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翻訳センターの平均年収

2024年02月22日 09:18

翻訳センターとは

翻訳センターとは、ソフトウェア業を営む大阪府の上場企業です。
企業名 翻訳センター
本社所在地 大阪市中央区久太郎町4丁目1番3号
売上高 78.1億円
社員数 356人
平均年収 523万円
推定初任給 23万円
年収偏差値 52.5
平均年齢 41.3歳
平均勤続年数 8.0年

有価証券報告書によると翻訳センターの事業内容は次の通りです。

  当社グループは、当社、連結子会社5社及び関連会社1社により構成されており、翻訳サービスを主たる業務としております。

  当社グループの事業内容及び当社と子会社及び関連会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

  なお、次に掲げる事業は「第5 経理の状況  1 連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

1.翻訳事業

  当社、HC Language Solutions,Inc.、株式会社パナシア及び株式会社メディア総合研究所がサービスを提供しております。なお、分野ごとの事業内容は以下のとおりであります。

(1) 特許分野

  主に、特許事務所及び各種メーカーの知的財産関連部署を顧客とした電気、電子、機械、自動車、半導体、情報通信、化学、医薬、バイオ分野における外国出願並びに日本出願等に伴う特許出願明細書、優先権証明、中間処理、特許公報等の翻訳。

(2) 医薬分野

  主に、製薬会社を顧客とした新薬等医薬品開発段階での試験実施計画書、試験報告書、医薬品の市販後の副作用症例報告、学術論文及び医薬品・医療機器類の導入や導出に伴う厚生労働省、FDA(注1)等への申請関連資料等の翻訳、医療機器メーカーを顧客としたマニュアルの翻訳、化学品や農薬関連文書の翻訳と翻訳済原稿のチェック及びDTP(注2)編集による版下作成、印刷業務。臨床試験関連文書(CSR、CTD等)の作成業務。

(3) 工業・ローカライゼーション分野

  主に、自動車、電気機器、機械、半導体、情報通信関連の輸出・輸入メーカーを顧客とした技術仕様書、規格書、取扱説明書、品質管理関連資料の翻訳、ソフトウェア製品やメディアコンテンツ類のローカライズ(注3)と翻訳済原稿のチェック及びDTP編集による版下作成、印刷業務。機械翻訳や翻訳支援ツールをはじめとする各種ツールの販売・導入・運用支援業務。

(4) 金融・法務分野

  主に、銀行・証券会社・保険会社等金融機関を顧客とした市場分析レポート、企業業績・財務分析関連資料、運用報告関連資料、マーケティング関連資料、各種報告書等の翻訳、各種メーカー等を顧客とした株主総会招集通知やアニュアルレポート、有価証券報告書等のディスクロージャー関連資料や法律関連文書、人事労務に関する各種規程類の翻訳と翻訳済原稿のチェック及びDTP編集による版下作成、印刷業務。

2.派遣事業

  株式会社アイ・エス・エスがサービスを提供しております。

  主な事業内容として、顧客企業内において機密保持上、社外に持ち出せない文書類等の翻訳業務を行う翻訳者派遣や顧客企業内で通訳業務に従事する通訳者派遣を行っております。

3.通訳事業

  株式会社アイ・エス・エスがサービスを提供しております。

  主な事業内容として、企業内で行われる会議や中小規模の国際会議における通訳業務を行っております。

4.コンベンション事業

  株式会社アイ・エス・エスがサービスを提供しております。

  主な事業内容として、国際会議・国内会議(学会・研究会)やセミナー・シンポジウム、各種展示会の企画・運営業務を行っております。

5.その他

  当社、株式会社アイ・エス・エス及び株式会社FIPASがサービスを提供しております。

  主な事業内容として、通訳者・翻訳者の養成を目的とした語学教育業務や法人向け語学研修や外国出願用の特許明細書の作成から出願手続きの支援業務、各種データ(音声・画像・対話・コーパス)の収集・分析・活用支援業務を行っております。

  (注)1.『アメリカ食品医薬品局』の略、日本での厚生労働省に該当。

2.『デスクトップパブリッシング』の略、編集作業を全てパソコンで行い、プリンターで印刷することも、ネットワークに電送することもできる出版様式。

3.『現地化』の意味、ある国を対象に作られた製品や商品を特定地域の文化や商習慣、法令や環境に合わせて翻訳すること。

 

  [事業系統図]

 

①案件依頼:顧客より案件を受注する

②翻訳・通訳依頼:登録翻訳者・通訳者等の選定後、翻訳・通訳依頼

③翻訳文受領:登録翻訳者等より翻訳原稿受領(通訳の場合は請負契約に基づき顧客企業にて役務提供)

④精査後納品:翻訳内容の品質管理を行い、顧客又は子会社へ納品(通訳の場合は請負契約に基づき顧客企業にて役務提供)

