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NexToneの平均年収

2024年02月22日 09:18

NexToneとは

NexToneとは、旅行・レジャー業を営む東京都の上場企業です。
企業名 NexTone
本社所在地 渋谷区広尾一丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー20F
売上高 86.9億円
社員数 97人
平均年収 513万円
推定初任給 24万円
年収偏差値 52.1
平均年齢 36.1歳
平均勤続年数 5.92年

有価証券報告書によるとNexToneの事業内容は次の通りです。

 当社グループは、当社及び連結子会社2社(株式会社エムシージェイピー及び株式会社NexToneシステムズ)により構成されております。

 

 当社グループは経営理念である「権利者に選ばれ、利用者から支持される著作権管理事業者となる。」ことを目指し、公平・公正かつ透明性の高い著作権使用料の徴収・分配を行うこと、権利者の裁量により著作物利用に対し迅速かつ柔軟に対応すること、最新のテクノロジーを活用した効率的な管理・運営によりコストを削減することなどを心がけております。

 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。

著作権等管理事業(著作権管理業務)

 著作権とは、思想や感情を創作的に表現した著作物の利用を独占的にコントロール出来る権利です。音楽分野では、「詞」「曲」が著作物となります。

当社は、著作権等管理事業法に定められる著作権管理事業者として文化庁に登録されており、音楽分野における著作物の管理を行っております。(登録番号01005)

 音楽著作権管理業務においては、著作権法の権利区分を基本としながら、利用の実態等に鑑みて、下図のとおり音楽著作権の4つの支分権と9つの利用形態に区分して管理を行っております。

 


 

(1)演奏権等

  コンサート・ライブでの演奏、店内放送、映画館等での映画上映など作品を演奏することを許諾する権利。

2022年4月より第1区分(コンサートその他の催物における演奏等、第5区分・第6区分に該当しない演奏等)、第5区分(映画等の上映、遊技機等の上映・演奏、店舗内BGM等)及び第6区分(カラオケ演奏等、社交場における演奏等)の3区分に分割されました。

 


 

(2)録音権等

  CDや(7)映画(8)DVD(9)ゲーム(10)CM等に作品を複製することを許諾する権利。

  利用形態毎に細分化し4つの利用形態に分けて管理しています。

 

(3)出版権等

  楽譜や歌詞集・雑誌・書籍等に作品(歌詞・楽譜)を印刷することを許諾する権利。

 

(4)貸与権

  CDレンタル等において作品を貸与することを許諾する権利。

 

(11)放送・有線放送

  テレビやラジオ・有線放送において作品を利用することを許諾する権利。

 

(12)インタラクティブ配信

  ネットワーク通信を通じて作品を利用することを許諾する権利。

  スマートフォンやパソコン向け音楽サービスなどが主な利用となります。

 

(13)業務用通信カラオケ

業務用通信カラオケ端末を通じて店舗やコンシューマーに作品を送信することを許諾する権利。

 

上記のうち、当社では「(1)演奏権等」「(2)録音権等」「(3)出版権等」「(4)貸与権」の4つの支分権と、「(5)上映・BGM等」「(7)映画への録音」「(8)ビデオグラム等への録音」「(9)ゲームへの録音」「(10)広告目的で行う複製」「(11)放送・有線放送」「(12)インタラクティブ配信」「(13)業務用通信カラオケ」の8つの利用形態の管理を行なっています。

※「(1)演奏権等」のうちカラオケ演奏を含む第6区分については営業体制・管理体制などの環境が整い次第管理業務を開始する予定ですが、現時点ではその具体的な開始時期は未定です。

 

著作権を保有する著作権者は、自ら著作権の管理方法を選択する権利を保有していますが、効率や徴収精度の高さから、音楽分野においては著作権管理事業者に作品の管理を委託することが一般的となっています。

 また、利用者からの視点で見ても、使用する都度、数多くの著作権者から使用許諾を得ることは、大変困難な作業であり、著作権管理事業者が集中して著作物を管理することにより、定められた手続きと支払いを行いさえすれば自由に作品を利用できる環境が整っています。当社は、音楽作品の管理・利用に関するルールや使用料を定めた上で、著作権者からの委任に基づいて、利用者への許諾の取次と使用料の徴収を行い、音楽作品の円滑な利用を促進する窓口としての役割を果たしております。

 

