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タカヨシの平均年収

2022年12月09日 13:57

タカヨシとは

タカヨシとは、小売業を営む千葉県の上場企業です。
企業名 タカヨシ
本社所在地 千葉市美浜区中瀬一丁目3番地
売上高 55.3億円
社員数 91人
平均年収 456万円
推定初任給 21万円
年収偏差値 49.4
平均年齢 37.8歳
平均勤続年数 10.9年

有価証券報告書によるとタカヨシの事業内容は次の通りです。

当社は社是として「わが社は常に、お客様に支持され愛される企業でありたい」「わが社は常に、従業員、取引先、株主が共に繁栄できる企業でありたい」「わが社は常に、時代のニーズに対応できる企業でありたい」を掲げ、変化に挑み続けるDNAを活かし、世の中から必要とされる企業を目指します。

 

(事業モデル)

当社は「安心と笑顔が広がる世界をつくる」をビジョンに掲げ、地域の生産者・食品メーカー等に対して、自社での設備投資を必要としない新たな販路を提供する「シェアショップ事業」を全国100以上の「わくわく広場」の店舗を通じて展開しており、野菜・果実、パン、お弁当・お惣菜、加工食品(佃煮、豆腐等)、和洋菓子、日本各地の調味料、花などの商品を販売しております。

そのうち約8割の店舗はショッピングモール内にテナント(モール店)として出店し、残りはロードサイド型の路面店として出店しております。また、一部の店舗では当社がフランチャイザーとなり、フランチャイジーからロイヤリティ収入を得ておりますが、直営での出店を基本としております。

なお、当社事業は「シェアショップ事業」の単一セグメントであります。

 

店舗数の内訳(2021年9月30日時点)

7地方区分

直営店

フランチャイズ店

モール店

路面店

モール店

北海道地方

東北地方

関東地方

57

22

79

中部地方

17

18

近畿地方

10

10

中国・四国地方

九州地方

93

22

117

 

 

当社は、自社物件にて、または、ショッピングモールや物件オーナーから売場を賃借し、シェアショップ事業を体現する場としての「わくわく広場」を展開しております。

「わくわく広場」では、店舗周辺地域の農家やパン屋、和洋菓子屋、飲食店、惣菜店などといった生産者から登録を募り、登録した生産者(以下、生産者)に対して当社の売り場を販売場所として共有するシェアリングサービスを提供しております。当社は生産者のためのプラットフォーマーとしての役割に徹することを原則としており、生産者は、自らの商品を「わくわく広場」の店頭に直接納品・陳列し、当社は売り場管理やレジ業務をはじめとした店舗運営を行い、当社は店舗に出品された商品についての在庫リスクを負わない仕組みとなっております。

当社では店頭に陳列された商品のうち、お客様にお買い上げいただいた商品について、お客様への販売価格を「流通総額」として集計し、当社事業の伸長を図る重要な経営指標として注視しております。

また、当社は生産者自身で決定した消費者への販売価格に対して、当社が定める一定の料率をもとに算出した仕入金額で生産者から販売商品を仕入れる消化仕入方式を採用しており、当社は流通総額から当該仕入金額を差し引いた金額を財務諸表上の「営業収益」として計上しております。消化仕入方式に係る一定の料率については、当社の営業収益や利益に重要な影響を及ぼすものでありますので、社内で慎重な議論を重ね、生産者の利益、商品が納品される頻度や市場動向等を勘案して、野菜・果実、弁当・惣菜・パン類、加工品といった商品分類毎に50%から80%の範囲で当社が決定しております。

商品販売に関する資金の流れとしては、当社がお客様のお買い上げ代金(販売代金)を一度預かり、販売された商品についてのみ、仕入代金分を販売の翌月に生産者へ支払っております。

また、ロードサイド型の路面店は地域の生活インフラとしての役割も担っておりますので、上記に加え生活必需品を中心とした商品(定番商品等)を、メーカー等から仕入れ、当社の在庫とした上で販売を行っております。なお、当該形態での販売額は、2021年9月期において店頭でお客様に販売される金額のうち約3%です。

 

上記の事業モデルを図示すると以下のとおりとなります。

 

[事業系統図]


 

(事業の特徴)

