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アルバックの平均年収

2022年12月09日 13:57

アルバックとは

アルバックとは、電気・電子業を営む神奈川県の上場企業です。
企業名 アルバック
本社所在地 茅ヶ崎市萩園2500
売上高 817億円
社員数 1294人
平均年収 731万円
推定初任給 32万円
年収偏差値 64.4
平均年齢 43.5歳
平均勤続年数 16.9年

有価証券報告書によるとアルバックの事業内容は次の通りです。

 当社グループは、当社、子会社38社、関連会社9社からなり、真空技術が利用されているさまざまな産業分野に多岐に渡る製品を生産財として提供している真空総合メーカーであります。

  事業内容は、真空技術を基盤として、真空装置・機器やサービスを提供する真空機器事業と真空技術の周辺技術を基盤として、主に材料や表面分析装置等を提供する真空応用事業に区分できます。

 

 各々の事業区分ごとの主要製品は下表のとおりであります。

事業区分

主要製品

真空機器事業

FPD製造装置

スパッタリング装置、プラズマCVD装置、有機EL製造装置、真空蒸着装置、巻取式蒸着装置、巻取式スパッタリング装置他

半導体及び電子部品製造装置

スパッタリング装置、真空蒸着装置、エッチング装置、イオン注入装置、アッシング装置、各種CVD装置、ウェーハ前処理(自然酸化膜除去等)装置、超高真空装置他

コンポーネント

真空ポンプ(ドライポンプ、油回転ポンプ、メカニカルブースタポンプ、油拡散ポンプ、イオンポンプ、クライオポンプ、ターボ分子ポンプ)、真空計、リークディテクタ、ガス分析計、成膜用電源、成膜コントローラ、真空バルブ、真空搬送ロボット、各種真空部品他

一般産業用装置

真空溶解炉、真空熱処理炉、真空焼結炉、真空ろう付炉、凍結真空乾燥装置、真空蒸留装置、ヘリウムリークテスト装置他

真空応用事業

材料

スパッタリングターゲット材料、蒸着材料、チタン・タンタル加工品、高融点活性金属(Ta、Nb、W、Mo)、表面処理、超微粒子(ナノメタルインク)他

その他

オージェ電子分光分析装置、X線光電子分光分析装置、二次イオン質量分析装置、半導体・FPD用マスクブランクス、受託成膜加工他

 なお、上記の真空機器事業と真空応用事業の区分と「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分は同一であります。


 また、当社企業集団の主要製品の概要は、次のとおりであります。

主要製品

概要

スパッタリング装置

真空中で金属やシリサイドなどの金属の材料に、高エネルギーのアルゴン原子をぶつけ、それに叩かれ飛び出してくる金属原子を付着させて成膜する装置。

CVD装置

つくる薄膜の種類に応じて原料をガス状態で供給し、下地膜の表面における化学触媒反応によって膜を堆積させる装置。

エッチング装置

真空中に被エッチング材料を入れ、その材料に合わせてエッチングガスを導入しプラズマ化し、エッチング種が被エッチング材料に吸着されると表面化学反応を起こし、エッチング生成物を排気除去する装置。

真空蒸着装置

真空中で特定の物質を熱し、そこから蒸発する原子や分子をより温度の低い面に凝縮させて、表面に膜を形成する装置。

真空熱処理炉

真空中で各種金属の焼入、ろう付、焼戻、容体化、時効、磁性処理等を行う装置。

  以上のような装置により、携帯電話、スマートフォン、PC、タブレットPC、携帯音楽プレイヤー、デジタル家電、薄型テレビ、自動車等の最終製品を構成するエレクトロニクス部品等が生み出されております。

※画像は省略されています

アルバックの平均年収は731万円

アルバックの平均年収は731万円です。 去年の全国平均年収430万円より69.9%高いです。 過去のデータを見ると685万円(最低)から875万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、アルバックの生涯収入はおよそ2.70億円と推定されます。
平均年収
2013 685万円
2014 707万円
2015 828万円
2016 858万円
2017 875万円
2018 817万円
2019 764万円
2020 731万円

アルバックの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではアルバックは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではアルバックは900位(全4661社)で、年収偏差値は64.4でした。
アルバックの年収ヒストグラム

アルバックの年齢別年収

アルバックの20代の想定平均年収は518万円、30代の想定平均年収は738万円でした。 アルバックの初任給はおよそ32万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 420万円 32万円
25-29歳 616万円 47万円
30-34歳 711万円 55万円
35-39歳 765万円 59万円
40-44歳 818万円 63万円
45-49歳 868万円 67万円
50-54歳 919万円 71万円
55-59歳 902万円 69万円
60-64歳 704万円 54万円
アルバックの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


