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BlueMemeの平均年収

2024年02月22日 09:18

BlueMemeとは

BlueMemeとは、ソフトウェア業を営む東京都の上場企業です。
企業名 BlueMeme
本社所在地 千代田区神田錦町三丁目20番地
売上高 20.3億円
社員数 97人
平均年収 515万円
推定初任給 25万円
年収偏差値 52.1
平均年齢 34.3歳
平均勤続年数 2.9年

有価証券報告書によるとBlueMemeの事業内容は次の通りです。

(1)企業理念とミッション

当社グループは、当社、ローコード技術によるプラットフォーム事業を展開する連結子会社の株式会社OPENMODELS及び投資事業を展開する連結子会社の株式会社BlueMeme Partnersの計3社で構成されており、「新たな価値を創造し、常識を変え、文化を進化させる」という経営理念を持っております。当社の社名に含まれている「光り輝く」という語源を持つ「Blue」と、「人から人へ文化を伝える様々な情報」を意味する「Meme」には、これまでの常識に囚われることなく、新しい文化を形成するための新しい価値の創造を目指していくという、強い理念を込めております。インターネットやスマートフォンなどの情報技術の急速な発展は、歴史上、類を見ないスピードで私たちの生活を大きく変え続けています。これらを支える最も重要なものは、あらゆる情報を処理し、コンピューター機器を動かすための情報システムです。当社グループは、この情報社会を支える「情報システムを開発する技術」にフォーカスし、顧客企業と共に新たな価値を生み出すことで、「日本企業の国際的競争力を向上させる」ことを事業のミッションとしております。

 

(2)事業コンセプト

国内企業における情報システムの開発は、主にシステムインテグレーター(注1)と呼ばれるシステム開発を請け負う事業者に対して、開発業務を委託する受託開発型(注2)と呼ばれる方法で実施されています。AIやロボットによって様々な作業が自動化される中、この受託開発型においては、未だにゼロから手作業で情報システムを作り上げるスクラッチ開発(注3)が主流となっています。このスクラッチ開発を行うためには、長期間にわたって多くのIT人材を確保しなければならないため、多くの国内企業において、豊富なIT人材を抱える大手のシステムインテグレーターにシステム開発を任せることが一般的でした。

しかしながら、昨今の新型コロナウイルス感染症等の急速な社会環境の変化や、ECサイトに代表されるデジタル経済(注4)の拡大に伴い、スピード重視のIT投資が求められています。これまでの受託開発型による大手システムインテグレーターを中心とした多重下請け構造や、外部の大手システムインテグレーターへの依存による過度なIT部門の空洞化は、IT人材の不足の問題とともに、国内企業のIT戦略における重要な経営課題として認識されつつあります。

当社グループは、これまでの大人数のエンジニアを必要とする労働集約型のシステム開発から、ローコード・ノーコード・AIを活用することで、高度なエンジニアを必要としないシステム開発を実現し、システムインテグレーターに依存しないシステム開発の内製化を促進します。また、最新技術を活用した当社グループ独自の開発方法論(注5)「AGILE-DX」を用いることで、低コストかつ短期間で品質の高いシステム開発を実現し、顧客と共にシステム開発のノウハウを蓄積することで、スピード重視のIT投資を可能にします。

当社グループは、ローコード・ノーコード・AIなどの最新技術や当社グループ独自の開発方法論「AGILE-DX」を活用したシステム開発に関する事業を、DX事業として展開しております。なお、当社グループは、受託開発サービス及び技術者向けトレーニングを提供する「プロフェッショナルサービス」と、ローコード開発ツール(注6)等のソフトウェアを販売する「ソフトウェアライセンス販売」から構成されるDX事業の単一セグメントとなっております。

 

(システムインレグレーターに依存しない内製化によるシステム開発)


 

(3) 事業の特徴と強み

当社グループの事業の特徴と強みは以下の通りです。

 

