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コタの平均年収

2024年02月22日 09:18

コタとは

コタとは、小売業を営む京都府の上場企業です。
企業名 コタ
本社所在地 久世郡久御山町大字田井小字新荒見77番地
売上高 88.0億円
社員数 355人
平均年収 546万円
推定初任給 26万円
年収偏差値 53.8
平均年齢 34.6歳
平均勤続年数 10.3年

有価証券報告書によるとコタの事業内容は次の通りです。

当社は、美容室向け頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。

(1) 事業概要

当社は、美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売を主な事業としております。そして、当社製品は美容室内で美容師が使用することを前提とした製品(美容室専売品)であることから、小売店舗(スーパーマーケット、ドラッグストア等)が取り扱う製品(市販品)と比べ、品質及び付加価値の高いものとなっております。

当社が製造、販売する区分、主要品目及び主力ブランドは以下のとおりであります。

区分

主要品目

主力ブランド

トイレタリー

シャンプー・トリートメント等

 


「コタ アイ ケア」

整髪料

ローション・スプレー・

フォーム・ワックス等

 


「コタスタイリング ベース」

カラー剤

ヘアカラー・ヘアマニキュア等

 


「コタカラー モカレド」

 

 

区分

主要品目

主力ブランド

育毛剤

薬用育毛促進剤等

 


「コタエイジング グロウセラム」

パーマ剤

ウェーブ剤・ストレート剤・

カーリング料等

 


「コタウェーブ リジカル」

その他

販売促進用品等

 

 

(2) 事業領域及び販売ルート

当社の製品は、美容師が美容室に来店されたお客様に使われるプロ用の製品で、「美容室専売品」と言われており、スーパーマーケットやドラッグストア、インターネット等では販売されておりません。また、当社が取り扱う「美容室専売品」は、市販品とは別の市場が形成され、参入しているメーカーも異なっております。

なお、販売ルートにつきましては、当社から全国各地の代理店に販売する「代理店ルート」と、当社が直接美容室に販売する「直販ルート」の2つを採用しており、代理店へは営業第一部が、美容室へは営業第二部(全国各地にある11の支店)がそれぞれ販売を担当しております。当社の事業領域及び販売ルートは以下のとおりであります。


 

 

(3) 営業活動の特徴(独自のビジネスモデル)

① トイレタリーの販売を中心とした店販(てんぱん)戦略

「店販」とは、美容室に来店されたお客様に対して、髪のプロである美容師のカウンセリングを通じてヘアケアやヘアスタイルのアドバイスを行い、必要かつ最適な製品をお勧めして対面による店舗販売を行うことであります。来店されたお客様がご自宅で使用できるシャンプーやトリートメント(トイレタリー)等の製品が、店販の対象となります。

美容室に来店されたお客様には、カットやパーマ、ヘアカラー等の技術サービスを受けていただくだけではなく、美容師からヘアケアやヘアスタイリングのアドバイスも受けていただきます。そして、美容室と同じ製品をご使用いただくことにより、美容師がつくり上げたヘアスタイルをご自宅でも再現することができ、満足していただくことができます。その結果、美容室の客単価が向上し、お客様の再来店にもつながるという相乗効果が期待できますので、当社では創業以来、この「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」を展開しております。

なお、業界におきましても店販の効果が少しずつ認知され始め、一部メーカーにも店販に取り組む動きが見られますが、店販を推進するためにはメーカー、美容室ともに「技術志向」の認識を変える「意識改革」が必要であり、その意味では、店販が業界に浸透するまでにはまだ時間を要すると思われます。

 

② 旬報店(じゅんぽうてん)システムを軸としたコンサルティング・セールス

「旬報店システム」とは、「コンサルティング・セールス」の根幹となる美容室の経営改善システムであり、旬報店とは、お取引先美容室のうち「旬報店システム」を導入していただいている美容室であります。そして当社では、旬報店からの営業データ(売上高、来店客数等)を分析し、その結果をフィードバックするだけではなく、業績向上に向けた具体的な改善策を提案する等の経営アドバイスを行っております。

また、1ヶ月の営業データを10日ごと、つまり上旬、中旬、下旬に分けて送っていただいていたことから、「旬報店」と呼んでおりますが、現在では、ほとんどの旬報店において営業データの収集や当社が分析した結果の提供を、インターネットを通じてリアルタイムに行えるようになっております。

なお、このようなデータ分析と経営アドバイスにつきましては、当社の製品をすべて使用していただくという前提で行っておりますので、コンサルティング料のようなフィーは一切いただいておらず、無償で提供しております。このような、営業データをいただきながらコンサルティングをしていくという営業スタイルは、業界の中でも当社独自のビジネスモデルとなっております。

同業他社では、カットやヘアカラー等の美容技術の提案・指導を主とした営業活動を行っておりますが、当社ではそのような技術志向の営業活動ではなく、美容室の経営全般に関する指導を主とした経営志向の企画提案型営業活動を行っており、同業他社にはない当社独自の営業スタイルとなっております。

 

(4) ブランド価値を高める独自戦略(非正規販売対策)

