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ディジタルメディアプロフェッショナルの平均年収

2024年02月22日 09:18

ディジタルメディアプロフェッショナルとは

ディジタルメディアプロフェッショナルとは、ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 ディジタルメディアプロフェッショナル
本社所在地 中野区中野4−10−2
売上高 23.2億円
社員数 44人
平均年収 786万円
推定初任給 35万円
年収偏差値 66.4
平均年齢 42.0歳
平均勤続年数 6.0年

有価証券報告書によるとディジタルメディアプロフェッショナルの事業内容は次の通りです。

 当社グループは、精細な画像を描画するために必要なハードウエアIPおよびソフトウエアIP(以下、合わせてグラフィックスIPコアという)を開発して、主にゲーム機器、自動車、モバイル通信機器、家電製品等に組み込まれる半導体向けのIPコアを当社の顧客である半導体メーカーや半導体が組み込まれた最終製品メーカー(ゲーム機器メーカー、モバイル通信機器メーカー等)に提供する事業を展開しております。

 また、上記の開発によって得られたグラフィックスIPコアを搭載したLSI製品をパチンコ機およびパチスロ機(以下、アミューズメント機器という)向けに提供する事業を本格化しております。

 さらに、ディープラーニングなどの人工知能(注1)に必要なハードウエアIPおよびソフトウエアIPを開発し、顧客に提供する事業を展開しております。

 

 当社グループは、単一セグメントであるため、事業別に記載しております。

(1)IPコアライセンス事業

 IPコアライセンス事業は、ハードウエアIP(論理設計データ等)やソフトウエアIP(主にハードウエアを制御するドライバーやコンテンツ制作を支援するツール類)を提供します。半導体メーカーや半導体が組み込まれた最終製品メーカー等に向けてライセンス(使用許諾)を供与しております。なお、当社は顧客に対してライセンスを供与しますが、顧客が第三者であるソフトウエア開発メーカーに対し当該ライセンスをサブライセンス(再許諾)する権利を、当社から顧客に与える場合もあります。

 当社が開発したIPコアを顧客にライセンスして得られる収入は、その種類によって(a)ライセンス収入、(b)リカーリング収入に区分しております。

(a)ライセンス収入

顧客が家電製品等の開発を進める過程で、当社がIPコアのライセンスを与えたことによる対価として得られる収入です。

顧客は、ライセンスされた当社IPコアをベースに、製品の企画開発、生産を行い、その性質上、当社が受領するライセンス収入は顧客の製品開発段階で発生します。

(b)リカーリング収入

①ランニングロイヤリティ収入

顧客がIPコアを組み込んだ製品を販売する際に、製品出荷数量に応じて当社が顧客から収受する対価です。ランニングロイヤリティ収入は顧客製品の生産開始から生産終了まで数年間にわたり継続的に発生します。

②サブスクリプション収入

顧客が、当社が提供するSaaS(Software as a Service)型のクラウドサービスにアクセス、解析を行った件数(PV)に応じて当社が顧客から収受する対価です。サブスクリプション収入は顧客が当社クラウドサービスを利用する間、継続的に発生します。

(2)製品事業

当社のIPコアが組み込まれたLSI製品を、半導体メーカーに製造を委託したうえで販売しております。当該LSI製品のグラフィックスLSI(SoC(注2))は主にアミューズメント機器等に組み込まれ、AI LSI(FPGA)はAIを使用する機器等に組み込まれます。また、量産ドローン向けカメラモジュール、米国Cambrian社の協働ロボット向け画像認識システム(ビジョンシステム)等の仕入、販売を行っております。

(3)プロフェッショナルサービス事業

 プロフェッショナルサービス事業は、当社の各種IPコアをインテグレーションして顧客のSoCシステム全体を検討・最適化する設計サービス、自社製品の開発により培ったGPU/ビジョン/AI技術をベースに、顧客の開発している製品に最適化したアルゴリズム開発(注3)、ソフトウエア開発からハードウエア開発に至るまでをプロフェッショナルサービスとして提供しております。

