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木村工機の平均年収

2024年02月22日 09:18

木村工機とは

木村工機とは、素材業を営む大阪府の上場企業です。
企業名 木村工機
本社所在地 大阪市中央区上町A番23号
売上高 117億円
社員数 364人
平均年収 622万円
推定初任給 28万円
年収偏差値 57.8
平均年齢 39.5歳
平均勤続年数 13.0年

有価証券報告書によると木村工機の事業内容は次の通りです。

当社は、空調関連機器の製造、販売及び関連工事等、空調機器製造販売事業を営んでおり、その事業内容は以下のとおりです。

なお、当社は空調システム機器の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(1)事業の特徴

当社は、1945年に創業し、1952年にプレートフィンヒーター・クーラーの製法(※)を確立したことを契機に、約70年にわたり業務用空調の製造販売に特化して事業を営んでまいりました。

その間、社会全般の快適空間への欲求の高まりや地球環境・社会情勢の変化等により、空調に対する要求も大きく変化しており、オフィスビル、商業施設、工場、学校、病院など要求は多様です。

当社ではその要求に応えるべく以下の特徴を生かし事業を遂行しております。

○技術力

特許に裏付けられた技術により、独自性の高い製品を顧客に提案しております。また、当社は、お客様の利用環境および当社製品に合わせた制御システムを内製できる技術も持っております。

※特許取得済み件数185件、申請件数24件(国内海外合計 いずれも2023年3月末現在)

○生産力

当社の生産は、個別受注生産を基本としており、高い品質の製品を効率的に生産することができるよう設備および人材を配備することに取り組んでおります。

○営業力

当社の営業は、積算業務を自ら手掛けるなど、製品、技術に関する知識、経験を積み重ねております。さらに、迅速に技術的なサポートができるよう技術本部と密接につながった営業技術部門を主要営業拠点に配置しております。

○製品力

空気調和機の中でも、導入外気を冷却・加熱するほか、換気、除塵、除加湿などの空気質改善を主な目的とする空調機のことを外調機といいます。当社のヒートポンプ式の外調機は、細やかな調温調湿が可能です。

中でも、室内機と室外機とを一体化させた「ルーフトップ」シリーズは、フロンの使用量が非常に少なく、漏洩リスクを極力抑えることができるなど環境面でも考慮しており、当社の主力製品となっております。

また、当社の工場用ゾーン空調機は、除湿を重視した大空間空調が可能で、暑熱対策が必要な工場において有用です。

なお、これら含め当社製品は、営業部門が集約した年間約3千件のお客様のご意見、ご要望をもとに、開発、改良されております。

 

※プレートフィンヒーター・クーラーの製法

プレートフィンヒーター・クーラーとはアルミプレートに銅管を取り付けた熱交換機です。効率よく空気と水をプレートフィンで熱交換させるためには、銅管とアルミプレートを完全に密着させる必要があり、銅管を内部から円周上に広げる製造工法(いわゆる拡管)でこれを実現しました。当初は自動の拡管機がなく、手回しのウインチを使い、腕力に頼りながら製作していました。

 

(2)当社の取引先について

当社の製品が、最終需要者である施主・オーナーの各種建築物に設置されるまで、複数の段階を経ますが、当社の取引先は各段階における専門事業者および施主・オーナーの企業となります。

各段階における専門事業者とは、総合建設業者(ゼネコン)、設備工事業者(サブコン)などになります。

 

 

[事業系統図]

(参考)

※1 得意先:施主・オーナー、空調機器設置先等

※2 販売先:総合建設業者、設備工事業者

※3 提携工事会社:空調機器設置会社・設備工事業者等

 

(3)主な製品

冷温水式エアハンドリングユニット(AHU/エアハン)

冷却・加熱を行うために必要な熱源装置を別途設け、水を熱媒体として空気の冷却・加熱を行う装置のことです。

 

冷温水式FCU(ファンコイルユニット)

冷却・加熱を行うために必要な熱源装置を別途設け、冷水・温水・蒸気などを用いて冷暖房を行う装置のことで、主に室内側に装置を設置し、個別空調が必要とされる建物の熱負荷処理に用いられます。
エアハンドリングユニットとは異なり、外気を取り入れる機能を有していないため、別途外気を取り入れる機器を設置する必要があります。

 

空冷ヒートポンプ(HP)式空調機&外調機

冷却・加熱を行うために必要な熱源装置を別途設け、冷媒ガスを熱媒体として空気の冷却・加熱を行う装置のことです。その中でも外気の冷暖房のほか、換気、除塵、除加湿などの空気質改善を主な目的とする空調機のことを外調機といいます。

 

