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カヤックの平均年収

2024年02月22日 09:18

カヤックとは

カヤックとは、インターネット業, 玩具・ゲーム業を営む神奈川県の上場企業です。
企業名 カヤック
本社所在地 鎌倉市御成町11番8号
売上高 98.5億円
社員数 270人
平均年収 590万円
推定初任給 28万円
年収偏差値 56.1
平均年齢 34.1歳
平均勤続年数 5.6年

有価証券報告書によるとカヤックの事業内容は次の通りです。

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱カヤック)及び連結子会社16社(㈱プラコレ、㈱カヤックアキバスタジオ、㈱鎌倉自宅葬儀社、鎌倉R不動産㈱、ウェルプレイド・ライゼスト㈱、サンネット㈱、㈱八女流、㈱SANKO、マンガデザイナーズラボ㈱、㈱カヤックゼロ、㈱ゲムトレ、㈱カヤックボンド、㈱カヤックポラリス、㈱eSP、ネイティブ㈱、㈱Papillon)と関連会社1社(AI Picasso㈱)によって構成されております。当社は、創業から一貫して「面白法人」のブランド化を進めており、「つくる人を増やす」という経営理念のもとに、受け止めた人の心に驚きや感動をもたらすような様々なインターネットサービスを提供するクリエイティブな企業であることを目的として、事業活動を行っております。

当社グループのサービスは(1)新しいアイデア、新しい技術及びサービスを用いたインターネット広告の制作を受託し、クライアントのマーケティング及びブランディングを支援する「クリエイティブプロデュース」、(2)ソーシャルゲームやハイパーカジュアルゲームの提供及びゲームの受託型開発を行う「ゲームエンタメ」、(3)eスポーツイベントの運営、ゲーム大会管理システムの提供などのゲームファンに向けた一連のコミュニティサービスを提供する「eスポーツ」、(4)地方公共団体や地域企業に対して、まちづくりに関するコンテンツの開発とサービスを行う「ちいき資本主義」を主要なサービスとしております。また、(5)「その他サービス」として、新規サービスの開発及び投資を行っております。

当社グループは、コンテンツ事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載せず、主要なサービス毎に記載しております。

 

(1) クリエイティブプロデュース

当社設立当時からのサービスであり、新しい技術とアイデアに挑戦し、クライアントとその先にいるユーザーに新しい体験を提供することで、クライアントのマーケティング及びブランディングに資する広告を提供しています。特に、これまでにないユニークな体験がソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」という。)上で話題になることで、広告の相乗効果を生むWEBキャンペーンの制作を主力のフィールドとしています。スマートフォンの普及、VR(注1)やAR(注2)などの新しい技術の出現を背景に、WEB領域にとどまらないリアルと連動した案件が増加傾向にあります。VR等の最先端の技術を用いた高付加価値なコンテンツの制作に挑戦することで、最先端の技術・ノウハウが蓄積され、結果として高品質・高付加価値なサービスの提供へとつながっています。

最近は広告領域にとどまらず、クリエイティブ力を活かし、新規サービスをクライアントとともに共同開発する等の新しい試みも実施しております。収益構造としては、キャンペーン、プロモーションを中心としたインターネット広告の制作を、クライアントから直接、もしくは広告代理店を介して、受託しております。

 

(2) ゲームエンタメ

スマートフォン向けにネイティブアプリ(注3)として、ソーシャルゲームを提供しております。アプリの展開先は、主にGoogle Inc.の運営するGoogle PlayやApple Inc.が運営するApp Storeなどのプラットフォームとなっております。ソーシャルゲームは、ユーザーが他のユーザーと協力してゲームを進めるゲーム設計に特徴があるため、シリーズ累計1,000万ダウンロードを超える「ぼくらの甲子園!」シリーズに代表されるようにゲームを通じてユーザー間におけるコミュニケーションを促し、ユーザーが強い仲間意識を感じられることを意識したサービスを提供しております。また、一部のアプリについては、他社と共同して開発することにより、ノウハウ・技術・ブランド等の資産の共有や開発リスクの低減といった協業のメリットを享受する形でのサービスの提供を実施しております。最近では、年齢、国籍、性別、ゲーム歴などを問わない世界中全ての人をターゲットにした当社の「ハイパーカジュアルゲーム」が高い評価を得ており、2022年の世界のアプリダウンロード数ランキングは、2021年に引き続き、日本企業で1位となっております。また、子会社のカヤックアキバスタジオでは、スマートフォンゲームの受託開発、VR・ARコンテンツの制作など行っております。

収益構造としては、自社のオリジナルタイトルの場合、ユーザーは原則無料でサービスを利用することができますが、一部アイテムや機能を有料で提供することで課金収入を得ております。他社と協業でアプリを提供する場合は、当社がアプリを開発するため、開発受託による収益と課金収入のレベニューシェアから構成されております。ハイパーカジュアルゲームにつきましては、ユーザーに対しては原則無料でサービスを提供する一方、アドネットワーク事業者(注4)を通じて表示するゲーム内広告によって広告収益を得ております。

