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クルーバーの平均年収

2024年02月22日 09:18

クルーバーとは

クルーバーとは、自動車部品業を営む神奈川県の上場企業です。
企業名 クルーバー
本社所在地 神奈川県横浜市青葉区榎が丘7番地22
売上高 10.2億円
社員数 46人
平均年収 636万円
推定初任給 30万円
年収偏差値 58.5
平均年齢 34.0歳
平均勤続年数 3.0年

有価証券報告書によるとクルーバーの事業内容は次の通りです。

 当社グループは、当社及び子会社3社により構成され、カー&バイク用品リユース業態(直営店舗運営、フランチャイズシステムの運営、ECサイト運営)及び流通卸売業態を行っております。

 また、当社グループの事業は、カー&バイク用品関連の買取、販売及びその付随業務からなる単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 当社グループの事業の内容は、リユース業態、流通卸売業態に大別され、それらをシステム開発と併せて事業展開することで、それまでの店舗展開中心の事業からITを駆使した事業へと飛躍を図っております。

 カー&バイク用品のリユース業態では、子会社㈱アップガレージが直営店舗、フランチャイズ店舗及びECサイト「Croooober.com(クルーバードットコム)」にて、リユース商品の買取・販売を行っており、店舗はフランチャイズ店を含め全国44都道府県に出店しております。

 流通卸売業態は、子会社㈱ネクサスジャパンにおける新品カー&バイク用品の卸売業態ですが、従来の卸売業態とは一線を画す受発注プラットフォームを介したサプライチェーンを構築したことで、導入企業の利便性向上や効率化等を目指しております。

 なお、2023年4月1日に当社を存続会社、子会社㈱アップガレージ及び㈱ネクサスジャパンの両社を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を㈱アップガレージグループに変更しております。

 

(1)リユース業態

 リユース業態における特徴は、これまで一般的でなかったカー用品・バイク用品の買取・販売を主要業態としており、特に中古商品に対して保証を付けるという新たな取り組みは、一般のお客様から好評を得ております。

 また、当社グループのノウハウとして買取した商品の修理・メンテナンスをした上で販売を行うため、オークション等の個人間売買と差別化も図られており、一般的な小売形態と異なりリユース業態は、販売→買取→販売といったサイクルでユーザーと長い関係が築ける業態となっております。

 当社グループのリユース業態は、店舗展開を行いつつ、ECサイトの活用も広げ、ユーザーへ様々なチャネルからご利用頂ける機会を設けております。

 

① 店舗展開とブランドの拡充

a.店舗ブランド

 リユース業態においては、店舗展開及びEC販売という2つのチャネルでユーザーとの接点を持っておりますが、EC販売だけを拡大せず店舗展開も行っている理由としては、商品の買取を如何に全国のユーザーから行うのかを重要視しているためであります。

 取付・取外しや複雑な車種適合確認、不定形梱包の煩雑さ等があるカー&バイク用品では、ECや宅配買取等の手段ではまだまだ敬遠される傾向があり、それらのお客様にも気軽に買取の持ち込みやリユース品の購入を促すため、店舗を大切な顧客接点として重視しております。

 当社グループは、カー用品を扱う「アップガレージ」ブランドで店舗展開を始めましたが、徐々にバイク用品の取扱い需要が高まったこと、カー用品とバイク用品ではユーザーが異なり、バイク用品を販売するためには新たにバイクユーザーへの認知が必要であったこと、車のカスタムには興味がなく摩耗したタイヤの買替、タイヤホイールセットの購入のみ希望されるユーザーが認知とともに増加したことをうけ、新たな店舗ブランドの展開を行いました。

 また、中古カー&バイク用品に関連した店舗ブランドの拡充も行っております。

 店舗ブランドの一覧は次のとおりであります。

 

「アップガレージ」

中古カー用品の買取・販売

「アップガレージ ライダース」

中古バイク用品の買取・販売

「アップガレージ ホイールズ」

中古カーホイールの買取・販売に特化

「パーツまるごとクルマ&バイク買取団」

中古車の買取

「アップガレージ ツールズ」

中古工具の買取・販売

「アップガレージ サイクルズ」

中古自転車の買取・販売

「アップガレージ カーズ」

中古カスタムカーの販売

 

 