(注)1.人工知能 (Artificial Intelligence, AI) とは、人間が行っている認知や判断を、コンピュータを使って行うためのソフトウエアやシステムのこと。具体的には、文章、画像、会話、音などを理解し判断するコンピュータプログラムなどのことです。

2.「SoC」とは、一つの半導体チップ上に必要とされる一連の機能(システム)を集積する集積回路の設計手法のことであります。「SoC」は、System on a Chipの略称です。

3.「アルゴリズム」とは、問題を解くための効率的手順を定式化した形で表現したものを意味します。

※画像は省略されています

ディジタルメディアプロフェッショナルの平均年収は786万円

ディジタルメディアプロフェッショナルの平均年収は786万円です。 去年の全国平均年収430万円より82.9%高いです。 過去のデータを見ると735万円(最低)から823万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、ディジタルメディアプロフェッショナルの生涯収入はおよそ2.91億円と推定されます。
平均年収
2013 823万円
2014 745万円
2015 735万円
2016 735万円
2017 748万円
2018 741万円
2019 778万円
2020 782万円
2021 765万円
2022 786万円

ディジタルメディアプロフェッショナルの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではディジタルメディアプロフェッショナルは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではディジタルメディアプロフェッショナルは665位(全4687社)で、年収偏差値は66.4でした。
ディジタルメディアプロフェッショナルの年収ヒストグラム

ディジタルメディアプロフェッショナルの年齢別年収

ディジタルメディアプロフェッショナルの20代の想定平均年収は564万円、30代の想定平均年収は794万円でした。 ディジタルメディアプロフェッショナルの初任給はおよそ35万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 461万円 35万円
25-29歳 667万円 51万円
30-34歳 766万円 59万円
35-39歳 822万円 63万円
40-44歳 878万円 68万円
45-49歳 930万円 72万円
50-54歳 984万円 76万円
55-59歳 966万円 74万円
60-64歳 758万円 58万円
ディジタルメディアプロフェッショナルの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


ディジタルメディアプロフェッショナルの賞与・ボーナス

ディジタルメディアプロフェッショナルの年間賞与額は105万円程度と推定されます。 なお、ディジタルメディアプロフェッショナル社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2013 110万円
2014 99万円
2015 98万円
2016 98万円
2017 100万円
2018 99万円
2019 104万円
2020 104万円
2021 102万円
2022 105万円


ディジタルメディアプロフェッショナルの業種・地域

ディジタルメディアプロフェッショナルの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは492位(全2845社)でした。
ディジタルメディアプロフェッショナルの年収ヒストグラム(関東地方内)
ディジタルメディアプロフェッショナルは、業種カテゴリとしては ソフトウェア業に属します。 ソフトウェア業内での年収ランキングは 28位(全265社) でした。

ソフトウェア業内での年収ランキング
ディジタルメディアプロフェッショナルの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

ディジタルメディアプロフェッショナルの従業員数は44人

ディジタルメディアプロフェッショナルの従業員数は44人でした。
従業員数
2013 30人
2014 33人
2015 35人
2016 33人
2017 31人
2018 34人
2019 39人
2020 42人
2021 42人
2022 44人
ディジタルメディアプロフェッショナルの従業員数

ディジタルメディアプロフェッショナルの売上、純利益

ディジタルメディアプロフェッショナルの最新の売上高は23.2億円(売上ランキング3844位)でした。 従業員一人当たりの売上高は5278万円(一人当たり売上ランキング2230位)です。
ディジタルメディアプロフェッショナルの売上高
ディジタルメディアプロフェッショナルの最新の純利益は1905万円(純利益ランキング3829位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約43万円(一人当たり純利益ランキング3654位)です。
ディジタルメディアプロフェッショナルの純利益

【広告】ディジタルメディアプロフェッショナルに転職するには?