 アジャイル手法とローコード技術・AIの活用に特化したユニークな受託開発サービス

今日のデジタル経済の急速な発展により、様々な業界において、これまで作業効率化の手段であった情報システムが、重要な経営戦略の実現手段の一つとなりつつあります。これによりシステム開発は、コストパフォーマンスだけでなくタイムパフォーマンスも重要視されるようになり、少人数かつ短期間で情報システムを開発できるアジャイル手法や、手作業で行われているプログラミングを自動化できるローコード技術やAIが注目されています。当社グループでは、このアジャイル手法とローコード技術・AIを組み合わせ、それを当社グループ独自の開発方法論「AGILE-DX」で管理を行うユニークな受託開発サービスを提供しております。

一般的にアジャイル手法は、ウォーターフォール型(注7)と呼ばれる従来型の手法と比較して、業務分析や要件定義等の上流工程に関する手法が定義されていません。このため、ウォーターフォール型と比較して、プロジェクトの管理が困難であることから、国内企業においては広く活用されていないのが現状です。

また、手作業で行っていたプログラミングを自動化するローコード開発ツールにおいても、従来型のスクラッチ開発と比較してプログラミングの作業工数は数分の一になるものの、ローコード開発ツール向けの要件管理や設計手法が定まっておらず、部分的かつ小規模な活用にとどまっています。

国内のシステムインテグレーターが提供する受託開発サービスの多くは、ウォーターフォール型のスクラッチ開発で実施されることが多く、アジャイル手法を活用する場合でもスクラッチ開発が採用されています。これは国内のシステムインテグレーターのほとんどが、これまでの豊富なシステム開発経験をもとに、ゼロから情報システムを作り上げるスクラッチ開発の膨大なノウハウを蓄積し、それらを活用したシステム開発を実施していることが要因であると考えられます。また、ローコード開発ツールを提供する先進的なソフトウェアベンダー(以下「ローコード開発ツールベンダー(注8)」という)においては、アジャイル手法を活用することもありますが、そのソフトウェアの適用範囲を広くするために、すでにプロジェクト管理手法が確立されたウォーターフォール型を採用することが一般的だと考えられます。

当社グループが提供している、アジャイル手法と最新技術であるローコード技術やAI等を使用した独自の開発方法論を適用する受託開発サービスは、他社と比較してユニークなポジションを確立しております。

 

(当社グループの受託開発サービスのポジション)


 

② プロジェクト管理が難しいアジャイル手法を独自の手法で管理することにより安定的な開発を実現

一般的なアジャイル手法には、スピードとテストを重視した開発を優先するため、業務分析や要件定義、機能設計等の上流工程と呼ばれるフェーズの手法は定義されていません。このため、プロジェクト管理は難しく、特に大規模なシステム開発には不向きと考えられていました。当社グループ独自の開発方法論「AGILE-DX」では、アジャイル手法に不足している上流工程とテスト工程の作業を標準化することで安定的なアジャイル手法によるシステム開発を実現し、様々な最新技術と組み合わせることで大規模なシステム開発を実現しています。

(ウォーターフォール型とアジャイル手法、及び「AGILE-DX」の比較)


 

プログラミングを自動化するローコード技術に特化した開発方法論

ローコード開発ツールを用いたシステム開発は、従来型のスクラッチ開発と比較して、数倍のスピードで実装を行うことができますが、そのスピードに合わせた開発方法論が存在しないため、技術者が要件定義の完了を待つ時間が発生してしまい、ローコード技術の特性を活かすことが出来ていません。

当社グループ独自の開発方法論「AGILE-DX」では、要件定義を利用者の要望によって変化しにくい静的要件と、利用者の要望によって変化しやすい動的要件に分離する(注9)ことで、従来型のウォーターフォール型の利点である標準化された要件管理手法と、アジャイル手法の利点であるスピーディーな開発手法の統合を実現しています。これにより、技術者が要件定義を待つ時間を削減し、ローコード開発ツールの実装スピードを最大限に活かした開発方法論を確立しております。