アルバックの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、アルバックの 平均年間賞与額は40万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2013 21万円
2014 41万円
2015 44万円
2016 42万円
2017 42万円
2018 42万円
2019 20万円
2020 40万円


アルバックの業種・地域

アルバックの本社所在地は神奈川県です。神奈川県を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは668位(全2825社)でした。
アルバックの年収ヒストグラム(関東地方内)
アルバックは、業種カテゴリとしては 電気・電子業に属します。 電気・電子業内での年収ランキングは 90位(全275社) でした。

電気・電子業内での年収ランキング
アルバックの年収ヒストグラム(電気・電子業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

アルバックの従業員数は1294人

アルバックの従業員数は1294人でした。
従業員数
2013 1105人
2014 1097人
2015 1148人
2016 1225人
2017 1293人
2018 1335人
2019 1333人
2020 1294人
アルバックの従業員数

アルバックの売上、純利益

アルバックの最新の売上高は817億円(売上ランキング804位)でした。 従業員一人当たりの売上高は6313万円(一人当たり売上ランキング1788位)です。
アルバックの売上高
アルバックの最新の純利益は130億円(純利益ランキング467位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約1003万円(一人当たり純利益ランキング887位)です。
アルバックの純利益

アルバックに転職するには?

アルバックに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

アルバックの歴史

アルバックの歴史について年表形式でご紹介します。
1962年9月 真空材料株式会社を設立、耐火材料の販売を開始。
1962年10月 熱分析機器の専門メーカーとして真空理工株式会社を設立。
1964年1月 外国事業部リライアンス部を分離し、米国Reliance Electric and Engineering Co.と共同出資で日本リライアンス株式会社を設立。
1964年7月 香港万豊有限公司と共同出資で合弁会社Hong Kong ULVAC Co.,Ltd.を設立。
1966年4月 真空冶金事業部を分離し、真空冶金株式会社を設立。
1970年7月 専売特約店の三和アルバック販売株式会社を設立。
1971年7月 小型真空ポンプの専門メーカーとして真空機工株式会社を設立。
1975年12月 対米輸出の拠点として北米に現地法人ULVAC North America Corp.(現・ULVAC Technologies,Inc.)を設立。
1977年1月 九州地区の営業活動の拡大のために九州アルバック株式会社を設立。
1979年1月 サービス事業部を分離し、アルバックサービス株式会社を設立。 SI事業部を分離し、アルバック成膜株式会社を設立。
1981年10月 米国Helix Technology Corp.と共同出資でアルバック・クライオ株式会社を設立。
1982年1月 台湾台北市にULVAC TAIWAN Co.,Ltd.を設立。
1982年11月 米国The Perkin Elmer Corp.と共同出資でアルバック・ファイ株式会社を設立。
1982年12月 茨城県筑波学園都市市内に筑波超材料研究所を設立。
1985年4月 関西の拠点工場としてアルバック精機株式会社を設立。
1987年1月 大型装置の生産体制強化のため、青森県八戸市に東北真空技術株式会社を設立。
1987年2月 欧州地区のサービス体制強化のため、西独にULVAC GmbHを設立。
1987年5月 グループ会社支援のため、株式会社アルバック・コーポレートセンターを設立。
1988年10月 真空ポンプの量産体制確立のため、鹿児島に九州真空技術株式会社を設立。
1995年5月 韓国ソウル市に、ULVAC KOREA,Ltd.を設立。
1995年9月 中国に寧波中策動力機電集団有限公司と合弁で寧波愛発科真空技術有限公司を設立。
2002年1月 カスタマーサポート体制の充実のためULVAC SINGAPORE PTE LTDを設立。
2003年7月 中国における本格的生産工場とCSソリューション工場として愛発科真空技術有限公司を設立。
2004年4月 東京証券取引所市場第1部に株式を上場。資本金38億50百万円より81億円に増資。
2004年7月 韓国にULVAC KOREA,Ltd.とアルバック東北㈱が共同出資で大型基板真空用部品の製造を目的としたUlvac Korea Precision,Ltd.を設立。 韓国にULVAC KOREA,Ltd.と真空冶金㈱が共同出資で成膜装置用部品の表面処理を目的としたPure Surface Technology,Ltd.を設立。
2004年8月 中国に日本リライアンス㈱、啓電実業股份有限公司と共同出資で制御盤及び自動制御駆動装置の製造、販売を目的とした愛発科啓電科技有限公司を設立。
2005年1月 中国にアルバック機工㈱と江蘇宝驪集団公司と共同出資で真空ポンプ用部品の製造、販売を目的とした愛発科天馬電機有限公司を設立。中国に沈陽中北真空技術有限公司と共同出資で真空炉の製造、販売を目的とした愛発科中北真空有限公司を設立。成都東方愛発科真空技術有限公司を子会社化し、愛発科東方真空有限公司に商号変更。
2005年11月 英国Cambridge Display Technology Limitedが保有するLitrex Corporation株式を取得し100%子会社化。 タイに販売やフィールドサポートを目的としたULVAC (THAILAND) LTD.を設立。
2005年12月 台湾にフラットパネルディスプレイ製造装置などの製造を目的としたULVAC TaiwanManufacturing Corporationと、部品加工や部品洗浄などフィールドサポートを目的としたULTRA CLEAN PRECISION TECHNOLOGIES CORP.を設立。
2006年3月 中国における子会社の管理統括等を目的とした愛発科投資有限公司を設立。
2006年4月 台湾に制御盤等の製造を目的としたULVAC AUTOMATION TAIWAN Inc.を設立。
2006年7月 韓国に研究開発を目的としたULVAC Research Center KOREA,Ltd.を設立。
2007年6月 インドビジネス拡大のため、ULVAC,Inc.India Branch.を設立。
2008年2月 開発委託設計を目的としたアルバック ワイ・エム・イー㈱を設立。
2008年7月 フィールドサポートを専門とした、アルバックヒューマンリレーションズ㈱を設立。
2008年8月 韓国にスパッタリングターゲットの製造及びボンディングを目的とした、ULVAC Materials Korea,Ltd.を設立。
2009年4月 中国にスパッタリングターゲットの製造及びボンディングを目的とした、愛発科電子材料有限公司を設立。
2009年4月 中国にタッチパネルの製造などを目的とした愛発科豪威光電薄膜科技有限公司を設立。
2009年12月 中国に研究開発を目的とした愛発科技術研究開発有限公司を設立。
2011年7月 韓国の研究開発強化のため、ULVAC Research Center KOREA,Ltd.を解散し、ULVAC KOREA,Ltd.の付属研究所として韓国超材料研究所を設立。
2018年7月 中国にフラットパネルディスプレイ用マスクブランクス事業の生産、販売を目的とした愛発科成膜技術有限公司を設立。

