パワーソリューションズの平均年収
パワーソリューションズとは
企業名 | パワーソリューションズ |
---|---|
本社所在地 | 千代田区九段北一丁目13番5号 |
売上高 | 40.4億円 |
社員数 | 185人 |
平均年収 | 710万円 |
推定初任給 | 34万円 |
年収偏差値 | 62.4 |
平均年齢 | 35.5歳 |
平均勤続年数 | 5.9年 |
有価証券報告書によるとパワーソリューションズの事業内容は次の通りです。
当社グループは「誰もが新たな一歩を踏み出せる社会」という企業ビジョンを掲げて、資産運用会社等金融機関に向けた業務コンサルティング・システム受託開発・運用保守及び顧客企業からの業務のアウトソーシング受託、法人に向けたRPAライセンスの販売及び導入サポート等並びにサーバ構築やネットワーク構築、システム運用支援などのインフラエンジニアリングを行っております。
当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社エグゼクションで構成されており、「ビジネステクノロジーソリューション事業」の単一セグメントで事業を展開しております。
当社グループの主な提供サービスの内容は次のとおりであります。
①システムインテグレーション
当サービスは、主に当社が行っております。
資産運用会社をはじめとする金融機関を対象に業務コンサルティング及びシステムの受託開発(システム設計・開発)並びに運用保守を行っており、当社の主要サービスであります。具体的には、レポーティング関連システムの開発、コンプライアンス関連システムの開発、発注関連システムの開発等を行っております。
金融機関では、システムインテグレーター(注1)(以下、「SIer」という。)等が提供する様々な汎用サービスを利用しておりますが、当該サービスに接続できる環境を整備しただけでは、実際に汎用サービス等のシステムを使用するビジネス部門において、既存のシステムと上手く接続がされないなど業務上利用しやすい状態とはならない場合があります。当社では、各ビジネス部門のニーズを満たすために、SIer等の汎用サービス間や顧客内のシステムの連携や付加機能の開発を行っております。
当社は顧客企業が各種汎用サービス導入後、エンドユーザーであるビジネス部門が利用できるまでの最後の部分を「ラストワンマイル」と呼び、これらを最適化することを主な事業としております。
金融機関は新商品対応や金融規制への対応、グループの統廃合によるシステムの統廃合、AI・IoT・ビッグデータ・RPAといった新たなテクノロジーの組み込み等、業務プロセスの変更や新技術の導入機会が多く存在しております。当社は、「あらゆるラストワンマイルにITで立ち向かう」というミッションを実現すべく、ユーザーに密着した業務コンサルティング及びシステムの受託開発並びに運用保守を行っております。
②アウトソーシング(注2)
当サービスは、主に当社が行っております。
システムインテグレーションの補完的な位置付けとして、金融機関の付随業務の受託やチーム単位での人材派遣を行うことにより、顧客企業の業務プロセスの一部を代行するサービスを提供しております。具体的には、投資信託適時開示・法定開示レポーティング、投信レポートデリバリー等を行っております。また、事業会社の総務部門のアウトソーシングとして、航空券の手配代行サービスを行っております。
③RPA関連サービス
当サービスは、主に当社が行っております。
RPA(注3)は「複数のシステムを接続し、業務を最適化すること」を目的としており、「ラストワンマイルの最適化」を行ってきた当社のシステムインテグレーションサービスとの親和性が非常に高いサービスであると考えております。
当社は、これまで培ってきた「ラストワンマイルの最適化」に関する業務プロセスの自動化を一層推進するため、2018年2月にUiPath株式会社のゴールドパートナーとしてリセラー契約を締結し、同年8月より一般事業会社向けにRPAソフトウェアであるUiPath RPA Platform(注4)のライセンス販売及び導入サポートを行っております。UiPath社はRPAソフトウェアにおけるリーディングカンパニーであり、2021年度(2021年4月~2022年3月)の国内RPA市場で、UiPath社が第1位になりました。また、2022年度(2022年4月~2023年3月)の同市場でも、引き続きUiPath社が売上シェア第1位と予測されています(出典:ITR「ITR Market View:RPA/OCR/BPM市場 2022」)。当社では、既に取引を行っていた金融機関に加えて、その他の業界の法人に対してもサービスを提供しており、2019年12月には最上位のダイヤモンドパートナーに認定されております。
(注)1.システムインテグレーター
情報システムの構築や統合を請け負い、企画、設計、開発、構築、導入、保守、運用などを行う業者。
2.アウトソーシング
ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)と言われ、企業が、主に経理・総務等の事務処理部門の業務を外部の企業等に委託すること。
3.RPA
Robotic Process Automationの略語であり、ルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して、これまで人間のみが対応可能と想定されていた操作等をソフトウェアロボットによって自動化する取り組み。日本国内でも、生産年齢人口の減少や働き方改革による業務効率化のニーズを満たす技術として注目されている。
