野村マイクロ・サイエンスの平均年収
野村マイクロ・サイエンスとは
企業名 | 野村マイクロ・サイエンス |
---|---|
本社所在地 | 厚木市岡田二丁目9番8号 |
売上高 | 228億円 |
社員数 | 343人 |
平均年収 | 841万円 |
推定初任給 | 38万円 |
年収偏差値 | 69.3 |
平均年齢 | 43.3歳 |
平均勤続年数 | 13.3年 |
有価証券報告書によると野村マイクロ・サイエンスの事業内容は次の通りです。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(野村マイクロ・サイエンス株式会社)及び連結子会社6社により構成されており、超純水製造装置(注)の設計・施工・販売とそのメンテナンス及び消耗品の販売を主たる業務としております。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、全セグメントの売上高合計、営業損益及び資産の金額の合計額に占める「水処理装置事業」の割合がいずれも90%を超えているため、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」では製品及びサービスごとに区分しておりません。
(注)超純水とは、水中に溶解しているイオン類、有機物、生菌、微粒子等を含まない極めて純度の高い水のことであります。半導体の製造過程では洗浄工程は必須であり、使用される水の純度は歩留りに影響するため、水中に溶解している不純物を徹底的に除去した超純水が必要となります。
(1)水処理装置事業
当社グループは、水処理装置事業を主力事業として、半導体及びFPD(フラットパネルディスプレイ)向け超純水製造装置を中心に、超純水分野で培った技術を応用した各種用途向けの水処理装置の設計・施工・販売のほか、納入した装置のメンテナンス並びに装置に付帯するカートリッジフィルター、イオン交換樹脂等各種消耗品の販売、水質分析の受託等を行っております。
加えて、当社グループは、半導体製造技術の高度化・微細化に伴う要求に応えるべく、原水中の不純物を除去する前処理から超純水製造工程までを一貫して構築するとともに、環境負荷を軽減し、限られた水資源の有効利用に資する排水・回収処理装置を提供しております。
これらは、当社が国内ユーザー及び海外ユーザーに直接販売しているほか、子会社の株式会社野村マイクロ・サイエンス コリアは韓国、上海野村水処理工程有限公司及び野村(上海)水処理工程技術有限公司は中国、野村微科學工程股份有限公司は台湾、野村マイクロ・サイエンス USA Ltd.,Coはアメリカの各ユーザーに対し、それぞれ販売等を行っております。
なお、株式会社野村マイクロ・サイエンス コリアは、研究開発機能を有しており、海外の有力顧客により近い場所で研究開発体制を構築し、ユーザーから求められる研究課題の解決を図るとともに、当社グループの技術力向上と併せコストダウンに資する提案を行っております。
また、ユーザーの設備投資負担の軽減に対するニーズに対して、当社が設備を保有し、超純水を提供するBOOM(ブーム、注)契約も水処理装置事業に含まれております。
(注)Build Own Operate and Maintenanceの略であります。BOOM契約とは、当社がユーザーに超純水装置を提供し、ユーザーが使用した超純水の使用料を支払う契約であり、装置の運転管理・メンテナンスは全て当社が行っております。
なお、最先端デバイスの各製造工程で超純水を使用するケースは、次のとおりであります。
◎ 最先端デバイスの製造工程例
◎ 超純水製造工程の概要
◎ 超純水製造装置の構成
① 前処理装置
原水中の懸濁物質の除去を行い、一次純水装置に低濁質の水を安定供給するものであり、凝集沈殿装置、ろ過塔、膜前処理装置等が主要構成機器となります。
② 一次純水装置
前処理水に含まれる不純物の除去を行い、高純度な純水に処理する装置であり、活性炭塔、イオン交換樹脂塔、逆浸透装置、電気再生式イオン交換装置、有機物分解装置、脱ガス装置等が主要構成機器となります。
③ 二次純水装置
一次純水に含まれる不純物をさらに除去し、要求されている超純水水質まで高める装置であり、有機物分解装置、非再生型イオン交換樹脂塔、限外ろ過装置等が主要構成機器となります。
(2)その他の事業
当社及びアグループラスチック株式会社は、その他の事業として、国内ユーザー及び海外ユーザーに対し高純度薬品・配管材料等の販売を行っております。高純度薬品は超純水製造装置を構成する各種装置の安定化運転等に資するものであり、配管材料は主に超純水供給をはじめ化学薬品、上下水及びガス等の移送に供するものであります。
[事業系統図]
以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(注)2023年1月に水翼(上海)成套工程有限公司の全出資持分を取得し、商号を野村(上海)水処理工程技術有限公司に変更しております。
野村マイクロ・サイエンスの平均年収は841万円
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、野村マイクロ・サイエンスの生涯収入はおよそ3.11億円と推定されます。
年 | 平均年収 |
---|---|
2013 | 543万円 |
2014 | 565万円 |
2015 | 582万円 |
2016 | 588万円 |
2017 | 614万円 |
2018 | 616万円 |
2019 | 634万円 |
2020 | 681万円 |
2021 | 712万円 |
2022 | 841万円 |
平均年収と社数のヒストグラム上では野村マイクロ・サイエンスは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングでは野村マイクロ・サイエンスは439位(全4687社)で、年収偏差値は69.3でした。
野村マイクロ・サイエンスの年齢別年収
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
---|---|---|
20-24歳 | 489万円 | 38万円 |
25-29歳 | 712万円 | 55万円 |
30-34歳 | 819万円 | 63万円 |
35-39歳 | 880万円 | 68万円 |
40-44歳 | 940万円 | 72万円 |
45-49歳 | 997万円 | 77万円 |
50-54歳 | 1055万円 | 81万円 |
55-59歳 | 1035万円 | 80万円 |
60-64歳 | 811万円 | 62万円 |
野村マイクロ・サイエンスの賞与・ボーナス
年 | 平均賞与額 |
---|---|
2013 | 28万円 |
2014 | 42万円 |
2015 | 48万円 |
2016 | 53万円 |
2017 | 61万円 |
2018 | 60万円 |
2019 | 61万円 |
2020 | 92万円 |
2021 | 99万円 |
2022 | 110万円 |
野村マイクロ・サイエンスの業種・地域
野村マイクロ・サイエンスの従業員数は343人
年 | 従業員数 |
---|---|
2013 | 292人 |
2014 | 276人 |
2015 | 266人 |
2016 | 276人 |
2017 | 293人 |
2018 | 307人 |
2019 | 314人 |
2020 | 322人 |
2021 | 326人 |
2022 | 343人 |
野村マイクロ・サイエンスの売上、純利益
【広告】野村マイクロ・サイエンスに転職するには?