 

(顧客の要件に合わせて実装スピードを最大限に活かした開発方法論)


 

 

④ システム開発における4つの工程の作業工数を削減することで少人数かつ短期間での開発を実現

一般的なシステム開発は、大きく区分して業務分析・要件定義、設計、実装、テストの4つのフェーズで実施されます。従来型の受託開発では、それぞれのフェーズを別の事業者に委託したり、すべてのフェーズを同一事業者に委託した場合でもフェーズ毎に異なるチーム体制で実施することが多く、フェーズ間で様々な情報やデータを引き継ぐために膨大な量の資料や文書を作成したり、前フェーズへの手戻りを防止するための入念なチェックと詳細な机上検証を行う必要がありました。また各フェーズで作成する資料や文書は、顧客企業の中で標準化が進んでいないことが多く、システム開発の度に、異なる様式や表記方法で業務分析や要件定義の資料を再作成する必要がありました。

当社グループ独自の開発方法論「AGILE-DX」では、この4つのフェーズを少人数の1チームで実施できるように、フェーズ間の引き継ぎのための資料や文書を大幅に削減し、業務分析や設計手法の標準化を行い、並行的に開発を進めるためのシステムの連携技術をローコード技術と組み合わせることで、従来型の受託開発と比較して、低コストかつ短期間でのシステム開発を実現しています。

 

(「AGILE-DX」を使用したワンチームの開発)


 

 

 IT人材不足に対応したローコード技術者の短期育成と将来のビジネスモデル変革のための人材戦略

これまで一般的に提供されていたスクラッチ開発による受託開発を行うには、様々な要素技術を基礎から学ぶ必要があり、3年から5年の現場経験が技術者に必要だと考えられてきました。当社グループでは、ローコード開発ツールベンダー認定資格のトレーニングと豊富な受託開発のノウハウを活用することで、ローコード開発ツールを用いてシステム開発を行うIT人材の新規創出を、3ヶ月から6ヶ月で実現する実践的な教育プログラムを保有しております。

 

(ローコード開発技術者の育成イメージ)


 

現在のIT人材不足に対応するローコード技術者の短期育成は、将来的には次世代型のエンジニアであるビジネスアーキテクトの育成につながるものであり、当社グループの事業がシステム開発の領域から、顧客企業の事業戦略に貢献するコンサルティング領域へと成長していくための人材戦略となります。

 

(成長ビジョンのコアとなる人材戦略)


 

 

新たな受託システム開発を実現するためのデジタルレイバー

ローコードの活用が進むにつれて、企業は複数のローコード製品を同時に使用しなければならないマルチローコード時代が訪れることが予想されます。ローコードの進化に伴い、複数のローコード製品を扱えるような人材が不足することが予想され、新たな人材不足の問題が発生する可能性が高いと考えております。

当社グループでは複数のローコードを操ることが出来るデジタルレイバーを活用することで、この問題を解決します。

 

(マルチローコード時代のデジタルレイバーによる新たな人材不足の解消)


これまでのシステム開発では、技術者を増やせば事業が拡大できるビジネスモデルが主流でしたが、IT人材の確保が難しい場合には成長のボトルネックになっていました。当社グループが提供する新たなシステム受託開発では、IT人材の過剰な確保が不要になります。

 

(デジタルレイバーが実現する新たなシステム受託開発のイメージ)


 

 

(4)サービス内容

当社グループは、この当社グループ独自の開発方法論「AGILE-DX」を使用した受託開発サービスを中心に、そのサービス提供に関連したソフトウェアの販売と、顧客企業の技術者へのトレーニングサービスを提供しています。

 

(事業系統図)


 

 

 プロフェッショナルサービス

当社グループは、「AGILE-DX」を用いた受託開発サービスと、ローコード開発ツールを使用する顧客企業の技術者向けのトレーニングの2つのサービスを「プロフェッショナルサービス」として提供しています。受託開発サービスは、顧客企業の内製化のレベルに合わせて、サービスの提供を行っております。