ディジタルメディアプロフェッショナルに転職したり、年収アップを考えるなら、まず転職サイトへの登録が第一です。 転職サイトではエージェントに相談することはもちろん、適正年収のシミュレーションができるので、まずは転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトはサイトごとに特色があり、2〜3サイトを登録してそれぞれの良い部分を利用するのが賢い利用方法です。年収マスターイチオシのサイトを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスな転職案件を多数持っており、市場価値の高い応募者におすすめのサイトです。 内資系の高額案件はもちろん、JACリクルートメントはイギリスやシンガポールでも展開しており、そのつながりを活かした外資系案件も多数あります。


他の転職サイトでは一気に大量の案件を提示されることがありどれを選べばわからないということが起こりますが、JACリクルートメントではそのようなことはありません。 ひとりの応募者につき複数のエージェントが担当し、選りすぐりの案件を紹介してくれるためマッチ度が高い仕事に出会えます。


ハイクラス案件をメインで扱うJACリクルートメントのみでしか得られない案件情報も多数あります。 上昇志向があり、現在のポジションからステップアップしてよりハイキャリアを目指す方にはイチオシのサイトです。


ランスタッド

ランスタッド」は敏腕コンサルタントが専任で案件紹介をしてくれる転職サイトです。 ランスタッドのエージェントは評判が良く、最近人気が大きく伸びてきてきています。 よくある転職サイトはエージェントが十分なヒアリングも無くノルマ達成のためにたくさんの案件を紹介してきますが、 ランスタッドはそのようなことはありません。


ランスタッドは少数精鋭のコンサルタントで運営されており、現状のスキルや今後構築したいキャリアなどを入念にヒアリングした上で案件紹介をしてくれます。 特に20代後半から30代の転職に力を入れており、応募者にマッチした案件を紹介してくれます。


そのため案件の質も高く、JACリクルートメントと同様に高年収案件に強い印象です。800万円や1200万円を超える案件も多数あり、 ハイキャリアを目指す方には心強いパートナーです。ランスタッドのみでしか公開されてない案件もかなり多いので、 一度無料登録して相談してみることをオススメします。


参考書籍

ディジタルメディアプロフェッショナルの歴史

ディジタルメディアプロフェッショナルの歴史について年表形式でご紹介します。
2002年7月 3Dグラフィックス市場参入を目指し、東京都武蔵野市中町に株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルを設立
2006年7月 組み込み機器向けグラフィックスIPコア「PICA200」を販売開始
2008年4月 LSI製品「NV7」を販売開始
2011年6月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2011年10月 Digital Media Professionals USA Inc.を設立
2015年10月 LSI製品「VF2」を販売開始
2017年10月 LSI製品「RS1」を販売開始
2018年9月 AI FPGAモジュール製品「ZIA™ C2/C3 Kit」販売開始
2020年4月 海外子会社「Digital Media Professionals Vietnam Company Limited」を設立
2022年4月 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、グロース市場へ移行

ディジタルメディアプロフェッショナルの子会社

ディジタルメディアプロフェッショナルの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
Digital Media Professionals Vietnam Company Limited AI関連エンジニアリングサービス

ディジタルメディアプロフェッショナルの類似企業

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企業名 平均年収 従業員数
メガチップス 906万円 318人
TDSE 700万円 130人
HEROZ 663万円 61人
アクセル 1092万円 95人
日本ファルコム 521万円 62人
ザインエレクトロニクス 776万円 84人
東海ソフト 560万円 537人
テクノマセマティカル 567万円 58人
メディアリンクス 778万円 45人
ディー・エル・イー 556万円 51人

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企業名 平均年収
ビジネスブレイン太田昭和 690万円
アクリート 698万円
FRONTEO 899万円
ATグループ 828万円
VALUENEX 757万円
サイバーセキュリティクラウド 740万円
RPAHD 1188万円
サイバートラスト 722万円
ブレインパッド 748万円
ポールトゥウィンHD 788万円

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企業名 売上高
シャノン 23.8億円
ジョルダン 22.7億円
エムケイシステム 23.2億円
立山黒部貫光 22.4億円
リスクモンスター 23.5億円
MICS化学 25.2億円
ホーブ 25.1億円
テスク 23.8億円
エッジテクノロジー 21.6億円
日本製麻 23.2億円