アルバックの子会社

アルバックの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
アルバック東北㈱ 真空機器事業
アルバックテクノ㈱ 真空機器事業
アルバック九州㈱ 真空機器事業
アルバック機工㈱ 真空機器事業
アルバック販売㈱ 真空機器事業 真空応用事業
ULVAC Technologies,Inc. 真空機器事業
ULVAC KOREA,Ltd. 真空機器事業
ULVAC TAIWAN INC. 真空機器事業
アルバック・クライオ㈱ 真空機器事業
アルバック・ファイ㈱ 真空応用事業
ULVAC SINGAPORE PTE LTD 真空機器事業
愛発科真空技術(蘇州)有限公司 真空機器事業
愛発科東方真空(成都)有限公司 真空機器事業
愛発科自動化科技(上海)有限公司 真空応用事業
愛発科天馬電機(靖江)有限公司 真空機器事業
愛発科真空技術(沈陽)有限公司 真空機器事業
Physical Electronics USA,Inc. 真空応用事業
ULVAC MALAYSIA SDN.BHD. 真空機器事業
愛発科(中国)投資有限公司 真空応用事業
タイゴールド㈱ 真空応用事業
Pure Surface Technology,Ltd. 真空機器事業 真空応用事業
ULVAC CRYOGENICS KOREA INCORPORATED 真空機器事業
ULTRA CLEAN PRECISION TECHNOLOGIES CORP. 真空機器事業
アルバック成膜㈱ 真空応用事業
ULCOAT TAIWAN,Inc. 真空応用事業
愛発科商貿(上海)有限公司 真空機器事業 真空応用事業
愛発科真空設備(上海)有限公司 真空機器事業
愛発科電子材料(蘇州)有限公司 真空応用事業
愛発科成膜技術(合肥)有限公司 真空応用事業
㈱昭和真空 真空機器事業
㈱REJ 真空応用事業
ULVAC AUTOMATION TAIWAN Inc. 真空応用事業
寧波愛発科真空技術有限公司 真空機器事業

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