当社は「シェアショップ事業」を通じて、地域の中小規模の生産者に販売機会を提供するシェアリングサービスのプラットフォーム運営者として、生産者とお客様をつなぎ、①生産者の収入の極大化、②お客様にとって新鮮な地元の一次産品及び加工品の購入、③当社の収益の極大化、という3要素の鼎立を可能とする事業モデルを確立しております。

 

A 単なる小売業ではなく、プラットフォーム型の店舗スペースのシェアリングサービス

「わくわく広場」は、一見通常の小売店の外観を有しているものの、店頭に並ぶ商品は当社が発注・仕入を行った商品ではなく、原則として多数の生産者が自らの意思で出品している商品により構成されており、委託販売スタイルの食のプラットフォームとなっております。

店舗を構えた小売業の場合、商品を仕入れて販売者が在庫として抱えた上で販売を行う形式が一般的ですが、当社のビジネスモデルは、インターネット上のフリーマーケットのようなプラットフォーム型のシェアリングサービスでありながら、実店舗でのリアルな販売スペース(平台やテーブルの一部)を地域の生産者と共有しているという特徴を有しております。生産者にとっては、在庫リスクは負うものの、販売力のある当社の売り場を自らの売り場として利用することができる仕組みとなっています。

こうした特徴から、店頭商品の大部分は生産者が所有権を有したままの商品であり、当社の棚卸資産としては計上されないため在庫回転日数が短くなっている上、お客様のお買い上げ代金を一旦当社が預かり、翌月に生産者にお支払いしていることから、当社では資金流入が資金流出よりも先行するビジネスモデルとなっております。

 

 

B 生産者にとっての使い勝手が良い「第2の販路」

「わくわく広場」へ出品を希望する生産者は、「わくわく広場直売所会」への登録を条件としておりますが、登録に際しては、各種営業許可や免許等の審査はあるものの、登録料・保証金を徴収しておりません。また、出品にあたっては特段の設備投資や人材投資は必要なく、生産者自身で新たに店舗を構える場合と比較して低いコストで新店舗をオープンさせたり、新たな販路を開拓したりするのと同様の効果を得ることが可能となります。

また、生産者は、自身の商品を「わくわく広場」の店頭に直接納品・陳列する以外にも、宅配便や一部地域では当社運営の物流センターを通しての出品ルートも活用することで、1店舗だけではなく、当社が運営する全ての店舗を自らの売り場として利用することができる仕組みとなっています。

さらに、契約制ではなく登録制であることから、「いつ・何を・いくつ・いくらで」出品するかを生産者が自由に決定することができるため、出品の頻度や時間帯、出品商品の種類や量・値段を自らの都合でコントロールすることが可能であり、出品に伴うメリット・デメリットを検証しやすく、出品を継続するにあたっての負担も少なくなります。そのため、生産者自身の資本力、人員及び信用力だけでは出店・出品が難しいようなショッピングモールを中心とした集客力のある売り場での販売機会を得るための障壁が、生産者にとって低いものとなっております。

 

C 「農産物直売所」ではなく、シェアショップ事業を通じた「地域を結ぶ直売広場」

2000年に当社が直売事業を開始した当初、「わくわく広場」は、農産物を中心とした農産物直売所としてスタートしました。現在も農産物は依然として主力商品の一つではありますが、野菜・果実以外に店舗周辺地域のパン屋、和洋菓子屋、飲食店などの商品や、日本各地の中小規模の食品メーカー等が作る各種加工食品や調味料といった、農産物以外の商品を取り扱う生産者の出品もあり、2021年9月期の流通総額(店舗におけるレジ通過額のほか、値札シールの販売代金や不動産賃貸収入等を含む総額の全体売上高)における商品の種類別割合は野菜・果実が約30%、弁当・惣菜・パン類が約31%、加工品等が約23%、その他が約16%といった構成になっております。このように、現在では「わくわく広場」は、地元の新鮮な産地直送(産直)の野菜以外にも、様々な地域の商品をまとめて手に入れることができる「地域の食のセレクトショップ」となっております。

当初は農産物直売所からスタートしたシェアショップ事業ですが、現在では「地域を結ぶ直売広場」をコンセプトに掲げ、地域にあるおいしい商品を集め、地域の生産者とお客様をマッチングさせ結びつけることにより、地域経済の活性化に貢献するという社会的使命を果たしております。

