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ニチコンの平均年収

2024年02月22日 09:18

ニチコンとは

ニチコンとは、電気・電子業を営む京都府の上場企業です。
企業名 ニチコン
本社所在地 京都市中京区烏丸通御池上る二条殿町551番地
売上高 1422億円
社員数 538人
平均年収 635万円
推定初任給 27万円
年収偏差値 58.5
平均年齢 45.1歳
平均勤続年数 10.2年

有価証券報告書によるとニチコンの事業内容は次の通りです。

 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(ニチコン㈱)、子会社25社および関連会社3社により構成されており、各種コンデンサ、その関連製品の製造販売および変圧器、圧力センサの製造販売等の事業活動を行っています。

 当社および関係会社の位置づけは、次のとおりです。

 なお、当社は「コンデンサおよびその関連製品」の単一のセグメントとしているため、製品区分別に記載しています。

 当社は、電子機器用コンデンサ(アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池、正特性サーミスタ)、電力・機器用及び応用機器(パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサ、公共・産業用蓄電システム、加速器用電源、瞬時電圧低下/停電対策装置、変圧器、圧力センサ)、回路製品(家庭用蓄電システム、V2Hシステム、EV用急速充電器、スイッチング電源、機能モジュール、無停電電源装置)およびその他(原材料等)を製造・販売しています。

 当社は、上記各種製品を子会社より仕入れ、主に国内・外のメーカー、商社、代理店等へ販売するとともに、海外子会社へ供給しています。

 また、原材料および半製品を国内および海外生産子会社ならびに関連会社へ供給しています。

(1)国内の主な関係会社

 ニチコン製箔㈱は、アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造、ニチコン大野㈱、ニチコン岩手㈱は、アルミ電解コンデンサの製造、ニチコン草津㈱、㈱酉島電機製作所、日本リニアックス㈱他1社は、電力・機器用及び応用機器などの製造、ニチコン亀岡㈱、ニチコンワカサ㈱、㈱ユタカ電機製作所他1社は、回路製品等の製造を行い、当社その他から供給された原材料および半製品を加工し、当社へ納入しています。さらに、日本興産㈱は、損害保険代理店業等その他の事業を行っています。

(2)海外の主な関係会社

 ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド、ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッドおよびニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッドは、当社その他から原材料等の供給を受けてアルミ電解コンデンサ、機器用コンデンサおよび回路製品の製造を行い、主に海外販売拠点へ供給するとともに、当社から供給を受けた製品とあわせて、シンガポール、マレーシア、タイ、中国、香港および周辺国のユーザーへ販売しています。さらに、三和電機㈱およびタイコン コーポレーション他1社は、韓国および中国でそれぞれアルミ電解コンデンサの製造販売を行っています。また、無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッドは、海外における各種電源およびアルミ電解コンデンサの設計・開発を行っています。

 ニチコン(アメリカ)コーポレーション、ニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハーおよびニチコン(香港)リミテッド他6社は、当社および海外生産拠点から供給された各種コンデンサの販売等を行っています。

※画像は省略されています

ニチコンの平均年収は635万円

ニチコンの平均年収は635万円です。 去年の全国平均年収430万円より47.8%高いです。 過去のデータを見ると546万円(最低)から635万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ニチコンの生涯収入はおよそ2.35億円と推定されます。
平均年収
2013 546万円
2014 567万円
2015 578万円
2016 585万円
2017 593万円
2018 601万円
2019 605万円
2020 604万円
2021 619万円
2022 635万円

ニチコンの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではニチコンは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではニチコンは1889位(全4687社)で、年収偏差値は58.5でした。
ニチコンの年収ヒストグラム

ニチコンの年齢別年収

ニチコンの20代の想定平均年収は442万円、30代の想定平均年収は642万円でした。 ニチコンの初任給はおよそ27万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 353万円 27万円
25-29歳 532万円 41万円
30-34歳 618万円 48万円
35-39歳 667万円 51万円
40-44歳 715万円 55万円
45-49歳 760万円 58万円
50-54歳 807万円 62万円
55-59歳 791万円 61万円
60-64歳 611万円 47万円
ニチコンの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ニチコンの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、ニチコンの 平均年間賞与額は63万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2013 65万円
2014 63万円
2015 63万円
2016 58万円
2017 58万円
2018 60万円
2019 55万円
2020 56万円
2021 59万円
2022 63万円


ニチコンの業種・地域

ニチコンの本社所在地は京都府です。京都府を含む近畿地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 近畿地方内での年収ランキングは317位(全761社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
ニチコンの年収ヒストグラム(近畿地方内)
ニチコンは、業種カテゴリとしては 電気・電子業に属します。 電気・電子業内での年収ランキングは 169位(全275社) でした。

電気・電子業内での年収ランキング
ニチコンの年収ヒストグラム(電気・電子業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ニチコンの従業員数は538人

ニチコンの従業員数は538人でした。
従業員数
2013 361人
2014 383人
2015 394人
2016 454人
2017 466人
2018 480人
2019 493人
2020 506人
2021 522人
2022 538人
ニチコンの従業員数

ニチコンの売上、純利益

ニチコンの最新の売上高は1422億円(売上ランキング551位)でした。 従業員一人当たりの売上高は2.64億円(一人当たり売上ランキング308位)です。
ニチコンの売上高
ニチコンの最新の純利益は61.5億円(純利益ランキング822位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約1143万円(一人当たり純利益ランキング874位)です。
ニチコンの純利益

