minded America Properties, Inc.及びBroad-minded Texas, LLC設立 米国不動産の取扱いを開始
2020年10月 国内不動産の取扱い強化のためMIRAI株式会社設立
2021年3月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行

ブロードマインドの子会社

ブロードマインドの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
MIRAI株式会社 不動産取引業
株式会社イノセント 結婚相談業

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企業名 平均年収 従業員数
フコク 578万円 1185人
トシン・グループ 573万円 70人
丸紅 1594万円 4340人
ニッセイ 535万円 837人
クレディセゾン 547万円 3966人
リコー 839万円 7470人
あいHD 589万円 43人
ソニーグループ 1102万円 2445人
ジェコス 719万円 752人
タクミナ 646万円 298人

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企業名 売上高
チェンジ 34.0億円
トーア紡コーポレーション 36.7億円
マークラインズ 38.0億円
エフオン 34.3億円
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アイロムグループ 34.1億円
アイフィスジャパン 35.0億円
VTHD 38.0億円
オンリー 36.8億円
シリコンスタジオ 37.6億円