冷温水式&空冷ヒートポンプ(HP)式工場用ゾーン空調機

工場、ホールなどの比較的大空間を空調する機器のことであり、局所的な空調を目的とするスポット空調ではなく作業エリア全体をゾーン単位で冷暖房を行う機器のことです。冷温水式とヒートポンプ(HP)式があります。

※画像は省略されています

木村工機の平均年収は622万円

木村工機の平均年収は622万円です。 去年の全国平均年収430万円より44.6%高いです。 過去のデータを見ると576万円(最低)から729万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、木村工機の生涯収入はおよそ2.30億円と推定されます。
平均年収
2018 683万円
2019 729万円
2020 651万円
2021 576万円
2022 622万円

木村工機の平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上では木村工機は赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングでは木村工機は2078位(全4687社)で、年収偏差値は57.8でした。
木村工機の年収ヒストグラム

木村工機の年齢別年収

木村工機の20代の想定平均年収は450万円、30代の想定平均年収は628万円でした。 木村工機の初任給はおよそ28万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 370万円 28万円
25-29歳 529万円 41万円
30-34歳 606万円 47万円
35-39歳 649万円 50万円
40-44歳 693万円 53万円
45-49歳 733万円 56万円
50-54歳 774万円 60万円
55-59歳 760万円 58万円
60-64歳 600万円 46万円
木村工機の年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


木村工機の賞与・ボーナス

有価証券報告書の賞与引当金によると、木村工機の 平均年間賞与額は63万円でした。前述の平均年収にはこの賞与額が含まれます。
平均賞与額
2018 23万円
2019 71万円
2020 39万円
2021 50万円
2022 63万円


木村工機の業種・地域

木村工機の本社所在地は大阪府です。大阪府を含む近畿地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 近畿地方内での年収ランキングは349位(全761社)でした。
※こちらは、実際の企業数とは大きく異なる点に注意してください。多くの企業が本社所在地を東京にしているため、それ以外の地域では企業数が少なくなります。
木村工機の年収ヒストグラム(近畿地方内)
木村工機は、業種カテゴリとしては 素材業に属します。 素材業内での年収ランキングは 115位(全268社) でした。

素材業内での年収ランキング
木村工機の年収ヒストグラム(素材業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

木村工機の従業員数は364人

木村工機の従業員数は364人でした。
従業員数
2018 329人
2019 329人
2020 344人
2021 350人
2022 364人
木村工機の従業員数

木村工機の売上、純利益

木村工機の最新の売上高は117億円(売上ランキング2517位)でした。 従業員一人当たりの売上高は3215万円(一人当たり売上ランキング3219位)です。
木村工機の売上高
木村工機の最新の純利益は10.4億円(純利益ランキング2038位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約285万円(一人当たり純利益ランキング2257位)です。
木村工機の純利益

【広告】木村工機に転職するには?

木村工機に転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


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ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

木村工機の歴史

木村工機の歴史について年表形式でご紹介します。
1947年8月 大阪市東区に木村工機株式会社を設立、伸銅品・機械工具販売事業を開始
1953年1月 熱交換器と暖房機器(ベースボードヒーター、コンベクター等)の製作開始、空調事業に本格参入
1958年1月 東京営業所(現 東京営業本部)を開設
1960年7月 ファンコイルユニットの製作開始
1964年5月 名古屋出張所(現 名古屋営業本部)を開設
1977年8月 空調サービス課(現 大阪営業本部空調設備部)を開設
1982年10月 広島出張所(現 広島支店)を開設
1986年4月 仙台営業所(現 仙台支店)を開設
1986年7月 札幌事務所(現 札幌営業所)を開設
1987年6月 金沢出張所(現 金沢営業所)を開設
1988年10月 空調用制御システムの自社開発を開始
1998年8月 楕円管熱交換器「オーバルコイル」を開発し、製品に組み込み、販売開始
2020年3月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2022年4月 東京証券取引所スタンダード市場に移行

木村工機の類似企業

木村工機を見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
日本電技 829万円 844人
三機サービス 560万円 347人
川重冷熱工業 652万円 520人
サンデン 631万円 1356人
高砂熱学工業 945万円 2166人
日本空調サービス 596万円 1433人
日阪製作所 644万円 670人
新晃工業 648万円 671人
テクノ菱和 781万円 775人
協立エアテック 518万円 316人

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日本バイリーン 646万円
村上開明堂 632万円
進和 648万円
イワブチ 585万円
ペガサスミシン製造 614万円
中央発條 679万円
日本フエルト 653万円
GSIクレオス 687万円
中外鉱業 609万円
SUMCO 679万円

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デファクトスタンダード 115億円
兼松エンジニアリング 113億円
廣貫堂 120億円
神戸電鉄 121億円
ヤスハラケミカル 119億円
日本BS放送 115億円
ダイワボウHD 118億円
N・フィールド 117億円
ハビックス 115億円
トーイン 118億円