 また 、子会社のエムシージェイピー(以下「MCJP」)が行っている音楽出版社向け業務代行サービスにおいては、再分配計算、著作権譲渡契約書・作品届の作成などの業務を代行することによって、著作権管理事業におけるクライアントである音楽出版社の皆さまの業務負担の軽減と効率化を図っており、当社のグループ会社として培われたノウハウにより、最適な著作権管理方法のご提案とサポートを行っております。

 

 (当業務を行う主な会社)当社、株式会社エムシージェイピー

 

 MCJPの音楽出版社向け業務代行サービス業務フロー


 

著作権等管理事業(デジタルコンテンツディストリビューション(DD)業務)

音楽コンテンツ(音源や映像)を国内外の音楽配信サービスへ販売・流通(コンテンツディストリビューション)する事業を行っております。著作物(作品)を録音・編集した音源マスターを音楽業界では原盤と呼んでいますが、権利者からこの原盤のライセンスを受け、販売先の音楽配信サービスを通してユーザーに音楽を届ける事業です。2003年より国内でいち早く事業を開始しました。音楽コンテンツを保有するレコードメーカーや音楽プロダクション、音楽出版社、アニメ・ゲームメーカーなどの権利者との契約を保有し、今では国内屈指のデジタルディストリビューターとして、音楽配信市場に特化した多くのノウハウを蓄積しております。

当社が著作権を管理する作品が含まれる原盤をより多くのユーザーに販売することで、原盤の使用料が多く発生するのはもちろんのこと、同時に著作権使用料も発生しますので、自らコンテンツ流通プラットフォームを構築し販売を促進することによって、著作権使用料の増大にも寄与しております。

 

<特徴>

・あらゆる配信種別(ストリーミング、ハイレゾ配信など)に向けて、スピーディーに対応しています。

・売上の最大化に向けて不可欠な「海外配信」においても、効率的なネットワークを構築しています。

・独自の原盤管理システムの稼働により、安全な配信運用及び確実かつ詳細な分配と明細データの提供を実現しています。

・YouTubeにおけるコンテンツマネージメントサービス(※)も提供しております。

(※)YouTubeにおけるコンテンツマネージメントサービスについて

従来のYouTubeオフィシャルページにおける動画広告収益の一部を受領するビジネスモデルに加え、権利者が保有するオリジナル動画や音楽原盤をNexToneを通じてYouTubeシステムに登録する事により、それらのコンテンツを使用して作成・投稿された「UGC」(ユーザー投稿動画)からも広告収益の分配を受ける事が可能です。

 

(当業務を行う主な会社)当社

 

 デジタルコンテンツディストリビューション業務フロー

 


 

 

キャスティング事業

 利用者・権利者の様々なニーズに対応し権利処理を含めたトータルサポートを行っております。

具体的には、音楽ライブやイベントの企画立案や協賛営業、楽曲・映像作品を活用した利用促進コーディネート、イベント各種へのアーティストブッキング、ライブビューイングや映画作品の配給・宣伝、家庭向けライブ配信コーディネート、イベントの主催・共催等を手がけております。

 レコード会社やメディア企業、配信プラットフォームなど、様々な企業と共同で新たなエンタテインメントサービスの開発に積極的にチャレンジするなど、多岐にわたってエンタテインメントビジネスをサポートしております。

 

 (当業務を行う主な会社)当社

 

 キャスティング業務フロー


(※)非映画デジタルコンテンツ(Other Digital Stuff)の支援

 

その他

 当社グループの業務ノウハウやコンテンツ配信ビジネスの知見を活かした、音楽・映像などエンタテインメント業界のコンテンツビジネスに関するコンテンツ並びに印税契約管理、及び許諾・配信管理、印税計算や関係権利者への分配などのバックエンド業務に特化したシステム開発などを行っております。日々の膨大かつ複雑な著作権利用に係るデータや情報のシステム管理能力、手数料徴収及び権利者への分配金支払いの膨大な実務能力が必要であるため、新たなシステムの開発が常に求められております。

 具体的には、著作権・原盤権等の権利処理システムの開発・提供、コンテンツ配信関連のシステム開発・提供及び各種社内システムの開発・運用などを行っております。

 

 (当業務を行う主な会社)当社、株式会社NexToneシステムズ

 

 当社グループの事業の系統図

※画像は省略されています

NexToneの平均年収は513万円

NexToneの平均年収は513万円です。 去年の全国平均年収430万円より19.4%高いです。 過去のデータを見ると503万円(最低)から539万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、NexToneの生涯収入はおよそ1.90億円と推定されます。
平均年収
2018 503万円
2019 505万円
2020 539万円
2021 524万円
2022 513万円