 

 

(3) eスポーツ

ゲームコンテンツに関連するコミュニティ形成や活性化を支援するサービスを展開しております。子会社のウェルプレイド・ライゼスト㈱を通じて、eスポーツ大会の企画・運営、プロ選手や実況解説者などのタレントマネジメント、自社eスポーツリーグの運営、eスポーツの普及・教育活動などを行っています。他方、ゲーム大会の管理システム「Tonamel(トナメル)」の開発・運営など、ゲームコミュニティの活性化につながるプラットフォームの提供も行っております。eスポーツ市場の拡大に加え、対戦形式の機能拡充にともない、「Tonamel」を用いた大会開催数も増加傾向にあります。また、ゲームのオンライン家庭教師サービスを提供する㈱ゲムトレや、小学生向けeスポーツ教室を運営する㈱eSPを連結子会社化するなど、eスポーツ周辺領域のサービス拡充を図っております。

収益構造としては、eスポーツイベントの企画・運営では、クライアントから直接、もしくは広告代理店を介して、受託しております。「Tonamel」については、ユーザーは原則無料でサービスを利用することができる一方、一部の大会では主催者からシステム利用料を得ております。ゲームのオンライン家庭教師サービス及び小学生向けeスポーツ教室は、ユーザーより入会金及び月額利用料をいただいております。

 

(4) ちいき資本主義

当社では、地域には地域経済資本、地域社会資本、地域環境資本の3つの資本があると考えています。GDPに代表される経済資本のみならず、人のつながりやコミュニティ、自然や文化を指標化し、充実させていくことによって、持続可能な成長を達成できるとの理念のもと、地域資本の増大に資するサービスを展開しております。具体的には、地域と移住希望者を結ぶ移住プラットフォームの「SMOUT」、地域のつながりづくりのためのコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」、鎌倉市内で展開する「まちの社員食堂」や「まちの保育園」などがあります。当社の地方創生への取り組みに対する認知の向上と合わせ、「SMOUT」の登録ユーザー数と「まちのコイン」の導入地域数は増加傾向にあります。また、これらのプラットフォームサービスの提供を契機として、新たな観光資源の発掘や関係人口の創出を支援する地域プロモーションの受託も増加しております。

収益構造としては、「SMOUT」及び「まちのコイン」のシステム導入費や月額利用料、地域プロモーション制作費などを、地方自治体や地域企業から得ています。

 

(5) その他サービス

その他のサービスとして、オリジナリティを重視したインターネットサービスの開発・運営・販売を行っております。ウェディングプランナーとユーザーをつなぐブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」、湘南エリアの不動産のセレクトショップ「鎌倉R不動産」、福岡県八女市の豊かな自然を流域資本と考え、新しい視点で地域産業を活性化する地域商社「八女流」など、新規サービスの開発及び投資を積極的に行っております。

 

なお、主要な4つのサービスは、各々が単独で収益を獲得するのみならず、ソーシャルゲーム・ハイパーカジュアルゲームやeスポーツ事業が連携してユーザーの相互送客を実施する、ソーシャルゲーム・ハイパーカジュアルゲームで培ったゲームのノウハウをクリエイティブプロデュースのWEBキャンペーンに利用する、また、クリエイティブプロデュースで培った広告ノウハウを利用し自社ゲームの広告や地域プロモーションを行うなど相互が有機的に結びつきサービス間におけるシナジー効果を発揮しております。

また、複数のサービスを提供しているからこそ、サービス間のシナジーを大切にしており、「SMOUT」や「まちのコイン」のWEBサービスをクリエイティブ力の高いクライアントワークチームで制作する等の事業面でのシナジーはもちろんのこと、人事・採用ノウハウの共有等の組織間のシナジーや、シナジーが起こりやすくする仕組み等の組織体制も構築しております。

 

(注1)VRとは、バーチャルリアリティ(Virtual Reality)の略称です。「仮想現実」のことを指し、コンピューターなどによって作り出されたサイバースペースをあたかも現実のように体験する技術のことです。

(注2)ARとは、オーグメンティッドリアリティ(Augmented Reality)の略称です。「拡張現実」のことを指し、人間が知覚している現実環境をコンピューター技術によって拡張する技術のことです。

(注3)ネイティブアプリとは、アプリのうち、パソコンやスマートフォンなどの端末が有するマイクロプロセッサーが直接解釈し実行できる形式のものであります。

(注4)アドネットワークとは、インターネット広告のうち、広告媒体のWEBサイトを多数集めて広告配信ネットワークを形成し、その多数のWEBサイト上で広告を配信するタイプの広告配信手法であります。