 

(顧客の内製化レベルに合わせて提供する3つのサービス)


 

まずは、当社グループの全ての顧客企業には、ローコード・ノーコード・AIに特化したコンサルティングやシステム受託開発である次世代型のシステム開発サービスを提供します。

当社グループの顧客企業のうち、ローコード・ノーコード・AIを活用したシステムの内製化を担う次世代型IT人材の教育を必要とする顧客には、内製化のための人材教育サービスを提供します。

 

 

② ソフトウェアライセンス販売

当社グループでは、ローコード技術を中心とした情報システム開発の生産性を向上させるソフトウェアのライセンスを、年単位で使用権を販売するサブスクリプションライセンス契約で販売しております。顧客企業が自ら情報システムの開発を行う場合のような、顧客企業の内製化レベルが高い場合に、プロフェッショナルサービスの提供とともにソフトウェアライセンスを販売しております。当社グループが販売する主なソフトウェアは、下記の通りです。

 

ローコード開発プラットフォーム OutSystems®

当社グループでは、2009年の事業開始以来、ソフトウェアの設計情報を基に、ソフトウェアのソースコードを自動生成する技術の研究及び調査を行ってまいりました。2012年には、ソフトウェアの設計情報から正しく動作するソースコードを自動生成可能な、当時ポルトガルに本社を置いていたOutSystems社のローコード開発プラットフォーム「OutSystems®」の提供を開始しました。OutSystems®は、自動生成されるソフトウェアの品質の高さと、運用までサポートする機能充足度の高さ、また技術者の学習コストの低さが高く評価されております。実装フェーズにおける開発スピードは手作業と比較して約10倍を誇ります。現在、OutSystems社は米国のボストンに本社を置き、導入企業は世界に数千社存在します(注10)。日本国内においては、2017年にOutSystemsジャパン社が設立されましたが、それまでは当社が日本国内の総代理店業務を行っておりました。現在、当社はOutSystems社認定の正規販売代理店であり、アジア太平洋地域全域において、2017年度には「新規売上最高賞」と「年度クローズ案件最多賞」、2018年度には「年間新規顧客最多賞」、2019年度には「案件登録最多賞」と「新規案件受注額最多賞」を受賞しており(注11)、日本国内及びアジア地域におけるOutSystems®の導入数は、当社グループがトップクラスとなっております。

 

クラウド型APIインテグレーションプラットフォーム Workato®

インターネット上に存在する情報システムの多くは、他の情報システムと様々なデータの連携を行いながら動作しています。クラウドサービスの拡大とともに、これまで企業内に設置されていた情報システムは、インターネット上に配置され、それら情報システム間のデータ連携もインターネット上で行われるようになり、そのニーズは世界的なデジタル・トランスフォーメーションの流れによって急速に高まっています。インターネット上に存在する様々なサービスと、社内で使用している情報システムの間でデータ連携をリアルタイムに行うことによって、新たな情報システムを構築することなく、業務プロセスの自動化や効率化を実現することが可能となります。当社グループでは、数百種類以上の既存のクラウドサービスと情報システムとのデータ連携をローコード開発で実現する、クラウド型のAPIインテグレーション(注12)プラットフォーム Workato®を提供しております。

Workato®は、米国のカルフォルニアに本社を置く企業向けインテグレーションサービス会社であるWorkato社が開発及び販売を行っております。Workato®は、数百種類以上の既存のクラウドサービスとITシステムとのデータ連携を、高度なプログラミングを行うことなく、Webブラウザだけで実現するクラウド型のAPIインテグレーションプラットフォームです。クラウド型ではない従来型のインテグレーションプラットフォームの保守及び運用には、多くの専門的な人材と運用に関する費用を必要としていました。Workato®は、これらの保守及び運用にかかる作業を自動化し、さらに400種類以上のデータ連携用の部品をあらかじめ提供することによって、様々なアプリケーションのデータ連携を容易にし、業務プロセスの効率化と自動化を実現しています。