 「アップガレージ ライダース」は、2000年11月に開始した店舗ブランドであり、バイクユーザーへ認知を広げるため「アップガレージ」ブランドと明確に区別したバイク用品店舗と位置付けました。

 バイクユーザーへの認知を目的にブランド化しましたが、バイク用品は、カー用品と比べ比較的パーツが小さく、店舗立地や候補物件の選定もし易くなり、バイク販売店が同じ敷地内に兼業で出店する等の効果も見られました。

 「アップガレージ ホイールズ」は、2005年6月に開始した店舗ブランドであり、カーホイールというカー用品のなかでより専門分野に特化した商品を扱うブランドとなります。

 カスタムに興味はないがタイヤ・ホイールをリユースで利用したいユーザーも増加していた中、タイヤとホイールに取扱商品を特化することで在庫や陳列スペースが絞られ、比較的小型店舗でも運営が可能なブランドとすることで、地方エリアや大型店近接でカニバリゼーション((注)近接店舗間での顧客の重複による売上減少)が懸念されるエリアでも出店が可能となっております。

 「パーツまるごとクルマ&バイク買取団」は、中古車の買取を行うブランドとして2017年7月に開始しました。カスタムした車は、スポーツカーであってもセダン乗用車であっても、中古車買取業者から見るとその後の販売につなげ難く、かつパーツの査定ができないため、敬遠するか買取査定を低くする傾向が一般的でありました。当社グループは、中古カー用品を長らく運営しているため、カスタムパーツを店舗で販売することも、在庫の純正パーツを使いカスタム以前の状態に戻すことも可能なため、1品毎にパーツをしっかり査定し、カスタマイズされた車両をオーナーが少しでも満足頂ける価格で買取査定することが可能となっております。

 「アップガレージ ツールズ」は、2018年10月に開始したブランドで、中古工具のリユース業態となります。

 カー&バイク用品のカスタムユーザーは工具にもこだわりを見せるほか、建設業やDIY(Do It Yourself)ユーザーといった、今まで「アップガレージ」と取引のなかった新たなユーザーの獲得が期待されております。

 「アップガレージ サイクルズ」は、2022年3月に開始したブランドで、中古自転車の車体とパーツのリユース業態となります。

 既存のアップガレージブランドの顧客層だけではない、幅広い世代にご利用頂けるようにシティサイクル、電動自転車、ロードバイクなどの自転車全般の車体とパーツを取り扱っております。

 「アップガレージ カーズ」は、2023年3月に開始した中古カスタムカーの販売を行うブランドとなります。「パーツまるごとクルマ&バイク買取団」で買取した中古車を中心に、中古カスタムカーに特化した中古車販売と中古パーツを扱うアップガレージならではのパーツ取付サービスを提供することで一般の中古車販売店との差別化を図っております。

 

b.単独店から併設店の強化

 「アップガレージ ライダース」は、新たに店舗を出店する「単独店」のほか、既存「アップガレージ」店舗内のスペースを設け「併設店」という方式でのブランド展開も行うようになりました。

 前述のとおり、バイク用品の陳列スペースは比較的小さく済むうえ、カー&バイク用品のリユース店舗とする方が単独店運営を行うより認知が早くなる、店舗出店にかかる初期投資も抑えられる等の効果がありました。

 「パーツまるごとクルマ&バイク買取団」及び「アップガレージ カーズ」は、併設店舗での展開が可能であり、買取した車両やカスタムパーツは「アップガレージ」店舗で販売可能となるため、非常に親和性が高く、「アップガレージ」コアユーザーとも車両の買取といった新たな取引を可能にしたブランドとなります。

 「アップガレージ ツールズ」及び「アップガレージ サイクルズ」も比較的小規模で展開が可能なため、既存店舗の一部コーナーを新設した併設店としての展開が可能であります。

 また、「アップガレージ」の出店において適切な売場面積の賃貸物件を探すことも重要となってまいりますが、併設店を前提とした物件選定を行うと比較的容易に選考を進めることが可能であったこともあり、併設店の強化を進めてまいりました。