4.UiPath RPA Platform
当社がリセラー契約を締結しているUiPath社が提供するRPA製品シリーズ(UiPath Studio、UiPath Orchestrator、UiPath Robots等)。
④インフラエンジニアリング
当サービスは、主に連結子会社である株式会社エグゼクションが行っております。
オンプレミス環境、クラウド環境などのサーバ構築やネットワーク構築、システム運用支援など基盤構築支援、ならびに導入サポートを展開しております。
当社の特長と強みは次のとおりであります。
①業界特化によるニッチなポジションの確立
ラストワンマイルを事業領域とするには、「多様な汎用サービスの統合」及び「オーダーメイドの開発」が必要となります。各社の汎用サービスの習熟と個社特性が高い開発を効率的に実現することは難しく、大手SIerを含む競業が少ないニッチな領域であります。
特に金融機関では、採用されているシステムが比較的共通していることから、金融業界に特化することでノウハウの横展開が可能となり、当社は、同事業領域でのサービス提供とコスト優位性を実現しております。また、業界の特徴として案件獲得時に受注実績が重要な評価指標となることからも、案件獲得と効率的な案件推進の好循環を生み出しており、他社との差別化要因となっているものと考えております。
また、当社の提供サービスは、SIerから導入したサービスを最大限に活用するための業務プロセス改善であるため、SIerとは案件紹介を受ける等の良好な関係を構築していることも特長であります。
②ラストワンマイル領域の事業化による高収益案件の獲得
当社が属するシステムインテグレーション業界では、元請けから下請けに作業を段階的に委託していくピラミッド構造が一般的であります。当社は、汎用サービスを導入した後の開発を個社別に提供していることから、顧客と直接取引を行うプライム案件(注1)が主体となっております。
③顧客ニーズに柔軟に応えるための組織体制
当社は、業務分析・問題発見から課題解決・実践まで一貫してサポートする「一気通貫体制」及びコンサルタントが直接顧客とコミュニケーションをとる「製販一体体制」を構築しております。
当社は、業務コンサルティング・システム設計・開発・運用保守までを一気通貫で提供しております。特に金融機関の業務は高度かつ複雑化しており、システム開発前に業務コンサルティング、システムアドバイザリーを行ったうえで、設計、開発、運用保守サイクルを総合的に提案しております。
一般的に、コンサルティングを主な業務分野とするITコンサルティング会社では業務分析・問題発見・業務改善提案を行いますが、具体的に解決策の提供までは行いません。また、受託型SIerは対象とする業務範囲を限定した業務改善提案と解決策の提示を行うため、全体最適された提案に至らない場合があります。
当社は、一気通貫体制によって業務プロセス全体を俯瞰して課題解決を行うことが出来、顧客満足度の高いサービスの提案が可能であると考えております。
製販一体体制とは、コンサルタントがチームで専属担当となり、案件獲得からサービス提供までを行う体制です。営業人員を確保する必要がないため、コストを意識した営業展開が可能となると同時に、現場の声を丁寧に拾い上げたサービスの提供が可能となっております。また、案件獲得においても、顧客企業のビジネス部門への理解と金融機関特有のシステムサービスに関する知見の双方が必要であるため、本体制が効果的に機能しているものと考えております。
④MD制(注2)
当社は、顧客企業からの受託開発及び運用保守等のサービス提供を担当する各部署を疑似的な企業とみなし、部長であるMD(Managing Director)に権限の委譲と成果の適正な配分を行っております。部署での収益は諸コストを除き部署内で配分されるため、案件の成功と従業員のインセンティブを紐付けることで、案件獲得力を強化しております。また、自部署の部下がMDとなり、新部署を設立すると、独立元のMDにはのれん分けとして新部署の収益の一部が継続的に付与される仕組みとなり、人材育成にも効果を発揮しております。
各部署の「経営」をMDに任せることで、リーダーシップや起業家精神の養成とモチベーションの向上を図っております。
(注) 1.プライム案件
RPA関連サービス及び航空券手配代行サービスのみを提供している取引先を除き、エンドユーザーである顧客との直接取引及び顧客グループのシステム開発会社との取引を指す。
2.MD制
組織を各部署に分け、それぞれをひとつの会社のように位置付けて部署別収益管理制度をベースに運営することで部署の収益に個人の賞与を連動させる制度。なお、当社の賞与は、業績等に連動するインセンティブ賞与と業績等に連動しない基本賞与の2段構造となっており、インセンティブとは、年2回(夏、冬)の賞与のうち、部署及び個人の成果に連動したインセンティブ賞与を指す。
(事業系統図)
(注) 1.ビジネスパートナー等
技術者派遣の要請や再委託先の企業等。
2.取引先SIer等
顧客企業が導入する汎用サービスの提供事業者等。
3.連結子会社
パワーソリューションズの平均年収は710万円
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、パワーソリューションズの生涯収入はおよそ2.63億円と推定されます。
年 | 平均年収 |
---|---|
2018 | 660万円 |