転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。
他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。
ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。
ランスタッド
「ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。
ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。
そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。
参考書籍
野村マイクロ・サイエンスの歴史
1969年4月 | 米国ゼネラル・エレクトリック社開発のニュクリポアー・メンブレンの日本及び極東地区独占販売を目的に、東京都中央区日本橋本石町において設立 |
1972年12月 | NPC社をGE社と共同で設立し、NPC社の株式23%を取得 |
1980年7月 | 逆浸透装置の国産化を図るため、日本アクアメディア株式会社を米国アクアメディア・日揮株式会社・当社の3社合弁により設立 |
1993年12月 | 三星電子からのメンテナンス受注のため、韓国に合弁会社株式会社野村テクノを設立 |
1996年1月 | 三星電子の米国進出に伴う超純水装置納入のため、米国に100%子会社野村マイクロ・サイエンス USA,Inc設立 |
1997年9月 | 韓国・LG半導体の英国進出に伴う超純水装置納入のため、100%子会社野村マイクロ・サイエンス UK Ltd.設立 |
1998年10月 | 株式会社ピュアレックスが保有する特許の事業化を目的として、同社との合弁で株式会社野村ピュア設立 |
2000年3月 | ポリ弗化ビニリデン製品の販売のため、オーストリア・アグルー社と合弁で株式会社アグルー・ジャパン設立 |
2001年2月 | 中国での超純水装置販売のため、台湾・Hantech社との合弁で中国に上海野村水処理国際貿易有限公司設立 |
2006年2月 | 三星電子の米国現地法人からの超純水装置納入のため、米国に100%子会社野村マイクロ・サイエンス USA Ltd.,Co設立 |
2006年8月 | シンガポールでの超純水装置受注を図るため、100%子会社野村マイクロ・サイエンス (Singapore) Pte Ltd設立 経営資源の有効活用のため、株式会社野村ピュアを当社に吸収合併 |
2007年10月 | ジャスダック証券取引所)に株式を上場 |
2008年2月 | 排水処理事業の拡大を図るため、株式会社クラレとの合弁でクラレアクア株式会社設立 |
2009年6月 | 中国での超純水装置及び消耗品等の販売強化のため、上海日村商貿有限公司設立 |
2011年1月 | 台湾での超純水装置及び消耗品等の販売強化のため、台湾に野村微科學工程股份有限公司設立 |
2011年11月 | 海外での研究開発体制構築のため、韓国に株式会社NAD設立 |
2018年8月 | ベトナムでの超純水装置及びメンテナンス・消耗品販売のため野村マイクロ・サイエンスCo.,Ltdを設立 |
野村マイクロ・サイエンスの子会社
名称 | 事業内容 |
---|---|
株式会社野村マイクロ・サイエンス コリア | 水処理装置事業 |
上海野村水処理工程有限公司 | 水処理装置事業 |
野村(上海)水処理工程技術 有限公司 | 水処理装置事業 |
野村マイクロ・サイエンス USA Ltd.,Co | 水処理装置事業 |
アグループラスチック株式会社 | その他の事業 |
野村微科學工程股份有限公司 | 水処理装置事業 |
野村マイクロ・サイエンスの類似企業
野村マイクロ・サイエンスと平均年収が近い企業
野村マイクロ・サイエンスと売上高が近い企業
企業名 | 売上高 |
---|---|
日本化成 | 239億円 |
ヒガシトゥエンティワン | 235億円 |
オリバー | 243億円 |
三洋工業 | 229億円 |
NITTOKU | 225億円 |
フジ | 229億円 |
セコム上信越 | 220億円 |
ユアーズ | 234億円 |
アップルインターナショナル | 220億円 |
セゾン情報システムズ | 238億円 |