※画像は省略されています

カヤックの平均年収は590万円

カヤックの平均年収は590万円です。 去年の全国平均年収430万円より37.3%高いです。 過去のデータを見ると440万円(最低)から596万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、カヤックの生涯収入はおよそ2.18億円と推定されます。
平均年収
2014 440万円
2015 476万円
2016 514万円
2017 530万円
2018 519万円
2019 527万円
2020 578万円
2021 596万円
2022 590万円

カヤックの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではカヤックは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではカヤックは2520位(全4687社)で、年収偏差値は56.1でした。
カヤックの年収ヒストグラム

カヤックの年齢別年収

カヤックの20代の想定平均年収は437万円、30代の想定平均年収は596万円でした。 カヤックの初任給はおよそ28万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 367万円 28万円
25-29歳 508万円 39万円
30-34歳 577万円 44万円
35-39歳 615万円 47万円
40-44歳 654万円 50万円
45-49歳 689万円 53万円
50-54歳 726万円 56万円
55-59歳 714万円 55万円
60-64歳 571万円 44万円
カヤックの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


カヤックの賞与・ボーナス

カヤックの年間賞与額は79万円程度と推定されます。 なお、カヤック社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2014 59万円
2015 63万円
2016 69万円
2017 71万円
2018 69万円
2019 70万円
2020 77万円
2021 79万円
2022 79万円


カヤックの業種・地域

カヤックの本社所在地は神奈川県です。神奈川県を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1724位(全2845社)でした。
カヤックの年収ヒストグラム(関東地方内)
カヤックは、業種カテゴリとしては インターネット業, 玩具・ゲーム業に属します。 インターネット業内での年収ランキングは 93位(全207社) 、 玩具・ゲーム業内での年収ランキングは 46位(全90社) でした。

インターネット業内での年収ランキング
カヤックの年収ヒストグラム(インターネット業内)
玩具・ゲーム業内での年収ランキング
カヤックの年収ヒストグラム(玩具・ゲーム業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

カヤックの従業員数は270人

カヤックの従業員数は270人でした。
従業員数
2014 200人
2015 230人
2016 253人
2017 281人
2018 295人
2019 317人
2020 280人
2021 260人
2022 270人
カヤックの従業員数

カヤックの売上、純利益

カヤックの最新の売上高は98.5億円(売上ランキング2695位)でした。 従業員一人当たりの売上高は3649万円(一人当たり売上ランキング2975位)です。
カヤックの売上高
カヤックの最新の純利益は4.65億円(純利益ランキング2714位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約172万円(一人当たり純利益ランキング2785位)です。
カヤックの純利益

【広告】カヤックに転職するには?

カヤックに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

カヤックの歴史

カヤックの歴史について年表形式でご紹介します。
1998年8月様々なインターネットサービスを提供することを目的として、合資会社カヤックを東京都新宿区に設立
2001年10月合資会社カヤックを自社サービスの開発・運営に特化させるため、クライアントワークに特化した会社として、株式会社クーピーを東京都目黒区に設立
2005年1月株式会社カヤックを神奈川県鎌倉市に設立
2009年7月子ども服専門のアパレル事業を営む株式会社グッドイブニングを子会社として設立
2014年12月東京証券取引所マザーズに株式を上場
2015年11月ブライダル事業を営む株式会社プラコレを子会社として設立
2016年8月自宅葬に特化した葬祭事業を営む株式会社鎌倉自宅葬儀社を子会社として設立
2017年9月カヤックLIVING株式会社を子会社として設立
2018年8月株式会社QWANを子会社として設立
2021年5月株式会社カヤックゼロを子会社として設立
2022年7月株式会社カヤックポラリスを設立
2022年11月ウェルプレイド・ライゼスト株式会社が東京証券取引所グロース市場に上場

カヤックの子会社

カヤックの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
(連結子会社)㈱プラコレ その他サービス
㈱カヤックアキバスタジオ ゲームエンタメ
ウェルプレイド・ライゼスト㈱ eスポーツ
㈱SANKO クリエイティブプロデュース
㈱カヤックボンド ゲームエンタメ

カヤックの類似企業

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企業名 平均年収 従業員数
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シリコンスタジオ 588万円 179人
イグニス 651万円 23人
エディア 418万円 83人
コムシード 496万円 64人
INCLUSIVE 519万円 57人
ドリコム 731万円 265人
アクセルマーク 536万円 32人

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ライトワークス 560万円
ビーグリー 561万円
オルトプラス 559万円
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BEENOS 629万円
スクロール 544万円
ビューティガレージ 546万円

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企業名 売上高
山喜 101億円
表示灯 99.6億円
石井食品 94.4億円
ハイパー 94.9億円
北國フィナンシャルHD 100億円
アサヒペン 101億円
バッファロー 101億円
ケミプロ化成 97.6億円
魚喜 95.8億円
レオス・キャピタルワークス 96.6億円