 

マルチモデルデータベースプラットフォーム MarkLogic®

情報システムの最も重要な役割は、「デジタル化された電子データ」を情報として処理及び保存することです。DXにおいて、どのようなデータをどのような方式で管理するかは、情報システムの価値を決定するための重要な要素となると考えております。今日の情報システムの多くは、リレーショナルデータベースと呼ばれるソフトウェアを使用して、データの保存や検索等を行っています。リレーショナルデータベースは、文字や数字を表形式で保存して管理するため、会計システムのような大量の伝票処理や集計等を中心に行う情報システムに適していますが、Googleのような全文検索や、画像や文書ファイル等の表形式で管理しにくいデータの管理には適していません。当社グループでは、あらゆる情報のデジタル化を実現するために、多種多様な電子データを管理することが可能なマルチモデル型のデータベース MarkLogic®を販売しております。

MarkLogic®は、2001年に米国カルフォルニアで創業した企業向けソフトウェア会社MarkLogic社によって開発・発売された製品でグローバルに2,000社以上の多様な業種の顧客を有します(注13)。Marklogic社は2023年2月に、同じく企業向けソフトウェア開発・販売を行う米国Progress社に買収・統合され(注14)、Progress社の主要販売製品の1つとして位置付けられております。MarkLogic®は、XMLやJSON、バイナリファイル等の様々な種類のデータを事前の設計無しでそのまま取込み、統合管理することができる大規模データ処理に対応したデータベースです。リレーショナルデータベースでは、データをデータベースに取り込むときに、事前にテーブル定義やデータベースの設計作業を技術者が行う必要があります。MarkLogic®は、マルチモデル型のデータベースの特徴を活かすことで、技術者による事前のテーブル設計や正規化を行うことなく、データの統合を可能にし、DXに関する様々なデータ管理のニーズに対応することが可能です。

 

<用語集>

注1

システムインテグレーター

主として情報システムの開発、運用などの業務をシステムのオーナーとなる顧客から一括して請け負う企業のことです。

注2

受託開発型

顧客企業が作りたいシステムの概要をまとめ、外部の開発会社に情報システムの開発を委託する方法です。

注3

スクラッチ開発

一般的に製品を開発する際に、すでに存在する何かを土台とせずにゼロから新たに作り上げることを指します。情報システム開発においては、システム全体をゼロから手作業でプログラミングを行うことで、新規に作成する、あるいは作り直すことを指します。

注4

デジタル経済

インターネットを中心に情報通信技術によって生み出された経済現象を示したものであり、インターネットによるショッピングや映画や音楽等のネット配信、電子決済等のサービス等に基づく経済を示します。

注5

開発方法論

ソフトウェア開発を行うときの標準的な工程や管理手順、作成すべき成果物等を定義し体系化したものです。

注6

ローコード開発ツール

プログラミングを自動化するローコード技術を活用して作成されたもので、プログラマーがこれまで手作業で行っていた作業の多くを自動化することができるツールの総称です。

注7

ウォーターフォール型

1970年代に提唱された、大規模なシステム受託開発を行う場合の作業の流れのことであり、日本のシステム受託開発において主流となっている手法です。具体的には、まず作りたいソフトウェアの要求を全て定義して合意し、それを基に設計を全て行い、それに基づくプログラムを全て製造し、最後にそれらが正しく動作するかを検証する手法です。この手法は、作りたいソフトウェアの要求を最初に全て決定する必要があるため、要件定義後に発生する要求の変更に対応することができません。このためこの手法では、昨今の急速な社会環境の変化や技術の進化による要件の変化や新規追加に対応することが難しくなっています。