 

D ローカルサプライチェーンの漸次形成とローコストな店舗オペレーション

「わくわく広場」では、商品供給網は地元の生産者を中心に形成しており、出品する生産者の増減を繰り返しながら、地元の生産者による地元の供給網(ローカルサプライチェーン)が徐々に形成されるという特徴があります。そのため、生産者の増加、お客様への認知、集客の向上というスパイラルを繰り返すことで、店舗の売上が逓増していく傾向があります。

また、ローカルサプライチェーンを前提とすることで、流通コストの発生が抑えられるとともに、値付けや陳列などの通常の店舗業務の一部は生産者自らが行うほか、チラシを中心とした販促は商品の特性上難しく、店舗設備も平台、冷蔵ケース及びレジなどとなっており特別な販売設備が必要ではないため、店舗運営はシンプルかつローコストになっております。

 

 

(主要な経営指標)

 当社の主な経営指標は以下の通りです。

 

第48期

第49期

第50期

第51期

第52期

2017年9月期

2018年9月期

2019年9月期

2020年9月期

2021年9月期

流通総額(百万円)

14,009

14,944

14,783

16,089

19,109

期末店舗数(合計、店)

103

108

106

111

117

 うち 直営店

102

107

104

109

115

うち モール店

77

82

80

87

93

うち 路面店

25

25

24

22

22

登録生産者数

15,779

16,821

18,402

20,667

23,516

 

(注)1.流通総額:店舗におけるレジ通過額のほか、値札シールの販売代金や不動産賃貸収入等を含む総額の全体売上高です。

2.第50期より、お客様から受領した販売代金から生産者へ支払う仕入代金を流通総額より控除した金額を営業収益として財務諸表上の表示としております。

3.流通総額については、PwC京都監査法人の監査対象外です。

4.登録生産者数:「わくわく広場直売所会」へ登録されている生産者の各期末時点の件数

5.記載値は表示単位未満を切り捨てております。

※画像は省略されています

タカヨシの平均年収は456万円

タカヨシの平均年収は456万円です。 去年の全国平均年収430万円より6.1%高いです。 過去のデータを見ると456万円(最低)から456万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、タカヨシの生涯収入はおよそ1.69億円と推定されます。
平均年収
2020 456万円

タカヨシの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではタカヨシは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではタカヨシは3939位(全4661社)で、年収偏差値は49.4でした。
タカヨシの年収ヒストグラム

タカヨシの年齢別年収

タカヨシの20代の想定平均年収は332万円、30代の想定平均年収は461万円でした。 タカヨシの初任給はおよそ21万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 275万円 21万円
25-29歳 389万円 30万円
30-34歳 445万円 34万円
35-39歳 476万円 37万円
40-44歳 507万円 39万円
45-49歳 536万円 41万円
50-54歳 566万円 44万円
55-59歳 556万円 43万円
60-64歳 441万円 34万円
タカヨシの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


タカヨシの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、タカヨシの 平均年間賞与額は46万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2020 46万円


タカヨシの業種・地域

タカヨシの本社所在地は千葉県です。千葉県を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは2488位(全2825社)でした。
タカヨシの年収ヒストグラム(関東地方内)
タカヨシは、業種カテゴリとしては 小売業に属します。 小売業内での年収ランキングは 169位(全242社) でした。

小売業内での年収ランキング
タカヨシの年収ヒストグラム(小売業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

タカヨシの従業員数は91人

タカヨシの従業員数は91人でした。
従業員数
2020 91人
タカヨシの従業員数

タカヨシの売上、純利益

タカヨシの最新の売上高は55.3億円(売上ランキング3173位)でした。 従業員一人当たりの売上高は6075万円(一人当たり売上ランキング1862位)です。
タカヨシの売上高
タカヨシの最新の純利益は5.94億円(純利益ランキング2485位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約653万円(一人当たり純利益ランキング1248位)です。
タカヨシの純利益

タカヨシに転職するには?

タカヨシに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

タカヨシの歴史

タカヨシの歴史について年表形式でご紹介します。
1970年12月千葉県木更津市において事務機器販売を行うため、有限会社髙芳商事を設立資本金100万円
2000年9月ホームセンター清見台店の一角で農産物直売所を開始
2021年12月東京証券取引所マザーズに株式を上場

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