非正規販売とは、当社のお取引先である美容室を経由しない、インターネットや小売店での当社製品の販売のことであります。「美容室専売品」である当社のシャンプーやトリートメント、整髪料等は、美容室でのカウンセリングを通じた対面による店舗販売を原則とした製品であります。

そのような特徴を持つ当社製品がインターネット等で売れる理由は、全国のお取引先美容室が、当社と共に発展・繁栄していくという前提で、これまで当社製品の販売、すなわち店販を推進してこられたためであります。

したがいまして、当社が非正規販売を放置すれば、美容師の店販に対するモチベーションの低下により、美容室で当社製品が売れなくなり、その結果、インターネット等でも全く売れない製品に変わってしまうと判断しております。

また、インターネットでは、定価を超える価格での販売や偽造品の販売等の事例も発生しており、当社といたしましても、製品の品質や性能等の保証ができないことから、非正規販売は当社製品のブランドイメージを損なう行為であり、その対策は重要な課題であると認識しております。

つまり、非正規販売はお取引先美容室だけではなく、結果として、消費者の皆さまにも悪影響を与えることから、当社では、創業当時より非正規販売対策に徹底して取り組んでおり、それが当社の着実な成長の一因にもなっていると認識しております。

※画像は省略されています

コタの平均年収は546万円

コタの平均年収は546万円です。 去年の全国平均年収430万円より26.9%高いです。 過去のデータを見ると480万円(最低)から582万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、コタの生涯収入はおよそ2.02億円と推定されます。
平均年収
2013 480万円
2014 489万円
2015 502万円
2016 502万円
2017 516万円
2018 512万円
2019 548万円
2020 550万円
2021 582万円
2022 546万円

コタの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではコタは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではコタは3092位(全4687社)で、年収偏差値は53.8でした。
コタの年収ヒストグラム

コタの年齢別年収

コタの20代の想定平均年収は404万円、30代の想定平均年収は551万円でした。 コタの初任給はおよそ26万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 339万円 26万円
25-29歳 470万円 36万円
30-34歳 533万円 41万円
35-39歳 569万円 44万円
40-44歳 604万円 46万円
45-49歳 637万円 49万円
50-54歳 671万円 52万円
55-59歳 660万円 51万円
60-64歳 528万円 41万円
コタの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


コタの賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、コタの 平均年間賞与額は72万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2013 62万円
2014 64万円
2015 67万円
2016 65万円
2017 68万円
2018 67万円
2019 71万円
2020 72万円
2021 72万円
2022 72万円


コタの業種・地域

コタの本社所在地は京都府です。京都府を含む近畿地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 近畿地方内での年収ランキングは531位(全761社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
コタの年収ヒストグラム(近畿地方内)
コタは、業種カテゴリとしては 小売業に属します。 小売業内での年収ランキングは 96位(全242社) でした。

小売業内での年収ランキング
コタの年収ヒストグラム(小売業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

コタの従業員数は355人

コタの従業員数は355人でした。
従業員数
2013 284人
2014 286人
2015 274人
2016 293人
2017 289人
2018 312人
2019 327人
2020 342人
2021 355人
2022 355人
コタの従業員数

コタの売上、純利益

コタの最新の売上高は88.0億円(売上ランキング2801位)でした。 従業員一人当たりの売上高は2480万円(一人当たり売上ランキング3655位)です。
コタの売上高
コタの最新の純利益は15.6億円(純利益ランキング1678位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約440万円(一人当たり純利益ランキング1730位)です。
コタの純利益

【広告】コタに転職するには?

コタに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

コタの歴史

コタの歴史について年表形式でご紹介します。
1979年9月業務用頭髪化粧品の製造及び販売を目的として、京都府久世郡久御山町に小田製薬株式会社を設立。
1985年4月京都府久世郡久御山町に京都営業所を開設。
1987年4月名古屋市東区に名古屋営業所を開設。
1988年4月金沢市に金沢営業所を開設。
1988年10月東京都渋谷区に東京支店を開設。
1989年5月鹿児島市に鹿児島営業所を開設。
1992年10月熊本市に熊本営業所を開設。
1996年11月岡山市に岡山営業所を開設。
1999年4月大阪市浪速区に大阪営業所を開設。
2002年4月仙台市泉区に仙台営業所を開設。
2002年9月大阪証券取引所市場第二部へ株式を上場。
2007年6月横浜市中区に横浜営業所を開設し、研修スタジオを設置。
2008年7月千葉市中央区に千葉営業所を開設し、研修スタジオを設置。
2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。
2014年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
2014年12月東京都渋谷区に「コタ パーク スタジオ」を開設。
2017年11月京都市下京区に「COTA KYOTO スタジオ オフィス」を開設し、京都営業所、教育研修室を移転。
2021年2月名古屋市中区に「COTA NAGOYA スタジオ オフィス」を開設し、名古屋支店を移転。
2021年6月東京都渋谷区に「COTA TOKYO スタジオ オフィス」を開設し、東京支店を移転。
2021年11月大阪府枚方市に「コタ株式会社 枚方農園」を開設。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
2023年3月大阪市中央区に「COTA ОSAKA スタジオ オフィス」を開設し、大阪支店を移転。

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