 

c.店舗展開の状況

 上記より、当社グループの店舗展開としては、メインブランドである「アップガレージ」を中心に、専門店化したブランドとして中古バイク用品の「アップガレージ ライダース」、中古タイヤ・ホイール専門店の「アップガレージ ホイールズ」、車両買取サービスの「パーツまるごとクルマ&バイク買取団」、中古工具買取・販売専門店の「アップガレージ ツールズ」、中古自転車買取・販売専門店の「アップガレージ サイクルズ」、中古カスタムカー販売専門店の「アップガレージ カーズ」を直営店及びフランチャイズ店として展開しており、その内いくつかは、同一店舗内で営業する併設店として展開しております。

 

 当連結会計年度末時点の各業態別の店舗数は次のとおりであります。

 

(単位:店)

 

アップガレージ

アップガレージ

ライダース

アップガレージ

ホイールズ

パーツまるごと

クルマ&バイク買取団

アップガレージ

ツールズ

アップガレージ

サイクルズ

アップガレージ

カーズ

合計

直営店

23

(1)

14

(2)

(△1)

(1)

(△4)

(2)

(1)

49

(2)

FC店

111

(6)

54

(6)

(-)

(△13)

(△19)

(-)

(-)

175

(△20)

合計

134

(7)

68

(8)

11

(△1)

(△12)

(△23)

(2)

(1)

224

(△18)

(注)1.( )は期中の増減数を表しております。

2.「パーツまるごとクルマ&バイク買取団」及び「アップガレージ ツールズ」はフランチャイズ展開における業態別ブランドの集約・再編を行ったため店舗数が減少しておりますが、店舗拠点数の変動はございません。

3.上記はブランド毎の展開数であり、1箇所で複数ブランドを併設した店舗もあることから、拠点としての店舗数とは異なります。当連結会計年度末時点における拠点数の合計は167拠点であります。

 

② EC販売構成の拡充とモール型ECサイトの自社開発

a.モール型ECサイト「Croooober.com(クルーバードットコム)」

 当社グループのECサイトは、直営店及びフランチャイズ店で利用している基幹システムにECサイト登録機能を組み込み、写真情報や適合車種情報等も含め即座に掲載が可能となっております。

 また、モール型ECサイトとして開発し、フランチャイズ店以外の企業や外部の販売店、自社でEC販売チャネルを持たない中小規模の事業者も加盟・掲載が可能としております。

 フランチャイズ店以外の加盟店についても、掲載商品は少数から登録可能とし、写真掲載機能や商品の一括登録機能を組み込み、直営店やフランチャイズ店と分け隔てなくサイト掲載を行うことで、加盟しやすい環境構築を行っております。

 ユーザーについても、車種別、年式別、メーカー名、商品カテゴリー別での検索機能や複数項目からの絞り込み機能、タイヤ・ホイール等はサイズ別からも検索できる等、利便性の向上に努めました。

 このモール型ECサイト立ち上げによって、フランチャイズ店を含むアップガレージチェーン全体のEC売上構成比は2023年3月期で22.8%と、開始前の2013年3月期14.4%と比べて順調に増加しており、当社グループの収入は直営店舗商品によるEC売上高だけでなく、ECモールでの加盟店売上高に応じたEC手数料が加わり、加盟店売上高の増加に伴いEC手数料収入も増加が見込めるものとなっております。

 提出日現在において、フランチャイズ店以外の加盟店におけるEC手数料は、フランチャイズ店からのEC手数料と比べ極僅かですが、登録社数は着実に増加しております。

 ECサイトでの販売による効果として、店舗に来店したことのない非認知顧客からの注文も増えるなど、「Croooober.com(クルーバードットコム)」の認知度は日々向上しております。

 ECサイトの認知度向上については、テレビCM等の大きな広告宣伝は行わず、費用対効果の高い大手検索サイトに対するリスティング広告を中心に宣伝活動を行っており、これらの副次効果としてリスティング広告業態を独自に展開できるまで担当部署のスキルも向上しております。

 また、オークションサイト機能も追加し、加盟店においては販売機会の少ない長期在庫や訳あり特価品などの販売を積極的に行うことが可能となり、ユーザーに対しては単に中古パーツを探すだけでなく、掘り出し物商品をオークション機能を通じて探したり、入札機能で値段の駆け引きを楽しみながら購買するロケーションを提供しております。