注8

ローコード開発ツールベンダー

ローコード開発ツールの開発及び販売を行っている企業の総称です。

注9

静的要件、動的要件

システム開発における要件を、システムの内部構造を静的とし、システムの利用者が直接的に影響する外部構造を動的として2つに分けることです。

注10

導入企業は世界に数千社存在します

OutSystems 社の公開情報に基づきます。
 https://www.outsystems.com/company/

注11

2017年度には「新規売上最高賞」と「年度クローズ案件最多賞」、2018年度には「年間新規顧客最多賞」、2019年度には「案件登録最多賞」と「新規案件受注額最多賞」を受賞しております。

2019年(18年度含む)の受賞については、以下を参照:
 https://www.outsystems.com/news/apac-partner-year-award-winners/
2020年(19年度含む)の受賞については、以下を参照:
 https://www.outsystems.com/news/partner-award-winners-2020/

注12

APIインテグレーション

異なるシステム間で、データのやりとりを行い、機能連携をさせることを指します。これまでのシステム間の連携は、連携相手を特定した密な結合の連携がほとんどでしたが、近年ではAPIと呼ばれる不特定多数の相手を前提としたデータ連携の繋ぎ口を予めシステムに持たせることにより、疎結合連携を行うようになっています。

注13

全世界で十数か所に拠点を有し、顧客は2,500社以上存在します

MarkLogic社の公開情報に基づきます。
 https://jp.marklogic.com/customers/

注14

Marklogic社は2023年2月に、同じく企業向けソフトウェア開発・販売を行う米国Progress社に買収・統合され

Progress社の公開情報に基づきます。

 https://jp.marklogic.com/news/progress-completes-acquisition-of-marklogic/

 

※画像は省略されています

BlueMemeの平均年収は515万円

BlueMemeの平均年収は515万円です。 去年の全国平均年収430万円より19.7%高いです。 過去のデータを見ると515万円(最低)から553万円(最高)の範囲で推移しています。 この平均収入は賞与を含んだ金額です(一部例外を除く)。
生涯収入の全国平均である約1.9億円に対し、BlueMemeの生涯収入はおよそ1.90億円と推定されます。
平均年収
2019 529万円
2020 553万円
2021 529万円
2022 515万円

BlueMemeの平均年収



平均年収と社数のヒストグラム上ではBlueMemeは赤色の箇所に位置しています。 年収ランキングではBlueMemeは3442位(全4687社)で、年収偏差値は52.1でした。
BlueMemeの年収ヒストグラム

BlueMemeの年齢別年収

BlueMemeの20代の想定平均年収は381万円、30代の想定平均年収は520万円でした。 BlueMemeの初任給はおよそ25万円と推定されます。
年齢 想定平均年収 月額給与
20-24歳 320万円 25万円
25-29歳 443万円 34万円
30-34歳 503万円 39万円
35-39歳 536万円 41万円
40-44歳 570万円 44万円
45-49歳 601万円 46万円
50-54歳 633万円 49万円
55-59歳 623万円 48万円
60-64歳 498万円 38万円
BlueMemeの年齢別平均年収
※国税庁の民間給与実態統計調査を元にした推測値です


BlueMemeの賞与・ボーナス

BlueMemeの年間賞与額は69万円程度と推定されます。 なお、BlueMeme社は有価証券報告書に賞与引当金の記載が無いため、 類似企業や年収マスターが保持しているデータから推測した値となります。
平均賞与額
2019 71万円
2020 74万円
2021 71万円
2022 69万円


BlueMemeの業種・地域

BlueMemeの本社所在地は東京都です。東京都を含む関東地方内での年収ヒストグラムがこちらです。 関東地方内での年収ランキングは2236位(全2845社)でした。
BlueMemeの年収ヒストグラム(関東地方内)
BlueMemeは、業種カテゴリとしては ソフトウェア業に属します。 ソフトウェア業内での年収ランキングは 214位(全265社) でした。