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参考書籍

ニチコンの歴史

ニチコンの歴史について年表形式でご紹介します。
1950年8月 資本金3,000千円をもって㈱関西二井製作所を設立し、本社を大阪市に設置
1957年4月 営業部門を分離し、関西二井販売㈱を設立
1961年10月 東京・大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所に株式を上場
1962年9月 名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
1968年10月 福井県遠敷郡上中町にワカサ電機㈱を設立
1969年8月 台湾に現地資本との合弁会社タイワン キャパシタ リミテッドを設立(現・持分法適用関連会社)
1970年9月 米国スプラーグ エレクトリック カンパニーとの共同出資により滋賀県高島郡安曇川町にニチコンスプラーグ㈱を設立
1970年9月 米国シカゴにニチコンコーポレーションを設立
1972年5月 香港に現地法人ニチコンリミテッドを設立
1973年12月 大韓民国に現地資本との合弁会社三和電機㈱を設立(現・持分法適用関連会社)
1978年9月 シンガポールにニチコンプライベート リミテッドを設立
1981年2月 岩手県岩手郡岩手町にニチコン岩手㈱を設立
1990年1月 英国ロンドンにニチコンリミテッドを設立
1990年3月 マレーシアにニチコンセンディリアン バハッドを設立
2000年2月 福井県大野市にニチコン福井㈱を設立
2000年3月 台湾にニチコンカンパニー リミテッドを設立
2000年4月 滋賀県草津市にニチコン滋賀㈱を設立
2001年2月 タイにニチコンカンパニー リミテッドを設立
2001年12月 オーストリアにニチコンゲー・エム・ベー・ハーを設立
2001年12月 中国無錫市にニチコン エレクトロニクスカンパニー リミテッドを設立
2002年6月 中国上海市にニチコン エレクトロニクス トレーディングカンパニー リミテッドを設立
2003年4月 亀岡工場を分社化し、ニチコン亀岡㈱を設立
2003年10月 草津工場を分社化し、ニチコン草津㈱を設立
2004年7月 中国天津市にニチコン エレクトロニクスカンパニー リミテッドを設立
2005年4月 大野工場を分社化し、ニチコン大野㈱を設立
2008年8月 中国深圳市にニチコン エレクトロニクス トレーディングカンパニー リミテッドを設立
2009年7月 中国無錫市に無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッドを設立
2011年2月 中国宿遷市にニチコン エレクトロニクスカンパニー リミテッドを設立
2012年4月 インド カルナータカ州にニチコン エレクトロニクスプライベート リミテッドを設立
2012年10月 大町工場、富田工場および穂高工場を分社化し、ニチコン製箔㈱を設立
2012年10月 長野工場を分社化し、ニチコン長野㈱を設立

ニチコンの子会社

ニチコンの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
ニチコン製箔株式会社 アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造
ニチコン草津株式会社 電力・機器用コンデンサ、フィルムコンデンサおよびコンデンサ応用関連機器の製造
ニチコン亀岡株式会社 機能モジュール、V2Hシステム、EV用急速充電器、正特性サーミスタおよび家庭用蓄電システムの製造
ニチコン大野株式会社 アルミ電解コンデンサ、電気二重層コンデンサおよび小形リチウムイオン二次電池の製造
ニチコン岩手株式会社 アルミ電解コンデンサの製造
ニチコンワカサ株式会社 各種電源および家庭用蓄電システムの製造
株式会社酉島電機製作所 各種変圧器、リアクトルの製造販売
日本リニアックス株式会社 圧力センサ、各種計測器の製造販売
株式会社ユタカ電機製作所 電源装置の開発、設計、製造、販売
ニチコン(アメリカ)コーポレーション 各種コンデンサの販売
ニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハー 各種コンデンサの販売
ニチコン(香港)リミテッド 各種コンデンサの販売
ニチコン(シンガポール)プライベート リミテッド 各種コンデンサの販売
ニチコン(台湾) カンパニー リミテッド 各種コンデンサの販売
ニチコン(タイランド) カンパニー リミテッド 各種コンデンサの販売
ニチコン エレクトロニクス トレーディング(上海)カンパニー リミテッド 各種コンデンサの販売
ニチコン エレクトロニクス トレーディング(深圳)カンパニー リミテッド 各種コンデンサおよび電子機器の販売に関連するサービス業務
ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド アルミ電解コンデンサの製造販売
ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド アルミ電解コンデンサおよび各種電源の製造販売
ニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッド アルミ電解コンデンサおよび機器用コンデンサの製造販売
無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッド 各種電源および アルミ電解コンデンサの設計・開発
三和電機株式会社 アルミ電解コンデンサ等の製造販売
タイコン コーポレーション アルミ電解コンデンサの製造販売

ニチコンの類似企業

ニチコンを見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
日新電機 715万円 2058人
エレマテック 869万円 483人
指月電機製作所 584万円 267人
ニッポン高度紙工業 798万円 401人
日本ケミコン 632万円 949人
松尾電機 462万円 239人
岡谷電機産業 557万円 180人
太陽誘電 734万円 2903人
レシップHD 484万円 47人
京セラ 723万円 21010人

ニチコンと平均年収が近い企業

企業名 平均年収
新日本無線 668万円
ケル 663万円
サンテック 589万円
古河電池 587万円
トリニティ工業 577万円
メイコー 625万円
アドテックプラズマテクノロジー 625万円
名古屋電機工業 656万円
セック 651万円
ニレコ 630万円

ニチコンと売上高が近い企業

企業名 売上高
日本電設工業 1358億円
カゴメ 1395億円
八十二銀行 1639億円
コクヨ 1583億円
タカタ 1375億円
日本瓦斯 1295億円
リンテック 1492億円
くら寿司 1499億円
レイズネクスト 1323億円
日本ケミコン 1432億円