 

b.海外版「Croooober.com(クルーバードットコム)」

 海外販売については、当初日本国内の在庫が海外に一方的に流出することで、国内市場規模の減少を危惧しておりましたが、前述の中古カー&バイク用品専門のモールECサイト「Croooober.com(クルーバードットコム)」立ち上げ後から、海外で非常に多くの引き合いを頂いたこと、将来の買取・販売店舗のグローバル展開も実施することを踏まえ、「Croooober.com(クルーバードットコム)」の海外向けサイトを作成し、ECサイトによる海外への越境販売も2015年5月に開始いたしました。

 特に近年、日本文化として根付いてきたカスタムチューンやドレスアップチューン、ドリフト仕様チューンが海外で人気になったことで日本車、日本車パーツの需要が高まっていたこともあり、販売開始後海外EC売上高も順調に推移しております。

 

③ フランチャイズ展開と収益

 フランチャイズ運営においては、自社開発した基幹システム(売上・在庫管理・買取査定システム)やECサイトの管理運営、店舗運営ノウハウの授与・指導、店舗の企画設計・什器等販売及び商品供給を行う中で、加盟金売上・ロイヤリティ売上、EC販売に応じたEC手数料売上、什器販売売上等の収入を得ております。

 

④ グローバル展開

 日本文化であるカーチューンやドレスアップチューン、ドリフト仕様チューンなどは、海外においても人気が高く、かつ最もカーチューン等が定着しているのが、アメリカ合衆国となります。

 当社グループは、グローバル展開を目指す中、アメリカ合衆国を主要なマーケットと定め、現地法人(アップガレージUSA)を設立しております。

 現時点では、EC販売の強化及び現地(アメリカ合衆国カリフォルニア州)での買取実施のみ行うべく倉庫兼事務所を設け、アメリカ国内拠点からの直送によるEC展開を開始いたしました。

 既存の海外版「Croooober.com(クルーバードットコム)」サイトも引き続き利用可能ですが、日本からの海外輸送となり手数料と時間が必要であるため、アメリカ国内拠点を設け商品を直送にすることで、よりスピーディーで運送費負担の少ない商品提供を行っております。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、外出制限命令が発せられる等先行きの不透明な状況が続きましたが、EC展開を中心にしていたこと及び外出制限によるEC需要の急増により、事業は順調に推移しております。

 

(2)流通卸売業態

 流通卸売業態では、子会社㈱ネクサスジャパンが「タイヤ流通センター」サービスと「チェーン展開企業向け受発注プラットフォーム」サービスにより新品商品の卸売を展開しております。どちらも当社グループが開発した受発注プラットフォーム「ネクスリンク」をベースにしており、店舗側でのメーカー発注・納品管理・支払管理や、メーカー側での受注管理・納品連絡・在庫有無連絡・請求管理といった業務を当社グループの「ネクスリンク」を介して取引して貰うことで、一括管理・業務効率化・資金管理がシステム上で可能になるものです。

 これにより、発注側メーカー側の両社は様々な業務効率化を実現し、当社グループも卸売取引の拡大が見込まれます。

 

① 「タイヤ流通センター」

 「アップガレージ」店舗において、中古ホイールに合わせた新品タイヤなど新品商品に対する需要が高かったため立ち上げた「タイヤ流通センター」サービスですが、クラウドベースの受発注プラットフォーム「ネクスリンク」を開発・導入し、直営店舗及びフランチャイズ店舗が行う発注・納品管理等の効率化を進め、その後フランチャイズ店以外の加盟店にも積極的に募集いたしました。

 これにより、整備工場やカスタムショップ等の独立店では管理が煩雑であったメーカー発注、納品管理、支払が㈱ネクサスジャパンへ一元化できる等の管理業務が大幅に改善され、当社グループもフランチャイズ店以外の加盟企業増加という拡大施策が可能となりました。

 また、「タイヤ流通センター」は、受発注プラットフォームの機能以外にも、サイズやメーカーによって料金体系が分かり難い新品タイヤを「3プライス」でパッケージ化した商品の提供も行っており、「タイヤ流通センター」加盟店舗は全店取扱いが可能となります。