⑤派遣依頼:登録翻訳者・通訳者等の選定後、派遣依頼

⑥労働者派遣契約:登録翻訳者・通訳者等を顧客企業へ派遣

⑦外国特許明細書作成依頼:登録者の選定後、外国特許明細書作成依頼

⑧外国特許明細書受領:登録者より外国特許明細書受領

⑨外国出願支援:外国特許明細書作成等の外国出願支援を行う

⑩教育講座提供:サービス希望者へ教育講座を提供

⑪ライティング依頼:登録者の選定後、ライティング業務依頼

⑫ライティング文書受領:登録者よりライティング文書受領

⑬多言語コールセンターサービスの契約:顧客企業へ多言語コールセンターサービスを提供

 注)無印 連結子会社であります。また、当社と子会社及び子会社間での相互取引があります。

   ※1 持分法適用関連会社であります。

※画像は省略されています

翻訳センターの平均年収は523万円

翻訳センターの平均年収は523万円です。 去年の全国平均年収430万円より21.5%高いです。 過去のデータを見ると424万円(最低)から523万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、翻訳センターの生涯収入はおよそ1.93億円と推定されます。
平均年収
2013 424万円
2014 433万円
2015 443万円
2016 448万円
2017 461万円
2018 439万円
2019 485万円
2020 486万円
2021 491万円
2022 523万円

翻訳センターの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上では翻訳センターは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングでは翻訳センターは3355位(全4687社)で、年収偏差値は52.5でした。
翻訳センターの年収ヒストグラム

翻訳センターの年齢別年収

翻訳センターの20代の想定平均年収は371万円、30代の想定平均年収は528万円でした。 翻訳センターの初任給はおよそ23万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 300万円 23万円
25-29歳 441万円 34万円
30-34歳 509万円 39万円
35-39歳 547万円 42万円
40-44歳 585万円 45万円
45-49歳 621万円 48万円
50-54歳 657万円 51万円
55-59歳 645万円 50万円
60-64歳 504万円 39万円
翻訳センターの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


翻訳センターの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、翻訳センターの 平均年間賞与額は60万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2013 47万円
2014 52万円
2015 55万円
2016 55万円
2017 58万円
2018 54万円
2019 55万円
2020 56万円
2021 60万円
2022 60万円


翻訳センターの業種・地域

翻訳センターの本社所在地は大阪府です。大阪府を含む近畿地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 近畿地方内での年収ランキングは568位(全761社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
翻訳センターの年収ヒストグラム(近畿地方内)
翻訳センターは、業種カテゴリとしては ソフトウェア業に属します。 ソフトウェア業内での年収ランキングは 212位(全265社) でした。

ソフトウェア業内での年収ランキング
翻訳センターの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

翻訳センターの従業員数は356人

翻訳センターの従業員数は356人でした。
従業員数
2013 269人
2014 288人
2015 283人
2016 309人
2017 314人
2018 328人
2019 344人
2020 347人
2021 351人
2022 356人
翻訳センターの従業員数

翻訳センターの売上、純利益

翻訳センターの最新の売上高は78.1億円(売上ランキング2924位)でした。 従業員一人当たりの売上高は2194万円(一人当たり売上ランキング3869位)です。
翻訳センターの売上高
翻訳センターの最新の純利益は7.01億円(純利益ランキング2362位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約197万円(一人当たり純利益ランキング2671位)です。
翻訳センターの純利益

【広告】翻訳センターに転職するには?

翻訳センターに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

翻訳センターの歴史

翻訳センターの歴史について年表形式でご紹介します。
1986年4月 株式会社メディカル翻訳センターを大阪市北区に設立。関西地区を中心とした医薬分野専門の翻訳サービスを開始。
1997年4月 株式会社関西翻訳センターを吸収合併し、関西地区を中心とした医薬、工業、特許分野のサービスを開始。同時に、商号を株式会社翻訳センターに変更。
1998年4月 金融・法務関連の翻訳サービスを開始。
2004年4月 厚生労働省の一般労働者派遣事業の許認可を受け翻訳・通訳者派遣サービスを開始。
2006年4月 大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」へ上場。
2006年11月 米国・カリフォルニア州にHC Language Solutions,Inc.を設立。
2008年8月 中国北京市に北京東櫻花翻訳有限公司を設立。
2010年12月 株式会社外国出願支援サービスを設立。
2014年10月 株式会社パナシアを設立。
2015年4月 キューアンドエー株式会社との合弁にてランゲージワン株式会社を設立。
2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQからスタンダード市場に移行。

翻訳センターの子会社

翻訳センターの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
HC Language Solutions,Inc. 翻訳事業
株式会社FIPAS その他
株式会社アイ・エス・エス 派遣事業 通訳事業 コンベンション事業 その他
株式会社パナシア 翻訳事業
株式会社メディア総合研究所 翻訳事業
ランゲージワン株式会社 その他

翻訳センターの類似企業

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企業名 平均年収 従業員数
グレイステクノロジー 515万円 41人
プロネクサス 703万円 875人
メタリアル 824万円 9人
TAKARA & COMPANY 754万円 38人
CDS 471万円 276人
ソースネクスト 757万円 130人
クレステック 549万円 322人
WDBココ 410万円 471人
ソーシャルワイヤー 496万円 171人
UTグループ 500万円 914人

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企業名 売上高
ベリテ 76.2億円
東京日産コンピュータシステム 81.0億円
モリタHD 75.1億円
クレオ 77.2億円
ユーザベース 78.9億円
国際計測器 80.4億円
日本ギア工業 75.2億円
カネソウ 81.0億円
ニッキ 74.4億円
ユニカフェ 76.4億円