NexToneの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではNexToneは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではNexToneは3458位(全4687社)で、年収偏差値は52.1でした。
NexToneの年収ヒストグラム

NexToneの年齢別年収

NexToneの20代の想定平均年収は380万円、30代の想定平均年収は518万円でした。 NexToneの初任給はおよそ24万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 318万円 24万円
25-29歳 442万円 34万円
30-34歳 501万円 39万円
35-39歳 535万円 41万円
40-44歳 568万円 44万円
45-49歳 600万円 46万円
50-54歳 632万円 49万円
55-59歳 621万円 48万円
60-64歳 497万円 38万円
NexToneの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


NexToneの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、NexToneの 平均年間賞与額は70万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2018 67万円
2019 75万円
2020 65万円
2021 71万円
2022 70万円


NexToneの業種・地域

NexToneの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは2247位(全2845社)でした。
NexToneの年収ヒストグラム(関東地方内)
NexToneは、業種カテゴリとしては 旅行・レジャー業に属します。 旅行・レジャー業内での年収ランキングは 93位(全148社) でした。

旅行・レジャー業内での年収ランキング
NexToneの年収ヒストグラム(旅行・レジャー業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

NexToneの従業員数は97人

NexToneの従業員数は97人でした。
従業員数
2018 62人
2019 63人
2020 80人
2021 92人
2022 97人
NexToneの従業員数

NexToneの売上、純利益

NexToneの最新の売上高は86.9億円(売上ランキング2817位)でした。 従業員一人当たりの売上高は8959万円(一人当たり売上ランキング1222位)です。
NexToneの売上高
NexToneの最新の純利益は5.88億円(純利益ランキング2516位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約607万円(一人当たり純利益ランキング1392位)です。
NexToneの純利益

【広告】NexToneに転職するには?

NexToneに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

NexToneの歴史

NexToneの歴史について年表形式でご紹介します。
2000年9月著作権管理事業を主たる目的とし、東京都港区南麻布3丁目にイーライセンス設立
2000年12月著作権管理事業を主たる目的とし、JRC設立
2001年9月イーライセンスが100%子会社として代表出版及び管理代行を目的とした音楽出版社、株式会社エムシージェイピー(以下「MCJP」)設立
2002年4月複数管理事業者による著作権管理事業開始
2003年4月MCJPが著作権と著作隣接権のワンストップサービス実施のため、DD(デジタルコンテンツディストリビューション)業務開始
2005年4月イーライセンスが私的録音補償金について、JASRAC経由で徴収開始
2005年9月JRCがiTunes Music Store にて、日本人アーティスト・楽曲では初めてとなる「日本発全世界同時配信」のコーディネート及び配信業務を開始
2006年4月イーライセンスが複数管理事業開始後、民間管理事業者初の放送等新規支分権管理に参入
2006年10月イーライセンスが日本放送協会及び日本民間放送連盟と放送に関する包括契約合意、放送/有線放送に関する利用許諾開始
2007年2月JRCが100%子会社として株式会社JRCラボラトリーズ設立
2007年4月イーライセンスが出版権等・貸与権・業務用通信カラオケの管理開始
2009年7月イーライセンスが著作権等管理事業法に定める非一任管理開始
2011年7月イーライセンスが100%子会社として株式会社イーライセンスシステムズ設立
2012年1月イーライセンスがレンタル用包括ビデオグラムの利用許諾開始
2012年4月イーライセンスがキャスティング事業を開始
2012年10月イーライセンスがインタラクティブ配信の利用許諾開始
2013年9月イーライセンスが主に東南アジアにおける著作権等管理事業を行うことを目的とするOne Asia Music Inc.を台湾・台北に設立
2014年4月イーライセンスが一般社団法人音楽電子事業協会と包括契約を締結し、業務用通信カラオケの利用許諾開始
2014年6月イーライセンスがYouTubeにおけるコンテンツマネージメントサービスを開始
2020年3月東京証券取引所マザーズに株式を上場
2021年4月当社管理作品の海外地域における著作権使用料の徴収を開始
2022年4月当社管理作品の演奏権管理の一部における著作権使用料の徴収を開始
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズからグロース市場へ移行

NexToneの子会社

NexToneの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
株式会社エムシージェイピー 著作権等管理事業
株式会社NexToneシステムズ その他

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テレビ東京HD 1522万円 102人
スペースシャワーネットワーク 635万円 162人
アエリア 700万円 11人
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