 3プライスとは、「ゴールド・プラチナ・ダイヤモンド」のカテゴリーに分け、それぞれ「安さ重視」、「バランス重視」、「品質重視」として、「ゴールド:安さ重視」なら海外メーカータイヤ、「プラチナ:品質重視」なら日本メーカー良品質タイヤ等、「ダイヤモンド:品質重視」なら国産ブランドタイヤでパッケージ化したものです。加盟店のために通常単品で仕入れるより安価に設定し、タイヤ購入ユーザーもタイヤ選びで悩まないサービスとなる等、「タイヤ流通センター」サービスのオリジナル性を高める要素となっております。

 提出日現在の「タイヤ流通センター」加盟店は、次のとおりであります。

(単位:店)

 

提出日現在

前期末増減数

加盟店数

182

13

 

② 「チェーン展開企業向け受発注プラットフォーム」

 当社グループ及びフランチャイズ店に限らず、大規模企業やチェーン展開企業、フランチャイズ展開企業についても、店舗(直営及びフランチャイズ)の発注・仕入管理やパーツ発注に係る店舗オペレーション負担の軽減や、本部管理機能の効率化といった課題がありました。

 しかし、これらを解消するためのシステム投資は、開発ノウハウ・投資資金、パーツ適合ノウハウ等の関係で単独企業での開発は難しい側面もあったため、当社グループの「ネクスリンク」を改良し、「チェーン展開企業向け受発注プラットフォーム」という形態で加盟企業を募集し、流通卸売業態の拡大を目指すべく2018年3月からサービス開始いたしました。

 特徴としては、通常の「ネクスリンク」機能に加え、企業専用画面や本部管理機能、本部フランチャイズ間取引計算、支払を㈱ネクサスジャパンへ一元化する機能を盛り込んだものとなります。提出日現在、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要④ 生産、受注及び販売の実績  d.販売実績 」の注記に記載のとおり、主要な取引先である㈱IDOMの売上高に占める割合が高くなっておりますが、「タイヤ流通センター」同様にチェーン展開企業でも投資負担を極力少なくしつつメーカー側とのあらゆるやり取り(発注・納品連絡・在庫有無連絡・請求管理等)がシステム上で可能といった特徴を広め、導入企業の拡大や取扱高の増加を進めてまいります。

 商流としては、受発注プラットフォーム「ネクスリンク」を介して加盟店から当社グループへの発注(卸売上)と当社グループからカー&バイク用品メーカー(契約企業670社以上)への発注(仕入)による卸売取引となります。

 

 

(3)㈱クルーバーの役割

① システム開発部門としての役割

 当社グループのリユース業態及び流通卸売業態は、基幹システム(売上・在庫管理・買取査定システム)や、ECサイト構築、受発注プラットフォーム開発等といったシステムの活用とDX(デジタルトランスフォーメーション)化を積極的に開発・展開しておりますが、それらを有機的に開発・運用する機能を当社(㈱クルーバー)のシステム開発部門「ZERO TO ONE(ゼロ トゥ ワン)事業部」が担っております。

 このシステム開発機能をグループ本社に設けることで、必要な開発の優先順位や業態間の連携、大型投資の決定等、本社管轄でないと難しい部分を補足しながら、各業態の開発を適切にリードしております。

 

② 自動車業界専門の人材紹介サービス「BoonBoonJob(ブーンブーンジョブ)」(2019年6月開始)

 当社グループが属する自動車業界は、人材の定着率や応募人員の低下等、広く人材不足が続いております。

 そこで、㈱クルーバーにおいて自動車業界に専門特化した人材紹介サービスを立ち上げております。

 自動車業界は、企業規模に限らず人材の流出・回転が比較的早く、企業は常に人員募集に対する費用や対応を迫られているため、それらの軽減を目指す取り組みとして、人材採用後6ヶ月経過時点で人材紹介料の請求を行う等、採用企業に寄り添うサービスを提供しております。

 

③ 経営管理機能としてグループ管理

 当社は、取締役5名(うち社外取締役3名)、監査役3名(うち社外監査役2名)で構成されており、リユース業態、流通卸売業態、システム開発、人材紹介サービスもそれぞれの管掌取締役が管理・運営しております。

 子会社各社の取締役会も個別に行わず、当社の取締役会に併せて行うことで子会社各社や各業態の課題、決定事項等が速やかに共有されており、当社が経営管理機能を担うことでグループ間が有機的に連携する体制を整えております。

 

[リユース業態事業系統図(店舗)]

 

 

 

[リユース業態事業系統図(EC)]