ソフトウェア業内での年収ランキング
BlueMemeの年収ヒストグラム(ソフトウェア業内)
※有価証券報告書を開示している企業のみが対象のため、図中の企業数と実際の企業数とは異なります。

BlueMemeの従業員数は97人

BlueMemeの従業員数は97人でした。
従業員数
2019 66人
2020 61人
2021 81人
2022 97人
BlueMemeの従業員数

BlueMemeの売上、純利益

BlueMemeの最新の売上高は20.3億円(売上ランキング3935位)でした。 従業員一人当たりの売上高は2097万円(一人当たり売上ランキング3938位)です。
BlueMemeの売上高
BlueMemeの最新の純利益は2.35億円(純利益ランキング3155位)でした。 従業員一人当たりの純利益は約242万円(一人当たり純利益ランキング2452位)です。
BlueMemeの純利益

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参考書籍

BlueMemeの歴史

BlueMemeの歴史について年表形式でご紹介します。
2006年12月株式会社BlueMemeを東京都江東区新砂に設立。
2010年7月業務システム開発のための業務分析及び業務モデル化事業を開始。
2011年4月ローコード開発(注1)と組み合わせた業務システム開発コンサルティング事業を開始。
2012年10月ローコード開発基盤を用いたアジャイル手法(注2)によるITシステム受託開発サービスの販売を開始。
2013年10月ローコード開発基盤の導入支援、技術コンサルティング事業を開始。
2014年6月ユーザー企業向けのローコード開発の技術トレーニングを提供開始。
2017年12月ローコード開発とアジャイル手法に特化した株式会社OPENMODELSを当社100%子会社として設立。
2018年12月「AGILE-DX」の前身である「AGILE-SDK」の提供を開始。
2019年3月OutSystemsジャパン株式会社(以下、OutSystemsジャパン社)の設立に伴い、同社との間で販売代理店契約を締結。
2020年10月ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社と、当社開発方法論「AGILE-DX」に関する共同研究及び実証実験を開始。
2021年6月東京証券取引所マザーズ市場に上場。
2022年4月投資事業を行う株式会社BlueMeme Partners(以下、BlueMeme Partners)を当社100%子会社として設立。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行。
2022年4月京都大学と量子コンピュータ(注5)を用いたゲノム解析(注6)に関する共同研究を開始。
2022年8月当社開発方法論「AGILE-DX」に準拠したノーコードBPM(注7)基盤 「AGILE-DXプラットフォーム」を販売開始。

BlueMemeの子会社

BlueMemeの子会社や、資本関係等の関連企業はこちらです。
名称 事業内容
株式会社OPENMODELS プラットフォーム事業
株式会社BlueMeme Partners 企業・ファンド等への投資及び投資先支援等
三井情報株式会社 ITマネジメントサービス及びコンサルティング

BlueMemeの類似企業

BlueMemeを見ている人は他にこのような企業を見ています。
企業名 平均年収 従業員数
シーシーエス 594万円 240人
昭和HD 958万円 2人
池上通信機 596万円 683人
前澤工業 617万円 723人
アクモス 502万円 269人
ニューテック 709万円 53人
ミロク 500万円 16人
アイレックス 393万円 378人
ATグループ 828万円 56人
ディー・ディー・エス 670万円 59人

BlueMemeと平均年収が近い企業

企業名 平均年収
KSK 512万円
Link−U 528万円
アクシス 485万円
テンダ 474万円
フィーチャ 522万円
シャノン 553万円
ランドコンピュータ 545万円
エイトレッド 551万円
テクノスジャパン 556万円
ラキール 573万円

BlueMemeと売上高が近い企業

企業名 売上高
CRI・ミドルウェア 18.7億円
ステムセル研究所 20.9億円
日本アジアグループ 21.8億円
アシロ 21.7億円
ヤマザキ 19.9億円
アキナジスタ 19.2億円
WASHハウス 19.0億円
オールアバウト 19.1億円
エー・ピーHD 21.0億円
REVOLUTION 20.3億円