2019 | 712万円 |
2020 | 700万円 |
2021 | 697万円 |
2022 | 710万円 |
平均年収と社数のヒストグラム上ではパワーソリューションズは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではパワーソリューションズは1166位(全4687社)で、年収偏差値は62.4でした。
パワーソリューションズの年齢別年収
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
---|---|---|
20-24歳 | 441万円 | 34万円 |
25-29歳 | 611万円 | 47万円 |
30-34歳 | 694万円 | 53万円 |
35-39歳 | 740万円 | 57万円 |
40-44歳 | 786万円 | 60万円 |
45-49歳 | 829万円 | 64万円 |
50-54歳 | 874万円 | 67万円 |
55-59歳 | 859万円 | 66万円 |
60-64歳 | 687万円 | 53万円 |
パワーソリューションズの賞与・ボーナス
年 | 平均賞与額 |
---|---|
2018 | 25万円 |
2019 | 34万円 |
2020 | 29万円 |
2021 | 48万円 |
2022 | 58万円 |
パワーソリューションズの業種・地域
パワーソリューションズの従業員数は185人
年 | 従業員数 |
---|---|
2018 | 152人 |
2019 | 155人 |
2020 | 162人 |
2021 | 167人 |
2022 | 185人 |
パワーソリューションズの売上、純利益
【広告】パワーソリューションズに転職するには?
転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。
他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。
ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。
ランスタッド
「ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。
ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。
そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。
参考書籍
パワーソリューションズの歴史
2002年1月 | 当社を設立 |
2002年12月 | 証券会社向けに業務コンサルティング・システムの受託開発・運用保守サービスの提供を開始 |
2003年10月 | 資産運用会社向けに業務コンサルティング・システムの受託開発・運用保守サービスの提供を開始 |
2006年7月 | 信託銀行向けに業務コンサルティング・システムの受託開発・運用保守サービスの提供を開始 |
2011年7月 | 金融事務におけるアウトソーシングを開始 |
2012年1月 | 旅行業法に基づき旅行業登録し、航空券手配代行サービスを開始 |
2012年6月 | 福岡オフィスを開設 |
2012年7月 | 銀行向けに業務コンサルティング・システムの受託開発・運用保守サービスの提供を開始 |
2018年8月 | 一般事業者向けRPAライセンス販売及びRPA導入サポートサービスを開始 |
2019年4月 | 関西地区の取引強化を目的として大阪オフィスを開設 |
2019年10月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2020年8月 | 九段下オフィスを開設 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行 |
パワーソリューションズの子会社
名称 | 事業内容 |
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(連結子会社)株式会社エグゼクション | システムエンジニア リングサービス |
パワーソリューションズの類似企業
パワーソリューションズと平均年収が近い企業
企業名 | 平均年収 |
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セゾン情報システムズ | 768万円 |
菱友システムズ | 671万円 |
三井情報 | 691万円 |
NTTデータNJK | 571万円 |
ギックス | 905万円 |
HCSHD | 603万円 |
フォーカスシステムズ | 566万円 |
インテア・HD | 598万円 |
情報技術開発 | 629万円 |
両毛システムズ | 582万円 |
パワーソリューションズと売上高が近い企業
企業名 | 売上高 |
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共同ピーアール | 37.5億円 |
ザインエレクトロニクス | 39.3億円 |
Chatwork | 42.2億円 |
フジタコーポレーション | 41.9億円 |
郷鉄工所 | 37.9億円 |
カンダHD | 39.5億円 |
インターアクション | 39.7億円 |
スタジオアタオ | 37.1億円 |
菊池製作所 | 41.3億円 |
夢真HD | 42.2億円 |