 

 

[流通卸売業態事業系統図(受発注プラットフォーム)]

 

 

[事業系統図(㈱クルーバー)]

 

(注) 2023年4月1日に当社を存続会社、子会社㈱アップガレージ及び㈱ネクサスジャパンの両社を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を㈱アップガレージグループに変更しております。

※画像は省略されています

クルーバーの平均年収は636万円

クルーバーの平均年収は636万円です。 去年の全国平均年収430万円より48.0%高いです。 過去のデータを見ると636万円(最低)から684万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、クルーバーの生涯収入はおよそ2.36億円と推定されます。
平均年収
2021 684万円
2022 636万円

クルーバーの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではクルーバーは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではクルーバーは1878位(全4687社)で、年収偏差値は58.5でした。
クルーバーの年収ヒストグラム

クルーバーの年齢別年収

クルーバーの20代の想定平均年収は471万円、30代の想定平均年収は642万円でした。 クルーバーの初任給はおよそ30万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 395万円 30万円
25-29歳 548万円 42万円
30-34歳 622万円 48万円
35-39歳 663万円 51万円
40-44歳 705万円 54万円
45-49歳 743万円 57万円
50-54歳 783万円 60万円
55-59歳 770万円 59万円
60-64歳 616万円 47万円
クルーバーの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


クルーバーの賞与・ボーナス

クルーバーの年間賞与額は85万円程度と推定されます。 なお、クルーバー社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2021 91万円
2022 85万円


クルーバーの業種・地域

クルーバーの本社所在地は神奈川県です。神奈川県を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは1312位(全2845社)でした。
クルーバーの年収ヒストグラム(関東地方内)
クルーバーは、業種カテゴリとしては 自動車部品業に属します。 自動車部品業内での年収ランキングは 55位(全159社) でした。

自動車部品業内での年収ランキング
クルーバーの年収ヒストグラム(自動車部品業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

クルーバーの従業員数は46人

クルーバーの従業員数は46人でした。
従業員数
2021 38人
2022 46人
クルーバーの従業員数

クルーバーの売上、純利益

クルーバーの最新の売上高は10.2億円(売上ランキング4234位)でした。 従業員一人当たりの売上高は2223万円(一人当たり売上ランキング3844位)です。
クルーバーの売上高
クルーバーの最新の純利益は2.07億円(純利益ランキング3221位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約450万円(一人当たり純利益ランキング1708位)です。
クルーバーの純利益

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参考書籍

クルーバーの歴史

クルーバーの歴史について年表形式でご紹介します。
1999年4月 ㈱オートフリークの中古カー用品販売部門が独立する形で、㈱アップガレージを東京都町田市鶴間に設立 東京都町田市に1号店「アップガレージ町田店」を出店
2000年11月 新業態として中古2輪パーツ専門店「アップガレージ ライダース」を開始

クルーバーの子会社

クルーバーの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
㈱アップガレージ カー&バイク用品のリユース事業
㈱ネクサスジャパン カー&バイク用品の流通卸売事業
UP GARAGE USA Co.,Ltd. カー&バイク用品のリユース事業

クルーバーの類似企業

クルーバーを見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
東洋ドライルーブ 542万円 128人
TOYO TIRE 633万円 3674人
日東化工 490万円 149人
アテクト 543万円 45人
寺岡製作所 593万円 486人
昭和HD 958万円 2人
ソフト99コーポレーション 678万円 208人
ブリヂストン 748万円 13903人
横浜ゴム 644万円 5399人
バンドー化学 659万円 1289人

クルーバーと平均年収が近い企業

企業名 平均年収
プレス工業 692万円
アルファ 582万円
河西工業 596万円
ケーヒン 627万円
日本ピストンリング 628万円
曙ブレーキ工業 691万円
ジェイテクト 708万円
フジクラ 724万円
カーメイト 602万円
カノークス 740万円

クルーバーと売上高が近い企業

企業名 売上高
倉元製作所 10.6億円
ソレイジア・ファーマ 10.9億円
メディカル一光グループ 10.3億円
ギックス 10.6億円
コロワイド 11.3億円
日神グループHD 9.94億円
スターティアHD 11.1億円
丸八HD 10.5億円
進学会HD 8.74億円
マネーパートナーズグループ 8.80億円